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おみおくりの作法 / エディ・マーサン
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「おみおくりの作法」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

「フル・モンティ」などを手がけるイタリア人プロデューサー、ウベルト・パゾリーニの監督第2作となる感動ドラマ。ひとりきりで亡くなった人の葬儀を執り行う孤独で真面目な地方公務員が繰り広げる切なくも心沁み入る人生模様を静謐な筆致で綴る。主演は英国の実力派、エディ・マーサン。ロンドンの民生委員、ジョン・メイ。彼の仕事は孤独死した人の身辺整理をして最後の旅立ちを見届けること。几帳面で真面目な彼は、どんな時でも故人への敬意を忘れることなく、誠実に仕事に取り組んでいた。そんなある日、彼のアパートの真向かいで、ビリー・ストークという老人が孤独死しているのが発見される。近所に住んでいながら、彼について何も知らなかったことに心を痛めるジョン・メイだったが…。 JAN:4988013333581

「おみおくりの作法」 の作品情報

作品情報

製作年:

2013年

製作国:

イギリス/イタリア

原題:

STILL LIFE

「おみおくりの作法」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

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僕と彼女とオーソン・ウェルズ

ハンコック

僕と世界の方程式

レッド・ライディング

ユーザーレビュー:28件

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1〜 5件 / 全28件

軽妙なユーモアがいい

投稿日:2015/08/19 レビュアー:ミルクチョコ

孤独死した人を弔う仕事をする民生係のジョン・メイ(エディ・マーサン)が、故人の人生を紐解き、新たな人々との出会いから、生きることとは何かを見つめ直していく姿を描いたイギリス製ヒューマンドラマ。

仕事とはいえ、亡くなった人の想いに寄り沿い、見知らぬ故人が信仰していた宗派の教会でお気に入りだった音楽を流し、人生で輝いていた頃を讃えるような弔辞を書き、丁寧におみおくりする。
こうしたジョンの丁寧なおみおくりによって、孤独死した人々の人生が輝くような気がします。
ジョンの生真面目な生き様や仕事への真摯な取り組みが愛らしいです。

ところが上司は、葬儀のための調査はコストがかかりすぎると考え、ジョンに解雇を言い渡します。
なので、ジョンのアパートの真向かいに住むビリー・ストークが最後の仕事となり、奔走するする姿を描きます。
ビリーが大事そうに持っていた娘のアルバムに触れ、ビリーの身寄りを探し出す旅に出ます。
ビリーの生き別れた娘ケリーに出会っった時に、初めて人間らしい感情を見せます。
故人への想いを大切にしてきたジョンでしたが、生きている人への想いもいいものだと気付いたような気がします。
終盤、彼の表情が明るくなり、それまでとは違う輝きを見せます。

ここからは、ネタバレになります。見たい方はスクロールして見て下さい。







そんなジョン本人が最後は孤独死してしまい、生者は誰も葬儀に来てくれません。
ところが最後、自分が埋葬し、孤独死した者たちの霊が墓地に集い、多数ジョンの葬儀に出席してくれる、という終わり方でした。
これは、一見報われないように見えますが、実は最も幸福な終わり方だったのかもしれません。
軽妙なユーモアと明るさで幸せな気持ちになれました。

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今のところ今年見た映画のNO.1です!

投稿日:2015/07/28 レビュアー:飛べない魔女

思ってもみなかった展開にびっくり。
涙が止まりませんでした。

民生係のジョン・メイ。
名前もシンプルならその生活もシンプル。
アパートでの一人暮らしも、清潔で几帳面だけど質素な暮らし。
彼の仕事は担当地区内で孤独死をした人の身寄りを探し、
見つからないときは一人で葬儀を執り行い埋葬まで面倒みるのが彼の仕事。
その仕事ぶりは実に丁寧で心がこもっています。
生前を全く知らない見ず知らずの人に対する敬意があります。
しかし上司からは時間がかかり過ぎて費用が嵩むことことを理由に彼を解雇してしまいます。
自分にとって最後の仕事となる男、ビリー・ストークの家族や友人を探すためにジョンは奔走します。
いろいろ話を聞くにつれ、ジョンは次第にビリーをまるで知人のように思えてきたのでしょうか。
そこまでしなくても・・と思えるほどの仕事ぶり。
それでも「これが私の仕事ですから」と謙虚なジョン。

