アメリカン・スナイパー / ブラッドリー・クーパー
アメリカン・スナイパー
/クリント・イーストウッド
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(84)
解説・ストーリー
クリント・イーストウッド監督、ブラッドリー・クーパー主演で米軍の伝説的スナイパー、クリス・カイルの実話を映画化。戦争の狂気に取り憑かれながらも、家族をこよなく愛した男の光と影を描く。
クリント・イーストウッド監督、ブラッドリー・クーパー主演で米軍の伝説的スナイパー、クリス・カイルの実話を映画化。戦争の狂気に取り憑かれながらも、家族をこよなく愛した男の光と影を描く。
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「アメリカン・スナイパー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
クリント・イーストウッド監督、ブラッドリー・クーパー主演で米軍の伝説的スナイパー、クリス・カイルの実話を映画化。戦争の狂気に取り憑かれながらも、家族をこよなく愛した男の光と影を描く。
「アメリカン・スナイパー」 の作品情報
「アメリカン・スナイパー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
アメリカン・スナイパーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
132分 |
日本語・英語・吹替用 |
1:ドルビーデジタル5.1ch:英語 2:ドルビーデジタル5.1ch:日本語 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
1000571201 |
2015年07月08日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
216枚
|
2人
|
1人
|
1:ドルビーデジタル5.1ch:英語
2:ドルビーデジタル5.1ch:日本語
【Blu-ray】アメリカン・スナイパー(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
132分 |
日本語・英語・吹替用 |
1:英語:DolbyTrueHD DolbyATMOS 2:日本語:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
1000571200 |
2015年07月08日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
138枚
|
0人
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0人
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1:英語:DolbyTrueHD DolbyATMOS
2:日本語:ドルビーデジタル5.1ch
アメリカン・スナイパーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
132分 |
日本語・英語・吹替用 |
1:ドルビーデジタル5.1ch:英語 2:ドルビーデジタル5.1ch:日本語 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
1000571201 |
2015年07月08日
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1:ドルビーデジタル5.1ch:英語
2:ドルビーデジタル5.1ch:日本語
【Blu-ray】アメリカン・スナイパー(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
132分 |
日本語・英語・吹替用 |
1:英語:DolbyTrueHD DolbyATMOS 2:日本語:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
1000571200 |
2015年07月08日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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1:英語:DolbyTrueHD DolbyATMOS
2:日本語:ドルビーデジタル5.1ch
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ユーザーレビュー:84件
70点(良作)
「適材適所」と言う四字熟語が相応しい映画であった。
戦闘シーンは迫力があり、気づけば何度も映画の世界に入り込んでいた自分にハッ!
まるで自分も現場にいるかのような錯覚を起こす撮影方法だったのかも知れん、と思ったら
後から知ったのだが戦場場面では手持ちカメラで撮影してたらしい。どうりで。。。
あ、いわゆるPОV方式ではあるが手持ちカメラだったとは思えぬほどの優れた撮影能力だったぜ。
本作は「スターリング・ラード」のような悲惨さは無いものの
戦場に行った兵士の、またその家族の苦悩を描いた悲劇であろう。
******* すこ〜ちネタバレ気味?^^ *******
米軍が進軍する所に敵が神出鬼没。
ロケット弾や機関銃の口径を米軍に向けようとする敵を見つけ次第、先回りして警備に当たっていたスナイパーが正確に狙い撃ちし先手必殺。
こうして伝説の英雄は160人も仕留めたらしい。
敵1人の殺傷能力が5人だとしたら、実に800人もの味方の命を救った事になろう。
「殺した数」で狂喜乱舞して称えるよりも「救った数」で英雄視すべきだと思うが。
でも、殺した相手が敵じゃなかったら?
