Nのために / 榮倉奈々
Nのために
/榮倉奈々
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全体の平均評価点: (5点満点)
(15)
解説・ストーリー
湊かなえの原作小説を、榮倉奈々主演で描いた純愛ミステリー第1巻。2004年、高層マンションで野口夫妻が殺害された。その現場に居合わせたのは“ある計画”を立てた希美、成瀬、安藤、西崎の4人。その場で西崎が逮捕されるが…。第1話と第2話を収録。
湊かなえの原作小説を、榮倉奈々主演で描いた純愛ミステリー第1巻。2004年、高層マンションで野口夫妻が殺害された。その現場に居合わせたのは“ある計画”を立てた希美、成瀬、安藤、西崎の4人。その場で西崎が逮捕されるが…。第1話と第2話を収録。
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「Nのために」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
湊かなえの原作小説を、榮倉奈々主演で描いた純愛ミステリー第1巻。2004年、高層マンションで野口夫妻が殺害された。その現場に居合わせたのは“ある計画”を立てた希美、成瀬、安藤、西崎の4人。その場で西崎が逮捕されるが…。第1話と第2話を収録。
「Nのために」 の作品情報
「Nのために」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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Nのためにのシリーズ商品
Nのために Vol.1
湊かなえの原作小説を、榮倉奈々主演で描いた純愛ミステリー第1巻。2004年、高層マンションで野口夫妻が殺害された。その現場に居合わせたのは“ある計画”を立てた希美、成瀬、安藤、西崎の4人。その場で西崎が逮捕されるが…。第1話と第2話を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
103分 |
日 |
日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TCED2555 |
2015年03月25日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
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15枚 |
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Nのために Vol.2
湊かなえの原作小説を、榮倉奈々主演で描いた純愛ミステリー第2巻。2000年、香川県青景島。成瀬は奨学金制度に受かり、東京の大学に進学することが決まる。一方、希美は奨学金制度に受からず進学を諦めようと考えていたが…。第3話と第4話を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
92分 |
日 |
日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TCED2556 |
2015年03月25日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
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16枚 |
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Nのために Vol.3
湊かなえの原作小説を、榮倉奈々主演で描いた純愛ミステリー第3巻。希美は野バラ荘を守るため、N作戦を遂行しようと野口が行っているボランティアに安藤とエントリーする。一方、成瀬は罪悪感を感じながらも詐欺の受け子を続け…。第5話と第6話を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
92分 |
日 |
日:ドルビーデジタルステレオ |
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レンタル開始日: |
|
TCED2557 |
2015年03月25日 |
在庫枚数 |
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Nのために Vol.4
湊かなえの原作小説を、榮倉奈々主演で描いた純愛ミステリー第4巻。2014年、希美は高野に余命宣告を受けていることと、野口夫妻殺人事件の日のことを話し始める。2004年、希美と安藤は、野口が奈央子を監禁していることを知り…。第7話と第8話を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
91分 |
日 |
日:ドルビーデジタルステレオ |
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レンタル開始日: |
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TCED2558 |
2015年03月25日 |
在庫枚数 |
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17枚 |
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Nのために Vol.5
湊かなえの原作小説を、榮倉奈々主演で描いた純愛ミステリー第5巻。2014年、希美は余命1年と宣告されていることを誰にも告げない決意を固めていた。一方、希美の病状を知る西崎は、成瀬と安藤に伝えるべきか迷っていた。第9話と最終第10話を収録。
収録時間: |
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91分 |
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日:ドルビーデジタルステレオ |
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レンタル開始日: |
|
TCED2559 |
2015年03月25日 |
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Nのためにのシリーズ商品
Nのために Vol.1
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- 収録時間:
103分
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Nのために Vol.2
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Nのために Vol.3
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Nのために Vol.4
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ユーザーレビュー:15件
Nは誰?
