ドラマＷ　双葉荘の友人

市原隼人さんが大好きなので・・・
ひいき目なのかもしれませんが、市原隼人さんの演技
とても良かったです(*^-^*)

最後に「あ〜よかった」って。。

沢山の事柄が、しっくり納得できて「あ〜よかったぁ」
役者さんがたの演技も　「あ〜よかったぁ」

シナリオも「あ〜よかったぁ」「みんな幸せになれたね」

また、時間があるときに、ゆっくり観たい作品です♪

2016年作品。
何気にいい映画でした。オススメです。
WOWWOWシナリオ大賞受賞作の映画化作品。
高台のテラスハウス・双葉荘に引っ越した新婚夫婦(市原隼人臼田あさ美)

中村倫也くんの幽霊役・・・ほのぼのしてとても良いんですよ。
(作者の川崎さんの若い頃の体験と聞きますから驚きなのですが、)
中村倫也くんというと、「屍荘の殺人」のゾンビ！！
悪い予感のした方も、ご心配なく！！
とても善良な幽霊（？)です。

雑誌の副編集長の妻(臼田)と駆け出しライターの夫（市原隼人)
舞台演出の仕事から転職した市原隼人は、主夫兼任。
家にいることが多くなったある日。ぼんやりした人影の遭遇。
ついつい会釈を交わす。
男と市原は筆談で話しを始める。
男の自己紹介。
倉田誠司という名で、今は…1976年だと言うのだ。
画家で収入が少なくて妻に生活の面倒を見てもらっている。

そして並行して隣の奥さん(陽月華・・・しっとり系の色っぽさ)
大家さん夫婦(中島丈雄と吉行和子)の紹介もあります。

隣の奥さんを見た瞬間・・・この人は「訳ありだな！」とピーんと来ました。
事実、隣の奥さんこそ、この映画の事件の当事者なのですから・・・

「おいしい給食」以来、大好きになった市原隼人。
幽霊さんのせいで、妻との間に隙間風が吹くことになったり、
ちょっと大変なのですが、
この双葉荘の市原隼人と臼田あさ美の住む部屋は、実は
「事故物件」だったのです。
そして「事故物件」には26年間封印されたある真実が隠されているのです。

丁寧に作られた映画です。
豪華キャストの演技も見どころです。
幽霊さんが中村倫也なら、あなたも「知りたがり」になりますよ。

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なかなか面白かった。WOWOWシナリオ大賞受賞作というだけあって、コったストーリー展開があり、引き込まれた。ラストのオチがちょっとしつこくやりすぎていてリアリティが削がれてたのが残念。もうちょっとあっさり終わらせていたら余韻もいい感じに残ったと思う。

ただし、突っ込みたいところがひとつあった。
スケベな大家の中原丈雄が入居者の奥さんである陽月華を強姦しようとして思わず絞め殺してしまい、それを自殺に見せかけるために鴨居にヒモをかけて死体を首つり状態にしていたが、それで警察の目をごまかせたというのはあまりにもウソくさい。
首つり自殺というのは、すさまじいことになるらしく、まず頭に血が登って顔がパンパンに膨れあがり、てるてる坊主のようになるらしい。で、大小の便の他に体内からいろんなものが吹き出るそうだ。
死体を吊してもそういう反応は起きないので、これは絶対にばれるはず。

少しずれると、コメディになってしまいますが、上手く作られていて、感動しました。

昭和のノスタルジックな香りがして、ストーリーが落ち着いた脚本で進行する上品な作品という印象を受けました。結末がなんとなく予想できるのですが、でもラストは予想を超えた締めになっていて、ホロリとさせていただきました。

市原隼人の低くて優しげな声と暖かい笑顔が主人公のイメージに合っていて、よかったです。ただ市原隼人の奥さん役のキャラが、イライラしていていつも畳みかけてくるような気性でこんな奥さんだったら疲れるんじゃないかな…と個人的には思いました。

WOWOWさんのシナリオ大賞をとった脚本なので脚本が良ければいいのですが、舞台となる双葉荘も脚本のイメージにピッタリだったところはよかったものの、CGをもうちょっと工夫したら、幻想的な雰囲気がもっと加わったかもと思いました。

プロットだけ聞くとホラーになってしまいますが、これはちょっとホロリとするミステリーなんですよね。終幕に市原隼人と奥さんの未来を重ねて、未来の明るさを最後に持ってきてもよかったかもしれませんね。。双葉荘の生活感のある舞台はなかなかでしたよ。