ソロモンの偽証

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ソロモンの偽証 / 藤野涼子

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「ソロモンの偽証」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

宮部みゆきのベストセラーを映画化したミステリー前編。ある朝、校庭で発見された生徒の死体。警察は自殺と断定するが、後日、大出俊次らによる殺人だと訴える匿名の告発状が届く。学校の対応が後手となる中、藤野涼子は自ら真実を暴こうと立ち上がる。

「ソロモンの偽証」 の作品情報

作品情報

製作年: 2015年
製作国: 日本

「ソロモンの偽証」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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1〜 5件 / 全68件

真相は自分達で探る

投稿日:2015/08/08 レビュアー:ミルクチョコ

バブル経済が終焉を迎えつつあった1990年12月25日のクリスマスの朝、城東第三中学校の校庭で2年A組の男子生徒・柏木卓也が屋上から転落死した遺体となって発見されます。警察は自殺と断定し、捜査を打ち切る中、涼子(藤野涼子)や校長に匿名の「本当は殺された」と書かれた告白状が届きます。さまざまな疑惑や推測が飛び交い、やがて札付きの不良生徒として知られる大出俊次を名指しした殺人の告発状が届き、事態は混乱する中、新たな犠牲者が出てしまいます。
父(佐々木蔵之介)から再捜査の可能性は低いと聞かされた涼子は、保身に走る大人たちを見限り、学校内裁判を行うことを決意します。

教師、警察、マスコミが解き明かせない難事件解決に挑むのは、亡くなった生徒の同級生。
学校という限られたコミュニティーの中での衝撃的な事実に対する、中学生たちの戸惑い、動揺がリアルに感じられました。
登場する中学生たちは全員オーディションで選び抜かれた新鋭ぞろい。その辺にいそうな中学生だったので、より一層引き込まれました。

傷つきやすく危うい思春期の心の中に潜む闇と、大人への疑念、純粋さと狡猾さなど、心理描写に圧倒されます。
自殺なのか他殺なのか?復讐なのか事故なのか?
もろもろの複雑に絡まった糸は、涼子たちが開く学校内裁判で解きほぐすことができるのでしょうか?

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真相は学校裁判で

投稿日:2015/08/09 レビュアー:ミルクチョコ

宮部みゆきの長編小説を二部構成で映画化したミステリー大作の完結編。
男子生徒・柏木卓也の死から始まった一連の事件に揺れる城東第三中学校で、前代未聞となる子どもによる子どもだけの校内裁判が行われることに。告発状によって柏木卓也殺害の嫌疑をかけられた問題児の大出俊次を被告に、校内裁判の提案者である藤野涼子は、検事として大出の有罪を立証しようとします。対して、他校生でありながら裁判に参加する神原和彦は大出の弁護人となり、涼子と対峙します。

「ソロモンの偽証」とあるように、裁判では誰かが偽りの証言をしています。それは大出なのか?樹理なのか?それとも第三者がいるのか?

大出を補導した刑事の佐々木(田畑智子)、担任だった柏木(黒木華)たちが証人として出廷。他校生である神原がなぜこの裁判に参加しているのかという最初から不可解だった謎。そして大出の弁護人である神原の口から意外な言葉が飛び出します。

裁判を通して真実を追求していく過程で、大人よりも多感な子供にこそ抱える心の闇に共に懸命に向き合う姿に心打たれました。
永作博美演じるお母さんが出色です。歪んだ愛情を注ぐお母さんに 笑ってしまうくらいイラっとさせてくれる役でした。
前編より失速感が否めませんが、原作と異なるラストシーンも爽やかなクライマックスが用意されています。

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ソロモンの偽証 後篇・裁判 ネタバレ

投稿日:2015/07/07 レビュアー:片山刑事

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 何とか裁判をしようと頑張って、それぞれの罪に自ら向き合っていく話。

 真犯人を探す裁判ではなく、何故2人も死者を出すまでに至ったのか真実を知りたいと生徒たちがいよいよ裁判が開かれていきます。
 柏木クンは本当に自殺だったのか? 他殺だったのか? 告発文を出したのは誰だったのか? 新たに判明した柏木クンの家にかかってきた4件の電話は誰からなのか? 子どもも大人も入り乱れて裁判が進んでいきます。