2004年のクリスマスイブの夜。
セレブ夫妻が高層マンションの48階の部屋で殺された。
着ていた服を血で染めた杉下希美(榮倉奈々)が立ち尽くしている。
そして現場には他に希美の高校時代の同級生、成瀬慎司(窪田正孝)や希美と同じアパートの住人安藤望(賀来賢人)、西崎真人(小出恵介)も居合わせていた。
こんな衝撃的なシーンで始まった湊かなえ原作のドラマ。
登場人物はすべてイニシャルが「N」
セレブ夫妻を殺害したと自供した「N」は西崎だった。
湊かなえ原作なので、このドラマも過去と現在を行ったり来たりで話が進んでいく。
物語の舞台となるのは、主人公・杉下希美が高校生までを過ごした瀬戸内海の青景島と大学生以降を過ごした東京の二つの場所。
成瀬の実家の料亭が放火された時、希美が咄嗟についた嘘によって、希美と成瀬は「罪を共有」することになる。
そして、クリスマスイブの殺人事件でも希美と成瀬は一緒に居合わせ、青景島の元警官・高野(三浦友和)は、この奇妙な偶然に疑問を抱くのだった。
それぞれにとっての「N」が誰なのかが分かり、放火事件と殺人事件の真相が明らかになる最終話。
ひとの思いというものは、“はっきりと言葉にしなくては伝わらない”と、つくづく思った。
希美にとっての「N」、奈央子が連れ出して欲しいと言った人物、そして思い込みや誤解、嫉妬・・・
せめてもの救いは、希美と母親が最後に分かり合えたことだろうか。
そして、わたしを癒してくれたのは、アパートの大家のおじいちゃん、野原さん(織本順吉)だった。
あんな大家さんがいる野バラ荘みたいなアパートなら、心が優しくなれるかも。
久々に次回が待ち遠しいドラマだった。
このレビューは気に入りましたか?
9人の会員が気に入ったと投稿しています
かなり見応えあったけど、終盤はやや残念…
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
クリスマスに超高級マンションの一室で夫婦が殺される。そこに居合わせた4人、
希美、成瀬、安藤、西崎のうち、西崎が自供して刑に服し、10年後に出所する。
しかし、希美と成瀬が住んでいた島の元警察官・高野はそれに疑問を持ち
調査を始めるが…
湊かなえ原作ドラマはいつも面白いので、地上波放送時に視聴しました。
最初は、過去シーンのありえないほど悲惨な設定(希美の父が本土で愛人を作って島に連れ帰り、
妻とふたりの子供を家から追い出した挙句、ボロボロの家に住まわせる…)にドン引き。
でもクリスマスの事件の真相が気になって、島での過去シーンが現在とどうつながるのか
辛いけど見るしかないと思って見ているうちに、だんだん面白くなって引き込まれました。
過去と現在が交錯しながら話が進んでいきます。
希美、安藤、西崎の3人の学生アパート生活、大家さんを救う「N作戦」などは面白かったし、
島での火事の顛末、「罪の共有」のこと…すごかったです。
ドラマとしてはかなり面白かったけれど、終盤の「希美が○○だった」というオチは
ずるいし安易な感じがしましたね…
キャストはみんなすばらしかったけど、特に安藤役の賀来賢人は
初めて見たので印象に残っています。女優の賀来千香子の甥なんですね。似ています。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
原作越え
投稿日:2017/06/26
レビュアー:ポッシュ
先日終わったTBSの金曜ドラマ「リバース」には、やられた(笑)。
主人公の深瀬がツボ!あんなオドオド男子も演れるとは、藤原竜也ってやっぱ上手いんだね。
共演者もみんな良かったし、オハナシも毎回毎回、最後に衝撃ドーン!で引き込まれたし。
って事で原作者の湊かなえが急激に気になり始め(それまで読んでたのは短編と『贖罪』と『告白』)、
この『Nのために』を読んでみた。
ふむふむ、やっぱこの人ってミステリーがどうとかよりも人間の描き方がいいな。
多少あざといデフォルメもあるけど、真実をついてる。
そんな感想を抱きつつ、ドラマ版も観てみたくなって一気見しました(笑)。
そうそう、「リバース」の最終話に、この「Nのために」の成瀬君なる人物がゲスト出演しているって
ネットで話題になってたのも気になったんですよね。同じ制作スタッフなんだそうで。
そんな訳で、数日前から1日に2話ずつくらい観て、さきほど最終話を見終えました。
・・・面白かったです!!!
