悪魔は誰だ / オム・ジョンファ
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悪魔は誰だ
/チョン・グンソプ
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「悪魔は誰だ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
時効が成立した幼女誘拐事件をめぐるミステリーサスペンス。15年前の誘拐事件で娘を失った母・ハギョン。時効直前、刑事・チョンホは犯人に迫るが再び取り逃がしてしまう。責任を感じたチョンホは辞職を決意するが、同じ手口による誘拐事件が発生し…。※一般告知解禁日:11月1日
「悪魔は誰だ」 の作品情報
「悪魔は誰だ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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悪魔は誰だの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
120分 |
日 |
韓:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
MPF11871 |
2015年01月09日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
17枚
|
1人
|
0人
|
悪魔は誰だの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
120分 |
日 |
韓:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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MPF11871 |
2015年01月09日
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ユーザーレビュー:20件
原題は MONTAGE
監督:チョン・グンソプ(2013年・韓国・120分)
邦題が『悪魔は誰だ』なので、真の悪魔を見極めたくなりますね。
本作を観るきっかけが、『共謀家族(2019・中国)』だったのですが、その作品の中で主人公が警察を翻弄したのが、この『悪魔は誰だ』で使ったモンタージュという技法でした。
それを分かった上での鑑賞だった筈なのに、時系列通りではないショットの切り貼りにまんまと騙されました。
さて、本作の内容ですが、発端は15年前の少女誘拐事件でした。
警察は犯人を取り逃がし、身代金は持ち去られ、少女は遺体で見つかります。
娘を失った母・ハギョン(オム・ジョンファ)は、事件の情報収集を続けていましたが、ついに公訴時効(訴訟を起こせなくなる)を迎えてしまいます。
それが一週間後に迫っていると伝えるため、担当刑事のチョンホ(キム・サンギョン)がハギョンを訪ねると、母親は諦めきれない気持ちをチョンホにぶつけ、「絶対に捕まえると言ったのに!」と泣き崩れます。
そして、時効を迎えるのを待っていたように、15年前とそっくりの事件が起きます。
冒頭の、黒いゴミ袋を被って震えている母親ハギョンのシーン、続くチョンホの交通事故、呆然と佇むハギョン・・・
この唐突なシーンに衝撃を受けて、一気に作品の世界に引き込まれます。
韓流は上手いです。特に本作は、時系列の操作が巧みで混乱させられました。
新たな誘拐事件が、15年前の犯人による再現なのか?
今度もまた、少女を助けることが出来ないのか?
どうぞ、気持ちよく騙されてみてください。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
「犯人」とはかくも狡猾なもの
『共謀家族』(2019年)で、事件を追う警察署長が、「この映画を参考にした!」
と見破るシーンがあり、この映画とは2013年公開の『悪魔は誰だ』(チョン・グンソプ監督)。
どんなトリックなのかと興味を持って見ました。
ところが、キム・サンギョン主演の本作は、始まって1分でゾッとする光景があり、
韓国映画らしい強烈な刺激とテンポの良い展開に目が離せず。。
かの綾辻行人が「おぉ、まだこんな新手があったのか!」と驚嘆したとか。
(「共謀家族」の事はすっかりアタマから飛んでしまいました!)
15年前の誘拐事件によって娘を失ったハギョン(オム・ジョンファ)は事件の傷が癒えることがない。
傷だらけの娘の死体や身代金を奪われた事など、悲惨な記憶のフラッシュバックで今だに悪夢にうなされる。
訪ねてきたのは、担当刑事だったチョンホ(キム・サンギョン)。
あと7日で時効だからと捜査が打ち切られる件を告げ、無力な自身は刑事を退職すると告げる。
そんな折も折、15年前と似た誘拐事件が起きた。
ハン(ソン・ヨンチャン)の孫が誘拐されたのだ。
身代金の受け渡しの指示や逃走の仕方が酷似していた。
時効を待っていた犯人による、完全犯罪の再現なのか?それとも・・。
韓国映画に出てくる警察が、どうしようもなくダメなのは定番だけど、
上司もゴリ押しなら部下は無能、署内のシーンも多いだけにノイズになった部分はある。
しかし、声紋研究室のおじさんだけは、チョンホに協力、古くなったテープから
意外な事実が浮かぶのでした。
仕掛けや構成はとても良く出来ていて面白く観賞しました。ラストの「ある取引」にも
納得です。
ミスリードに上手く乗せられ、時系列に混乱させられながらも、
一体、誰が悪かったのだろう・・?
