モンスター・フィールド

ダニーの学園生活は冴えない。
同級生のルーカスには馬鹿にされ、利用されている。
ダニーはリーを密かに恋しているが、ルーカスも彼女に気があるようだ
弟のウィリアムとは仲が悪く、母に心配されている。
父には「恐れないことを学べ」と助言されたが、ダニーは行動に移せずにいる。
そんなある日、怪物が出現！というお話です…

怪物に襲われて町は壊滅という設定なのに、死体一つ出てこない作品。
建物も無傷、車が数台ほど放置されている程度。
原題「ダニーの最後の審判の日」は、盛り過ぎではないのか…と思ったのですが、
それもそのはず、本作で描かれているのは「ダニーの成長」でした。はぁ…
普通に青春学園ストーリーで十分だったのでは？

授業中に、リーの姿を写生（微妙な画力…）するダニー。気持ち悪っ！
弟がルーカスに連れ去られ、ボコられる音が聞こえても無視するダニー。卑劣な…
弟がオッサンに小部屋に監禁されても無視するダニー。駄目だな、これは…
どうにも、ダニーを応援したい気持ちになれませんでした。

海から来たという怪物も、魚の体にワニの足がついてるだけみたいなフワッとした姿…
しかも、視聴時間88分の中で、完全に姿を見せるのは68分も過ぎたころという出し惜しみ！
もったいぶった挙句に、出て来た姿がアレでは…涙…

よく言えば表題の通り、名作モンスターパニックのミックス種。
モンスターの造形、シチュエーションなど新味はないが、品質は高くストーリーも少年の葛藤を中心に据えた展開からぶれずに進むために非常に見やすくよくまとまっている。悪く言えば、優等生すぎて魅力に欠ける。といった印象。
しかし最近のこの手のパニックものでは新奇さを求めるあまりに、必要以上にグロテスクであったり、知性にかけていたりと、なんとか爪痕を残さんという野心に踊らされたような映画が多い中で、しっかりまとめた丁寧な点は十分に評価できると思う。デンマークから拾ってこれた配給会社は良い仕事をしたと思う。

デンマーク映画ははじめてみたかも。
ジャンルは青春ラブコメか。
なんだか汗臭そうだけどアイドルなのかな。。
ハンガリー版グエムルといった感じ。
ハンガリーってこういう風景なんだな。
こののほほんとした雰囲気はなんなんだろう。

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よくあるお約束ストーリーですが、構成が上手いので退屈はしません。あまりダラダラした感じもなくスピーディに展開します。尺もいい。

オープニングでフラグ。
場面は変わり、1家族の住む家に。
両親と息子2人。兄は小心者、弟はワガママな反抗期。
ありふれた日常の中で母親はスーパーに買い物へ。3人が居残る状態となった頃、やけに犬が吠え始め尋常ではない状況を示します。
疑問を感じながらも危機感は覚えず、各々が過ごす中、突如襲撃を受け、息子2人の前で父親は得体の知れぬモノに襲われ帰らぬ人に。
慌てた兄弟は咄嗟に地下室へ。屋内には姿の解らない存在が徘徊し、最早出られぬ状態。
途中、見知らぬ男が合流する形に。しかしこの男は生き残れるのかどうか解らない扱いとなります。

訳あって場面は兄弟の通うスクールへと移りますが、その頃には得体の知れぬモノの存在が明らかに。
解りやすく言えば魚と爬虫類のハイブリッドの様な四つ脚のクリーチャー。しかしこれが残念。某有名タイトルゲームに登場する雑魚の様。全く恐怖感を得られません(まあ、実際遭遇すれば怖いですが)。
だから星3つ。
ストーリーが進むにつれて不仲の兄弟が結束し、兄は小心者を打破。

最早人類は絶滅？？とまで匂わせる襲撃にもかかわらず、割とあっさりと退治完了もガッカリですが、退屈せずに観終わります。

もう一度言います。よくあるお約束モンスターパニックです。
過度の期待がなければ、それなりに観れます。

なんだかあまりすっきりしないしない話がダラダラと
低予算の感じ