柘榴坂の仇討

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柘榴坂の仇討 / 中井貴一

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「柘榴坂の仇討」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

浅田次郎原作の時代小説を中井貴一と阿部寛主演で映画化。明治6年、武士の世が終わり仇討ちが禁じられた時代。既にない藩の命を守り、主君の仇を追い続ける男と、暗殺者の中で最後まで生き残り、武士を捨て孤独に生きる男の邂逅と行く末を描く。

「柘榴坂の仇討」 の作品情報

作品情報

製作年: 2014年
製作国: 日本

「柘榴坂の仇討」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全18件

あまりに長い戦い

投稿日:2015/03/25 レビュアー:ミルクチョコ

浅田次郎が2004年に発表した短編集「五郎治殿御始末」に収められている一編を映画化。
幕末の安政7年、主君・井伊直弼の御駕籠回り近習役として仕えていた彦根藩士の志村金吾(中井貴一)は、桜田門外において目の前で井伊の殺害を許してしまいます。切腹も許されず、仇討ちを命じられた金吾は、時が明治へと移り変わってもなお、井伊を殺害した刺客を探し続けます。

原作が短編なのに、よくここまで長編の物語にしたものだと感心してしまいます。
時代は明治へ。主君の仇討ちを誓う金吾の長い戦いが始まります。仇を探しながら生きた13年間は、あまりに辛いものだったと思います。
金吾だけでなく、刺客の十兵衛(阿部寛)の13年、そして、金吾を支えてきたセツ(広末涼子)の13年。
死ぬべき場所で死に切れず、それでも生きながらえる事は、孤独で、死と同なじように苦しい事なのかもしれません。

時代が変われば、それに合わせて、人間の本質が変わるわけではなく、時代が激変しようとも、武士の心を失うまいとする金吾。
ひたすら仇を追う金吾の思いはどれほどだったのでしょう?
行き場を失った魂が新時代を彷徨い、もがいた人間の哀しさが伝わって来ました。

あの日と同じ雪の日、金吾はようやく直吉を探しあてます。
2人の思いがぶつかる雪の柘榴坂。
13年の重みがぐっと集約されて2人の会話の一言一言に染み渡って来ます。思いのこもったやりとりが味わい深いです。
時代の波に翻弄されながらも、自分の思いを遂げようとする武士の生き方。どのような境遇でもブレない夫婦の愛など、不器用ながらもひたむきに生きようとする武士の矜持を描いた作品だと思います。

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柘榴坂の仇討 ネタバレ

投稿日:2015/02/28 レビュアー:片山刑事

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 井伊直弼を守れなかった侍が桜田事件の実行犯の生き残りを暗殺しようと13年間追いかける話。

 主君の敵を探す主人公とそれにひたすら尽くす奥さん。雪景色の中の古き良き日本のラブストーリーとして面白く見ることができました。
 主君のためにと行動する侍としての生き方とそれを達成したら死ななくてはいけない。天命で死ぬまでは生き抜かなくてはならない。ということを発見する13年間。
 
 井伊直弼に雇われて命を懸けて守ると誓ったのに暗殺を阻止できずに切腹すら許されず、暗殺実行犯の生き残り5人の首を井伊直弼の墓前に備えよ。と命令されて探し回る13年間の苦労みたいなのが全く伝わってこないのが残念でした。
 中井貴一さんも奥さんの広末涼子さんも13年の苦労が見た目に変化ないのが痛かったです。
 そのためクライマックスの柘榴坂でついに主君の敵を見つけてた時に、斬りかかるのか許すのかどうするのか? というサスペンスとしてイマイチのりきれなかったです。
 追いかけ続けた男と追われ続けた男の苦悩の答えがこんな簡単なんだ、とガッカリなオチにしか見えなかったです。

 そしてそれぞれが愛する人のもとへと帰っていく。自分一人の命ではなく、自分を想ってくれる人と生きていく選択肢を選ぶ暖かい映画だったと思いました。
 個人的にはもっと派手な映画が好きですが、男って馬鹿ね。と勉強になる映画でもありました。

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とてもいい映画だけど

投稿日:2018/06/05 レビュアー:kuroyagi

日本らしいと云えばそう何だけど、ずっと画面が暗くて、出来ればもっとメリハリも付けて欲しかったかなあと感じました。
明治維新の境目で、仇討ちを探して13年経つ間に、世の中は「洋服」時代に代わって行くけど、まだ「気持」は武士を残してると云う、洋服姿の男性達が、武士の時の身分を口上?する所は、余り明るい映画では無い中、爽快な気分になれ、良かったです。
後はラストで、「時代」や「相手の立場」を時の流れの中で理解し、相手の立場や心情(信条)を優先して考える事が出来るのが、日本人らしい解決方法でホッとしました。
そして、主役(中井貴一)の奥方としては若いかなと思いながら観て居た広末涼子さんもとても良かったですし、それ故に感情移入出来、最後は報われて、ああ良かったなあ(いいラストだなあ)と感じました。

