母と暮せば

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母と暮せば / 吉永小百合

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「母と暮せば」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

山田洋二監督・脚本、吉永小百合、二宮和也主演で贈る母と息子の愛情を描くドラマ。1948年の長崎で助産婦をして暮らす伸子。彼女の前に3年前に原爆で亡くしたはずの息子・浩二が現れる。その日から浩二は度々伸子の前に姿を見せるようになり…。

「母と暮せば」 の作品情報

作品情報

製作年: 2015年
製作国: 日本

「母と暮せば」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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ユーザーレビュー:22件

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1〜 5件 / 全22件

母と死んだ息子の特別な日々

投稿日:2016/06/14 レビュアー:ミルクチョコ

小説家・劇作家の井上ひさしが、広島を舞台にした自身の戯曲「父と暮せば」と対になる作品として実現を願いながらもかなわなかった物語を、山田洋次監督が映画化。
1948年8月9日、長崎で助産婦をして暮らす伸子(吉永小百合)の前に、3年前に原爆で死んだはずの息子・浩二(二宮和也)が現れます。伸子は息子との再会を喜び、彼が生きていた頃の思い出や他愛無い話をし、そして浩二は恋人・町子(黒木華)の幸せを気にかけ、かけがえのない時間を過ごします。

耐え難い悲しみに会った人は、見えないものも見えて来るのかも知れないと思いました。愛情を注いできた息子を一瞬で亡くした母親。悲しみにうちひしがれ、死んだはずの息子の姿を見ます。息子の死を受け入れられない母親と、現世に無念を残す息子の関係が切ないです。
全編通してほぼ家の中だけで物語が進み、まるで舞台のような台詞回しでした。二宮和也がはまり役で異様な舞台劇が成立していると思います。

浩二も生き延びた人たちの幸せを願っているけれども、生き残ったことへの後ろめたさを感じる町子の哀しみも、やるせないです。
山田洋次監督らしい作品に仕上がっていて、反戦という意味では素晴らしいですが、ファンタジーなれども、ラストがちょっと残念でした。何だかなぁという感じです。

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長崎の原爆で亡くなった息子と 生き残った母

投稿日:2020/11/30 レビュアー:kazupon

監督:山田洋次(2015年・130分)

1945年8月9日午前11時2分。
二宮和也演じる長崎医科大学生の福原浩二は、突然の閃光と共に一瞬で跡形もなく消えてしまった。被爆死である。
それから3年後、生き残った母・伸子(吉永小百合)の前に浩二が亡霊となり姿を現した。
伸子は助産院を営みながら一人暮らしを続てけており、浩二の婚約者だった町子(黒木華)が時折来ては面倒をみてくれていた。
浩二の命日に二人で墓参りに行き、そこで伸子は町子に「もう浩二のことは諦めようと思う」と言った。
浩二が現れて言うには、「母さんがいつまでも諦めないから、なかなか出て来ることが出来なかった」

ミルクチョコさんのレビューで初めて知ったのだが、井上ひさし氏の戯曲「父と暮せば」と対になる作品として山田洋次監督が、井上ひさし氏の願いを叶えたのだとか…
「父と暮せば」は広島が舞台で、宮沢りえと原田芳雄との(殆ど)二人芝居だった。
原爆で生き残った娘の苦悩と、生き残った理由を教えに来た父の亡霊との会話が何とも奥深くて、原作本も読んだほどだった。
なので、自分でもオカシイのだけど、私は「母と暮せば」に反感を持ったのだった。
なんで今さら舞台を長崎に変え、設定をすべて真逆にしてまで映画化するのだろうと思ったのだ。
それがテレビで放送され、気が向いたら観てもいいかな。くらいに私の気持ちも変わっていた。
しかし、実際に観てみると、私の中には“わだかまり”がまだ残っていたのか、ちっとも感動に結びつかないのだ。
どうしても「ただ設定を逆にしただけ」という思いから抜け出せないのだった。
勿論、胸に迫るシーンも台詞もあったが。
ラストのシーンで、浩二と伸子が二人連れ立ってこの世を後にするのも、何だかワザとらしく感じてしまい、涙なんか出なかった。
私が『父と暮せば』を観ていなかったなら、感想は違っていたのかも知れない。