生ある人には必ず死がある。
生と死の間には、必ず深い人生があり、ゆかりの人たちがいる。
孤独な死にも、必ずどこかに絆はあるはず。
人が生きていた証しがまだ残る部屋を見る悲しそうなジョン。
人として、孤独に死んだ人をどうしても簡単に葬ることを自分に許さない彼は、とても優しい人。
だから事務的に、ただ火葬にして灰をまいてしまえばいい、という上司の言葉に納得がいかなかったのでしょう。
その優しさ所以に生き方が下手だったとも言えるのかもしれません。
その堅くなさゆえに人付き合いが苦手だったのかもしれません。
そんな彼に訪れた幸せの予感に胸が躍りましたが・・

悲しくも美しい映画でした。
そして、「フルモンティ」の監督さんだけに、クスッと笑えるユーモアーも決して忘れてはいませんでした。

とてもお勧め!

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善き人であること

投稿日:2015/09/08 レビュアー:ys11

誰のためでもなく、見返りや成果など彼の辞書には存在せず。
自分に恥じない、という大げささとも違う。
彼の流儀。そうあるべきだから、そうする。
他者が「孤独死」との言葉で片づけてしまっても、
彼は、その人生を認め、慈しみ、向き合う。
単調な毎日、つつましい食事。
繰り返される日常の美学。
亡くなった者の、生きたことの証やその人の人生を肯定する仕事ぶり。
大いなる平凡は、劇的な非凡より難しい。

レビューを書いてくださる皆さんのどなたもが感動するラストシーンは、
たくさんの映画を観ているツウな方にも、
あたたかなこみ上げる感動が必ず訪れると確信します。
原題を絵画のタイトルとして、静かで清潔な美術館に、
ひっそりと飾っておきたいような一幅の絵のような光景でした。

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秀作

投稿日:2015/09/05 レビュアー:MARI

原題は「STILL LIFE」 静物とかいう意味
なのにわけのわからない「おくりびと」のような邦題を付けてほしくなかった

ジョン・メイはロンドンの地区センターの民生係
一人で住んでいる人が亡くなると
身寄りがいないか調べ
いなければ葬儀や埋葬まで行う

そんな彼も身寄りのない独り者だった

モノトーンのような色彩に
時々クスっと笑わせるエピソードもあるけど
静かに時が流れていく

そして
赤いバスに
空挺部隊の赤いベレー帽
色彩がカラフルになった中の予想外のラストに
涙が止まらなかった

そしてラストにもっと感動する
号泣です

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お・も・て・な・し・・・のように死者を葬送する

投稿日:2015/09/03 レビュアー:カマンベール

この映画の主人公ジョン・メイさんのように、身寄りの無い孤独死した死者を、心を込めて見送ることで、まわりを照らし、自らも満たされ、そして輝く・・・そんな至高の愛の物語でした。

ジョン・メイさんは、ある町の自治体の民生係り。
22年間勤め、孤独死した死者の身寄りを探し(ほとんど見つからないか?葬儀の参列を断られる)心からの葬送を取り行っています。

そんな誠実な仕事を、新しい上司は経費がかさむ・・・火葬で良い・・・一日に何件もこなすべきだ。
と、メイさんは解雇を言い渡されてしまいます。

そして最後の案件。
死後2週間も経って発見されたビリー・ストークさんが、その人です。
最後だけはちゃんとしたお葬式。
柩も有り、参列者も居る・・・本物のお葬式を!
とメイさんは必死で身寄りや、物故者を探し回ります。

そしてパン屋の元同僚。そしてホームレス仲間。
フォークランド紛争のパラシュート部隊の生き残り。
そして遂には娘のケリーさんを見つけるのです。

とっても優しくて素敵なケリーさん!
幸せ一杯のジョン・メイさん!