 前編では謎が提示されてそれに戸惑いながらも動き始めるのが面白かったですが、裁判が始まって画として動きがなくなって、永遠と感謝や謝罪を淡々と描写していくだけなので、140分もの長さが退屈に感じてしまいました。
 1番の問題は冒頭に亡くなった柏木クンの描写があまりないので、この映画のキーマンとなる神原クンとの関係の背景がわからないので、神原クンに対してどうしてあんなことを言うのだろう? というのが映画を見ただけではわからなかったです。ただただ嫌な奴にしか見えなかったです。

 刑事は大出クンの捜査の甘さを指摘され、校長は生徒を守るためとはいえ犠牲者を出したこと、生徒と向き合うのを諦めていた担任。
 そしていじめられていた三宅さんは亡くなった松井さんに対する思いが襲い掛かってくる。大出クンは自らのいじめを読み上げされられる。
 神原クンは柏木クンを救えなかったことを後悔している。
 全員が何かしらの傷や罪を背負っていて、それに向き合っていく物語。
 この裁判を傍聴しているかのような疲労感とそして達成感を感じられる映画でした。
 
 けどやっぱり前後篇に分けるのではなく、1本で公開してほしかった映画でした。そして前編を見終わったあとの後篇の予告が1番盛り上がって、予告編作った人良い仕事したなという映画でした。 

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中学生の視点で鑑賞できる作品♪(*’ヮ’*)

投稿日:2015/07/05 レビュアー:MOMO

2012年の『このミステリーがすごい!』で2位にもなった
宮部みゆき先生の長編ミステリーが原作です。

私は原作を読んで、すっかりハマってしまい
『絶対、いつか映画かドラマになる!』と確信していたので
ようやく!というか、思ったより長かった。という感じ。(>▽<;

ちなみに藤野涼子役を演じた藤野涼子さんは
本作で、本格的にデビューを果たした新人さんで
役名をそのまま芸名とされたそうです。


ストーリーは、前日に雪が降ったクリスマスの朝。
ウサギの世話をするために登校した中学2年生の藤野涼子が
雪の中に埋もれた同級生・柏木卓也の死体を発見する場面から始まります。

警察が死因を自殺と断定する中、本当に自殺だったのか、
また動機は何だったのか、様々な憶測が飛び交いますが、
やがてそれも収束すると、教師や親達は自分達の中で結論付け、
事件のことを忘れて、日々の生活に戻ろうとしていきます。

しかし、事件の当事者である中学生達は
大人のように気持ちを切り替えることは出来ません。

なぜなら、はっきりした事実は何も分かっていないままだから。

本当に柏木君は自殺だったのか? どうして自殺したのか?

真実が明らかになっていないのに
大人達はいったい何を結論づけるのか…

そして、彼らはある決意します。

自分達の手で裁判を行い、真実を明らかにしようと。


簡単に言ってしまえば、
中学生達が、自分達で裁判を行うという内容ですが
いわゆる学級裁判のような、ごっこ遊びではなく
中学生ながらも形式を整えた裁判を行おうという
確固たる信念に基づいた行動力に圧倒されました♪


涼子をはじめとした中学生のキャラクター像も
原作では、やや大人びた印象だったのに比べて
本作では等身大の中学生らしい雰囲気を打ち出しています。

だからこそ、より説得力が増しているわけで
事件の関係者である大出俊次の乱暴っぷりとか、
見ていて本当に胸が痛くなったりして
実写ならではの強みをまざまざと実感しました。

その代わり、涼子と同じく主要人物である
神原和彦の神秘性が薄まっている気もしたりして
その辺りは好みが分かれるところかもしれません。


前編は、人物紹介を兼ねつつ、事件のあらましと
裁判を行うための準備を中心に描かれていきます。

ただ、やっぱりメインとなるのは
いよいよ裁判が開廷される後編だと思うので
ますます期待が高まります!(≧∀≦)/

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現実の欠片を集めて埋めたパズル・・・最高だけど虚構でした。

投稿日:2015/09/21 レビュアー:カマンベール

本当によく出来た作品でした。
原作も隙がなく、映画の完成度も素晴らしい。
オーディションで選ばれたという中学生役者たち・・・堂々の演技力でした。

何と言っても、唯一、1番の欠点はラスト・・・だと思いました。
柏木卓也・・・なんだったのでしょう?
魔物?悪魔?弱虫?