物語は殺人事件から始まる。事件現場に居合わせた人たちは皆、
それぞれの「Nのために」行動していた。
事件の真相は・・・? Nって誰・・・?
そんなミステリーを核にして、ヒロイン希美(榮倉奈々)と幼馴染の成瀬(窪田正孝)の高校生時代、
上京後、親しくなる大学の先輩・安藤(賀来賢人)とアパートの隣人・西崎(小出恵介)との交流、
セレブ夫婦(チュートリアル徳井!と小西真奈美)との出会いから悲劇まで・・・を、
過去と現在を行き来しつつ、少しずつ謎解きしながら描いていく、という構成。
原作にはいなかった島の駐在さん(三浦友和)が狂言回し役となったことで、すいぶん見やすくなっている。
原作ではそれぞれの一人称語りなのだけど(これが湊かなえさんの真骨頂ですが)、
映像でそれをやるのは、たぶんクドイかな。描かれる年月が長いのでね。
そして、原作では謎のまま放り投げられてたことが、ドラマではちゃんと答えを出していたり、
拙速とも思えたバタバタのラストシーンが、叙情たっぷりに書き換えられていたりで、
こういう小説のドラマ化では珍しいと思うけど、加筆されている部分がどれも珠玉のシーンとなっていた。
湊さんには申し訳ないが、ドラマの脚本の方がずっと文学的でした(苦笑)。
あと、すごく好きだったのが、アパート野ばら荘。希美と安藤と西崎の仲良しぶりが、
昔懐かしの70年代ドラマ「俺たちシリーズ」みたいで。
大家さんに対する優しさや、人情味あふれる関係性がとっても爽やかで清々しい。
残念な事に、この中の一人が小出恵介だったから、なんとも複雑な思いで見ましたけど。
硬派だった西崎が泣くよーーーー。
いろいろ不自然なところもあるけど、そういうのスルーして作品世界に入り込めたのは、
登場人物のエモーションがしっかり伝わってきたからかなー。
脚本と役者さんと、演出も良いんだと思う。
湊かなえ原作とこのドラマ制作チームのタッグは、要チェックかもしれない。
「夜行観覧車」も読んで見てみるかな(笑)。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
彼女たちの10年間
物語の始まり、主人公の希美ちゃんと、同級生の成瀬君が島で過ごした高校時代がとても印象的でした。
美しい景色に囲まれた島で、家族が壊れ、母が壊れ、周りの人たちとの関係性が壊れ、
自分すら壊れそうになる中で、彼らなりの精一杯で、お互いを支えようとした二人。
動機が愛だからといって何もかもが美しいわけでなく、
強すぎる思いは悲劇を呼ぶこともあるのだと思いました。
色んな人と出会い、別れ、強く生きようとした希美ちゃんが幸せであるように願わずにはいられませんでした。
キャストの方々の演技はみんな素晴らしかったです。
特に窪田正孝さんの成瀬君には何度も泣かされました。
本当に素敵なドラマでした!