そして思いがけない運命が待っています。

こんなお話が映画になるのも時代ですね。
長寿社会の行き着く先は、哀しいけれど、多死時代の幕は、
もうすでに上がっています。

如何に生きるか?
の先は、如何に死ぬか?
死は予定通りに行かないから、平等なのかもしれませんね。

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おみおくりの作法

ユーザーレビュー

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軽妙なユーモアがいい

投稿日

2015/08/19

レビュアー

ミルクチョコ

孤独死した人を弔う仕事をする民生係のジョン・メイ(エディ・マーサン)が、故人の人生を紐解き、新たな人々との出会いから、生きることとは何かを見つめ直していく姿を描いたイギリス製ヒューマンドラマ。

仕事とはいえ、亡くなった人の想いに寄り沿い、見知らぬ故人が信仰していた宗派の教会でお気に入りだった音楽を流し、人生で輝いていた頃を讃えるような弔辞を書き、丁寧におみおくりする。
こうしたジョンの丁寧なおみおくりによって、孤独死した人々の人生が輝くような気がします。
ジョンの生真面目な生き様や仕事への真摯な取り組みが愛らしいです。

ところが上司は、葬儀のための調査はコストがかかりすぎると考え、ジョンに解雇を言い渡します。
なので、ジョンのアパートの真向かいに住むビリー・ストークが最後の仕事となり、奔走するする姿を描きます。
ビリーが大事そうに持っていた娘のアルバムに触れ、ビリーの身寄りを探し出す旅に出ます。
ビリーの生き別れた娘ケリーに出会っった時に、初めて人間らしい感情を見せます。
故人への想いを大切にしてきたジョンでしたが、生きている人への想いもいいものだと気付いたような気がします。
終盤、彼の表情が明るくなり、それまでとは違う輝きを見せます。

ここからは、ネタバレになります。見たい方はスクロールして見て下さい。







そんなジョン本人が最後は孤独死してしまい、生者は誰も葬儀に来てくれません。
ところが最後、自分が埋葬し、孤独死した者たちの霊が墓地に集い、多数ジョンの葬儀に出席してくれる、という終わり方でした。
これは、一見報われないように見えますが、実は最も幸福な終わり方だったのかもしれません。
軽妙なユーモアと明るさで幸せな気持ちになれました。

今のところ今年見た映画のNO.1です!

投稿日

2015/07/28

レビュアー

飛べない魔女

思ってもみなかった展開にびっくり。
涙が止まりませんでした。

民生係のジョン・メイ。
名前もシンプルならその生活もシンプル。
アパートでの一人暮らしも、清潔で几帳面だけど質素な暮らし。
彼の仕事は担当地区内で孤独死をした人の身寄りを探し、
見つからないときは一人で葬儀を執り行い埋葬まで面倒みるのが彼の仕事。
その仕事ぶりは実に丁寧で心がこもっています。
生前を全く知らない見ず知らずの人に対する敬意があります。
しかし上司からは時間がかかり過ぎて費用が嵩むことことを理由に彼を解雇してしまいます。
自分にとって最後の仕事となる男、ビリー・ストークの家族や友人を探すためにジョンは奔走します。
いろいろ話を聞くにつれ、ジョンは次第にビリーをまるで知人のように思えてきたのでしょうか。
そこまでしなくても・・と思えるほどの仕事ぶり。
それでも「これが私の仕事ですから」と謙虚なジョン。