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祝!二宮君、主演男優賞、おめでとう♪ ネタバレ

投稿日:2016/04/06 レビュアー:飛べない魔女

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うーん、ハードル上げすぎたかな?
これって結局ホラーなの?(笑)

死んだ息子が幽霊となって帰ってきて、最愛の母の前にちょいちょい顔を見せる設定は
『父と暮らせば』の逆パターン。
あちらは広島でこちらは長崎っていうところも類似している。
そんな訳で、題材に新鮮味はなく、戦争の理不尽さと悲惨さを、
戦闘シーンなどを見せることなく、山田洋次監督流にうまく料理していたとは思うけど
期待していたほどの感動は沸かず、何か物足りなさを感じたのは何故だろう?
全体的に単調で、同じようなシーンの連続と台詞回しの不自然さも手伝って、睡魔が・・
結論としては、私的にはいまひとつ面白くなかった。

結末からすると、『息子の亡霊に取り付かれた母の最期の日々』ってことで、
えっ?!これってホラーとも言える?!・・なーんて思ってしまい、背筋が寒くなって、映画館を後にしたのだ。

とはいえ、まあ話的にはいいお話なのだろうから、星は3つ。
でも、正直なところ、『父と暮らせば』の方が数段感動したなぁ。

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最後で泣いてしまいました

投稿日:2016/09/12 レビュアー:スヌーピー

母親の息子を想う気持ちがすごく伝わってきてせつなかったです。母親役の吉永小百合さん、息子の浩二役の二宮和也さん、町子役の黒木華さんの三人の演技が良かったです。脇を固める人たちの演技も良かったです。ほとんどの映像が家の中だったので舞台を見ているようでした。
二宮和也さんは実年齢よりかなり若い役なのに違和感なくてさすが日本アカデミー賞取った俳優さんだなと思いました。

浩二の亡くなった無念さもすごく伝わってきました。ラストはレビューでは不評もあるけど私はやっと苦しみから解放されて良かったと思いました。頑張って前を向いて生きていくのは立派だけど人はそんなに強くいられないんじゃないかなと思いました。時には負けてもいいのではないかなと思いました。

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母と暮せば ネタバレ

投稿日:2016/07/16 レビュアー:片山刑事

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 長崎の原爆投下で息子さんが亡くなって、その3年後に幽霊となった息子さんが母親の前に現れる話。
 
 息子の物語ではなく、残された母親の話になっていて、タイトルが微妙にあっていないかと映画を見ていて終始感じてしまいました。冒頭の息子が生きているときは白黒で描いて、そこで恐ろしい原爆シーンも迫力あってよかったです。フィルムが溶ける描写はあまり見たことなくて新鮮でした。

 けど本編に入ってからは終始退屈に感じてしまう内容でした。幽霊の描写が映像表現が発達したからかファンタジー色が強くて見ていてむなしくなりました。【父と暮せば】では原作の舞台の演出を活かしたかのような暗闇からそっと出てきたりする描写だったのに発達しているがゆえに安っぽく見えてしまいました。

 お兄さんの亡霊が夢枕に立つというシーンも怖いシーンだったですが、結局何の意味があったのかわからなかったりと、息子さんの残された婚約者が新しい恋人を作るのが嫌だと悩むけど、結局彼女の幸せを願うために新しい恋人を許すという気持ちになって、その婚約者が新しい恋人を連れてきてあいさつに来た時に、幽霊の息子はどういうリアクションをするのだろう? と見ていると幽霊は映画館に行ってその場にいないというのは一体どういうことなんだろう? と首をかしげてしまいました。

