キャロル

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キャロル / ケイト・ブランシェット
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「キャロル」 の解説・あらすじ・ストーリー

人気作家、パトリシア・ハイスミスのベストセラーをトッド・ヘインズ監督が映画化。1952年、ニューヨーク。クリスマスで賑わう高級百貨店のおもちゃ売り場に娘のプレゼントを買いに来たキャロルと店員・テレーズは、引力に導かれるように惹かれ合う。※PG12

「キャロル」 の作品情報

製作年: 2015年
製作国: アメリカ
原題: CAROL

「キャロル」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャロルの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
118分 英:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PG-12 DABR5010 2016年08月26日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
116枚 4人 3人

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ユーザーレビュー:25件

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1〜 5件 / 全25件

禁断の恋物語

投稿日:2016/08/02 レビュアー:ミルクチョコ

52年、冬。ジャーナリストを夢見てマンハッタンにやって来たテレーズ(ルーニー・マーラー)は、クリスマスシーズンのデパートで玩具販売員のアルバイトをしています。彼女にはリチャードという恋人がいるものの、なかなか結婚に踏み切れずにいます。ある日テレーズは、デパートに娘へのプレゼントを探しに来たエレガントでミステリアスな女性キャロル(ケイト・ブランシェット)にひと目で心を奪われてしまいます。それ以来、2人は会うようになり、テレーズはキャロルが夫と離婚訴訟中であることを知ります。生まれて初めて本当の恋をしていると実感するテレーズは、キャロルから車での小旅行に誘われ、ともに旅立ちます。

まだ同性愛が認められなかった社会で、惹かれあった二人。女性の自立など描かずに、人と人が純粋に惹かれ合う様がごく自然に描かれた作品だと思います。
性差に関係なく人を思う気持ちのどうしようもなさを、二人の女優が見事に演じあげていると思います。
とりわけ2人が交わす「視線」にはドキドキしてしまいました。

監督は、物語にリアリティを持たせるために、フィルムを用いたそうです。50年代の街並みやインテリア、衣服など細部に渡り再現。
無垢なテレーズが、キャロルと出会ったことで、少女から大人の女性へと変わっていく様は必見です。

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クリスマスのキャロルネタバレ

投稿日:2016/07/14 レビュアー:カサブランカ

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キャロルに恋をする前のテレーズの世界の色味の無さ、味気なさが印象的。
テレーズ本人にも生気がないが、彼女の部屋も、デパートの食堂も、オープン前の売り場も、ちょっと薄暗くて色の鮮やかさがまったくない。
しかしデパートがオープンすると、クリスマスセールの飾りつけやたくさんのオモチャのきれいであたたかい色が広がり、それと同時に赤い帽子をかぶった美しいキャロルがテレーズの世界に登場する。
50年代初めの人々や街並みが細部まで作りこまれているのもすごいし、ほぼ全てのシーンでどこかに赤や緑が映るように徹底されているのもすごい。

キャロルの夫ハージが「○○の奥さんが・・・」となにげなく言うと、キャロルは「ジャネットね」と訂正。
ジャネットが「私がタバコを吸うのを夫は嫌うの」と言うと、キャロルは「それが?でも好きなんでしょ?」とあっさり。
当時は同性愛者にとって窮屈だっただけでなく、女性も“主人”の後ろで“良き妻”として生きることが今以上に求められた時代だったことが分かるし、キャロルにとっては特にそれが我慢できないものだったことが示されている。

クリスマスに2人で車に乗ってキャロルの家に向かっている場面が印象的。
運転席のキャロルを見つめるテレーズ。
キャロルが何か話しているけど、声は遠くに響くだけ。
画面が少しづつぼやけていき、トンネルのライトとラジオからかかる心地よい音楽が混ざりあって夢の中のような感覚。
恋する人との甘く儚い幸せな時間が表現されている。
人には興味がなくカメラで撮るのは風景だけ、と言っていたテレーズがこの時に取る行動からもテレーズの変化が分かる。
しかしそんな幸せな二人の間に、家庭の象徴ともいえるクリスマスツリーがどーんと積み込まれ、テレーズが文字通り車の隅に追いやられてしまう。
娘と幸せそうにツリーの飾り付けをする母としてのキャロルを、少し離れた所から見つめるテレーズ。
キャロルが示す娘への愛情や責任感は、テレーズにとってキャロルの魅力的な一面でもあるけど、同時にキャロルの関心を自分からそらしてしまうものでもあるのでなんともせつない。
夫ハージが帰宅したことによりキャロルは取り乱し、テレーズに強く当たってしまう。
帰りの電車でのテレーズの唐突な涙。(ルーニー・マーラの演技やばい!)
キャロルに強く言われたショックもあっただろうけど、それ以上に家族がいてしかも女性であるキャロルに恋をしていること、自分が同性愛者かもしれないことを考え、その初めての感情への驚きと戸惑いと不安が涙になったんだと思う。たぶん。

こういう話の場合、今の旦那・彼氏がただの悪役とかイヤな奴になってしまいがちだけど、この映画はちゃんと配慮されている。
キャロルをお飾りとしか考えていないと非難されるけど、妻を愛しているという気持ちに嘘はなさそうだし、先に不貞を働いたのはむしろキャロルの方。
テレーズの彼氏リチャードもチャラそうではあるけどテレーズとの結婚を本気で考えているみたいなので、どちらかというと誠実でないのは曖昧なテレーズの方。