皆が少しずつ悪魔の心を持っていてそれが増殖していったのか、
死んだ子供は帰ってこないしなぁと、悲しい気分になったのも事実。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
人間ドラマの要素が強いサスペンス映画
投稿日:2015/01/14
レビュアー:カプチーノ
冒頭の衝撃的なシーンから物語に引き込まれ、
最初は迫る時効までに犯人逮捕は可能かどうかという点に興味がいきますが、その後方向転換します。
同じ犯行を繰り返す犯人?模倣犯?といった展開に変わったと思ったら、
意外な真相が明らかになる後半まで畳みかけるストーリィ運びで一気にみせてくれました。
意外なストーリィ展開の割には観終わったときに地味な印象があるのは、犯人、動機などが身近に感じられるせいだと思います。
悲しみ、不安、焦り、喪失感といった心の底を流れる重い感情の動きをオム・ジョンファをはじめとする出演者が見事に表現しています。
事件を追う刑事が、自分の責任を強く意識しているのに好感がもてたりと、サスペンスだけでなく人間ドラマとしてもよく出来ています。
凍りつくような暗い話であっても、韓国映画にはおどけたキャラクターが出てきて箸休め的に観る者をリラクッスさせてくれるのですが、
本作にはそういったキャラの登場はなく終始一貫重苦しい雰囲気が漂うのですが、
最後の最後には、穏やかな気持ちになりました。心の平安のようなものが感じられるラストがよかったです。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
オリジナル脚本による優れたサスペンス
「悪魔は誰だ」(2013年、監督、カラー、120分)。
女房のことを、私は、結婚2年過ぎた夏から、夫婦間のあだなで、「ちゅく」と読んでいます。
結婚前から、僕が「この映画は、見てね、絶対に何か感じることがあるから!」と言って、彼女を映画館に連れていっても、
最初から最後まで、ぐっすり眠っていました。
タルコフスキーの「ノスタルジア」で、最後のイタリアでの二人の男の死の場面で、これほど寝られる人間は、信じられなかったです。
相当腹が据わっているか、「イワンの馬鹿」だろうと思いました。
アンゲロプロスにも松本清張にも、何の興味もない女(ひと)です。
ただ、市原悦子主演の「家政婦は見た」だけは好きなので、「ツタヤディスカス」で初めてレビューを書くとき、彼女の感想を入れました。
「ちゅく」という名前は、冗談から始まりました。
その後、もっと格好のいいレビュアー名を思いつけばよかったのですが、惰性でここまで続いてきています。
「なんで、こんな変な名前なの?」「お前のニックネームやん」「わたしが嫌よ」「もう遅い」……。
特徴は、「ひらがなで、みじかい」ということだけです。
近いのは「おでん」でしょうか……。(今日も食べたが「ちゅく」のおでんは、美味しい。)
さて、この映画です。
15年前、少女の誘拐事件が起こり、警察は、犯人に身代金を奪われ、少女は遺体で見つかります。
犯人は捕まらず、「公訴時効」になります。
事件を捜査した刑事チョンホ(キム・サンギョン)は、被害者(死んだ少女の母親)ハギョン(オム・ジョンファ)を訪ね、謝罪します。
「公訴時効」成立後、少女が遺体で見つかった場所に、花を供える人物が、15年前にはなかった監視カメラの映像に捉えられます。
そして、新たな少女誘拐事件が起こります。
15年前の事件を、なぞるように。
驚くべき展開。
オリジナル脚本のミステリ・サスペンス映画のレベルは、韓国のほうが、はるかに高いのです。
日本では、まず、小説として出版し、利益を得てから映画にし、2次利益を得ようとします。
この「悪魔は誰だ」の物語は、おそらく、一発勝負で、映画のために書かれたものなのでしょう。
日本と韓国の収益システムの違いかもしれません。
韓国のプロゴルファーが、なぜ米国や日本で強いか。彼らは母国のシステムに保護されないので、国外で稼ぐしかないのです。
そのため、個人の才能が傑出し、物怖じしないメンタルを発揮するのです。
すこし脱線しました。
15年前の事件と、15年後の事件が、近似しているので、映画では、瞬時に交代します。
最初に見た時には、混乱して、「?」が多少残りました。
2回目で、やっと、分かりました。
脚本は素晴らしいながら、映画では、何か別の力が働いたようです。
上映時間を短くするためにでしょう……編集段階で、削りすぎたのです。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