事前に無線で報告しながら狙撃手の最終判断で発砲する訳だが、敵じゃなかったり誤った判断だったならば軍の刑務所行きになるらしい。
敵と民間人の区別がつかないし間違って殺す事もあんだろうにね〜
まあ、味方にもむやみに発砲する輩もいるだろうから仕方ないか。
子供も殺すのか?については仕方ないと思われる。
善悪をも理解していない毛も生えてない幼児を殺せざるを得なくした大人と言う環境が悪い・・・
戦争とは何か?
そんな哲学なんか語れる訳ないが、間違った認識の下で勝手な妄想をしてみた^^
米国は2位じゃダメですかぁ?
2位だとぉ? 1位じゃねえと生きてる意味ねえんだよ!と成績優秀な米軍が新兵器を随時開発。
開発したら腕が鳴るもので、古い武器の在庫一掃も兼ねて大統領に戦争を促し、断らせない。
イラクの場合、秘密兵器は存在しなかったが自国民を虐殺していた(ポルポトもビックリ?)
戦争によってフセインは滅亡、国民は暴力の恐怖支配から解放された面は大きかろう。
がしかし、被害を受け恨みを持つ者が過激派やテロリストになり負の連鎖。
私は戦争映画に対し、反戦だのプロパガンダ等とは言わない。それが戦争映画だからだ。
戦争とは、富・安全・恨み等、様々な自己中(暴利)を暴力で得ようとする狂気の最終手段。
戦争に意味など無い。問うたところで何の意味があるってんだ?二度と戦争するなだと?
戦争してなきゃ今頃ヒトラーが月をも征服していたろうよう(な訳ねえ^^)
人類がいくら細胞分裂を繰り返しても人間である以上、戦争の無い日は訪れぬ。
せめて核戦争だけはヤメてくれと願う。
まあ、本作の話に戻るが
帰還しても家に直帰せず、酒場で独り飲みしている「名場面」こそが英雄の心境を全て語っていたろうね。
裏話だが、ブラッドリー・クーパーがイーストウッドに直訴して本作を撮る事になったのだが
皮肉な事に狙撃手「本人」は撮影中に殺されたらしい。。。冥福を祈りします。
そ〜れにしても、役作りのため18KGも太ったブラッドリー・クーパー、
最初は誰だか分かんなかったぜ。そして「本人」にそっくりなのもビックリ。。。
このレビューは気に入りましたか?
27人の会員が気に入ったと投稿しています
無言のエンドクレジット
クリント・イーストウッドが、米軍史上最強とうたわれた狙撃手クリス・カイルのベストセラー自伝を映画化。
米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの隊員クリス・カイルは、イラク戦争の際、その狙撃の腕前で多くの仲間を救い、「レジェンド」の異名をとります。しかし、同時にその存在は敵にも広く知られることとなり、クリスの首には懸賞金がかけられ、命を狙われます。
クリス(ブラットリー・クーパー)の活躍を讃えた英雄物語ではなく、理想的な兵士が、帰還中は夫であり父親であろうとしながら心を戦場に残した“脱け殻”になってしまいます。そんな悲劇を描いた痛切なドラマだと思います。
最前線で体を張る海兵隊員を、背後から守るスナイパー。正確無比な射撃で何人もの味方を敵の銃口から守ります。
クリスの望遠スコープにいきなり少年と女性が入ります。不審な人物を発見したら、それがたとえ女性や子供でも標的となります。しかし、勘違いで一般市民という可能性も。撃つか撃たないか、瞬間的判断と射撃の腕が試される場面が何度もあり、スリリングな緊張をはらんで、ドキドキさせられました。
戦場という非日常が日常化してしまうことによって、帰国してから、平穏な時間が物足りなく感じる彼にとって「日常」で生きるのに苦労することになります。
戦争が彼の人生にもたらした苦悩を再現し、これは「ハートロッカー」に通じるものがあると思います。
戦争が彼にもたらした傷は身体にではなく心にだった訳です。
みんな戦争の被害者なのですね。
映画を通して戦場を経験したような錯覚を持ち、クリスの精神崩壊を目の当たりにし、そして史実が示している通り、誰も想像しなかった彼の最期の時。
無言のエンドクレジットは、戦争の傷跡はあまりに深く、かつて描かなかった主人公像には、アメリカへの皮肉があったように感じました。
このレビューは気に入りましたか?
