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イギリスで実際にあったインターネット犯罪を基に製作されたサスペンスドラマ。高校生のマークは、チャットで年上の女性レイチェルと知り合い、恋に落ちる。しかし、レイチェルはケビンという恋人から虐待を受けており、ある日マークの前から姿を消してしまう。やがてレイチェルの弟から彼女の死を知らされたマークは、ケビンの仕業だと思い復讐を計画するのだが…。 JAN:4562262283578
製作年: |
2013年 |
---|---|
原題: |
U WANT ME 2 KILL HIM? |
監督: |
アンドリュー・ダグラス |
---|---|
出演: |
ジェイミー・ブラックリー 、 トビー・レグボ 、 ジェイミー・ウィンストン 、 マーク・ウォーマック 、 ジョアンヌ・フロガット 、 エイミー・レン 、 ステファニー・レオニダス |
脚本: |
マイク・ウォルデン |
---|---|
音楽: |
ジョン・ホプキンス[音楽] |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
92分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
REARD170 | 2014年11月05日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
13枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
92分
字幕:
音声:
レイティング:
記番:
REARD170
レンタル開始日:
2014年11月05日
在庫枚数
13枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
92分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
REARD170 | 2014年11月05日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
13枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
92分
字幕:
音声:
レイティング:
記番:
REARD170
レンタル開始日:
2014年11月05日
在庫枚数
13枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
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入力内容に誤りがあります。
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ドアのない透明な壁、影のないカタチでできたネット社会の中は、
出入り奔放、逃げ込んだり追い込んだり、
助けたり助けられたり、してやったりやられたり、
そんな好き勝手応酬が廻り続けてるソフトで居心地がいいところ。
匿名の匿は特別の特。特別な名前、特名でリフレッシュ出来る場所。
嘘は当然アイテム、ついた嘘に忠実でいればどんな嘘にも裏切られない。
そこをそれをオソロシイとは思えない。現実を支えてくれている、
時が経つにつれどんどん不可欠となっていってる場所。
その中で起こったこの事件。知っていたけど、当時、知ってさしたる驚きもなく呆れることもなく
加害者のいない”互いに互いが被害者”の事件。そういう被害者にはなりたくないと思った程度。
その事件がとてもうまく映像になっていた。
マークしか見ることができない見えないけど見えていた現実と
誰にも見えてる現実の繋ぎ方がよかった。嗚呼、ブライアン・シンガーな匠職人技。
その繋ぎ目で動き回るジョン役のトビー・レグボの
存在感の薄さ純粋なしたたかさが見え隠れするONOFF同体な演技、
よかった。
オチというか事件の真相を知って観た方がそのしたたかさをとても楽しめると思った。
ふたりが演じていたマークとジョン。
裁判のシーンをもう少し長く、具体的に観たかった。
でもそれで終わりでなく
そのあとにふたりそれぞれのその後の短いシーンがあって、
それがまったくごく自然で、どんでん返しされそこねた感じで苦笑。
あれから10年、彼らの次の世代の少年達は自転車のふたり乗りはしないんだろうな..