主人公2人にも欠点があり、キャロルは感情の赴くままに行動してまわりの人を巻き込んでしまう女性のようだし、テレーズは何を言われてもNOと言えない主体性のない人物として描かれる。
この映画にはすばらしいシーンが山ほどあるけど一番グッときたのは、キャロルとハージが親権をめぐって代理人を介して話し合う場面。
娘のためとはいえ、心の底から憎んでいるわけではない夫と醜く争い合うことに耐えられなくなったキャロルがハージに訴えかける場面が胸を打つ。
自分の行動によって娘の人生に大きな影響を与えてしまったことを後悔していると認めながらも、自分が同性愛者であることは全く恥じていないと堂々と語る姿がかっこいい。

キャロルの誘いを断ったテレーズは友人たちのいるパーティーに参加するけど、男女のペアが何組も踊るなかで居場所がない。
ここで流れるJo Staffordの「No Other Love」が泣ける。
メロディーはショパンの「別れの曲」だけど、歌われている歌詞は「あなたの愛しか私の心を温めることはできない」という、まさにテレーズのキャロルへの気持ちを表している。
(テレーズはもしかすると「ブロークバック」のヒース・レジャーのように、まだキャロルに対してしか同性愛的感情を抱けないのかもしれない。であればこの曲の意味がより切なくなる。)
タクシーに乗ってキャロルの元へ急ぐテレーズ。
そしてあの幸せな結末。あの音楽。完ぺき。

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ウォータールーの夜

投稿日:2016/09/16 レビュアー:裸足のラヴァース

原作を読んでいるので 冒頭五分の すでに二人が登場している
フラッシュバックにかなりの違和感を感じる 原作では まだ後に
おもちゃ売り場で二人の目が逢う瞬間が良いんだよね
BGMもいまひとつ ルーニーマーラを振り向くところを撮りたかった
のか 成瀬巳喜男! 9分後に出逢う

ケイトとルーニーはこれっきゃ無いキャスティング 地味で暗い
トーンの撮影は心地良い 音楽もしっくりしてくる ケイトがキャロル
と自己紹介する時のゾクゾクくる感じ ホテルの映画であるのも宜しい

しかるに主演を支える 脇が弱すぎる 三角関係の一翼アビーのつま
らなさ 夫も魅力なし スピルバーグやイーストウッドの顔と演技の
チョイスはもっと厳格なものだよ

トッドヘインズのアメリカ映画古典に対する傾倒には 敬意を込めて
応援はしているんだけど どうも乗り切れないんだね 若年寄的な
嗜好にまだ無理があるのでは無いか 一度すっきりと若い俳優で
現代物を撮るべきじゃないかな

原作本は この時代のアメリカの道徳観念に神経過敏に抵触するもの
であるのを物ともせず レズビアンを真っ向から肯定し百万部も
売ってしまったとの事! それは置いてパトリシアハイスミスの
小説につまらないものは無いね

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キャロルの言う「自分を偽らない生き方」とは?

投稿日:2016/09/02 レビュアー:カマンベール

キャロルの本当に求める「生き方」とは、何なのでしょう?
可愛い娘を捨てて、夫との「偽りの結婚生活」を解消してまで、
したかったことが見えてきませんでした。

随分と時間を掛けてキャロルはテレーズを手に入れました。
一目見た時からテレーズの若い産毛な汚れない肉体に、惹かれ、
手に入れようという計画が、あったのかもしれません。

金持ちの地位のある中年男が、若い女に「家庭外」の愛を求めるように・・・・キャロルは男のやる事を「やりたかった女」
そういう風に見えてしまいました。

ケイト・ブランシェットが大柄で貫禄で、
小娘のテレーズ(ルーニー・マーラー)が、華奢で若い。

音楽(BGM)が洗練されています。
静かなトーンでセンスが良く、美しい二人の主役を引き立てています。
流麗なキャメラ、50年代ニューヨークの街並みの再現。
キャロルの高価な毛皮などの衣装。
テレーズの可愛らしい帽子やタータンチェックの若々しいところ。
見所は山ほどあります。
女同士の絡みも、結構激しい。しかしどうしても、キャロルがテレーズをものにしている・・・主導感が、ちょっと不快でした。

ただ救いはテレーズが仕事(キャメラマン)に情熱を燃やす女性である事でした。
キャロルは、やりたいことなんかあるのかしら?
「これから私も働くの。家具店のバイヤーとして・・」
まあ、その言葉を信じましょうか・・・。

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キャロルの夫の立場にはキツいものがある。

投稿日:2016/09/01 レビュアー:コタロウ(!)

美しい人妻・キャロルとデパート店員・テレーズの恋愛が描かれています。
女性同士というのを除けば、普通の美しい恋愛って感じです。
一目惚れっていうんですかね。

1950年代って、同性愛に理解がなかった時代だと思うのですが、
禁断!とか、そんなに迫害されてるって感じはしなかったです。
キャロルが属しているのが、スキャンダルを嫌う富裕層だからでしょうか。

原作者はミステリー小説で有名なパトリシア・ハイスミスですが
「キャロル」は1952年にクレア・モーガン名義で出版されたそうです。
ハイスミス名義で出版されたのは40年近く後だったそうなので、
黒歴史扱いというか、やっぱり偏見があったのでしょうね…

男女ともに衣装が美しくてよかったです。
キャロルを演じたケイト・ブランシェットが知的で気高く美しい。
大人のキレイな女性っていいですね。

誰よりも美しい自慢の妻・キャロルが同性愛者だっただけでも衝撃なのに、
離婚まで迫られてしまう夫。悲惨w
奥さんをアクセサリーみたいに思ってる節はあるけど、悪い人じゃないと
思います。
「私たちは醜くないはずよ」ってキャロルの言葉が届く人。

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