生ある人には必ず死がある。
生と死の間には、必ず深い人生があり、ゆかりの人たちがいる。
孤独な死にも、必ずどこかに絆はあるはず。
人が生きていた証しがまだ残る部屋を見る悲しそうなジョン。
人として、孤独に死んだ人をどうしても簡単に葬ることを自分に許さない彼は、とても優しい人。
だから事務的に、ただ火葬にして灰をまいてしまえばいい、という上司の言葉に納得がいかなかったのでしょう。
その優しさ所以に生き方が下手だったとも言えるのかもしれません。
その堅くなさゆえに人付き合いが苦手だったのかもしれません。
そんな彼に訪れた幸せの予感に胸が躍りましたが・・

悲しくも美しい映画でした。
そして、「フルモンティ」の監督さんだけに、クスッと笑えるユーモアーも決して忘れてはいませんでした。

とてもお勧め!

善き人であること

投稿日

2015/09/08

レビュアー

ys11

誰のためでもなく、見返りや成果など彼の辞書には存在せず。
自分に恥じない、という大げささとも違う。
彼の流儀。そうあるべきだから、そうする。
他者が「孤独死」との言葉で片づけてしまっても、
彼は、その人生を認め、慈しみ、向き合う。
単調な毎日、つつましい食事。
繰り返される日常の美学。
亡くなった者の、生きたことの証やその人の人生を肯定する仕事ぶり。
大いなる平凡は、劇的な非凡より難しい。

レビューを書いてくださる皆さんのどなたもが感動するラストシーンは、
たくさんの映画を観ているツウな方にも、
あたたかなこみ上げる感動が必ず訪れると確信します。
原題を絵画のタイトルとして、静かで清潔な美術館に、
ひっそりと飾っておきたいような一幅の絵のような光景でした。

秀作

投稿日

2015/09/05

レビュアー

MARI

原題は「STILL LIFE」 静物とかいう意味
なのにわけのわからない「おくりびと」のような邦題を付けてほしくなかった

ジョン・メイはロンドンの地区センターの民生係
一人で住んでいる人が亡くなると
身寄りがいないか調べ
いなければ葬儀や埋葬まで行う

そんな彼も身寄りのない独り者だった

モノトーンのような色彩に
時々クスっと笑わせるエピソードもあるけど
静かに時が流れていく

そして
赤いバスに
空挺部隊の赤いベレー帽
色彩がカラフルになった中の予想外のラストに
涙が止まらなかった

そしてラストにもっと感動する
号泣です

お・も・て・な・し・・・のように死者を葬送する

投稿日

2015/09/03

レビュアー

カマンベール

この映画の主人公ジョン・メイさんのように、身寄りの無い孤独死した死者を、心を込めて見送ることで、まわりを照らし、自らも満たされ、そして輝く・・・そんな至高の愛の物語でした。

ジョン・メイさんは、ある町の自治体の民生係り。
22年間勤め、孤独死した死者の身寄りを探し(ほとんど見つからないか?葬儀の参列を断られる)心からの葬送を取り行っています。

そんな誠実な仕事を、新しい上司は経費がかさむ・・・火葬で良い・・・一日に何件もこなすべきだ。
と、メイさんは解雇を言い渡されてしまいます。

そして最後の案件。
死後2週間も経って発見されたビリー・ストークさんが、その人です。
最後だけはちゃんとしたお葬式。
柩も有り、参列者も居る・・・本物のお葬式を!
とメイさんは必死で身寄りや、物故者を探し回ります。

そしてパン屋の元同僚。そしてホームレス仲間。
フォークランド紛争のパラシュート部隊の生き残り。
そして遂には娘のケリーさんを見つけるのです。

とっても優しくて素敵なケリーさん!
幸せ一杯のジョン・メイさん!

そして思いがけない運命が待っています。

こんなお話が映画になるのも時代ですね。
長寿社会の行き着く先は、哀しいけれど、多死時代の幕は、
もうすでに上がっています。

如何に生きるか?
の先は、如何に死ぬか?
死は予定通りに行かないから、平等なのかもしれませんね。

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