 ただの親子の映画ではなく、もっと原爆にやられた人の苦しさ悲しさ怒りや家族を奪われた人の気持ちを見せてくれる反戦映画として見てみたかったです。

 明らかに黒木和雄監督の【父と暮せば】の対となっている作品でそちらと比べてしまって【父と暮せば】が傑作なのを再確認してしまう残念な映画でした。

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母と暮せば

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ユーザーレビュー:22件

母と死んだ息子の特別な日々

投稿日

2016/06/14

レビュアー

ミルクチョコ

小説家・劇作家の井上ひさしが、広島を舞台にした自身の戯曲「父と暮せば」と対になる作品として実現を願いながらもかなわなかった物語を、山田洋次監督が映画化。
1948年8月9日、長崎で助産婦をして暮らす伸子(吉永小百合)の前に、3年前に原爆で死んだはずの息子・浩二(二宮和也)が現れます。伸子は息子との再会を喜び、彼が生きていた頃の思い出や他愛無い話をし、そして浩二は恋人・町子(黒木華)の幸せを気にかけ、かけがえのない時間を過ごします。

耐え難い悲しみに会った人は、見えないものも見えて来るのかも知れないと思いました。愛情を注いできた息子を一瞬で亡くした母親。悲しみにうちひしがれ、死んだはずの息子の姿を見ます。息子の死を受け入れられない母親と、現世に無念を残す息子の関係が切ないです。
全編通してほぼ家の中だけで物語が進み、まるで舞台のような台詞回しでした。二宮和也がはまり役で異様な舞台劇が成立していると思います。

浩二も生き延びた人たちの幸せを願っているけれども、生き残ったことへの後ろめたさを感じる町子の哀しみも、やるせないです。
山田洋次監督らしい作品に仕上がっていて、反戦という意味では素晴らしいですが、ファンタジーなれども、ラストがちょっと残念でした。何だかなぁという感じです。

長崎の原爆で亡くなった息子と 生き残った母

投稿日

2020/11/30

レビュアー

kazupon

監督:山田洋次(2015年・130分)

1945年8月9日午前11時2分。
二宮和也演じる長崎医科大学生の福原浩二は、突然の閃光と共に一瞬で跡形もなく消えてしまった。被爆死である。
それから3年後、生き残った母・伸子(吉永小百合)の前に浩二が亡霊となり姿を現した。
伸子は助産院を営みながら一人暮らしを続てけており、浩二の婚約者だった町子(黒木華)が時折来ては面倒をみてくれていた。
浩二の命日に二人で墓参りに行き、そこで伸子は町子に「もう浩二のことは諦めようと思う」と言った。
浩二が現れて言うには、「母さんがいつまでも諦めないから、なかなか出て来ることが出来なかった」

ミルクチョコさんのレビューで初めて知ったのだが、井上ひさし氏の戯曲「父と暮せば」と対になる作品として山田洋次監督が、井上ひさし氏の願いを叶えたのだとか…
「父と暮せば」は広島が舞台で、宮沢りえと原田芳雄との(殆ど)二人芝居だった。
原爆で生き残った娘の苦悩と、生き残った理由を教えに来た父の亡霊との会話が何とも奥深くて、原作本も読んだほどだった。
なので、自分でもオカシイのだけど、私は「母と暮せば」に反感を持ったのだった。
なんで今さら舞台を長崎に変え、設定をすべて真逆にしてまで映画化するのだろうと思ったのだ。
それがテレビで放送され、気が向いたら観てもいいかな。くらいに私の気持ちも変わっていた。
しかし、実際に観てみると、私の中には“わだかまり”がまだ残っていたのか、ちっとも感動に結びつかないのだ。
どうしても「ただ設定を逆にしただけ」という思いから抜け出せないのだった。
勿論、胸に迫るシーンも台詞もあったが。
ラストのシーンで、浩二と伸子が二人連れ立ってこの世を後にするのも、何だかワザとらしく感じてしまい、涙なんか出なかった。
私が『父と暮せば』を観ていなかったなら、感想は違っていたのかも知れない。