他にあそこでしたい事、しなくちゃならない事がたくさんあるだろうから。
このレビューは気に入りましたか? 10人の会員が気に入ったと投稿しています
大変面白い映画でしたが、これは「ネタバレ」レビューを読んでから観たんじゃ面白さは半減すること間違い無しですから、いかに「常習犯」の私でもマトモにレビュー書くワケにいかないけど、それでも読まないに越したこと無いです。先に鑑賞されて、私と同様「面白い!」と思われたら帰って来て読んでください(笑)。
他のDVD借りた時予告編を観て、私の嫌いな「実話」だし、出演者も監督も「無名」だし(私が知らないだけかも知れないけど)、目を引くほどの美人女優が出てるワケでも無さそうなのに何故か「面白そう」って思えて、リリースと同時に結構楽しみに借りて来ました。
分かっていたのに、冒頭「実際にあった話に基いています」というメッセージが出た時は、やはり気持ちがちょっと萎えましたが、鑑賞後何故この映画が面白かったのか?を考えた時この「実話」という「装丁」自体が作者の「企み」の一部だったことに気が付いて、それが一番「面白かった」ですね。監督のアンドリュー・ダグラスは知りませんでしたが、製作総指揮をあの「ユージュアル・サスペクツ」(1995)、「ワルキューレ」(2008)のブライアン・シンガーがやってることが分かって納得しました。「実話」は「事実」であるかも知れないが「真実」では無い。「実話」を語る人にとってそれが「事実」であったとしても、それはその人から見て「真実」に「見えた」というだけで、同じことを別の人が見たら全然違うことに見える、ということは常に「あり得る」。いや、考えてみれば世の中そんなことばかりです。「ユージュアル…」はオハナシ自体が「フィクション」ですが、作中事件の「真相(真実)」を語るヴァージル(ケヴィン・スペイシー)の視点から「そう見えた」顛末が余りにも「嘘臭い」ので、観客は「煙に巻かれた」ような不安に陥る。それが「面白い」、という映画でした。「ワルキューレ」は誰もが知ってるハズの「歴史的実話(ヒトラー暗殺未遂事件)」を実際の実行犯シュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)の視点で描く「フィクション」が実にドラマチックで面白かったですね。本作は「フィクション」だったらまぁ「よく出来た」程度のスリラーという評価でしょうが、「実話」というのが何とも「驚き」なんです。「嘘みたいな本当の話」ってヤツですね(笑)。
まぁ本作の場合、主人公のマークという高校生が「騙される」オハナシを「客観者の視点」から描く、という形式を取って置きながら、部分的に「マークの視点」を混入させることによってマークと一緒に観客をも「騙す」という、実に「映画的」な「反則」(MOMOさん)を使っているので、「正統派」のスリラー、サスペンス・ファンや、「実話」ファンからは「外道」扱いされる作品かもしれませんが(笑)。しかし私のような極端な「フィクション」ファン、「実話」嫌いに言わせれば、全ての映画は(実話、ドキュメンタリー、歴史モノを含め)本質的に「フィクション」です。何故なら「撮影」された「映像」の「視点」は撮影者によって「選択」された「主観」に他ならない。撮影者には「こう見えた」映像を、観客に「こう見せたい」と、監督なり製作者が「意図」している「作品(フィクション)」です。
「フィクション」だから「上手、下手」がある。この映画は「実話に基いた」なかなか「上手い」フィクションだと思いますね。何より登場人物が全員いかにも「アリそう」だから「実話」らしい。そしてその中でも主人公マークのキャラが実にイイんですね。決して「優等生」じゃないし、若いからまだ「世間」を十分理解出来るほど「オトナ」じゃないけど、全てのことを「自分で考え、判断する」という「知性の基盤」を持っているから「他人」に対して実に誠実で優しい。親や先生や友人、そしてネットで知り合った「恋人」に対しても徒に「反発」したり、逆に「依存」したりせず、「節度」を持って接する。ヒネクレ老人の私ですら見ていて彼のファンになりましたねぇ(笑)。
だからあのラストの「どんでん」が効くんです。やはりこれは大変「よく出来たフィクション」だと思います。おススメです。
このレビューは気に入りましたか? 8人の会員が気に入ったと投稿しています
(ネタばれにならないよう注意して書いたつもりですが、未見の方はやっぱりお読みにならない方がいいかもしれません)
始まってしばらくして「あれ、このハナシ知ってるな・・・」と思ったら、つい最近、TV番組の
「世界の衝撃事件!」みたいな企画で再現ドラマを観ていたのでした。
んな訳でオチは分かってたのだけど、それでもやっぱり、これはなかなか面白いオハナシだと思う。
既出レビューで言及されているように、本作は巧みな映画的トリックを使って観客をミスリードするのだけど、
この演出って実際の事件の「本質」を突いていると思う。ここ重要なので敢えてこのぐらいでスルー(苦笑)。
