秘密の扉

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秘密の扉 / ハン・ソッキュ

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「秘密の扉」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

ハン・ソッキュ主演、朝鮮王朝の“謎”と“悲劇”を描いた宮廷ミステリー時代劇第9巻。英祖は3年ぶりに政務に復帰するソンに人事と外交、国防の決定権は自分が保持すると告げる。一方、イ・ジョンソンは朝会であることを訴え…。第17話と第18話を収録。

「秘密の扉」 の作品情報

作品情報

製作年: 2014年
製作国: 韓国
原題:

「秘密の扉」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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登場人物たちに多面性があり、一筋縄では行かない史劇

投稿日:2016/01/26 レビュアー:chenwen

朝鮮の王朝は、王と言えども絶対的なものではなく、維持するには大変な犠牲が伴うものだということを改めて感じた。王と重臣たちの熾烈な政治的駆け引きは、日本の時代劇ではあまり描かれることがないので、韓国史劇では毎度のことながら、日本人には慣れない光景だ。今回はそれに世子が加わり、さらに複雑な状況になっている。父王を始め、狡猾な重心たちに何度も行く手を阻まれながらも奮闘し、自らの信念を貫くために、数えきれない挫折を繰り返しつつも耐え続け、満身創痍で立ち向かい続ける世子。が、結末は歴史が示す通りで、世子の努力が無念の内に終わることを知っていて見ているだけに、その姿は余計痛々しかった。けれど、その世子の努力が、後年、息子の正祖という賢君の誕生という形で結実したのだと思えば、多少は救われた気持ちになる。また、最初の頃は世子の邪魔ばかりする父王・英祖は、愚王のように感じられる時もあったが、後半になると、むしろ若い世子が、その情熱を抑えきれず、危なっかしく先走っているようにも見えてきた。自分が並々ならぬ苦労をして築きあげた治世を、ひいてはその人生を否定するような行動ばかりとる息子に対する英祖の複雑な気持ちも、理解出来るような気がした。一方では自分を脅かそうとしているような息子を危険視しつつも、後継者としての座を守ってやるための策を講じたり、後継を軟着陸させられるように心を砕いたりと、父としての心情と王としての立場の間で苦しい葛藤を続ける英祖もまた、気の毒に思えてきた。しかも最後はでっちあげられた状況証拠をしっかり揃えられた上で、重臣たちに世子を死刑にするよう責め立てられ、孫の命と引き換えに決断しなければならなかった老父・英祖は本当に気の毒だった。が、重臣たちも、他の史劇のように、保身ばかり考えている重臣ばかりなわけではなく、王や世子の邪魔をしているように見えて、実は政治家としての信念に基づいた行動をとっているだけで、自らが確信すれば、命も投げ出すし、静かに身も引く。それぞれの立場から見ればそれが正義に見えてくる。かくの如く、一筋縄では行かない、見ごたえのある重厚なドラマに仕上がった本作が、女性脚本家の手による物だということに驚いた。と同時に納得もした。構成はあくまで男性的に骨太でありながら、登場人物の感情シーンは実に細やかで、女性ならではのものだった。ラストも美しかった。しかし実際は、脚本の出来が悪く、視聴率もとれなかったというのが、終了後に於ける業界の大方の見方だそうだ。正直、導入部分は余り面白くない。私も、世子を探偵にした謎解き物程度に思っていた。が、世子が、父王の即位の秘密の核心に迫る辺りから、どんどん展開が面白くなってくる。ここからがこのドラマの本領だと思う。このドラマをどう評価するかは、見る人それぞれが決めることだが、視聴に当たっては多少とも覚悟がいるドラマであることは確かである。気楽な気持ちで見られるようなドラマではない。

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一気に見ました

投稿日:2018/10/21 レビュアー:ビーン

久しぶりに,見ごたえのある時代劇でした。
対立や矛盾が,それぞれ背景のあるやむを得ないものとして現れ,その中で主人公たちが苦闘していきます。背景だけを朝鮮時代にしたという安直なホームドラマ的な時代劇が多い中で,このドラマは真面目に作っていて,思わず引き込まれてしまいました。
ある時代条件の中で,理想を求めて真っ当に努力する人たち。日本のドラマでは,今やあまりお目にかかれません。

