ラストミッション

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ラストミッション / ケビン・コスナー

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「ラストミッション」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

リュック・ベッソンが原案・脚本を手がけ、マックG監督、ケヴィン・コスナー主演で贈るサスペンス・アクション。共演はアンバー・ハード、ヘイリー・スタインフェルド。CIAエージェントのイーサンはある日突然、余命数ヵ月と宣告されてしまう。そこで、残された時間を別れた家族と過ごしたいと願い、パリへと向かう。ところが、思春期の娘ゾーイとの溝は深まるばかり。そんな時、女エージェントのヴィヴィが延命を可能にする試験薬をエサに新たな仕事を持ちかける。こうして、危険かつ困難な暗殺計画に臨む凄腕エージェントと、良きパパとなり娘の信頼を勝ち取るために奮闘する平凡な家庭人という2つの顔を同時に遂行するというかつてない過酷なミッションに挑むことになったイーサンだったが…。

「ラストミッション」 の作品情報

作品情報

製作年: 2014年
製作国: アメリカ
原題: 3 DAYS TO KILL

「ラストミッション」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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任務と家族と余命の狭間で戦うコスナー

投稿日:2014/11/13 レビュアー:ミルクチョコ

余命いくばくもないベテランCIAエージェントが、延命できるという薬を入手し、疎遠だった家族との関係を修復するべく危険な任務に挑みます。

スパイものかと思いきや結構コメディ色強かったです。
CIAのヴィヴィ(アンバー・ハード)に核兵器の売人ウルフ抹殺を依頼されます。一度は断るものの、余命が伸びるという試薬と大金を条件に承認。
ケビン・コスナー扮する主人公イーサン・レナーが最後の危機を回避しながら娘の信頼も勝ち取るという、同時進行の「ラストミッション」ですが、どちらかというと、テロリストを仕留めることよりも、疎遠だった家族の絆を取り戻すことに大きな比重が置かれていました。

ウルフに繋がる男を急襲するも、彼に娘のゾーイと同じ年頃の娘がいることを知り、複雑な気持ちに。
拷問をしようとした瞬間、レシピを教えてほしいとゾーイから電話が。イタリア人の帳簿係に娘にレシピを教えるように強要したり、家族の扱い方などを聞き、ゾーイの信頼を勝ち取って行くあたりは、娘と同じ年頃の家族を持つ父親として繋がる男達二人とイーサンとのやり取りは微笑ましいです。
パリを舞台に体力の衰えを隠しきれないコスナーが、頑張っていました。
スーツに着替えて一気に格好よくなり、「ボディガード」オマージュなお姫様抱っこも微笑ましかったです。
仕事と、家族と余命との狭間で戦うコスナーの背中が頼もしかったです。

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意外と戦わない

投稿日:2014/11/21 レビュアー:QWERTY

舞台がパリ、主人公が中年のオッサンでCIAの暗殺者、しかも年頃の娘がいる
となれば、リーアム・ニーソンの「96時間」みたいな
ありがちだけど爽快なアクション映画なのかと思ったら・・・
こんなん違ーーーう!!

序盤は「これから悪人を殺りまくるぞー」と、イイ感じで始まったのに
主人公・イーサンがパリにやって来てからダダ下がり・・
ドSの女王な感じのエージェント・ヴィヴィとのコンビで悪者をバンバンぶっ殺すのかと思ったら
彼女は中盤以降パッタリと出番が減り、5年ぶりに会う娘とのふれあい話ばっかりに・・

で、そのふれあい話が超ありきたりで退屈
最初は反発しているけど徐々に和解、のパターンになるのはミエミエでダルい・・。
任務の方は、突然思い出したみたいに撃ち合ったりカーチェイスやったり
クライマックスは、いくら何でも偶然すぎ。
あんなところで悪の親玉とバッタリ会う確率は天文学的な低さだと思う。

それと
ガンで余命3か月と知ったイーサンは
実験段階の試薬と引き換えに最後のミッションを請け負うのだけど
この病気の設定が全然生かされていない。
単に娘に会いに行くための口実と
あとは肝心な時に発作が出てピンチを演出するための設定、て感じ。

悪者との絡みが妙にコミカルなのも調子狂う。
もっとジャック・バウアーみたいにハイテンションで拷問とかしようよ
スパゲティソースのレシピとか聞いてんじゃねえよ!!て感じ