更に巧いのは、途中からだんだんハナシがウソ臭くなっていくので、これがフィクションなら
「なんか不自然!下手くそな脚本!」って引いちゃうところを、最初に「実話です」ってクギ刺してるもんだから(笑)、
「いやいや、こんな事ってあるんかいな〜」とむしろ興味を引っ張られてしまうでしょう。
うん、ホントに「事実」を描いているのは確かなんだもんなー・・・。
主要な登場人物はマークとジョンという2人の高校生。
彼らが巻き込まれる「殺人事件」の真相は、にわかには信じ難いものだ。
ディープな昭和世代のおばちゃんが思うことには、世間や情報と関わるチャンネルは
多めに持ってた方がいいよねってこと。
ネットが「世界のすべて」になってしまうと、こんな事も起きてしまうのかなと。
一つだけちょっと不満だったのは、ジョンという男の子の心情の描き方かな。
これは、それこそ真相なんて本人にしか分からないから作り手の「解釈」でこういう風になったんだろうけど、
個人的には「ちょっと違う」と思う。ここはTVで観た再現ドラマの解釈に自分が引っ張られてるのかもしれないけど・・・。
(もろネタばれになるので、続きはコメントへ)
このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています
少年が仕組んだ2003年に実際に起こった犯罪事件。
かなりヒネくれた発想の予想外の要素を含んだ
ネット犯罪でした。
仕掛けられた少年。仕掛けた少年。
被害者と加害者・・・が入れ替わり・・・交代して・・・
といった予想外の展開に。
よくゲーム感覚の犯罪と言うけれど、自分自身でさえ、仮想世界の
一つのコマで、簡単に動かし、消せるし、復活も出来るし・・・
と浅はかに考えるところが、恐ろしい。
イスラム過激派とかテロ組織とのつながり・・・とか簡単に信じてしまう
大人たちをも、巻き込んで大騒ぎ。
ラストの少年のチャラさを見ると
単に、目立ちたい!自分を認めて欲しい。
親身に心配してくれる友達が欲しかった・・・という単純な動機
なのでは無いか?
このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています
2003年にイギリスで起きた犯罪事件を元に描いたサスペンスです。
高校生のマークがチャット上で知り合った女性のために
復讐計画を実行するまでの顛末を描いた作品ですが、
なかなか巧妙なトリックが隠されています。(゜∀゜)
仕掛けは単純。。。
だからこそ一度、深みにハマると抜け出せないしたたかさがあります!
まぁ、当時としては衝撃なことだったと思いますが、
今だとその可能性は最初に思い浮かぶし、登場人物も少なくて、、、
なんとなくオチの予測もついてしまいますが、
かなり反則的な見せ方をしているので
その辺りの演出方法は賛否が分かれるかも…
肯定的な観点に立てば、実話であるという強みを最大限に活かした作品だと思います。
+タイトルやパッケージから、なんとなく「キル・ユア・ダーリン」を
連想しながら見始めましたが、実際の中身はちょっと違ったようです。
でも、思春期の高校生同士のなんともいえない関係性はたまりません♪(≧∀≦)
このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム?
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:14件
投稿日
2014/12/15
レビュアー
まみもぉドアのない透明な壁、影のないカタチでできたネット社会の中は、
出入り奔放、逃げ込んだり追い込んだり、
助けたり助けられたり、してやったりやられたり、
そんな好き勝手応酬が廻り続けてるソフトで居心地がいいところ。
匿名の匿は特別の特。特別な名前、特名でリフレッシュ出来る場所。
嘘は当然アイテム、ついた嘘に忠実でいればどんな嘘にも裏切られない。
そこをそれをオソロシイとは思えない。現実を支えてくれている、
時が経つにつれどんどん不可欠となっていってる場所。
その中で起こったこの事件。知っていたけど、当時、知ってさしたる驚きもなく呆れることもなく
加害者のいない”互いに互いが被害者”の事件。そういう被害者にはなりたくないと思った程度。
その事件がとてもうまく映像になっていた。
マークしか見ることができない見えないけど見えていた現実と
誰にも見えてる現実の繋ぎ方がよかった。嗚呼、ブライアン・シンガーな匠職人技。
その繋ぎ目で動き回るジョン役のトビー・レグボの
存在感の薄さ純粋なしたたかさが見え隠れするONOFF同体な演技、
よかった。
オチというか事件の真相を知って観た方がそのしたたかさをとても楽しめると思った。
ふたりが演じていたマークとジョン。
裁判のシーンをもう少し長く、具体的に観たかった。
でもそれで終わりでなく
そのあとにふたりそれぞれのその後の短いシーンがあって、
それがまったくごく自然で、どんでん返しされそこねた感じで苦笑。
あれから10年、彼らの次の世代の少年達は自転車のふたり乗りはしないんだろうな..
