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レッド・ファミリー / キム・ユミ
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「レッド・ファミリー」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

韓国の鬼才キム・ギドク監督の脚本・製作の異色のサスペンス・ドラマ。韓国で理想の家族を演じながら非情な任務をこなす北朝鮮の工作員男女4人が、隣人のダメ一家との交流をきっかけに国家と家族の狭間で揺れ動くさまをユーモアを織り交ぜスリリングに綴る。監督は本作が長編デビューのイ・ジュヒョン。郊外の住宅地に暮らす仲睦まじい4人家族。ところが、その正体は妻役のベクを班長とする北朝鮮のスパイたちだった。彼らは表では理想の家族を演じつつ、裏では祖国の指示に従い、偵察や脱北者の暗殺という任務を忠実に遂行していた。そんなベクたちの隣には、ケンカの絶えない韓国のダメ家族が住んでいた。彼らを腐敗した資本主義の象徴とバカにするベクたちだったが…。 JAN:4589921400770

「レッド・ファミリー」 の作品情報

作品情報

製作年:

2013年

製作国:

韓国

原題:

Red Family

「レッド・ファミリー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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命令と友情の間で揺れ動く工作員

投稿日:2015/03/07 レビュアー:ミルクチョコ

キム・ギドクが製作と脚本を手がけた社会派ドラマ。
初老の父親に優しく接する息子夫婦と、礼儀正しい娘。絵に描いたような理想の4人の家族は、家に入ると態度を急変させ、妻が他の3人を罵倒します。彼らは、北朝鮮が韓国に送り込んだ擬似家族で、工作チーム「ツツジ班」。
一方、隣に住む家族は金遣いの荒い妻と、責任感のない夫の仲が悪く、喧嘩が絶えない毎日。隣の家族がスパイと知らずに近所付き合いを始めるうちに、お互いの家を行き来する仲になっていきます。
その間も、本国で家族が人質に取られているために、脱北者暗殺など、国からの指令を遂行する4人。しかし、隣家との交流で彼らには人間的な感情が芽生えて来ています。
対照的な2つの家族の交流を、北VS南という国民性だけではなく、疑似家族VS本当の家族という対比の構造が面白いです。

家族を偽装している北朝鮮の工作員たちにもそれぞれの家族がいて、崩壊寸前の隣家の「家族を敬え!」という言葉が効いてます。
彼らの裏側には南北関係の現状と埋められない溝、北朝鮮の工作員たちの悲哀などが横たわっていて、クライマックスは、彼らの家族への渇望に胸を締め付けられます。国家ではなく人間を選ぶスパイたちが切ないです。
こういう題材を使って家族愛を描く、ギドクらしい作品だと思いました。監督は、イ・ジュヒョン。

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人は信じられないし、国は恐ろしい。そこを確認できるなら5点。

投稿日:2017/03/11 レビュアー:なんの因果

予告編がおもしろそうだったので、すぐ鑑賞。
コメディぽいと予想していたのだが、意外にも「悲しい話」。
北のスパイである「殺人集団」の4人は仲の良い家族のふりをしている。
それぞれ国に、本当の家族があり、ここ(韓国)での仕事ぶりにより、
残してきた家族の安全が確保されたり、逆にひどい環境に追いやられたりする。

さて、この一家の隣の家族は、「ごく普通の韓国人一家」という設定になってるようだが・・・・、


日本人の我々からみると「ありえないほどのダメ家族」である。
これにより韓国人はまた、自国のイメージをドカドカ・ガッシャンと落とすのに大成功
しているわけだが、それは監督の意図したものなのかどうか。

まず。日本人なら「コメもたけない主婦」はそんなにいないだろうし、
心に思っていても、毎日「給料が少ない!!」と夫に叫ぶ主婦もそんなにいない。
そして、自分ちのゴミを隣んちに放置する家族もいないし、その現場をみられて
「さあ、私じゃない」と、とぼけるなど考えられない。
(私ならこの時点で殺してやりたいが、殺人プロの家族は我慢できるようである。
むしろ、サラ金の脅しから救ってやったりする。)

金がないとか言うわりに、玄関先でテニスが出来るほどの広大な庭があるのである。
その広大な庭で会話する話を、隣家のスパイ一家が聞いて、(聞こえないダロ、普通)、
その意味もない会話を羨む。