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
素直に真実を話していれば・・・
投稿日:2021/09/12
レビュアー:アーモンド
2014年放送のTBSドラマです。
ディスカスの全体の平均評価が4・49。
脅威の数字ですね。
秘密を堅く守る主人公たちに、驚くドラマでした。
はじめに素直に心情を話していれば、みんなもっと幸せになれたのではないのでしょうか。
このドラマは本当に多くの人々の支持を受けて、涙を誘い共感されました。
原作はミステリーの女王・湊かなえ。
私事ですが、多くの見落としていたドラマを観ました。
映画は2時間前後でストーリーをまとめて結論づけます。
ドラマは50分を毎週放送して11話位でしょうか。
1話ごとにエピソードを細かく掘り下げます。
多くの細部を捨てなければならない映画より、ずうっと原作に近く、詳細に描かれています。
そこにドラマの魅力があるのでしょうね。
愛媛県の青影島で幼なじみだった杉下希美(榮倉奈々)と成瀬慎司(窪田正孝)
お互いに好意を持っている。
成瀬は実家の料亭が全焼した時、なぜ真実を話さなかったのか?
希美はなぜ勝手に、成瀬を庇い通すのか?
この放火事件は島の駐在さん(三浦友和)とその妻(原日出子)の運命も狂わせます。
大学生になり希美が住む望み荘。
そこで希美は作家志望の西崎(小出恵介)、学生の安藤(賀来賢人)と友情を育む。
そして二度目の悲劇が起こる。
安藤の会社の上司の野口(徳井義実)と妻(小西真奈美)が殺される事件が起こり、
西崎が犯人として逮捕され、10年の刑を受け服役したのだ。
なぜここでも西崎は頑なに口を閉ざしたのか?
実は西崎の心理が今ひとつ納得できないのだ、私は。
素直に真実を話せば良いではないか?
なぜそこまで、庇うのか?
最後の最後、最終話で真相が明らかにされるまで、本当にハラハラどきどきしました。
そして真実は隠すほどのことではないし、隠してはいけなかった。
そう思いました。
それが愛する人を思いやること、愛する人を守ることなのですか?
そのためなら自分の幸せを犠牲にしても良いのですか?
全てはそれぞれの大事な「Nのために」でした。
そんな無償の愛だからこそ、多くの人の心を撃ったのかも知れません。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
Nは誰?
投稿日
2015/05/15
レビュアー
kazupon
2004年のクリスマスイブの夜。
セレブ夫妻が高層マンションの48階の部屋で殺された。
着ていた服を血で染めた杉下希美(榮倉奈々)が立ち尽くしている。
そして現場には他に希美の高校時代の同級生、成瀬慎司(窪田正孝)や希美と同じアパートの住人安藤望(賀来賢人)、西崎真人(小出恵介)も居合わせていた。
こんな衝撃的なシーンで始まった湊かなえ原作のドラマ。
登場人物はすべてイニシャルが「N」
セレブ夫妻を殺害したと自供した「N」は西崎だった。
湊かなえ原作なので、このドラマも過去と現在を行ったり来たりで話が進んでいく。
物語の舞台となるのは、主人公・杉下希美が高校生までを過ごした瀬戸内海の青景島と大学生以降を過ごした東京の二つの場所。
成瀬の実家の料亭が放火された時、希美が咄嗟についた嘘によって、希美と成瀬は「罪を共有」することになる。
そして、クリスマスイブの殺人事件でも希美と成瀬は一緒に居合わせ、青景島の元警官・高野(三浦友和)は、この奇妙な偶然に疑問を抱くのだった。
それぞれにとっての「N」が誰なのかが分かり、放火事件と殺人事件の真相が明らかになる最終話。
ひとの思いというものは、“はっきりと言葉にしなくては伝わらない”と、つくづく思った。
希美にとっての「N」、奈央子が連れ出して欲しいと言った人物、そして思い込みや誤解、嫉妬・・・
せめてもの救いは、希美と母親が最後に分かり合えたことだろうか。
そして、わたしを癒してくれたのは、アパートの大家のおじいちゃん、野原さん(織本順吉)だった。
あんな大家さんがいる野バラ荘みたいなアパートなら、心が優しくなれるかも。
