ヒトラー暗殺計画

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ヒトラー暗殺計画 / ピーター・オトゥール

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「ヒトラー暗殺計画」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

クライヴ・ドナー監督、ピーター・オトゥール主演による、フリッツ・ラング監督『マン・ハント』のリメイク。ヒトラー暗殺未遂事件の容疑者にされたライフルの名手・ソーンダイク。ゲシュタポから逃れたロンドンで、彼は美しい娘と恋に落ちるが…。

「ヒトラー暗殺計画」 の作品情報

作品情報

製作年: 1976年
製作国: イギリス/アメリカ
原題: Rouge Male

「ヒトラー暗殺計画」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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ユーザーレビュー:3件

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1〜 3件 / 全3件

やっぱり「マン・ハント」!

投稿日:2015/11/16 レビュアー:趣味は洋画

41年「マン・ハント」(フリッツ・ラング監督)のリメイクですが、なかなか忠実に描かれていると思います。

作品ジャケットのヒトラーと、ピーター・オトゥールをみれば、思わず借りてしまいますね。
ただ、予め予測はしていたのですが、「マン・ハント」とはやはり‘格’が違います。
映画の作り手に敬意を表し、できるだけ‘比較することは無意味’と思うようにしているのですが、やっぱり一言、二言...いや三言...触れたくなります。

映像がなにかぼやけているようで、スッキリしません。
昔のVHSの録画を落としこんだかのような印象です。
イギリスのTV映画として製作されたからかもしれませんが...

監督はクライヴ・ドナー。
84年「クリスマス・キャロル」が印象に残っています。
この作品もたしかTVムービーで、数ある「クリスマス・キャロル」の中でもトップ・クラスの出来だったと思います。
ただ、「マン・ハント」はフリッツ・ラング監督ですから、やはり...ですね。

脚本のフレデリック・ラファエルを除いて、スタッフの大半が英国出身、キャストも主演のP・オトゥールがアイルランド出身ですが、共演者は皆、英国出身で、作品そのものがイギリスの風情に満ちて、気品すら感じます。
その分、サスペンス映画としては‘緩い感じ’で、これまた「マン・ハント」に譲ります。

共演陣に劇作家のハロルド・ピンター(63年「召使」、66年「さらばベルリンの灯」、81年「フランス軍中尉の女」等の脚本を手掛けた)が出ていたり、スコットランドの重鎮、アラステア・シム(46年「青の恐怖」、50年「舞台恐怖症」)も出ています。
また、「マン・ハント」でジョージ・サンダースが扮したクライヴ・スミス少佐の役は、ジョン・スタンディング。専らB級映画の常連俳優ですが、67年「残酷の沼」、76年「鷲は舞い降りた」、80年「エレファントマン」などにも顔を出しています。

台詞はないものの、ヒトラーに扮しているのはマイケル・シェアードという俳優。
78年「ナバロンの嵐」、79年「オフサイド7」のほか、80年「スターウォーズ/帝国の逆襲」にもクレジットされています。

猫が登場する場面がありますが、
ちゅくさんもご指摘の、65年「何かいいことないか子猫チャン」に主演したP・オトゥール。
猫に対し、その映画タイトルそのままのセリフを言います。
‘何かいいことないか子猫ちゃん’....と。

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オトゥールが好きな人は、ぜひ!

投稿日:2015/10/20 レビュアー:ちゅく

「ヒトラー暗殺計画」(1976年、イギリス/アメリカ、カラー、106分)。
原題は「Rogue Male」。「危険な男」と訳せるでしょうか。

この古い映画が、なぜこの時期にレンタル開始になったのか。
今月(2015年10月)に、「ヒトラー 最期の12日間」のオリバー・ヒルシュビーゲル監督の「ヒトラー暗殺、13分の誤算」が、公開されたからです。
それに合わせて、埋もれていたこの「ヒトラー暗殺計画」も日の目を見たのでしょう。

「ヒトラー暗殺」に重点を置いた映画が、スリラーとして成功しないのは、史実上、彼の「暗殺」が成功しなかったことが分かっているからです。
トム・クルーズの「ワルキューレ」然りです。
「スリラー」としてではなく、「悲劇」として、成功するのです。
ヒトラーは実は暗殺されていて、その後は「影武者だった」ということにすると、SFになってしまう。
フランクリン・J・シャフナー監督の「ブラジルから来た少年」は、その辺、うまく「スリラー」作っていた。

この題材で、ピーター・オトゥール(1932〜2013)の主演となれば、借りてしまいます!