この映画には「野ウサギ」という見張り兼上司が登場するが、「野ウサギの情婦」役の女が
こりゃまた「ありえないほどのシコメ」である。
メシを食ってる野ウサギさんの股にはいりこんで、メシも食えない状態にする。
すごいブスでも、女優として需要がちゃんとあるものだなあと感心する私である。
だいたい、子供が出来るような年齢をはるかに超えているのに、「妊娠した、どうしてくれる」と
野ウサギにつっかかる。「誰の子供だ」そりゃそう言われるでしょう。
(ここは話の主軸ではないがミョーに記憶に残る)

自分たちの本来の感情を押し殺して、国の意向に沿おうと考える北の人の心は、
わからないのではあるが、もしや欧米の人たちからみたら、日本人だって、資本主義で
ありながらも、何かに縛られているようにみえて、50歩100歩にみえているのではないか。
我々も十分「おかしい」ところはある、と時々は意識する我々である。

映画の結末は悲惨なものである。
しかし、かすかな希望を残している。
あの希望すら描かれていなかったとしたら、見た人は「本当に北は恐ろしい」、と思うだけ
だろうし、
本当にホント、北は恐ろしいんだよ、と考えてる人には逆に甘い結末になったと思う。

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レッド・ファミリー ネタバレ

投稿日:2015/05/10 レビュアー:片山刑事

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 理想的な家族の4人だけど、実は北朝鮮の工作員でいろんな任務を実行するけど、家族のあり方に考えていく話。

 北朝鮮の工作員として生きる4人の疑似家族と対比して出てくる隣人の韓国人ファミリー。堕落した資本主義と罵りながらも、本音でぶつかり合う家族の姿にどこか憧れている主人公たち。
 隣人の喧嘩を4人のメンバーが聞きながら、故郷の家族を想っているシーンは感動できるものでした。理想的な社会を求めようとするも、理想的な家族が隣の資本主義に染まった家族にあると気づく。

 チームの1人の奥さんが脱北して捕まったことにより、裏切り者を暗殺したら許されるかも。という独断で実行したら、その人物が実は…な展開からピンチに陥っていく。

 後半から自分たちが生き残るためには隣人を暗殺しろという命令が下って、一計を案じる主人公たちという流れ。
 ここからの展開が少し弱い印象でした。厳しい現実にもう少し立ち向かうことをしてほしかったのが個人的な気持ちでした。あまりにも悲しすぎる終わり。

 家族が一緒に当たり前にいることが幸せに感じられる映画でした。

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基本的設定はきちんとしてほしい。

投稿日:2015/03/11 レビュアー:パープルローズ

一見理想的に見える夫婦、娘、祖父の4人家族。
実は、彼らは北から送り込まれた工作員で、本国からある密命を受けていた。
隣家に住む夫婦、息子、祖母の4人家族は、何かと問題を抱えて言い争いが絶えない。
北の偽装家族はそんな南の家族をばかにする一方、
本音で語りあえる彼らの関係を羨ましく思い始めるのだった。

う〜ん。これはだめでしょ。
何がだめって、南の家族の会話が工作員家族に筒抜け状態になってるのに、
逆は全く漏れてないってとこがおかしすぎる。
南の人たちは常に庭にでて大声で家族の会話をするとでも?
または隣の音は全部聞こえるけど、自分たちの音は絶対漏れない特殊防音があるとでも?
そういう基本的な設定はきちんとしてもらわないと、どんな物語が展開されようがしらけてしまいます。

結果、終盤の展開にはポカ〜ンとしてしまいました。
キム・ギドクが脚本、編集などを手がけていることがウリのようですが、あまりおすすめしません。

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小さな縮図。 ネタバレ

投稿日:2015/10/12 レビュアー:キヨ

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縮図なのに小さいってどういうことって感じですが、この工作員の偽装家族と隣の一般的な家族は現在の韓国と北朝鮮の縮図なのではないだろうか?