神原和彦くん。
彼も謎の多い人物です。
この物語のラストで、正直、彼が信じられなかった。

人間はこういう風に語り、こういう風に行動できるだろうか?
ラストが弱いのです。
綺麗にまとまってます。
ジグソーパズルの最後のイチピースがカチャリと見事はまりました。

しかし『死人に口無し』
詭弁はいくらでも語られるのです。
1990年では無く、現在のこの今・・・の物語であったら、どう結末をつけますか?

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ソロモンの偽証

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真相は自分達で探る

投稿日

2015/08/08

レビュアー

ミルクチョコ

バブル経済が終焉を迎えつつあった1990年12月25日のクリスマスの朝、城東第三中学校の校庭で2年A組の男子生徒・柏木卓也が屋上から転落死した遺体となって発見されます。警察は自殺と断定し、捜査を打ち切る中、涼子(藤野涼子)や校長に匿名の「本当は殺された」と書かれた告白状が届きます。さまざまな疑惑や推測が飛び交い、やがて札付きの不良生徒として知られる大出俊次を名指しした殺人の告発状が届き、事態は混乱する中、新たな犠牲者が出てしまいます。
父(佐々木蔵之介)から再捜査の可能性は低いと聞かされた涼子は、保身に走る大人たちを見限り、学校内裁判を行うことを決意します。

教師、警察、マスコミが解き明かせない難事件解決に挑むのは、亡くなった生徒の同級生。
学校という限られたコミュニティーの中での衝撃的な事実に対する、中学生たちの戸惑い、動揺がリアルに感じられました。
登場する中学生たちは全員オーディションで選び抜かれた新鋭ぞろい。その辺にいそうな中学生だったので、より一層引き込まれました。

傷つきやすく危うい思春期の心の中に潜む闇と、大人への疑念、純粋さと狡猾さなど、心理描写に圧倒されます。
自殺なのか他殺なのか?復讐なのか事故なのか?
もろもろの複雑に絡まった糸は、涼子たちが開く学校内裁判で解きほぐすことができるのでしょうか?

真相は学校裁判で

投稿日

2015/08/09

レビュアー

ミルクチョコ

宮部みゆきの長編小説を二部構成で映画化したミステリー大作の完結編。
男子生徒・柏木卓也の死から始まった一連の事件に揺れる城東第三中学校で、前代未聞となる子どもによる子どもだけの校内裁判が行われることに。告発状によって柏木卓也殺害の嫌疑をかけられた問題児の大出俊次を被告に、校内裁判の提案者である藤野涼子は、検事として大出の有罪を立証しようとします。対して、他校生でありながら裁判に参加する神原和彦は大出の弁護人となり、涼子と対峙します。

「ソロモンの偽証」とあるように、裁判では誰かが偽りの証言をしています。それは大出なのか?樹理なのか?それとも第三者がいるのか?

大出を補導した刑事の佐々木(田畑智子)、担任だった柏木(黒木華)たちが証人として出廷。他校生である神原がなぜこの裁判に参加しているのかという最初から不可解だった謎。そして大出の弁護人である神原の口から意外な言葉が飛び出します。

裁判を通して真実を追求していく過程で、大人よりも多感な子供にこそ抱える心の闇に共に懸命に向き合う姿に心打たれました。
永作博美演じるお母さんが出色です。歪んだ愛情を注ぐお母さんに 笑ってしまうくらいイラっとさせてくれる役でした。
前編より失速感が否めませんが、原作と異なるラストシーンも爽やかなクライマックスが用意されています。

ソロモンの偽証 後篇・裁判

投稿日

2015/07/07

レビュアー

片山刑事

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 何とか裁判をしようと頑張って、それぞれの罪に自ら向き合っていく話。

 真犯人を探す裁判ではなく、何故2人も死者を出すまでに至ったのか真実を知りたいと生徒たちがいよいよ裁判が開かれていきます。
 柏木クンは本当に自殺だったのか? 他殺だったのか? 告発文を出したのは誰だったのか? 新たに判明した柏木クンの家にかかってきた4件の電話は誰からなのか? 子どもも大人も入り乱れて裁判が進んでいきます。

 前編では謎が提示されてそれに戸惑いながらも動き始めるのが面白かったですが、裁判が始まって画として動きがなくなって、永遠と感謝や謝罪を淡々と描写していくだけなので、140分もの長さが退屈に感じてしまいました。
 1番の問題は冒頭に亡くなった柏木クンの描写があまりないので、この映画のキーマンとなる神原クンとの関係の背景がわからないので、神原クンに対してどうしてあんなことを言うのだろう? というのが映画を見ただけではわからなかったです。ただただ嫌な奴にしか見えなかったです。

