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殿、利息でござる! / 阿部サダヲ
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「殿、利息でござる!」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

『武士の家計簿』の磯田道史が江戸時代の知られざる感動歴史秘話を綴った評伝『穀田屋十三郎』を中村義洋監督、阿部サダヲ主演で映画化した人情時代劇コメディ。共演は瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平、山崎努。江戸時代中期の仙台藩。百姓や町人には重税が課され、破産や夜逃げが相次いでいた。貧しい宿場町・吉岡宿の十三郎は、そんな町の行く末を深く案じていた。ある時彼は、知恵者の篤平治から、町を救うあるアイデアを打ち明けられる。それは、藩に大金を貸し付け、その利息で町を再建するという前代未聞の奇策だった。計画に必要な額は、なんと千両(約3億円)。簡単につくれる額ではないが、宿場の仲間たちを説得し、必死の節約を重ね、家財も投げ打ってひたすら銭集めに奔走する十三郎たちだったが…。 JAN:4988105972056

「殿、利息でござる!」 の作品情報

作品情報

製作年:

2016年

製作国:

日本

「殿、利息でござる!」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

脚本:

鈴木謙一

原作:

磯田道史

撮影:

沖村志宏

音楽:

安川午朗

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ユーザーレビュー:45件

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1〜 5件 / 全45件

痛快にして感涙

投稿日:2016/09/26 レビュアー:ミルクチョコ

江戸中期、財政難のため民衆に重税を課す仙台藩では、破産や夜逃げが相次いでいました。寂れ果てた宿場町の吉岡宿でも年貢の取り立てや労役で人々が困窮し、造り酒屋を営む穀田屋十三郎(阿部サダヲ)は、町の行く末を案じています。そんなある日、十三郎は、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治(瑛太)から、藩に大金を貸し付けて利息を巻き上げるという、宿場復興のための秘策を打ち明けられます。百姓が搾取される側から搾取する側に回る逆転の発想は、計画が明るみになれば打ち首は免れないものの、それでも十三郎と仲間たちは、町を守るために私財を投げ打ち、計画を進めます。

タイトルやコメディタッチの予告編からは想像もつかない、ヒューマニズム溢れるドラマでした。
よくもまぁ、こんな奇抜な発想を思いついたものだと思いますが、この計画を成就するために、8年間にわたって村人たちが涙ぐましく奮闘する様子が描かれ、その粘り強さにも頭が下がります。
自らの私財を投げ打ち、「無私」の精神を貫いた商人たち。町の大ピンチを救おうとする彼らの立ち振舞いに現代にも通じる教訓があるように感じました。
十三郎が無謀だと思える計画に一歩踏み出したとき、あきらめていた人々も彼と共に行動する姿がいいです。
そして、十三郎と弟の因縁、彼らの父との過去のエピソードには思わず感動してしまいます。
仙台藩の7代目藩主に羽生結弦と、唯一、冷徹な役柄だった松田龍平が良かったです。

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私の辞書に「無私」「滅私」は有るか?

投稿日:2016/11/29 レビュアー:kazupon

時代劇コメディのつもりで鑑賞していたら、全然違うんですね。
心打たれる真面目な良いお話でした。
江戸時代、仙台藩の吉岡宿には伝馬役が課せられていて、そのすべての費用を負担していたのは住人たちでした。
破産する者、夜逃げをする者、困窮する住民たちを見るにつけ心を悩ましていたのは、造り酒屋・穀田屋の当主・穀田屋十三郎(阿部サダヲ)でした。
吉岡宿一番の知恵者と呼ばれる茶師・菅原屋篤平治(瑛太)の発案で、「有志で銭を出し合って藩に貸し、その利息を伝馬役に使い住人の負担を無くそう」ということになりました。
その目標額は千両。今でいうと三億円という大金です。
その資金集めの奔走ぶりが面白おかしく描かれているのですが、そこに集まる出資者たちの様々な性格や思惑が見え隠れしていました。
劇中では、十三郎の実家である浅野屋との確執も描かれ、守銭奴との悪評高かった先代の浅野屋甚内の真の人と為りが明らかになる後半は、どんどん感動話になっていきました。
十三郎の父や弟に対する誤解も解け、8年越しの資金集めも目途が立ち、いよいよお上に“借りて”いただこうと申し出るのですが・・・
仙台藩の出入司を務める萱場杢(松田龍平)の憎たらしい対応でしたが、考えてみれば、こんな無欲な申し出をおいそれとは信じがたいのも当然かも知れません。
観終わってみると、本作の真の主役は山崎努さん演じる浅野屋甚内かも・・・と思いました。
“奇特”とか“無私”とかの言葉では到底言い尽くせない程の人格者でした。
ラストでは、仙台藩の殿様役でフィギュアスケートの羽生結弦君が登場。
テレビで流れる予告で知ってはいましたが、演技(セリフ回し)が意外に上手でビックリでした。
エンディングの忌野清志郎が歌う「上を向いて歩こう」も衝撃でした。