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王になれなかった革命者

投稿日:2018/08/01 レビュアー:なゆ(21)デンゲリ

 英祖の次男、荘献世子(思悼世子)【イ・ソン】を描いた物語。

 貸本事件や、御井事件から始まり、庶民の側に立って現在の王制を変革しようとしていく。

 英祖は英祖で、兄である景宗殺害に加担する署名を処分しようと画策。


 それらが徐々に対立を生んでいき、英祖がイ・ソンを恐れるようになっていく。

 現状を維持してこれからも発展させようとする英祖。
 現状の両班主体ではいけないと考えるソンは、関西に書斎を創設し、人材を育てていく。

 それが謀反となり、英祖は処分を下さねばならなくなる。
 なんとか世孫であるサンを守るべく、ソンは死を選ぶ。

 最後は米櫃の中で死を迎える。


 哀しくも激しい親子の物語。

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登場人物たちに多面性があり、一筋縄では行かない史劇

投稿日

2016/01/26

レビュアー

chenwen

朝鮮の王朝は、王と言えども絶対的なものではなく、維持するには大変な犠牲が伴うものだということを改めて感じた。王と重臣たちの熾烈な政治的駆け引きは、日本の時代劇ではあまり描かれることがないので、韓国史劇では毎度のことながら、日本人には慣れない光景だ。今回はそれに世子が加わり、さらに複雑な状況になっている。父王を始め、狡猾な重心たちに何度も行く手を阻まれながらも奮闘し、自らの信念を貫くために、数えきれない挫折を繰り返しつつも耐え続け、満身創痍で立ち向かい続ける世子。が、結末は歴史が示す通りで、世子の努力が無念の内に終わることを知っていて見ているだけに、その姿は余計痛々しかった。けれど、その世子の努力が、後年、息子の正祖という賢君の誕生という形で結実したのだと思えば、多少は救われた気持ちになる。また、最初の頃は世子の邪魔ばかりする父王・英祖は、愚王のように感じられる時もあったが、後半になると、むしろ若い世子が、その情熱を抑えきれず、危なっかしく先走っているようにも見えてきた。自分が並々ならぬ苦労をして築きあげた治世を、ひいてはその人生を否定するような行動ばかりとる息子に対する英祖の複雑な気持ちも、理解出来るような気がした。一方では自分を脅かそうとしているような息子を危険視しつつも、後継者としての座を守ってやるための策を講じたり、後継を軟着陸させられるように心を砕いたりと、父としての心情と王としての立場の間で苦しい葛藤を続ける英祖もまた、気の毒に思えてきた。しかも最後はでっちあげられた状況証拠をしっかり揃えられた上で、重臣たちに世子を死刑にするよう責め立てられ、孫の命と引き換えに決断しなければならなかった老父・英祖は本当に気の毒だった。が、重臣たちも、他の史劇のように、保身ばかり考えている重臣ばかりなわけではなく、王や世子の邪魔をしているように見えて、実は政治家としての信念に基づいた行動をとっているだけで、自らが確信すれば、命も投げ出すし、静かに身も引く。それぞれの立場から見ればそれが正義に見えてくる。かくの如く、一筋縄では行かない、見ごたえのある重厚なドラマに仕上がった本作が、女性脚本家の手による物だということに驚いた。と同時に納得もした。構成はあくまで男性的に骨太でありながら、登場人物の感情シーンは実に細やかで、女性ならではのものだった。ラストも美しかった。しかし実際は、脚本の出来が悪く、視聴率もとれなかったというのが、終了後に於ける業界の大方の見方だそうだ。正直、導入部分は余り面白くない。私も、世子を探偵にした謎解き物程度に思っていた。が、世子が、父王の即位の秘密の核心に迫る辺りから、どんどん展開が面白くなってくる。ここからがこのドラマの本領だと思う。このドラマをどう評価するかは、見る人それぞれが決めることだが、視聴に当たっては多少とも覚悟がいるドラマであることは確かである。気楽な気持ちで見られるようなドラマではない。

一気に見ました

投稿日

2018/10/21

レビュアー

ビーン

久しぶりに,見ごたえのある時代劇でした。
対立や矛盾が,それぞれ背景のあるやむを得ないものとして現れ,その中で主人公たちが苦闘していきます。背景だけを朝鮮時代にしたという安直なホームドラマ的な時代劇が多い中で,このドラマは真面目に作っていて,思わず引き込まれてしまいました。
ある時代条件の中で,理想を求めて真っ当に努力する人たち。日本のドラマでは,今やあまりお目にかかれません。

王になれなかった革命者

投稿日

2018/08/01

レビュアー

なゆ(21)デンゲリ

 英祖の次男、荘献世子(思悼世子)【イ・ソン】を描いた物語。

 貸本事件や、御井事件から始まり、庶民の側に立って現在の王制を変革しようとしていく。

 英祖は英祖で、兄である景宗殺害に加担する署名を処分しようと画策。


 それらが徐々に対立を生んでいき、英祖がイ・ソンを恐れるようになっていく。

 現状を維持してこれからも発展させようとする英祖。
 現状の両班主体ではいけないと考えるソンは、関西に書斎を創設し、人材を育てていく。

 それが謀反となり、英祖は処分を下さねばならなくなる。
 なんとか世孫であるサンを守るべく、ソンは死を選ぶ。

 最後は米櫃の中で死を迎える。


 哀しくも激しい親子の物語。

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