お昼１２時のシンデレラ

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やめられない、止まらないであっと間の２０話（全３３話）を視聴。

シンデレラは素朴でかわいい女の子、王子様は最強ツンデレ、２人を囲む脇役陣は好感度が高いと、
私の大好きなあっかるいラブコメです。

中国ラブコメは、きちんとし過ぎる、わざとらしい、ミスキャスト、何よりアフレコに違和感がある。
など、どうも洗練されていないイメージがあるんですよね。
今回は、脚本・監督は台湾組、俳優陣が中国組。
配役は、「シンデレラの法則」で軽やかな貴公子ジュンを演じたチャン・ハン君。
彼、中国の俳優さんだと思えないくらいセンスがいいのよね。
シンデレラを演じたのは若い頃の斎藤ユキそっくりのチャオ・リーイン。とっても可愛いです。
台詞は現場取りだそうで、それもよかったのかもしれません。

上海の一流企業に辛うじて採用されたシャンシャン。彼女の血液は珍しいRHマイナスAB型。
独身のイケメン社長の妹が出産で輸血が必要となり、会社から呼び出され、血液提供。妹は助かる。

あくる日から、お礼にと、心のこもったお昼のお弁当が毎日届けられることに。
そのうちに、社長のフォン・トンの要望で一緒にお弁当を食べるはめになる。

社長の恋人？コネ入社とかの噂が広まり、シャンシャンは肩身の狭い思いをすることになる。
彼女は純朴なとってもいい子なのですが、ちょっと抜け作なところもあるんでよね。

よく食べる、元気なシャンシャンを傍で観ていたいと、好意を持っているフォン・トンなのですが、
ツンデレですから、優しい言葉がかけられないのよね。いつもポーカーフェイスの命令口調なんです。

ことあるごとのシャンシャンの独り言が楽しい。
フォン・トンが無能な自分を採用したのは、妹の血液バンクにするためとか。
高学歴の秘書にはさせられないから、自分にお弁当の選り分け仕事（偏食社長のお弁当から嫌いなものを取り出す）をさせていると思っている。
シャンシャンはお弁当が迷惑だし、早く社長から解放されたいと思っている。

２人がとっても楽しい。
序盤は、２人の噛み合わない交流が描かれ、だんだんシャンシャンもフォン・トンを意識するようになっていきます―

このほか、シャンシャンが憧れているフォン・トンの友達、フォン・トンを密かに想っている幼なじみとか、
ラブコメに欠かせないパターンもありますが、これらが決して嫌な人間じゃないのもいいです。

あと、フォン・トンの妹夫婦、秘書の女性２人、シャンシャン従妹、ルームメイト、それなりに個性も出ていて、全員がいいと感じるのも珍しいと思う。
それと、身分差で大反対する家族とか、ヒロインを陥れる陰謀とかはないのもいいですね。

今のところ順調に進んでいるフォン・トンとシャンシャンですが、残りのリリースで一波乱ありそうです。
ドラマはどんどん面白くなっています。残りリリースも是非この調子でお願いしたいものです。

面白いラブコメが観たい！と思っているあなた、これはお勧めですよっ！

中国ドラマは普通、セリフの言い回しが騒がしいけれど、このドラマはゆったりした感じの言い回しなので久々に見入ってしまいました。
女優さん達もかわいいし、社長役の俳優さんもイケメンで、普段は愛そうがないのに、時々笑う笑顔が素敵です。
まだ、１０話までですが、どのように、展開していくのか楽しみです。
キュンキュンするドラマです。

中国語字幕で視聴していたので待ちに待った日本リリース！
少女漫画好きなら確実にはまります。ツンデレ具合も王道で全編キュンキュンしっぱなし（笑）
フォントンって呼ぶ甘いかわいいシャンシャンの声に女の私でも落ちるなぁと納得。
ちょっとイラっとするあたりもありますがテンポよく進んでいくのでストレスもあまり感じずに最後まで爽やかに
視聴できます。

フォン・トンの揺るぎない深い愛を、演じるチャン・ハンが想いを込めて歌うオープニングから、この恋に引き込まれます。

若くして会社を継ぐこととなったフォン・トン。

数々の問題を冷静に処理して来たからこそ、その信念や判断力に浮ついたものは無く、ありきたりなラブコメとは違い、心に染み込んで、観ている人まで幸せにするのでしょう。

フォン・トンに見守られ愛されるシャンシャン…

二人の立場や環境のギャップに戸惑い、悩みながらもフォン・トンの愛に答えようと頑張る姿が可愛らしくて、思わず微笑んでしまいます。

フォン・トンが愛や仕事などについて話す言葉は、現実味があり、意味深く、心に残りますし、
全編を通じて、揺るぎない深い愛情を持ってシャンシャンを大切に見守り続けるフォン・トンの姿に、何度もトキメキ、胸が熱くなりました。

初めからまたフォン・トンの愛を一緒に経験したい…

また観たいと思える作品です。

女性なら誰しも一度は夢に見る恋ですから…

血液型優遇で一流企業に採用されたシャンシャン。
社長との出会いは、輸血のために呼び出された病院だった。
でも、「はい、ご苦労さん」的でなんともなかったのよね。

フォン・トン（社長）は頭脳明晰、行動力もあるやり手の社長。容姿も含めた完璧な男だった。モテるだろうなぁ〜
でも、超ポーカーフェイスで何を考えているんだか？？
企業家としてはその方がいいのでしょうが、シャンシャンにしてみれば、血液以外、何の取り得もない自分にどうしてこんなに構うのだろうと？？？

こんな感じで始まったまさしくシンデレラストーリーだと思っていたドラマでした。

原題は「ボスと私」
最終リリースを見た限りでは、こちらのタイトルの方が合っていたかなと思います。
ようするに、シャンシャンの成長物語。

田舎で細々と洋裁店を営んでいるシャンシャンの両親。裕福ではないけど立派な両親。
この両親を見ただけで、シャンシャンがどんなにいい子かわかってしまう。
主役以外の人物がよく描けていて、説得力がありました。

知識も豊富な３０代の男フォン・トン。
リーシュー（恋敵）も言っていたけど、シャンシャンは無知無教養、美人でもないしどちらかというと、貧乏の方。
使用人の娘ということで、どんなに自分を磨いても諦めざるを得なかった・・
なぜ私じゃないの？？あんな子のどこがいいの？と見下すのもわからんことはない。
私も思ったよ。年も離れているし、理知的な会話もできなさそうだし、趣味も合わないだろう。
まさか、自分好みにマイフェアレディというわけでもあるまいし。
純真、正直だけでシャンシャンをどうして好きなのか―
私的には、ここがね、最後まで引っかかりました。
シャンシャンがフォン・トンに追いつく成長物語なら、会計士とか宝石店経営とか以外に、もっとインパクトのある成長路線がほしかったかな？と思いました。
まあ、これが心の台詞をナレーション代わりに多用する華流の限界かもしれませんね。

最後、結婚式で終わらなかったのは気に入っています。
久々、楽しく視聴できました。