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まず損

投稿日:2016/11/08 レビュアー:ビンス

リスクマネージメントやらなんやら叫ばれてる現代で
得すること至上主義のこの世界で
一体どれほどの人が
「まず損をする」
を実践できるのでしょうか。
その行為が素晴らしいとわかっていても
中々できるものではないと思います。
出来るだけ損をしない
損して得取れと言いつつも
損はしたくない
現代には失われた行為が
この時代の日本人の心には生きていたんですね。
その行為が出来なくとも
日本人が美徳とたその生き様は
現代を生きる日本人にも
ちゃんと届くと思います。
しかも、まず損と言いながら
決して得を望んだわけでもない。
その素晴らしさを
派手な演出を控えた描き方で
心に沁みるようにほっこりと届けてくれます。
考えさせられて
笑って
まさかの泣かされる
サービス満点だなこんにゃろめ(笑)
観終わって知りました。
中村監督でしたか
納得の満足感。
調理の仕方が上手です。
いつも中村監督は
安定した満足感を与えてくれます。
食材の使い方や
メニューの出す順番など
ステキシェフですよ。
ごちそうさまでした。

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民を苦しめるお上って何よ!?と考えさせられる真面目な話

投稿日:2016/11/02 レビュアー:飛べない魔女

コメディとあるが、コメディ色は薄い。
仙台藩の宿場町であった、いたって真面目な本当のお話。

お上の物資を宿場から宿場に運ぶ『伝馬』のお役目を授かっている宿場町・吉岡宿。
藩の直轄領ではないために藩からの助成金ももらえずに、そのお役目を担わなければならず
その費用はってーと、何十年も昔から、宿場の住民が負担してるっていうねぇ。
そのために生活が立ち行かなり、この宿場から夜逃げする住民が後を絶たないったぁ、
どういうことよ?えっ?!
まったくもって、こんな理不尽なこたーねぇ!ってわけで立ち上がった造り酒屋・穀田屋十三郎とその仲間たち。
日々血と汗にまみれながら働いたお金をこつこつと9年間貯めて、都合一千両、現代の貨幣価値に置き換えるてぇと、ざっと3億円ってーところよ。
この一千両をお上に貸して、その利子で伝馬にかかる費用をまかない、住民の負担を軽くしようってんだから、すごいことを考えたもんだ!
自分達には一切の徳なし、すべて宿場のためという涙ぐましい話じゃぁねぃかい。
そんな9年間に渡る顛末を、涙と笑い(笑いは少ない)で描いているってーわけさねぃ。
この涙ぐましい努力、いやはや泣かせるねー。

いつの世も、お上なんてーもんはよ、
口では調子のいいことばかり言うくせに
結局自分達の徳しか考えてねぇ、っていうのが相場よ。
民がどんなに苦しい思いをしてるかなんて、関係ねぇんだなぁ、これが。
ま、ここの伊達のお殿様は、氷の上で舞を踊るお人とあって、
反省して神妙にしたとか、しないとか?
それは観てのお楽しみってぃことよ。

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ラストでぽろっときました

投稿日:2016/08/16 レビュアー:じゃじゃまる

中村義洋監督、阿部サダヲ主演「殿、利息でござる!」を見ました。

藩の重い年貢と、労役(参勤交代などの馬の提供)に苦しむ宿場町吉岡宿。
あまりの貧しさに夜逃げが後を絶たない。
そのことを憂える穀田屋十三郎。直訴をする覚悟だった

ある日、京から戻ってきた篤平治が、何気なくいった「藩にお金を貸して、その利息を頂く」
十三郎はその利息で、天馬(労役に出す馬)を購入し、村人の負担をなくそうと決意する。