祝!二宮君、主演男優賞、おめでとう♪

投稿日

2016/04/06

レビュアー

飛べない魔女

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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うーん、ハードル上げすぎたかな?
これって結局ホラーなの?(笑)

死んだ息子が幽霊となって帰ってきて、最愛の母の前にちょいちょい顔を見せる設定は
『父と暮らせば』の逆パターン。
あちらは広島でこちらは長崎っていうところも類似している。
そんな訳で、題材に新鮮味はなく、戦争の理不尽さと悲惨さを、
戦闘シーンなどを見せることなく、山田洋次監督流にうまく料理していたとは思うけど
期待していたほどの感動は沸かず、何か物足りなさを感じたのは何故だろう?
全体的に単調で、同じようなシーンの連続と台詞回しの不自然さも手伝って、睡魔が・・
結論としては、私的にはいまひとつ面白くなかった。

結末からすると、『息子の亡霊に取り付かれた母の最期の日々』ってことで、
えっ?!これってホラーとも言える?!・・なーんて思ってしまい、背筋が寒くなって、映画館を後にしたのだ。

とはいえ、まあ話的にはいいお話なのだろうから、星は3つ。
でも、正直なところ、『父と暮らせば』の方が数段感動したなぁ。

最後で泣いてしまいました

投稿日

2016/09/12

レビュアー

スヌーピー

母親の息子を想う気持ちがすごく伝わってきてせつなかったです。母親役の吉永小百合さん、息子の浩二役の二宮和也さん、町子役の黒木華さんの三人の演技が良かったです。脇を固める人たちの演技も良かったです。ほとんどの映像が家の中だったので舞台を見ているようでした。
二宮和也さんは実年齢よりかなり若い役なのに違和感なくてさすが日本アカデミー賞取った俳優さんだなと思いました。

浩二の亡くなった無念さもすごく伝わってきました。ラストはレビューでは不評もあるけど私はやっと苦しみから解放されて良かったと思いました。頑張って前を向いて生きていくのは立派だけど人はそんなに強くいられないんじゃないかなと思いました。時には負けてもいいのではないかなと思いました。

母と暮せば

投稿日

2016/07/16

レビュアー

片山刑事

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 長崎の原爆投下で息子さんが亡くなって、その3年後に幽霊となった息子さんが母親の前に現れる話。
 
 息子の物語ではなく、残された母親の話になっていて、タイトルが微妙にあっていないかと映画を見ていて終始感じてしまいました。冒頭の息子が生きているときは白黒で描いて、そこで恐ろしい原爆シーンも迫力あってよかったです。フィルムが溶ける描写はあまり見たことなくて新鮮でした。

 けど本編に入ってからは終始退屈に感じてしまう内容でした。幽霊の描写が映像表現が発達したからかファンタジー色が強くて見ていてむなしくなりました。【父と暮せば】では原作の舞台の演出を活かしたかのような暗闇からそっと出てきたりする描写だったのに発達しているがゆえに安っぽく見えてしまいました。

 お兄さんの亡霊が夢枕に立つというシーンも怖いシーンだったですが、結局何の意味があったのかわからなかったりと、息子さんの残された婚約者が新しい恋人を作るのが嫌だと悩むけど、結局彼女の幸せを願うために新しい恋人を許すという気持ちになって、その婚約者が新しい恋人を連れてきてあいさつに来た時に、幽霊の息子はどういうリアクションをするのだろう? と見ていると幽霊は映画館に行ってその場にいないというのは一体どういうことなんだろう? と首をかしげてしまいました。

 ただの親子の映画ではなく、もっと原爆にやられた人の苦しさ悲しさ怒りや家族を奪われた人の気持ちを見せてくれる反戦映画として見てみたかったです。

 明らかに黒木和雄監督の【父と暮せば】の対となっている作品でそちらと比べてしまって【父と暮せば】が傑作なのを再確認してしまう残念な映画でした。

1〜 5件 / 全22件