他にあそこでしたい事、しなくちゃならない事がたくさんあるだろうから。
投稿日
2014/11/10
レビュアー
忙中有閑大変面白い映画でしたが、これは「ネタバレ」レビューを読んでから観たんじゃ面白さは半減すること間違い無しですから、いかに「常習犯」の私でもマトモにレビュー書くワケにいかないけど、それでも読まないに越したこと無いです。先に鑑賞されて、私と同様「面白い!」と思われたら帰って来て読んでください(笑)。
他のDVD借りた時予告編を観て、私の嫌いな「実話」だし、出演者も監督も「無名」だし(私が知らないだけかも知れないけど)、目を引くほどの美人女優が出てるワケでも無さそうなのに何故か「面白そう」って思えて、リリースと同時に結構楽しみに借りて来ました。
分かっていたのに、冒頭「実際にあった話に基いています」というメッセージが出た時は、やはり気持ちがちょっと萎えましたが、鑑賞後何故この映画が面白かったのか?を考えた時この「実話」という「装丁」自体が作者の「企み」の一部だったことに気が付いて、それが一番「面白かった」ですね。監督のアンドリュー・ダグラスは知りませんでしたが、製作総指揮をあの「ユージュアル・サスペクツ」(1995)、「ワルキューレ」(2008)のブライアン・シンガーがやってることが分かって納得しました。「実話」は「事実」であるかも知れないが「真実」では無い。「実話」を語る人にとってそれが「事実」であったとしても、それはその人から見て「真実」に「見えた」というだけで、同じことを別の人が見たら全然違うことに見える、ということは常に「あり得る」。いや、考えてみれば世の中そんなことばかりです。「ユージュアル…」はオハナシ自体が「フィクション」ですが、作中事件の「真相(真実)」を語るヴァージル(ケヴィン・スペイシー)の視点から「そう見えた」顛末が余りにも「嘘臭い」ので、観客は「煙に巻かれた」ような不安に陥る。それが「面白い」、という映画でした。「ワルキューレ」は誰もが知ってるハズの「歴史的実話(ヒトラー暗殺未遂事件)」を実際の実行犯シュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)の視点で描く「フィクション」が実にドラマチックで面白かったですね。本作は「フィクション」だったらまぁ「よく出来た」程度のスリラーという評価でしょうが、「実話」というのが何とも「驚き」なんです。「嘘みたいな本当の話」ってヤツですね(笑)。
まぁ本作の場合、主人公のマークという高校生が「騙される」オハナシを「客観者の視点」から描く、という形式を取って置きながら、部分的に「マークの視点」を混入させることによってマークと一緒に観客をも「騙す」という、実に「映画的」な「反則」(MOMOさん)を使っているので、「正統派」のスリラー、サスペンス・ファンや、「実話」ファンからは「外道」扱いされる作品かもしれませんが(笑)。しかし私のような極端な「フィクション」ファン、「実話」嫌いに言わせれば、全ての映画は(実話、ドキュメンタリー、歴史モノを含め)本質的に「フィクション」です。何故なら「撮影」された「映像」の「視点」は撮影者によって「選択」された「主観」に他ならない。撮影者には「こう見えた」映像を、観客に「こう見せたい」と、監督なり製作者が「意図」している「作品(フィクション)」です。
「フィクション」だから「上手、下手」がある。この映画は「実話に基いた」なかなか「上手い」フィクションだと思いますね。何より登場人物が全員いかにも「アリそう」だから「実話」らしい。そしてその中でも主人公マークのキャラが実にイイんですね。決して「優等生」じゃないし、若いからまだ「世間」を十分理解出来るほど「オトナ」じゃないけど、全てのことを「自分で考え、判断する」という「知性の基盤」を持っているから「他人」に対して実に誠実で優しい。親や先生や友人、そしてネットで知り合った「恋人」に対しても徒に「反発」したり、逆に「依存」したりせず、「節度」を持って接する。ヒネクレ老人の私ですら見ていて彼のファンになりましたねぇ(笑)。
