劇場版「進撃の巨人」

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

同作のファンで勿論内容は全て把握していたのですが、一体どう纏まっているのかと興味津々で観に行ってきました。正直あまり期待はしていなかったのですが、いい意味で裏切られました。編集の上手さと劇場ならではのスケール感でオープニングから夢中。アニメシリーズのダラダラしたシーンや無駄な部分(訓練兵時代の話など)は全てカットされ、巨人に襲撃された人々の苦悩と絶望感、兵達のスタイリッシュ感が際立つ仕上がりになっています。上映時間も長めなのですが、個人的には全く退屈しませんでした。「進撃といえばリヴァイ」的なイメージに捉われがちですが、今作はそういったつまらなさも無く、単純に人類vs巨人の激戦として楽しめます。２時間強で大体の内容が把握出来るので、進撃に興味はあるけど、今更最初から延々とアニメを観るのも…って方々にもお勧めです。今作前編は、巨人エレンが風穴を岩で封じた直後、リヴァイが顔見せするあのシーンまでです。ちなみに俺はリヴァイよりジャンとエルヴィンが好きです(笑)
腐女向けにイメージされつつある同作ですが、是非アンチアニメの男女に観てほしい内容となっています。

星4.5の理由ですが、「未公開シーン追加！」と大袈裟に宣伝されていた割には、その点ではたいした事が無かったからです。
それにしても進撃はアニメ制作チームに恵まれていますね。原作より全然作画が綺麗です(笑)

眠気度10点
オススメ度90点

そんなわけで『インターステラー』に号泣してしまった私は、中二の娘とこんな映画を見に行くのである（最近では『サイコパス』も一緒だった）。
娘は現代の子供らしくマンガ・アニメのひと通りは観ているので、そもそも僕が買ってきたコミックスの『進撃の巨人』を読み、深夜のアニメも録画して全部見ていた。
グロ描写がどうとか思われるかもしれないが、最近の子供はこの程度ではひるまない。
というか、『進撃の巨人』は今の子どもたちはほとんど知っているような気がする。
昔はアニメを観に行って既に観た場面ばかりの総集編だと少し損したような気になったものだが、それでも「行かない」という選択肢はなかった。
今の子供たちもそうなのかもしれない。
僕自身はテレビアニメをほとんど見ていないので、この総集編はとても面白かった。
特に序盤があまり端折らず繋がれていることと、劇場の大きなスクリーンで「巨人」を観ること自体が面白い経験だった。
とはいえ時間の制約があるから、後半いかにも駆け足になって、原作かテレビアニメを見ていないと分かりにくいところがあるだろうと思った。
その後、『進撃の巨人展』も娘と観に行った。
そんなことばかりしている。６０点。

これってまだ続編があるのかな？あるなら楽しみ♪恐るべし巨人。

何の予備知識もなく見ましたが実に面白い。何より巨人が怖い。そこら辺のホラーよりもリアルに怖かったです。久しぶりに見て良かったと思える作品です。これは当然星５つでしょう。

流行の作品という事で鑑賞。原作に忠実との事。
流行になるだけあって独創性とドラマ性に優れている。
わくわくするような展開だけどいくらか残虐表現があるので注意。
時間のわりに内容が濃く、展開が激しいので飽きないが、
謎が深まる一方で多少のもやもや感が残る。
入門編としてはわかりやすくされているし映像表現も良いので、
興味があるかたには十分お勧めできる。