最初は乗り気じゃなかった篤平治(は、失言だと思ってた)も、売名行為で協力すると言っていた人たちも、最後はもう、村を救うことに必死になるんです。

予告編だけだと軽〜〜い作品のようだったんですが、実はすごく重いんですよ。

家族の軋轢や葛藤など、いろんな要素も含まれています。

伊達藩自身にお金がなく、鋳造するのですが、それにもお金がかかるんですね。

実はこれが最後まで引っかかってくるんですよ。これ以上はネタバレだから映画で確認してね。

涙もぽろっとこぼれます。

共演は妻夫木聡、瑛太、寺脇康文、西村雅彦、松田龍平など豪華です。

あ、話題になってる羽生結弦くん、結構上手でしたよ。

ラストの山崎努の笑顔に、つい、涙がぽろっと来ますよ。



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1〜 5件 / 全45件

殿、利息でござる!

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:45件

痛快にして感涙

投稿日

2016/09/26

レビュアー

ミルクチョコ

江戸中期、財政難のため民衆に重税を課す仙台藩では、破産や夜逃げが相次いでいました。寂れ果てた宿場町の吉岡宿でも年貢の取り立てや労役で人々が困窮し、造り酒屋を営む穀田屋十三郎(阿部サダヲ)は、町の行く末を案じています。そんなある日、十三郎は、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治(瑛太)から、藩に大金を貸し付けて利息を巻き上げるという、宿場復興のための秘策を打ち明けられます。百姓が搾取される側から搾取する側に回る逆転の発想は、計画が明るみになれば打ち首は免れないものの、それでも十三郎と仲間たちは、町を守るために私財を投げ打ち、計画を進めます。

タイトルやコメディタッチの予告編からは想像もつかない、ヒューマニズム溢れるドラマでした。
よくもまぁ、こんな奇抜な発想を思いついたものだと思いますが、この計画を成就するために、8年間にわたって村人たちが涙ぐましく奮闘する様子が描かれ、その粘り強さにも頭が下がります。
自らの私財を投げ打ち、「無私」の精神を貫いた商人たち。町の大ピンチを救おうとする彼らの立ち振舞いに現代にも通じる教訓があるように感じました。
十三郎が無謀だと思える計画に一歩踏み出したとき、あきらめていた人々も彼と共に行動する姿がいいです。
そして、十三郎と弟の因縁、彼らの父との過去のエピソードには思わず感動してしまいます。
仙台藩の7代目藩主に羽生結弦と、唯一、冷徹な役柄だった松田龍平が良かったです。

私の辞書に「無私」「滅私」は有るか?

投稿日

2016/11/29

レビュアー

kazupon

時代劇コメディのつもりで鑑賞していたら、全然違うんですね。
心打たれる真面目な良いお話でした。
江戸時代、仙台藩の吉岡宿には伝馬役が課せられていて、そのすべての費用を負担していたのは住人たちでした。
破産する者、夜逃げをする者、困窮する住民たちを見るにつけ心を悩ましていたのは、造り酒屋・穀田屋の当主・穀田屋十三郎(阿部サダヲ)でした。
吉岡宿一番の知恵者と呼ばれる茶師・菅原屋篤平治(瑛太)の発案で、「有志で銭を出し合って藩に貸し、その利息を伝馬役に使い住人の負担を無くそう」ということになりました。
その目標額は千両。今でいうと三億円という大金です。
その資金集めの奔走ぶりが面白おかしく描かれているのですが、そこに集まる出資者たちの様々な性格や思惑が見え隠れしていました。
劇中では、十三郎の実家である浅野屋との確執も描かれ、守銭奴との悪評高かった先代の浅野屋甚内の真の人と為りが明らかになる後半は、どんどん感動話になっていきました。
十三郎の父や弟に対する誤解も解け、8年越しの資金集めも目途が立ち、いよいよお上に“借りて”いただこうと申し出るのですが・・・
仙台藩の出入司を務める萱場杢(松田龍平)の憎たらしい対応でしたが、考えてみれば、こんな無欲な申し出をおいそれとは信じがたいのも当然かも知れません。
観終わってみると、本作の真の主役は山崎努さん演じる浅野屋甚内かも・・・と思いました。
“奇特”とか“無私”とかの言葉では到底言い尽くせない程の人格者でした。
ラストでは、仙台藩の殿様役でフィギュアスケートの羽生結弦君が登場。
テレビで流れる予告で知ってはいましたが、演技(セリフ回し)が意外に上手でビックリでした。
エンディングの忌野清志郎が歌う「上を向いて歩こう」も衝撃でした。

