映画　みんな！エスパーだよ！

深夜のテレビドラマの映画版だったのは知らなかったけど、
園子温監督で染谷将太主演、そしてエスパーということで借りました。
予約リストに入れる前にレビューを読んでおくべきでした。。。
家族の誰もテレビを使わないと言うから、居間のテレビで堂々と観ていたのですが、娘や夫が居間を通る度、テレビの画面を見ては「え？」と言う顔をします。
観ている私だって「え？」ですよ。
最初から最後までエロだった・・・

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　エロイことばかり考えてる高校生たちが、ある日エスパーになって悪のエスパーによる人類滅亡計画を阻止する話。

　前半は登場人物のドラマ版と全く同じことをやっていてデジャヴのような感覚に襲われて退屈でした。中盤からは人類エロ化というよくわからない計画を行おうとするエスパーたちに挑む主人公たちの戦いですが、あまりにもバカバカしくしょうもないのでだんだんどうでもよくなっていってしまいました。

　おバカとエロを全面に出していてそれはそれで健全な青春ものだとは思いますが、何の意味もなく下着シーンなどのオンパレードで集中力を維持するのが大変な120分でした。深夜ドラマで1話20分ほどの短さなら耐えられると思いますが、わざわざ映画にする必要があったのかを考えてしまう映画でした。

何も知らずに見ると面白い「ガールズ&パンツァ」と同じような話
固有名詞の大洗が舞台が ガールズの方だとすると こちらは豊橋
だったかな 真逆な違いはガールズがパンチラ一切無しとすると
こっちはパンチラの洪水にゲップ

だからこちらのタイトルは「ガールズ&パンツ」ずら

露骨・・・

テレビ版では爽やかさ？さえ感じたエロネタだが、
この映画版でエロは露骨で下品ささえ感じる。

ギャグもすべり気味。
テレビ版のほうが面白い。
なんでこんな映画を作ったのか疑問。

テレビ版で止めときゃ良かったというレベル。


２０点

この映画のオファーを断って「海街diary」に出演したという夏帆。そりぁそうだよね(-_-).......

夏帆不在だってことも大きいけど、せっかく作った映画なのに、ドラマ版よりかなりつまらなくなってる。ストーリーの面白さも笑える部分も半減、増えたのはエロ、エロ、エロばっか。あまりにエロがてんこ盛りだと、嬉しさ通り越してゲンナリさせられることもあるんだなぁ.......（まぁ、夏帆の代役の池田エライザも悪くはなかったし、高橋メアリージュンと サヘル・ローズが観れたのは嬉しかったけど）

原作漫画はエロ馬鹿モードで始まりながら、途中、まさかのどシリアス路線に走って驚かせてくれたんだよね。
どうせ映画にするんなら、ドラマとは違う原作寄りのストーリーでやってくれればよかったのに。


最近の園子温、どうにも迷走してるように思えてしょうがない。自身の中で創作意欲が膨らみきる前に、どんどん仕事が舞い込んでくるから惰性で作っちゃってるんじゃないの？