監督は、クライヴ・ドナー(1926〜2010)。
「何かいいことないか子猫チャン」 (1965)を作ったイギリス人。
この傑作コメディの主演もオトゥールでした。
共演が、ロミー・シュナイダー、ピーター・セラーズ、ウディ・アレン、ウルスラ・アンドレス 、
フランソワーズ・アルディ、リチャード・バートン(カメオ出演)と、豪華です。
トム・ジョーンズが歌ったテーマ曲(バート・バカラック作曲)も、熱い!
原題は、「What's New Pussycat」。
残念ながら、ディスカスでは、レンタルされていないので、ぜひお願いします。

ああ! また、脇道に逸れてしまいました。オノレの「類推の悪魔」には手を焼いてしまいます。

この映画の邦題は、「暗殺計画」ですが、それは「計画」であって、冒頭から失敗する。
そもそも、この主人公に「計画」など、なかった。「危険な男」である。

この映画を、見て得をする人は、次の4タイプ。

「一」 ピーター・オトゥールのフアン。
「ニ」 悲劇より、スリラーを好む人。ただし、田園の中の牧歌的なゆるーい劇を許せる人。
「三」 猫が好きな人。(黒猫です)
「四」 この映画の本歌「マン・ハント」(フリッツ・ラング)との比較を試みるオタク

ストーリーは、忠実なリメイクと言っていいと思います。ただ、全然、味わいが異なります。
それは、「マン・ハント」のレビューで書ければと思っています。

この映画、「一」「ニ」「三」が良いので、見て、損はないですよ!

スリラーを本格的に楽しみたい人で、本歌を未見の方は、まずそっちからどうぞ……。

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表題にだまされた

投稿日:2020/04/26 レビュアー:モモイチゴ

暗殺計画ではなく、失敗した男の逃避行

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ヒトラー暗殺計画

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:3件

やっぱり「マン・ハント」!

投稿日

2015/11/16

レビュアー

趣味は洋画

41年「マン・ハント」(フリッツ・ラング監督)のリメイクですが、なかなか忠実に描かれていると思います。

作品ジャケットのヒトラーと、ピーター・オトゥールをみれば、思わず借りてしまいますね。
ただ、予め予測はしていたのですが、「マン・ハント」とはやはり‘格’が違います。
映画の作り手に敬意を表し、できるだけ‘比較することは無意味’と思うようにしているのですが、やっぱり一言、二言...いや三言...触れたくなります。

映像がなにかぼやけているようで、スッキリしません。
昔のVHSの録画を落としこんだかのような印象です。
イギリスのTV映画として製作されたからかもしれませんが...

監督はクライヴ・ドナー。
84年「クリスマス・キャロル」が印象に残っています。
この作品もたしかTVムービーで、数ある「クリスマス・キャロル」の中でもトップ・クラスの出来だったと思います。
ただ、「マン・ハント」はフリッツ・ラング監督ですから、やはり...ですね。

脚本のフレデリック・ラファエルを除いて、スタッフの大半が英国出身、キャストも主演のP・オトゥールがアイルランド出身ですが、共演者は皆、英国出身で、作品そのものがイギリスの風情に満ちて、気品すら感じます。
その分、サスペンス映画としては‘緩い感じ’で、これまた「マン・ハント」に譲ります。