韓国で北朝鮮の裏切り者を粛清し続ける偽装家族と喧嘩もするけど基本的には仲の良いごく一般的な隣の家族が少しずつ干渉し、やがて本当の家族の姿を見つけしまった偽装家族が本当の家族に近づくちょっと切ない物語。

さすがにまだ若い娘役を殺すのは忍びないって感じたけれど、案の定、エンディングは…でしたね。それでいいと思います。これは若い人へ向けた希望や期待なんだと思います。自分の国が二つに割れたと考えると確かに複雑です。もちろん、下手をすれば日本だって同じようになっていた可能性はあるわけですからね。

ある意味ではブラックなコメディであり、また、考えてみると警鐘でもあるわけです。なんとも深い感じの作品だと感じました。

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レッド・ファミリー

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命令と友情の間で揺れ動く工作員

投稿日

2015/03/07

レビュアー

ミルクチョコ

キム・ギドクが製作と脚本を手がけた社会派ドラマ。
初老の父親に優しく接する息子夫婦と、礼儀正しい娘。絵に描いたような理想の4人の家族は、家に入ると態度を急変させ、妻が他の3人を罵倒します。彼らは、北朝鮮が韓国に送り込んだ擬似家族で、工作チーム「ツツジ班」。
一方、隣に住む家族は金遣いの荒い妻と、責任感のない夫の仲が悪く、喧嘩が絶えない毎日。隣の家族がスパイと知らずに近所付き合いを始めるうちに、お互いの家を行き来する仲になっていきます。
その間も、本国で家族が人質に取られているために、脱北者暗殺など、国からの指令を遂行する4人。しかし、隣家との交流で彼らには人間的な感情が芽生えて来ています。
対照的な2つの家族の交流を、北VS南という国民性だけではなく、疑似家族VS本当の家族という対比の構造が面白いです。

家族を偽装している北朝鮮の工作員たちにもそれぞれの家族がいて、崩壊寸前の隣家の「家族を敬え!」という言葉が効いてます。
彼らの裏側には南北関係の現状と埋められない溝、北朝鮮の工作員たちの悲哀などが横たわっていて、クライマックスは、彼らの家族への渇望に胸を締め付けられます。国家ではなく人間を選ぶスパイたちが切ないです。
こういう題材を使って家族愛を描く、ギドクらしい作品だと思いました。監督は、イ・ジュヒョン。

人は信じられないし、国は恐ろしい。そこを確認できるなら5点。

投稿日

2017/03/11

レビュアー

なんの因果

予告編がおもしろそうだったので、すぐ鑑賞。
コメディぽいと予想していたのだが、意外にも「悲しい話」。
北のスパイである「殺人集団」の4人は仲の良い家族のふりをしている。
それぞれ国に、本当の家族があり、ここ(韓国)での仕事ぶりにより、
残してきた家族の安全が確保されたり、逆にひどい環境に追いやられたりする。

さて、この一家の隣の家族は、「ごく普通の韓国人一家」という設定になってるようだが・・・・、


日本人の我々からみると「ありえないほどのダメ家族」である。
これにより韓国人はまた、自国のイメージをドカドカ・ガッシャンと落とすのに大成功
しているわけだが、それは監督の意図したものなのかどうか。

まず。日本人なら「コメもたけない主婦」はそんなにいないだろうし、
心に思っていても、毎日「給料が少ない!!」と夫に叫ぶ主婦もそんなにいない。
そして、自分ちのゴミを隣んちに放置する家族もいないし、その現場をみられて
「さあ、私じゃない」と、とぼけるなど考えられない。
(私ならこの時点で殺してやりたいが、殺人プロの家族は我慢できるようである。
むしろ、サラ金の脅しから救ってやったりする。)

金がないとか言うわりに、玄関先でテニスが出来るほどの広大な庭があるのである。
その広大な庭で会話する話を、隣家のスパイ一家が聞いて、(聞こえないダロ、普通)、
その意味もない会話を羨む。

この映画には「野ウサギ」という見張り兼上司が登場するが、「野ウサギの情婦」役の女が
こりゃまた「ありえないほどのシコメ」である。
メシを食ってる野ウサギさんの股にはいりこんで、メシも食えない状態にする。
すごいブスでも、女優として需要がちゃんとあるものだなあと感心する私である。
だいたい、子供が出来るような年齢をはるかに超えているのに、「妊娠した、どうしてくれる」と
野ウサギにつっかかる。「誰の子供だ」そりゃそう言われるでしょう。
(ここは話の主軸ではないがミョーに記憶に残る)