久々に次回が待ち遠しいドラマだった。
かなり見応えあったけど、終盤はやや残念…
投稿日
2015/04/26
レビュアー
みなみ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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クリスマスに超高級マンションの一室で夫婦が殺される。そこに居合わせた4人、
希美、成瀬、安藤、西崎のうち、西崎が自供して刑に服し、10年後に出所する。
しかし、希美と成瀬が住んでいた島の元警察官・高野はそれに疑問を持ち
調査を始めるが…
湊かなえ原作ドラマはいつも面白いので、地上波放送時に視聴しました。
最初は、過去シーンのありえないほど悲惨な設定(希美の父が本土で愛人を作って島に連れ帰り、
妻とふたりの子供を家から追い出した挙句、ボロボロの家に住まわせる…)にドン引き。
でもクリスマスの事件の真相が気になって、島での過去シーンが現在とどうつながるのか
辛いけど見るしかないと思って見ているうちに、だんだん面白くなって引き込まれました。
過去と現在が交錯しながら話が進んでいきます。
希美、安藤、西崎の3人の学生アパート生活、大家さんを救う「N作戦」などは面白かったし、
島での火事の顛末、「罪の共有」のこと…すごかったです。
ドラマとしてはかなり面白かったけれど、終盤の「希美が○○だった」というオチは
ずるいし安易な感じがしましたね…
キャストはみんなすばらしかったけど、特に安藤役の賀来賢人は
初めて見たので印象に残っています。女優の賀来千香子の甥なんですね。似ています。
原作越え
投稿日
2017/06/26
レビュアー
ポッシュ
先日終わったTBSの金曜ドラマ「リバース」には、やられた(笑)。
主人公の深瀬がツボ!あんなオドオド男子も演れるとは、藤原竜也ってやっぱ上手いんだね。
共演者もみんな良かったし、オハナシも毎回毎回、最後に衝撃ドーン!で引き込まれたし。
って事で原作者の湊かなえが急激に気になり始め(それまで読んでたのは短編と『贖罪』と『告白』)、
この『Nのために』を読んでみた。
ふむふむ、やっぱこの人ってミステリーがどうとかよりも人間の描き方がいいな。
多少あざといデフォルメもあるけど、真実をついてる。
そんな感想を抱きつつ、ドラマ版も観てみたくなって一気見しました(笑)。
そうそう、「リバース」の最終話に、この「Nのために」の成瀬君なる人物がゲスト出演しているって
ネットで話題になってたのも気になったんですよね。同じ制作スタッフなんだそうで。
そんな訳で、数日前から1日に2話ずつくらい観て、さきほど最終話を見終えました。
・・・面白かったです!!!
物語は殺人事件から始まる。事件現場に居合わせた人たちは皆、
それぞれの「Nのために」行動していた。
事件の真相は・・・? Nって誰・・・?
そんなミステリーを核にして、ヒロイン希美(榮倉奈々)と幼馴染の成瀬(窪田正孝)の高校生時代、
上京後、親しくなる大学の先輩・安藤(賀来賢人)とアパートの隣人・西崎(小出恵介)との交流、
セレブ夫婦(チュートリアル徳井!と小西真奈美)との出会いから悲劇まで・・・を、
過去と現在を行き来しつつ、少しずつ謎解きしながら描いていく、という構成。
原作にはいなかった島の駐在さん(三浦友和)が狂言回し役となったことで、すいぶん見やすくなっている。
原作ではそれぞれの一人称語りなのだけど(これが湊かなえさんの真骨頂ですが)、
映像でそれをやるのは、たぶんクドイかな。描かれる年月が長いのでね。
そして、原作では謎のまま放り投げられてたことが、ドラマではちゃんと答えを出していたり、
拙速とも思えたバタバタのラストシーンが、叙情たっぷりに書き換えられていたりで、
こういう小説のドラマ化では珍しいと思うけど、加筆されている部分がどれも珠玉のシーンとなっていた。
湊さんには申し訳ないが、ドラマの脚本の方がずっと文学的でした(苦笑)。
あと、すごく好きだったのが、アパート野ばら荘。希美と安藤と西崎の仲良しぶりが、