18人の会員が気に入ったと投稿しています
見た人によって様々なメッセージを投げかける作品…(/_<。)
投稿日:2015/05/24
レビュアー:MOMO
米軍に所属した軍人で、味方からは『伝説の狙撃手』と評され、
敵側からは『悪魔』と恐れられたクリス・カイルさんの自叙伝
『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』を元に作られた伝記です。
正直、戦争映画は好んで見るジャンルではないのですが、
アカデミー賞作品部門ノミネートという話題性もあり、
興味本位で見てみた所、真っ直ぐに心を撃ち抜かれ、
すっかり見入ってしまいました!
この作品が他の戦争ものと異なるのは
明確なメッセージ性が無い点にあります。
言い換えれば、何をメッセージと取られるかは
完全に受け手側に委ねられているという、
映画の本来の姿がそこにありました♪
中でも印象的だったのは幼少時のカイルに父親が
人間を羊と狼と牧羊犬に例えて聞かせる場面です。
一方的に蹂躙されるだけの弱者である羊、
その弱者を力でねじ伏せようとする狼、
羊の群れを守るために狼に立ち向かう牧羊犬、
人間は本質的に、この3種類に分かれると父親は言います。
冒頭で描かれるこのなにげないシーンは
まるで何か深い意味を示唆しているかのようにも思えます。
(事実、この作品では、狼を連想させる『犬』が何度か登場します)
敵とはいえ、カイルが160人もの命を奪ったのは
仲間を守るための牧羊犬であろうと父親の教えを
愚直なまでに実践しただけだとも受け取れます。
あるいは、正義の名の下に弱者を蹂躙する狼こそが
強国であると戦争を批判しているようにも聞こえます。
逆に、正義を実践するヒロイズムの精神を
大衆に訴えかけているようにも感じ取れます。
また、そうした対立構造自体が
人間の愚かさだと主張しているかのようでもあります。
元となった自叙伝を、真摯に映像化し、
極力、余計な演出を抑えた回顧録のような内容だからこそ、
受け手によって解釈が大きく変わるのかも。
それを象徴しているのがエンディングです。
本来であれば描かれる予定のなかった結末に続けて、
無音のスタッフロールが静かに流れ出す終わり方…
何の色も無く、味付けも無いスタッフロールは
受け手の感情を邪魔しないようにと配慮されたのかもしれません。
だけど、おそらくスクリーンを見ている人の耳には
心情に合わせた音楽が聞こえていたことと願います。(*´∀`*)/
このレビューは気に入りましたか?
10人の会員が気に入ったと投稿しています
平温な日常の喪失
またまたクリントさんにやられた。
心にずっしり重くのしかかった。
そこにあった事実を淡々と描き続けることで
「君はどう思うのだ?」と強く問いかけらているような、音のない静かなエンドロール。
戦争という名のもとで人を殺すことは
仲間を守ること、ひいては国を守ること、
だからクリス・カイルは英雄になった。
アメリカのヒーローになった。
でも、本人にしてみれば、英雄と言われることに違和感を覚える。
あの過酷な戦場で次々に失う命。
仲間の命を守るために敵を撃つ。
敵もまた、自分たちを守るために撃つ。
戦場ではそれが普通のこと。
戦場の日常であり、特別なことではない。
戦場にいることで生まれる不思議な昂揚感。
家族の元に帰っても尚、心は戦場に置いていかれている。
「ハート・ロッカー」でも描かれていたが、どんなに過酷な目にあっても
また戦場へと気持ちが駆り立てられてしまう兵士たち。
これが平温な日常の喪失なのだろう。
そしてやがてそのギャップに心が病んでいく兵士たち。
誰がいけないのか?
誰のせいなのか?
何がいけないのか?