自分たちの本来の感情を押し殺して、国の意向に沿おうと考える北の人の心は、
わからないのではあるが、もしや欧米の人たちからみたら、日本人だって、資本主義で
ありながらも、何かに縛られているようにみえて、50歩100歩にみえているのではないか。
我々も十分「おかしい」ところはある、と時々は意識する我々である。

映画の結末は悲惨なものである。
しかし、かすかな希望を残している。
あの希望すら描かれていなかったとしたら、見た人は「本当に北は恐ろしい」、と思うだけ
だろうし、
本当にホント、北は恐ろしいんだよ、と考えてる人には逆に甘い結末になったと思う。

レッド・ファミリー

投稿日

2015/05/10

レビュアー

片山刑事

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 理想的な家族の4人だけど、実は北朝鮮の工作員でいろんな任務を実行するけど、家族のあり方に考えていく話。

 北朝鮮の工作員として生きる4人の疑似家族と対比して出てくる隣人の韓国人ファミリー。堕落した資本主義と罵りながらも、本音でぶつかり合う家族の姿にどこか憧れている主人公たち。
 隣人の喧嘩を4人のメンバーが聞きながら、故郷の家族を想っているシーンは感動できるものでした。理想的な社会を求めようとするも、理想的な家族が隣の資本主義に染まった家族にあると気づく。

 チームの1人の奥さんが脱北して捕まったことにより、裏切り者を暗殺したら許されるかも。という独断で実行したら、その人物が実は…な展開からピンチに陥っていく。

 後半から自分たちが生き残るためには隣人を暗殺しろという命令が下って、一計を案じる主人公たちという流れ。
 ここからの展開が少し弱い印象でした。厳しい現実にもう少し立ち向かうことをしてほしかったのが個人的な気持ちでした。あまりにも悲しすぎる終わり。

 家族が一緒に当たり前にいることが幸せに感じられる映画でした。

基本的設定はきちんとしてほしい。

投稿日

2015/03/11

レビュアー

パープルローズ

一見理想的に見える夫婦、娘、祖父の4人家族。
実は、彼らは北から送り込まれた工作員で、本国からある密命を受けていた。
隣家に住む夫婦、息子、祖母の4人家族は、何かと問題を抱えて言い争いが絶えない。
北の偽装家族はそんな南の家族をばかにする一方、
本音で語りあえる彼らの関係を羨ましく思い始めるのだった。

う〜ん。これはだめでしょ。
何がだめって、南の家族の会話が工作員家族に筒抜け状態になってるのに、
逆は全く漏れてないってとこがおかしすぎる。
南の人たちは常に庭にでて大声で家族の会話をするとでも?
または隣の音は全部聞こえるけど、自分たちの音は絶対漏れない特殊防音があるとでも?
そういう基本的な設定はきちんとしてもらわないと、どんな物語が展開されようがしらけてしまいます。

結果、終盤の展開にはポカ〜ンとしてしまいました。
キム・ギドクが脚本、編集などを手がけていることがウリのようですが、あまりおすすめしません。

小さな縮図。

投稿日

2015/10/12

レビュアー

キヨ

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縮図なのに小さいってどういうことって感じですが、この工作員の偽装家族と隣の一般的な家族は現在の韓国と北朝鮮の縮図なのではないだろうか?

韓国で北朝鮮の裏切り者を粛清し続ける偽装家族と喧嘩もするけど基本的には仲の良いごく一般的な隣の家族が少しずつ干渉し、やがて本当の家族の姿を見つけしまった偽装家族が本当の家族に近づくちょっと切ない物語。

さすがにまだ若い娘役を殺すのは忍びないって感じたけれど、案の定、エンディングは…でしたね。それでいいと思います。これは若い人へ向けた希望や期待なんだと思います。自分の国が二つに割れたと考えると確かに複雑です。もちろん、下手をすれば日本だって同じようになっていた可能性はあるわけですからね。

ある意味ではブラックなコメディであり、また、考えてみると警鐘でもあるわけです。なんとも深い感じの作品だと感じました。

1〜 5件 / 全16件