共演陣に劇作家のハロルド・ピンター(63年「召使」、66年「さらばベルリンの灯」、81年「フランス軍中尉の女」等の脚本を手掛けた)が出ていたり、スコットランドの重鎮、アラステア・シム(46年「青の恐怖」、50年「舞台恐怖症」)も出ています。
また、「マン・ハント」でジョージ・サンダースが扮したクライヴ・スミス少佐の役は、ジョン・スタンディング。専らB級映画の常連俳優ですが、67年「残酷の沼」、76年「鷲は舞い降りた」、80年「エレファントマン」などにも顔を出しています。

台詞はないものの、ヒトラーに扮しているのはマイケル・シェアードという俳優。
78年「ナバロンの嵐」、79年「オフサイド7」のほか、80年「スターウォーズ/帝国の逆襲」にもクレジットされています。

猫が登場する場面がありますが、
ちゅくさんもご指摘の、65年「何かいいことないか子猫チャン」に主演したP・オトゥール。
猫に対し、その映画タイトルそのままのセリフを言います。
‘何かいいことないか子猫ちゃん’....と。

オトゥールが好きな人は、ぜひ!

投稿日

2015/10/20

レビュアー

ちゅく

「ヒトラー暗殺計画」(1976年、イギリス/アメリカ、カラー、106分)。
原題は「Rogue Male」。「危険な男」と訳せるでしょうか。

この古い映画が、なぜこの時期にレンタル開始になったのか。
今月(2015年10月)に、「ヒトラー 最期の12日間」のオリバー・ヒルシュビーゲル監督の「ヒトラー暗殺、13分の誤算」が、公開されたからです。
それに合わせて、埋もれていたこの「ヒトラー暗殺計画」も日の目を見たのでしょう。

「ヒトラー暗殺」に重点を置いた映画が、スリラーとして成功しないのは、史実上、彼の「暗殺」が成功しなかったことが分かっているからです。
トム・クルーズの「ワルキューレ」然りです。
「スリラー」としてではなく、「悲劇」として、成功するのです。
ヒトラーは実は暗殺されていて、その後は「影武者だった」ということにすると、SFになってしまう。
フランクリン・J・シャフナー監督の「ブラジルから来た少年」は、その辺、うまく「スリラー」作っていた。

この題材で、ピーター・オトゥール(1932〜2013)の主演となれば、借りてしまいます!

監督は、クライヴ・ドナー(1926〜2010)。
「何かいいことないか子猫チャン」 (1965)を作ったイギリス人。
この傑作コメディの主演もオトゥールでした。
共演が、ロミー・シュナイダー、ピーター・セラーズ、ウディ・アレン、ウルスラ・アンドレス 、
フランソワーズ・アルディ、リチャード・バートン(カメオ出演)と、豪華です。
トム・ジョーンズが歌ったテーマ曲(バート・バカラック作曲)も、熱い!
原題は、「What's New Pussycat」。
残念ながら、ディスカスでは、レンタルされていないので、ぜひお願いします。

ああ! また、脇道に逸れてしまいました。オノレの「類推の悪魔」には手を焼いてしまいます。

この映画の邦題は、「暗殺計画」ですが、それは「計画」であって、冒頭から失敗する。
そもそも、この主人公に「計画」など、なかった。「危険な男」である。

この映画を、見て得をする人は、次の4タイプ。

「一」 ピーター・オトゥールのフアン。
「ニ」 悲劇より、スリラーを好む人。ただし、田園の中の牧歌的なゆるーい劇を許せる人。
「三」 猫が好きな人。(黒猫です)
「四」 この映画の本歌「マン・ハント」(フリッツ・ラング)との比較を試みるオタク

ストーリーは、忠実なリメイクと言っていいと思います。ただ、全然、味わいが異なります。
それは、「マン・ハント」のレビューで書ければと思っています。

この映画、「一」「ニ」「三」が良いので、見て、損はないですよ!

スリラーを本格的に楽しみたい人で、本歌を未見の方は、まずそっちからどうぞ……。

表題にだまされた

投稿日

2020/04/26

レビュアー

モモイチゴ

暗殺計画ではなく、失敗した男の逃避行

1〜 3件 / 全3件