人はどうしたら争いを辞められるのか?
「さあ、君たちで考えなさい」
この映画はそう問いかけているようだった。
このレビューは気に入りましたか?
10人の会員が気に入ったと投稿しています
クリス・カイルの遺影。あどけない笑顔!
ブラッドリー・クーパーの演ずるクリス・カイルは、時に狂気を秘め、
時に、精神を病んだ男である。
クリス・カイルご本人は、遺影のようにはにかんだ笑顔の素朴な男だったのか?
狙撃手としてイラク戦争で160人を撃ち殺した男の伝記の映画化作品は、重苦しい。
それにしてもクリント・イーストウッド監督作最大の興行成績(3億9千万ドル)を、上げ、
アカデミー賞作品賞・主演男優賞など6部門にノミネートされながら、実際に受賞したのは
アカデミー賞音響・編集賞のみでした。
「アルゴ」が、3年前、作品賞を、受賞し、ホワイトハウスから、中継でミシェル夫人が、
作品賞を、発表したのとは、なんと違うことでしょう。
イラク戦争も、戦死者も、傷病兵も、心を病んだ兵士も、目を背けたい、見たくはない
現実・・・なのでしょうか?
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
70点(良作)
投稿日
2015/05/01
レビュアー
ホヨマックス
「適材適所」と言う四字熟語が相応しい映画であった。
戦闘シーンは迫力があり、気づけば何度も映画の世界に入り込んでいた自分にハッ!
まるで自分も現場にいるかのような錯覚を起こす撮影方法だったのかも知れん、と思ったら
後から知ったのだが戦場場面では手持ちカメラで撮影してたらしい。どうりで。。。
あ、いわゆるPОV方式ではあるが手持ちカメラだったとは思えぬほどの優れた撮影能力だったぜ。
本作は「スターリング・ラード」のような悲惨さは無いものの
戦場に行った兵士の、またその家族の苦悩を描いた悲劇であろう。
******* すこ〜ちネタバレ気味?^^ *******
米軍が進軍する所に敵が神出鬼没。
ロケット弾や機関銃の口径を米軍に向けようとする敵を見つけ次第、先回りして警備に当たっていたスナイパーが正確に狙い撃ちし先手必殺。
こうして伝説の英雄は160人も仕留めたらしい。
敵1人の殺傷能力が5人だとしたら、実に800人もの味方の命を救った事になろう。
「殺した数」で狂喜乱舞して称えるよりも「救った数」で英雄視すべきだと思うが。
でも、殺した相手が敵じゃなかったら?
事前に無線で報告しながら狙撃手の最終判断で発砲する訳だが、敵じゃなかったり誤った判断だったならば軍の刑務所行きになるらしい。
敵と民間人の区別がつかないし間違って殺す事もあんだろうにね〜
まあ、味方にもむやみに発砲する輩もいるだろうから仕方ないか。
子供も殺すのか?については仕方ないと思われる。
善悪をも理解していない毛も生えてない幼児を殺せざるを得なくした大人と言う環境が悪い・・・
戦争とは何か?
そんな哲学なんか語れる訳ないが、間違った認識の下で勝手な妄想をしてみた^^
米国は2位じゃダメですかぁ?
2位だとぉ? 1位じゃねえと生きてる意味ねえんだよ!と成績優秀な米軍が新兵器を随時開発。
開発したら腕が鳴るもので、古い武器の在庫一掃も兼ねて大統領に戦争を促し、断らせない。
イラクの場合、秘密兵器は存在しなかったが自国民を虐殺していた(ポルポトもビックリ?)
戦争によってフセインは滅亡、国民は暴力の恐怖支配から解放された面は大きかろう。
がしかし、被害を受け恨みを持つ者が過激派やテロリストになり負の連鎖。
私は戦争映画に対し、反戦だのプロパガンダ等とは言わない。それが戦争映画だからだ。
戦争とは、富・安全・恨み等、様々な自己中(暴利)を暴力で得ようとする狂気の最終手段。
戦争に意味など無い。問うたところで何の意味があるってんだ?二度と戦争するなだと?