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良かったです

投稿日:2015/07/20 レビュアー:スヌーピー

今まで見た時代劇の中で私の中では一番かなと思いました。時代劇ってセリフも分かりづらかったりして感情移入しづらい時があるけどこの映画は分かりやすくて良かったです。主君をお守りする彦根藩士の金吾さんも
敵役の刺客の十兵衛さんもどちらも13年も苦しみひっそりと過ごしてる姿が本当にせつなかったです。そして奥さんのせつさんの黙って見守り支え待ってる姿もせつなかったです。3人の気持ちが切々と伝わってきて感情移入してしまいました。冬の寒い中に咲く真っ赤な椿が見ていて胸が痛くなりました。そしてすごくきれいなお花に見えました。

最後にとうとう二人が13年ぶりに会って二人の思いがぶつかったラストのシーンがすごく良かったです。時代が変わっても武士の生きざまは変わらないんだなと思いました。最後どういう結末になるのだろうと思って見ていたのであの結末にも胸をうたれました。最後にせつさんと一緒に帰る姿がすごく素敵で感動したし、女性は特にせつさんに感情移入しやすいと思うから、最後のシーンは本当に良かったなと思いました。
中井貴一さんも阿部寛さんも広末涼子さんも三人の演技もすごく良かったです。広末涼子さんは日本アカデミー賞でこの役をぜひ広末涼子さんにと指名があったらしいことを番組で知ったけど、選ばれるだけのことはあるなと思いました。映像の取り方が人の顔がアップに映るから表情がよく分かって良かったし時代劇には合うなと思いました。日本の雪景色もきれいで良かったです。

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めちゃ良かった!

投稿日:2015/06/25 レビュアー:いっせい

男の矜持、侍の矜持満載。ここ近年の日本映画では間違いなく最高傑作!浅田次郎にしか書けないストーリー。切腹する事で自らのアイデンティティーを完結できる侍という特殊な生業。それを禁じられた男の壮絶な生き様。それを支える女もいい。中井貴一、阿部寛、共に最高!広末涼子、藤竜也も良い!子供には分からないな。日本人で良かった。この国に産まれて良かった!そう思える作品。若松監督、やっちゃったね!

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柘榴坂の仇討

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あまりに長い戦い

投稿日

2015/03/25

レビュアー

ミルクチョコ

浅田次郎が2004年に発表した短編集「五郎治殿御始末」に収められている一編を映画化。
幕末の安政7年、主君・井伊直弼の御駕籠回り近習役として仕えていた彦根藩士の志村金吾(中井貴一)は、桜田門外において目の前で井伊の殺害を許してしまいます。切腹も許されず、仇討ちを命じられた金吾は、時が明治へと移り変わってもなお、井伊を殺害した刺客を探し続けます。

原作が短編なのに、よくここまで長編の物語にしたものだと感心してしまいます。
時代は明治へ。主君の仇討ちを誓う金吾の長い戦いが始まります。仇を探しながら生きた13年間は、あまりに辛いものだったと思います。
金吾だけでなく、刺客の十兵衛(阿部寛)の13年、そして、金吾を支えてきたセツ(広末涼子)の13年。
死ぬべき場所で死に切れず、それでも生きながらえる事は、孤独で、死と同なじように苦しい事なのかもしれません。

時代が変われば、それに合わせて、人間の本質が変わるわけではなく、時代が激変しようとも、武士の心を失うまいとする金吾。
ひたすら仇を追う金吾の思いはどれほどだったのでしょう?
行き場を失った魂が新時代を彷徨い、もがいた人間の哀しさが伝わって来ました。

あの日と同じ雪の日、金吾はようやく直吉を探しあてます。
2人の思いがぶつかる雪の柘榴坂。
13年の重みがぐっと集約されて2人の会話の一言一言に染み渡って来ます。思いのこもったやりとりが味わい深いです。
時代の波に翻弄されながらも、自分の思いを遂げようとする武士の生き方。どのような境遇でもブレない夫婦の愛など、不器用ながらもひたむきに生きようとする武士の矜持を描いた作品だと思います。

柘榴坂の仇討

投稿日

2015/02/28

レビュアー

片山刑事

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 井伊直弼を守れなかった侍が桜田事件の実行犯の生き残りを暗殺しようと13年間追いかける話。