まず損

投稿日

2016/11/08

レビュアー

ビンス

リスクマネージメントやらなんやら叫ばれてる現代で
得すること至上主義のこの世界で
一体どれほどの人が
「まず損をする」
を実践できるのでしょうか。
その行為が素晴らしいとわかっていても
中々できるものではないと思います。
出来るだけ損をしない
損して得取れと言いつつも
損はしたくない
現代には失われた行為が
この時代の日本人の心には生きていたんですね。
その行為が出来なくとも
日本人が美徳とたその生き様は
現代を生きる日本人にも
ちゃんと届くと思います。
しかも、まず損と言いながら
決して得を望んだわけでもない。
その素晴らしさを
派手な演出を控えた描き方で
心に沁みるようにほっこりと届けてくれます。
考えさせられて
笑って
まさかの泣かされる
サービス満点だなこんにゃろめ(笑)
観終わって知りました。
中村監督でしたか
納得の満足感。
調理の仕方が上手です。
いつも中村監督は
安定した満足感を与えてくれます。
食材の使い方や
メニューの出す順番など
ステキシェフですよ。
ごちそうさまでした。

民を苦しめるお上って何よ!?と考えさせられる真面目な話

投稿日

2016/11/02

レビュアー

飛べない魔女

コメディとあるが、コメディ色は薄い。
仙台藩の宿場町であった、いたって真面目な本当のお話。

お上の物資を宿場から宿場に運ぶ『伝馬』のお役目を授かっている宿場町・吉岡宿。
藩の直轄領ではないために藩からの助成金ももらえずに、そのお役目を担わなければならず
その費用はってーと、何十年も昔から、宿場の住民が負担してるっていうねぇ。
そのために生活が立ち行かなり、この宿場から夜逃げする住民が後を絶たないったぁ、
どういうことよ?えっ?!
まったくもって、こんな理不尽なこたーねぇ!ってわけで立ち上がった造り酒屋・穀田屋十三郎とその仲間たち。
日々血と汗にまみれながら働いたお金をこつこつと9年間貯めて、都合一千両、現代の貨幣価値に置き換えるてぇと、ざっと3億円ってーところよ。
この一千両をお上に貸して、その利子で伝馬にかかる費用をまかない、住民の負担を軽くしようってんだから、すごいことを考えたもんだ!
自分達には一切の徳なし、すべて宿場のためという涙ぐましい話じゃぁねぃかい。
そんな9年間に渡る顛末を、涙と笑い(笑いは少ない)で描いているってーわけさねぃ。
この涙ぐましい努力、いやはや泣かせるねー。

いつの世も、お上なんてーもんはよ、
口では調子のいいことばかり言うくせに
結局自分達の徳しか考えてねぇ、っていうのが相場よ。
民がどんなに苦しい思いをしてるかなんて、関係ねぇんだなぁ、これが。
ま、ここの伊達のお殿様は、氷の上で舞を踊るお人とあって、
反省して神妙にしたとか、しないとか?
それは観てのお楽しみってぃことよ。

ラストでぽろっときました

投稿日

2016/08/16

レビュアー

じゃじゃまる

中村義洋監督、阿部サダヲ主演「殿、利息でござる!」を見ました。

藩の重い年貢と、労役(参勤交代などの馬の提供)に苦しむ宿場町吉岡宿。
あまりの貧しさに夜逃げが後を絶たない。
そのことを憂える穀田屋十三郎。直訴をする覚悟だった

ある日、京から戻ってきた篤平治が、何気なくいった「藩にお金を貸して、その利息を頂く」
十三郎はその利息で、天馬(労役に出す馬)を購入し、村人の負担をなくそうと決意する。

最初は乗り気じゃなかった篤平治(は、失言だと思ってた)も、売名行為で協力すると言っていた人たちも、最後はもう、村を救うことに必死になるんです。

予告編だけだと軽〜〜い作品のようだったんですが、実はすごく重いんですよ。

家族の軋轢や葛藤など、いろんな要素も含まれています。

伊達藩自身にお金がなく、鋳造するのですが、それにもお金がかかるんですね。

実はこれが最後まで引っかかってくるんですよ。これ以上はネタバレだから映画で確認してね。

涙もぽろっとこぼれます。

共演は妻夫木聡、瑛太、寺脇康文、西村雅彦、松田龍平など豪華です。

あ、話題になってる羽生結弦くん、結構上手でしたよ。

ラストの山崎努の笑顔に、つい、涙がぽろっと来ますよ。



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