戦争してなきゃ今頃ヒトラーが月をも征服していたろうよう(な訳ねえ^^)
人類がいくら細胞分裂を繰り返しても人間である以上、戦争の無い日は訪れぬ。
せめて核戦争だけはヤメてくれと願う。
まあ、本作の話に戻るが
帰還しても家に直帰せず、酒場で独り飲みしている「名場面」こそが英雄の心境を全て語っていたろうね。
裏話だが、ブラッドリー・クーパーがイーストウッドに直訴して本作を撮る事になったのだが
皮肉な事に狙撃手「本人」は撮影中に殺されたらしい。。。冥福を祈りします。
そ〜れにしても、役作りのため18KGも太ったブラッドリー・クーパー、
最初は誰だか分かんなかったぜ。そして「本人」にそっくりなのもビックリ。。。
無言のエンドクレジット
投稿日
2015/07/06
レビュアー
ミルクチョコ
クリント・イーストウッドが、米軍史上最強とうたわれた狙撃手クリス・カイルのベストセラー自伝を映画化。
米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの隊員クリス・カイルは、イラク戦争の際、その狙撃の腕前で多くの仲間を救い、「レジェンド」の異名をとります。しかし、同時にその存在は敵にも広く知られることとなり、クリスの首には懸賞金がかけられ、命を狙われます。
クリス(ブラットリー・クーパー)の活躍を讃えた英雄物語ではなく、理想的な兵士が、帰還中は夫であり父親であろうとしながら心を戦場に残した“脱け殻”になってしまいます。そんな悲劇を描いた痛切なドラマだと思います。
最前線で体を張る海兵隊員を、背後から守るスナイパー。正確無比な射撃で何人もの味方を敵の銃口から守ります。
クリスの望遠スコープにいきなり少年と女性が入ります。不審な人物を発見したら、それがたとえ女性や子供でも標的となります。しかし、勘違いで一般市民という可能性も。撃つか撃たないか、瞬間的判断と射撃の腕が試される場面が何度もあり、スリリングな緊張をはらんで、ドキドキさせられました。
戦場という非日常が日常化してしまうことによって、帰国してから、平穏な時間が物足りなく感じる彼にとって「日常」で生きるのに苦労することになります。
戦争が彼の人生にもたらした苦悩を再現し、これは「ハートロッカー」に通じるものがあると思います。
戦争が彼にもたらした傷は身体にではなく心にだった訳です。
みんな戦争の被害者なのですね。
映画を通して戦場を経験したような錯覚を持ち、クリスの精神崩壊を目の当たりにし、そして史実が示している通り、誰も想像しなかった彼の最期の時。
無言のエンドクレジットは、戦争の傷跡はあまりに深く、かつて描かなかった主人公像には、アメリカへの皮肉があったように感じました。
見た人によって様々なメッセージを投げかける作品…(/_<。)
投稿日
2015/05/24
レビュアー
MOMO
米軍に所属した軍人で、味方からは『伝説の狙撃手』と評され、
敵側からは『悪魔』と恐れられたクリス・カイルさんの自叙伝
『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』を元に作られた伝記です。
正直、戦争映画は好んで見るジャンルではないのですが、
アカデミー賞作品部門ノミネートという話題性もあり、
興味本位で見てみた所、真っ直ぐに心を撃ち抜かれ、
すっかり見入ってしまいました!