昔懐かしの70年代ドラマ「俺たちシリーズ」みたいで。
大家さんに対する優しさや、人情味あふれる関係性がとっても爽やかで清々しい。
残念な事に、この中の一人が小出恵介だったから、なんとも複雑な思いで見ましたけど。
硬派だった西崎が泣くよーーーー。
いろいろ不自然なところもあるけど、そういうのスルーして作品世界に入り込めたのは、
登場人物のエモーションがしっかり伝わってきたからかなー。
脚本と役者さんと、演出も良いんだと思う。
湊かなえ原作とこのドラマ制作チームのタッグは、要チェックかもしれない。
「夜行観覧車」も読んで見てみるかな(笑)。
彼女たちの10年間
投稿日
2015/05/30
レビュアー
ネッサローズ
物語の始まり、主人公の希美ちゃんと、同級生の成瀬君が島で過ごした高校時代がとても印象的でした。
美しい景色に囲まれた島で、家族が壊れ、母が壊れ、周りの人たちとの関係性が壊れ、
自分すら壊れそうになる中で、彼らなりの精一杯で、お互いを支えようとした二人。
動機が愛だからといって何もかもが美しいわけでなく、
強すぎる思いは悲劇を呼ぶこともあるのだと思いました。
色んな人と出会い、別れ、強く生きようとした希美ちゃんが幸せであるように願わずにはいられませんでした。
キャストの方々の演技はみんな素晴らしかったです。
特に窪田正孝さんの成瀬君には何度も泣かされました。
本当に素敵なドラマでした!
素直に真実を話していれば・・・
投稿日
2021/09/12
レビュアー
アーモンド
2014年放送のTBSドラマです。
ディスカスの全体の平均評価が4・49。
脅威の数字ですね。
秘密を堅く守る主人公たちに、驚くドラマでした。
はじめに素直に心情を話していれば、みんなもっと幸せになれたのではないのでしょうか。
このドラマは本当に多くの人々の支持を受けて、涙を誘い共感されました。
原作はミステリーの女王・湊かなえ。
私事ですが、多くの見落としていたドラマを観ました。
映画は2時間前後でストーリーをまとめて結論づけます。
ドラマは50分を毎週放送して11話位でしょうか。
1話ごとにエピソードを細かく掘り下げます。
多くの細部を捨てなければならない映画より、ずうっと原作に近く、詳細に描かれています。
そこにドラマの魅力があるのでしょうね。
愛媛県の青影島で幼なじみだった杉下希美(榮倉奈々)と成瀬慎司(窪田正孝)
お互いに好意を持っている。
成瀬は実家の料亭が全焼した時、なぜ真実を話さなかったのか?
希美はなぜ勝手に、成瀬を庇い通すのか?
この放火事件は島の駐在さん(三浦友和)とその妻(原日出子)の運命も狂わせます。
大学生になり希美が住む望み荘。
そこで希美は作家志望の西崎(小出恵介)、学生の安藤(賀来賢人)と友情を育む。
そして二度目の悲劇が起こる。
安藤の会社の上司の野口(徳井義実)と妻(小西真奈美)が殺される事件が起こり、
西崎が犯人として逮捕され、10年の刑を受け服役したのだ。
なぜここでも西崎は頑なに口を閉ざしたのか?
実は西崎の心理が今ひとつ納得できないのだ、私は。
素直に真実を話せば良いではないか?
なぜそこまで、庇うのか?
最後の最後、最終話で真相が明らかにされるまで、本当にハラハラどきどきしました。
そして真実は隠すほどのことではないし、隠してはいけなかった。
そう思いました。
それが愛する人を思いやること、愛する人を守ることなのですか?
そのためなら自分の幸せを犠牲にしても良いのですか?
全てはそれぞれの大事な「Nのために」でした。
そんな無償の愛だからこそ、多くの人の心を撃ったのかも知れません。
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※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
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Nのために
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