 刑事は大出クンの捜査の甘さを指摘され、校長は生徒を守るためとはいえ犠牲者を出したこと、生徒と向き合うのを諦めていた担任。
 そしていじめられていた三宅さんは亡くなった松井さんに対する思いが襲い掛かってくる。大出クンは自らのいじめを読み上げされられる。
 神原クンは柏木クンを救えなかったことを後悔している。
 全員が何かしらの傷や罪を背負っていて、それに向き合っていく物語。
 この裁判を傍聴しているかのような疲労感とそして達成感を感じられる映画でした。
 
 けどやっぱり前後篇に分けるのではなく、1本で公開してほしかった映画でした。そして前編を見終わったあとの後篇の予告が1番盛り上がって、予告編作った人良い仕事したなという映画でした。 

中学生の視点で鑑賞できる作品♪(*’ヮ’*)

投稿日

2015/07/05

レビュアー

MOMO

2012年の『このミステリーがすごい!』で2位にもなった
宮部みゆき先生の長編ミステリーが原作です。

私は原作を読んで、すっかりハマってしまい
『絶対、いつか映画かドラマになる!』と確信していたので
ようやく!というか、思ったより長かった。という感じ。(>▽<;

ちなみに藤野涼子役を演じた藤野涼子さんは
本作で、本格的にデビューを果たした新人さんで
役名をそのまま芸名とされたそうです。


ストーリーは、前日に雪が降ったクリスマスの朝。
ウサギの世話をするために登校した中学2年生の藤野涼子が
雪の中に埋もれた同級生・柏木卓也の死体を発見する場面から始まります。

警察が死因を自殺と断定する中、本当に自殺だったのか、
また動機は何だったのか、様々な憶測が飛び交いますが、
やがてそれも収束すると、教師や親達は自分達の中で結論付け、
事件のことを忘れて、日々の生活に戻ろうとしていきます。

しかし、事件の当事者である中学生達は
大人のように気持ちを切り替えることは出来ません。

なぜなら、はっきりした事実は何も分かっていないままだから。

本当に柏木君は自殺だったのか? どうして自殺したのか?

真実が明らかになっていないのに
大人達はいったい何を結論づけるのか…

そして、彼らはある決意します。

自分達の手で裁判を行い、真実を明らかにしようと。


簡単に言ってしまえば、
中学生達が、自分達で裁判を行うという内容ですが
いわゆる学級裁判のような、ごっこ遊びではなく
中学生ながらも形式を整えた裁判を行おうという
確固たる信念に基づいた行動力に圧倒されました♪


涼子をはじめとした中学生のキャラクター像も
原作では、やや大人びた印象だったのに比べて
本作では等身大の中学生らしい雰囲気を打ち出しています。

だからこそ、より説得力が増しているわけで
事件の関係者である大出俊次の乱暴っぷりとか、
見ていて本当に胸が痛くなったりして
実写ならではの強みをまざまざと実感しました。

その代わり、涼子と同じく主要人物である
神原和彦の神秘性が薄まっている気もしたりして
その辺りは好みが分かれるところかもしれません。


前編は、人物紹介を兼ねつつ、事件のあらましと
裁判を行うための準備を中心に描かれていきます。

ただ、やっぱりメインとなるのは
いよいよ裁判が開廷される後編だと思うので
ますます期待が高まります!(≧∀≦)/

現実の欠片を集めて埋めたパズル・・・最高だけど虚構でした。

投稿日

2015/09/21

レビュアー

カマンベール

本当によく出来た作品でした。
原作も隙がなく、映画の完成度も素晴らしい。
オーディションで選ばれたという中学生役者たち・・・堂々の演技力でした。

何と言っても、唯一、1番の欠点はラスト・・・だと思いました。
柏木卓也・・・なんだったのでしょう?
魔物?悪魔?弱虫?

神原和彦くん。
彼も謎の多い人物です。
この物語のラストで、正直、彼が信じられなかった。

人間はこういう風に語り、こういう風に行動できるだろうか?
ラストが弱いのです。
綺麗にまとまってます。
ジグソーパズルの最後のイチピースがカチャリと見事はまりました。

しかし『死人に口無し』
詭弁はいくらでも語られるのです。
1990年では無く、現在のこの今・・・の物語であったら、どう結末をつけますか?

1〜 5件 / 全68件