この作品が他の戦争ものと異なるのは
明確なメッセージ性が無い点にあります。
言い換えれば、何をメッセージと取られるかは
完全に受け手側に委ねられているという、
映画の本来の姿がそこにありました♪
中でも印象的だったのは幼少時のカイルに父親が
人間を羊と狼と牧羊犬に例えて聞かせる場面です。
一方的に蹂躙されるだけの弱者である羊、
その弱者を力でねじ伏せようとする狼、
羊の群れを守るために狼に立ち向かう牧羊犬、
人間は本質的に、この3種類に分かれると父親は言います。
冒頭で描かれるこのなにげないシーンは
まるで何か深い意味を示唆しているかのようにも思えます。
(事実、この作品では、狼を連想させる『犬』が何度か登場します)
敵とはいえ、カイルが160人もの命を奪ったのは
仲間を守るための牧羊犬であろうと父親の教えを
愚直なまでに実践しただけだとも受け取れます。
あるいは、正義の名の下に弱者を蹂躙する狼こそが
強国であると戦争を批判しているようにも聞こえます。
逆に、正義を実践するヒロイズムの精神を
大衆に訴えかけているようにも感じ取れます。
また、そうした対立構造自体が
人間の愚かさだと主張しているかのようでもあります。
元となった自叙伝を、真摯に映像化し、
極力、余計な演出を抑えた回顧録のような内容だからこそ、
受け手によって解釈が大きく変わるのかも。
それを象徴しているのがエンディングです。
本来であれば描かれる予定のなかった結末に続けて、
無音のスタッフロールが静かに流れ出す終わり方…
何の色も無く、味付けも無いスタッフロールは
受け手の感情を邪魔しないようにと配慮されたのかもしれません。
だけど、おそらくスクリーンを見ている人の耳には
心情に合わせた音楽が聞こえていたことと願います。(*´∀`*)/
平温な日常の喪失
投稿日
2015/05/21
レビュアー
飛べない魔女
またまたクリントさんにやられた。
心にずっしり重くのしかかった。
そこにあった事実を淡々と描き続けることで
「君はどう思うのだ?」と強く問いかけらているような、音のない静かなエンドロール。
戦争という名のもとで人を殺すことは
仲間を守ること、ひいては国を守ること、
だからクリス・カイルは英雄になった。
アメリカのヒーローになった。
でも、本人にしてみれば、英雄と言われることに違和感を覚える。
あの過酷な戦場で次々に失う命。
仲間の命を守るために敵を撃つ。
敵もまた、自分たちを守るために撃つ。
戦場ではそれが普通のこと。
戦場の日常であり、特別なことではない。
戦場にいることで生まれる不思議な昂揚感。
家族の元に帰っても尚、心は戦場に置いていかれている。
「ハート・ロッカー」でも描かれていたが、どんなに過酷な目にあっても
また戦場へと気持ちが駆り立てられてしまう兵士たち。
これが平温な日常の喪失なのだろう。
そしてやがてそのギャップに心が病んでいく兵士たち。
誰がいけないのか?
誰のせいなのか?
何がいけないのか?
人はどうしたら争いを辞められるのか?
「さあ、君たちで考えなさい」
この映画はそう問いかけているようだった。
クリス・カイルの遺影。あどけない笑顔!
投稿日
2015/07/10
レビュアー
カマンベール
ブラッドリー・クーパーの演ずるクリス・カイルは、時に狂気を秘め、
時に、精神を病んだ男である。
クリス・カイルご本人は、遺影のようにはにかんだ笑顔の素朴な男だったのか?
狙撃手としてイラク戦争で160人を撃ち殺した男の伝記の映画化作品は、重苦しい。
それにしてもクリント・イーストウッド監督作最大の興行成績(3億9千万ドル)を、上げ、
アカデミー賞作品賞・主演男優賞など6部門にノミネートされながら、実際に受賞したのは
アカデミー賞音響・編集賞のみでした。
「アルゴ」が、3年前、作品賞を、受賞し、ホワイトハウスから、中継でミシェル夫人が、
作品賞を、発表したのとは、なんと違うことでしょう。
イラク戦争も、戦死者も、傷病兵も、心を病んだ兵士も、目を背けたい、見たくはない
現実・・・なのでしょうか?
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アメリカン・スナイパー
(C)2015 アッガム ※こちらはイメージ画像になります。