連続ドラマＷ　東野圭吾　カッコウの卵は誰のもの

土屋太鳳演じる女性は｢スポーツに秀でたＦパターン遺伝子｣の持ち主で、スキーヤーとして将来を期待されている。そのスポーツ遺伝子を研究した組織は遺伝子検査を元に選手を育てていき、他の選手は解雇される程｢スポーツ選手としての将来｣は遺伝子で確定しているという。
土屋演じる女性は｢遺伝子ではなく努力の結果だ！｣と、それが気に入らない様子であり何かと周囲に反発するタイプ

スポーツ選手のトップはアフリカ人だ、と決まっているという。日本人は昔から、アフリカ系黒人にはスポーツで勝てる事は無い。その｢僅かな血筋｣が土屋らしいが…
アフリカ人が勝つと決まっているならば、最初から日本人などは参加しないと思いますが、
遺伝子が違う、という事実は早くに知りたいものです(*_*;　｢スポーツ能力は努力による成果だ！｣などと教え込まれ｢ダメのレッテルを貼られる｣のは嫌ですよね

井原演じる父親は元オリンピック選手だか、実は土屋演じる子供は実子ではなく早世した母親が誘拐した子供らしいが
題名の｢カッコウの卵｣からすると、どうやら父親は｢托卵された被害者｣という題名になる様子で…
他人の子供を我が子だと勘違いし、育てさせられた挙げ句、その子が有名になったら｢私の子供だ｣などと奪われる？そんなところではないかな。
｢カッコウの托卵｣を知らないと、分かりづらいが
カッコウのタチの悪さは
鳥世界のトップくらいに昔から有名。最近は聞かなくなった？かもしれないが…
別の鳥の巣に、自分の卵を産みつけ、元の卵を捨てたり、産まれたカッコウのヒナは巣から他の卵を落としたりします。カッコウ卵は他の卵より孵化が早いらしいが劣勢種の特徴なのか。
で、親鳥は自分たちより大きいカッコウのヒナにでも餌を与えて育ててしまいます。
ゾッとする習性です(汗)

土屋太鳳さんが演じるのは、伊原剛志さん演じる元日本代表のトップスキーヤーである
父親の指導を受けながら頂点を目指すヒロイン役。
美貌も相まってメディアの注目の的らしい。

戸次重幸さん演じる遺伝子研究者に言わせると、
彼女には高い運動能力を示す特別な遺伝子パターンが検出されており、
新たなスポーツビジネス開発のためにも注目したい選手とのこと。

そして、どうやら彼女の出生には大きな秘密があるらしい！

なんとなくタイトルからほぼ想像がつきそうなもので、
後は如何に突飛な経緯があったか、複雑に絡み合った人間模様があったのかが
鍵になるのですが、あまりにも身勝手過ぎて全く共感できず…

何より、いかに努力しようとも努力という上積みをした才能を持つ者には歯が立たないことを
痛感した経験を持つ人からすると何とも言えない気分になるのではないかと…

”静かな湖畔の森の影から♪”はおいておいて、幼い頃に慣れ親しんだ
ドイツ民謡の”カッコウ♪”は何を表現したかった歌なのかが気になってきたかも？