オム・ジョンファの慟哭が胸を撃つ
本格推理のミステリーで人間ドラマとしても
見応え十分でした。
15年前に起きた「少女誘拐殺人事件」が時効を
むかえます。
死んだ少女の母親(オム・ジョンファ)は、時効の成立を
納得することができない。
直後、15年前の「誘拐事件」そっくりの手口の事件が発生
します。
ストーリー展開は速く、二転、三転して・・・
犯人が、ともかく”以外”でした。
15年前の事件を担当した刑事さんが、ラストで大きい”鍵”
を、キーマンになるし、落しどころや、カセットテープのトリックなどが
黒沢明監督作の「天国と地獄」とよく似てます。
母親役は本当に鬼気迫る熱演で光ってました。
「犯人=悪魔」なのでしょうが、
身内には本当に慕われる「天使」のような人でさえ、
一転、追い詰められたら「悪魔」にも変われる・・・
そおいう「人間の本性」にも迫る良作でした。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
原題は MONTAGE
投稿日
2022/01/27
レビュアー
kazupon
監督:チョン・グンソプ(2013年・韓国・120分)
邦題が『悪魔は誰だ』なので、真の悪魔を見極めたくなりますね。
本作を観るきっかけが、『共謀家族(2019・中国)』だったのですが、その作品の中で主人公が警察を翻弄したのが、この『悪魔は誰だ』で使ったモンタージュという技法でした。
それを分かった上での鑑賞だった筈なのに、時系列通りではないショットの切り貼りにまんまと騙されました。
さて、本作の内容ですが、発端は15年前の少女誘拐事件でした。
警察は犯人を取り逃がし、身代金は持ち去られ、少女は遺体で見つかります。
娘を失った母・ハギョン(オム・ジョンファ)は、事件の情報収集を続けていましたが、ついに公訴時効(訴訟を起こせなくなる)を迎えてしまいます。
それが一週間後に迫っていると伝えるため、担当刑事のチョンホ(キム・サンギョン)がハギョンを訪ねると、母親は諦めきれない気持ちをチョンホにぶつけ、「絶対に捕まえると言ったのに!」と泣き崩れます。
そして、時効を迎えるのを待っていたように、15年前とそっくりの事件が起きます。
冒頭の、黒いゴミ袋を被って震えている母親ハギョンのシーン、続くチョンホの交通事故、呆然と佇むハギョン・・・
この唐突なシーンに衝撃を受けて、一気に作品の世界に引き込まれます。
韓流は上手いです。特に本作は、時系列の操作が巧みで混乱させられました。
新たな誘拐事件が、15年前の犯人による再現なのか?
今度もまた、少女を助けることが出来ないのか?
どうぞ、気持ちよく騙されてみてください。
「犯人」とはかくも狡猾なもの
投稿日
2021/12/22
レビュアー
くまげらの森
『共謀家族』(2019年)で、事件を追う警察署長が、「この映画を参考にした!」
と見破るシーンがあり、この映画とは2013年公開の『悪魔は誰だ』(チョン・グンソプ監督)。
どんなトリックなのかと興味を持って見ました。
ところが、キム・サンギョン主演の本作は、始まって1分でゾッとする光景があり、
韓国映画らしい強烈な刺激とテンポの良い展開に目が離せず。。
かの綾辻行人が「おぉ、まだこんな新手があったのか!」と驚嘆したとか。
(「共謀家族」の事はすっかりアタマから飛んでしまいました!)
15年前の誘拐事件によって娘を失ったハギョン(オム・ジョンファ)は事件の傷が癒えることがない。
傷だらけの娘の死体や身代金を奪われた事など、悲惨な記憶のフラッシュバックで今だに悪夢にうなされる。
訪ねてきたのは、担当刑事だったチョンホ(キム・サンギョン)。
あと7日で時効だからと捜査が打ち切られる件を告げ、無力な自身は刑事を退職すると告げる。
そんな折も折、15年前と似た誘拐事件が起きた。
ハン(ソン・ヨンチャン)の孫が誘拐されたのだ。
身代金の受け渡しの指示や逃走の仕方が酷似していた。
時効を待っていた犯人による、完全犯罪の再現なのか?それとも・・。
韓国映画に出てくる警察が、どうしようもなくダメなのは定番だけど、
上司もゴリ押しなら部下は無能、署内のシーンも多いだけにノイズになった部分はある。
しかし、声紋研究室のおじさんだけは、チョンホに協力、古くなったテープから
意外な事実が浮かぶのでした。
仕掛けや構成はとても良く出来ていて面白く観賞しました。ラストの「ある取引」にも
納得です。
ミスリードに上手く乗せられ、時系列に混乱させられながらも、
一体、誰が悪かったのだろう・・?