だからあのラストの「どんでん」が効くんです。やはりこれは大変「よく出来たフィクション」だと思います。おススメです。
投稿日
2014/12/05
レビュアー
ポッシュ(ネタばれにならないよう注意して書いたつもりですが、未見の方はやっぱりお読みにならない方がいいかもしれません)
始まってしばらくして「あれ、このハナシ知ってるな・・・」と思ったら、つい最近、TV番組の
「世界の衝撃事件!」みたいな企画で再現ドラマを観ていたのでした。
んな訳でオチは分かってたのだけど、それでもやっぱり、これはなかなか面白いオハナシだと思う。
既出レビューで言及されているように、本作は巧みな映画的トリックを使って観客をミスリードするのだけど、
この演出って実際の事件の「本質」を突いていると思う。ここ重要なので敢えてこのぐらいでスルー(苦笑)。
更に巧いのは、途中からだんだんハナシがウソ臭くなっていくので、これがフィクションなら
「なんか不自然!下手くそな脚本!」って引いちゃうところを、最初に「実話です」ってクギ刺してるもんだから(笑)、
「いやいや、こんな事ってあるんかいな〜」とむしろ興味を引っ張られてしまうでしょう。
うん、ホントに「事実」を描いているのは確かなんだもんなー・・・。
主要な登場人物はマークとジョンという2人の高校生。
彼らが巻き込まれる「殺人事件」の真相は、にわかには信じ難いものだ。
ディープな昭和世代のおばちゃんが思うことには、世間や情報と関わるチャンネルは
多めに持ってた方がいいよねってこと。
ネットが「世界のすべて」になってしまうと、こんな事も起きてしまうのかなと。
一つだけちょっと不満だったのは、ジョンという男の子の心情の描き方かな。
これは、それこそ真相なんて本人にしか分からないから作り手の「解釈」でこういう風になったんだろうけど、
個人的には「ちょっと違う」と思う。ここはTVで観た再現ドラマの解釈に自分が引っ張られてるのかもしれないけど・・・。
(もろネタばれになるので、続きはコメントへ)
投稿日
2014/11/17
レビュアー
カマンベール少年が仕組んだ2003年に実際に起こった犯罪事件。
かなりヒネくれた発想の予想外の要素を含んだ
ネット犯罪でした。
仕掛けられた少年。仕掛けた少年。
被害者と加害者・・・が入れ替わり・・・交代して・・・
といった予想外の展開に。
よくゲーム感覚の犯罪と言うけれど、自分自身でさえ、仮想世界の
一つのコマで、簡単に動かし、消せるし、復活も出来るし・・・
と浅はかに考えるところが、恐ろしい。
イスラム過激派とかテロ組織とのつながり・・・とか簡単に信じてしまう
大人たちをも、巻き込んで大騒ぎ。
ラストの少年のチャラさを見ると
単に、目立ちたい!自分を認めて欲しい。
親身に心配してくれる友達が欲しかった・・・という単純な動機
なのでは無いか?
投稿日
2014/11/05
レビュアー
MOMO2003年にイギリスで起きた犯罪事件を元に描いたサスペンスです。
高校生のマークがチャット上で知り合った女性のために
復讐計画を実行するまでの顛末を描いた作品ですが、
なかなか巧妙なトリックが隠されています。(゜∀゜)
仕掛けは単純。。。
だからこそ一度、深みにハマると抜け出せないしたたかさがあります!
まぁ、当時としては衝撃なことだったと思いますが、
今だとその可能性は最初に思い浮かぶし、登場人物も少なくて、、、
なんとなくオチの予測もついてしまいますが、
かなり反則的な見せ方をしているので
その辺りの演出方法は賛否が分かれるかも…
肯定的な観点に立てば、実話であるという強みを最大限に活かした作品だと思います。
+タイトルやパッケージから、なんとなく「キル・ユア・ダーリン」を
連想しながら見始めましたが、実際の中身はちょっと違ったようです。
でも、思春期の高校生同士のなんともいえない関係性はたまりません♪(≧∀≦)