 主君の敵を探す主人公とそれにひたすら尽くす奥さん。雪景色の中の古き良き日本のラブストーリーとして面白く見ることができました。
 主君のためにと行動する侍としての生き方とそれを達成したら死ななくてはいけない。天命で死ぬまでは生き抜かなくてはならない。ということを発見する13年間。
 
 井伊直弼に雇われて命を懸けて守ると誓ったのに暗殺を阻止できずに切腹すら許されず、暗殺実行犯の生き残り5人の首を井伊直弼の墓前に備えよ。と命令されて探し回る13年間の苦労みたいなのが全く伝わってこないのが残念でした。
 中井貴一さんも奥さんの広末涼子さんも13年の苦労が見た目に変化ないのが痛かったです。
 そのためクライマックスの柘榴坂でついに主君の敵を見つけてた時に、斬りかかるのか許すのかどうするのか? というサスペンスとしてイマイチのりきれなかったです。
 追いかけ続けた男と追われ続けた男の苦悩の答えがこんな簡単なんだ、とガッカリなオチにしか見えなかったです。

 そしてそれぞれが愛する人のもとへと帰っていく。自分一人の命ではなく、自分を想ってくれる人と生きていく選択肢を選ぶ暖かい映画だったと思いました。
 個人的にはもっと派手な映画が好きですが、男って馬鹿ね。と勉強になる映画でもありました。

とてもいい映画だけど

投稿日

2018/06/05

レビュアー

kuroyagi

日本らしいと云えばそう何だけど、ずっと画面が暗くて、出来ればもっとメリハリも付けて欲しかったかなあと感じました。
明治維新の境目で、仇討ちを探して13年経つ間に、世の中は「洋服」時代に代わって行くけど、まだ「気持」は武士を残してると云う、洋服姿の男性達が、武士の時の身分を口上?する所は、余り明るい映画では無い中、爽快な気分になれ、良かったです。
後はラストで、「時代」や「相手の立場」を時の流れの中で理解し、相手の立場や心情(信条)を優先して考える事が出来るのが、日本人らしい解決方法でホッとしました。
そして、主役(中井貴一)の奥方としては若いかなと思いながら観て居た広末涼子さんもとても良かったですし、それ故に感情移入出来、最後は報われて、ああ良かったなあ(いいラストだなあ)と感じました。

良かったです

投稿日

2015/07/20

レビュアー

スヌーピー

今まで見た時代劇の中で私の中では一番かなと思いました。時代劇ってセリフも分かりづらかったりして感情移入しづらい時があるけどこの映画は分かりやすくて良かったです。主君をお守りする彦根藩士の金吾さんも
敵役の刺客の十兵衛さんもどちらも13年も苦しみひっそりと過ごしてる姿が本当にせつなかったです。そして奥さんのせつさんの黙って見守り支え待ってる姿もせつなかったです。3人の気持ちが切々と伝わってきて感情移入してしまいました。冬の寒い中に咲く真っ赤な椿が見ていて胸が痛くなりました。そしてすごくきれいなお花に見えました。

最後にとうとう二人が13年ぶりに会って二人の思いがぶつかったラストのシーンがすごく良かったです。時代が変わっても武士の生きざまは変わらないんだなと思いました。最後どういう結末になるのだろうと思って見ていたのであの結末にも胸をうたれました。最後にせつさんと一緒に帰る姿がすごく素敵で感動したし、女性は特にせつさんに感情移入しやすいと思うから、最後のシーンは本当に良かったなと思いました。
中井貴一さんも阿部寛さんも広末涼子さんも三人の演技もすごく良かったです。広末涼子さんは日本アカデミー賞でこの役をぜひ広末涼子さんにと指名があったらしいことを番組で知ったけど、選ばれるだけのことはあるなと思いました。映像の取り方が人の顔がアップに映るから表情がよく分かって良かったし時代劇には合うなと思いました。日本の雪景色もきれいで良かったです。

めちゃ良かった!

投稿日

2015/06/25

レビュアー

いっせい

男の矜持、侍の矜持満載。ここ近年の日本映画では間違いなく最高傑作!浅田次郎にしか書けないストーリー。切腹する事で自らのアイデンティティーを完結できる侍という特殊な生業。それを禁じられた男の壮絶な生き様。それを支える女もいい。中井貴一、阿部寛、共に最高!広末涼子、藤竜也も良い!子供には分からないな。日本人で良かった。この国に産まれて良かった!そう思える作品。若松監督、やっちゃったね!

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