皆が少しずつ悪魔の心を持っていてそれが増殖していったのか、
死んだ子供は帰ってこないしなぁと、悲しい気分になったのも事実。
人間ドラマの要素が強いサスペンス映画
投稿日
2015/01/14
レビュアー
カプチーノ
冒頭の衝撃的なシーンから物語に引き込まれ、
最初は迫る時効までに犯人逮捕は可能かどうかという点に興味がいきますが、その後方向転換します。
同じ犯行を繰り返す犯人?模倣犯?といった展開に変わったと思ったら、
意外な真相が明らかになる後半まで畳みかけるストーリィ運びで一気にみせてくれました。
意外なストーリィ展開の割には観終わったときに地味な印象があるのは、犯人、動機などが身近に感じられるせいだと思います。
悲しみ、不安、焦り、喪失感といった心の底を流れる重い感情の動きをオム・ジョンファをはじめとする出演者が見事に表現しています。
事件を追う刑事が、自分の責任を強く意識しているのに好感がもてたりと、サスペンスだけでなく人間ドラマとしてもよく出来ています。
凍りつくような暗い話であっても、韓国映画にはおどけたキャラクターが出てきて箸休め的に観る者をリラクッスさせてくれるのですが、
本作にはそういったキャラの登場はなく終始一貫重苦しい雰囲気が漂うのですが、
最後の最後には、穏やかな気持ちになりました。心の平安のようなものが感じられるラストがよかったです。
オリジナル脚本による優れたサスペンス
投稿日
2016/10/05
レビュアー
ちゅく
「悪魔は誰だ」(2013年、監督、カラー、120分)。
女房のことを、私は、結婚2年過ぎた夏から、夫婦間のあだなで、「ちゅく」と読んでいます。
結婚前から、僕が「この映画は、見てね、絶対に何か感じることがあるから!」と言って、彼女を映画館に連れていっても、
最初から最後まで、ぐっすり眠っていました。
タルコフスキーの「ノスタルジア」で、最後のイタリアでの二人の男の死の場面で、これほど寝られる人間は、信じられなかったです。
相当腹が据わっているか、「イワンの馬鹿」だろうと思いました。
アンゲロプロスにも松本清張にも、何の興味もない女(ひと)です。
ただ、市原悦子主演の「家政婦は見た」だけは好きなので、「ツタヤディスカス」で初めてレビューを書くとき、彼女の感想を入れました。
「ちゅく」という名前は、冗談から始まりました。
その後、もっと格好のいいレビュアー名を思いつけばよかったのですが、惰性でここまで続いてきています。
「なんで、こんな変な名前なの?」「お前のニックネームやん」「わたしが嫌よ」「もう遅い」……。
特徴は、「ひらがなで、みじかい」ということだけです。
近いのは「おでん」でしょうか……。(今日も食べたが「ちゅく」のおでんは、美味しい。)
さて、この映画です。
15年前、少女の誘拐事件が起こり、警察は、犯人に身代金を奪われ、少女は遺体で見つかります。
犯人は捕まらず、「公訴時効」になります。
事件を捜査した刑事チョンホ(キム・サンギョン)は、被害者(死んだ少女の母親)ハギョン(オム・ジョンファ)を訪ね、謝罪します。
「公訴時効」成立後、少女が遺体で見つかった場所に、花を供える人物が、15年前にはなかった監視カメラの映像に捉えられます。
そして、新たな少女誘拐事件が起こります。
15年前の事件を、なぞるように。
驚くべき展開。
オリジナル脚本のミステリ・サスペンス映画のレベルは、韓国のほうが、はるかに高いのです。
日本では、まず、小説として出版し、利益を得てから映画にし、2次利益を得ようとします。
この「悪魔は誰だ」の物語は、おそらく、一発勝負で、映画のために書かれたものなのでしょう。
日本と韓国の収益システムの違いかもしれません。
韓国のプロゴルファーが、なぜ米国や日本で強いか。彼らは母国のシステムに保護されないので、国外で稼ぐしかないのです。
そのため、個人の才能が傑出し、物怖じしないメンタルを発揮するのです。
すこし脱線しました。
15年前の事件と、15年後の事件が、近似しているので、映画では、瞬時に交代します。
最初に見た時には、混乱して、「?」が多少残りました。
2回目で、やっと、分かりました。
脚本は素晴らしいながら、映画では、何か別の力が働いたようです。
上映時間を短くするためにでしょう……編集段階で、削りすぎたのです。
オム・ジョンファの慟哭が胸を撃つ
投稿日
2016/02/05
レビュアー
カマンベール
本格推理のミステリーで人間ドラマとしても
見応え十分でした。
15年前に起きた「少女誘拐殺人事件」が時効を
むかえます。
死んだ少女の母親(オム・ジョンファ)は、時効の成立を
納得することができない。
直後、15年前の「誘拐事件」そっくりの手口の事件が発生
します。
ストーリー展開は速く、二転、三転して・・・
犯人が、ともかく”以外”でした。
15年前の事件を担当した刑事さんが、ラストで大きい”鍵”
を、キーマンになるし、落しどころや、カセットテープのトリックなどが
黒沢明監督作の「天国と地獄」とよく似てます。
母親役は本当に鬼気迫る熱演で光ってました。
「犯人=悪魔」なのでしょうが、
身内には本当に慕われる「天使」のような人でさえ、
一転、追い詰められたら「悪魔」にも変われる・・・
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