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セクシーガイが帰って来た。

投稿日:2015/01/25 レビュアー:カマンベール

ボディガードから22年。女性の愛と涙を独占したケビンコスナーが、
お疲れながらも、まだまだセクシーでカッコイイ。余命数ヶ月を宣告された
CIAエージェントのコスナーが、武器商人暗殺と、ないがしろにしてきた、
妻と娘との関係を修復する・・・というダブル・ミッションをいかに成功
させるか?
パリの街並み、美しいエージェントのヴィヴィ、美しい妻。
渋いコスナー。
眺めがイイですね。
悪役面の悪役、手下顔の手下。
長過ぎないカーチェイス。程良い撃ち合い。血もほとんど流れない。
留守中に住み着いた大家族への粋な計らい。

全てがあっさりとして過剰で無い。
楽しい時間でした!
それにしてもハリウッド!リタイア年齢のスターの活躍目覚ましいやん!
シニア向け市場はすっかり定着したみたい!

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ベッソン製作のTVドラマ「ノーリミット」のリメイク?!

投稿日:2014/09/29 レビュアー:みなみ

映画館で見ました。
「リュック・ベッソン原作、脚本でマックG監督」と聞けば、薄っぺらく軽ーい娯楽作だと想像がつきますが、
実際、その通りでした^^;

余命数か月のCIAエージェントが、家族との絆を取り戻そうと家族の元へ戻る。
そこへCIAが延命の試薬をエサに、危険な仕事を持ちかけてくるが…

…って、これ、ベッソン製作のフランスのTVドラマ「ノー・リミット」(全6話)そのまんまじゃん!!
よほどこの設定がお好きなのね…と思ってたら、登場人物も展開もかなり似てる…^^;

ドラマの映画化って言ってたっけ…??まあ同じ人が作ってるんだからいいですけどね。

アクションシーンはド派手ですが、あまり緊迫感がなかったですね…
主演のケビン・コスナーが、凄腕のエージェントに見えなかったからかも。
屈強の男たちをバンバン倒すほど強そうじゃないもんね。
でも娘とのシーンや、家族との絆を取り戻そうと奮闘するあたりでは、いい味出してました。

ちょっとダレるけど、まあ笑えるし、ほろりとくるし、お気楽娯楽作としては合格点。
でも、製作者側の「すごいのつくるぞ〜」という意気込みは感じられない。無難なやっつけ仕事って感じ(>_<)

「ノー・リミット」を見てない夫は、まあ面白かったようですが、
「余計なシーンが多いな」と言ってました^^;

でもこの主人公、リーアム・ニーソンの役どころの気がしますが…。
もしかしたらオファーしたけど断られたのかも??
同じ時期に全米公開してた、ジャウマ・コレット=セラ監督の「フライトゲーム」に主演してたので
なんかそんな気がしました… どう考えても「フライトゲーム」の方が中味濃そうだし…

実際、「フライトゲーム」もこの前見てきましたが、やっぱりかなり面白かったです。

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アメリカ流のカッコ良さ

投稿日:2014/12/23 レビュアー:忙中有閑

ケヴィン・コスナーとジョージ・クルーニーはワタクシ的に「姿の良い」現役男優の双璧ですが、かなりタイプは違う。ケヴィンは「シルバラード」(1985年、ローレンス・カスダン監督)以来贔屓にしていて、1987年の「追いつめられて」と「アンタッチャブル」、1990年の「リベンジ」の3本が特に良かった。しかし、あらためて思い返すと彼自身の「演技」が特に良かったというワケでは無く、「シルバラード」では兄役のスコット・グレン、「追いつめられて」では敵役のジーン・ハックマンと恋人役のショーン・ヤング、「アンタッチャブル」では相棒役のショーン・コネリー、「リベンジ」では不倫相手の人妻マデリーン・ストウとその夫のアンソニー・クィンという、いずれも強烈な魅力を発散した好演技に喰われて、ケヴィンは「姿(見た目)の良さ」のみで存在感を出していた気がします。無論「見た目」だけで存在感を出せる、というのは俳優としての才能に恵まれている証拠だし、そういう俳優はザラにはいない。ジョージ(クルーニー)も「見た目」だけで十分存在感のある俳優ですが、ケヴィンとの大きな違いはアクション(暴力)にせよ恋愛にせよ「ヤル気」が表に出る点です。所謂「積極性」「山っ気」がある(と私には見える)。ケヴィンというヒトはそれが無い、と言うかそれを出さない方が自分はウケるということを自ら理解している、良く言えば「賢い」、しかし私の言う「イイ役者」では無い。決して「上手い」役者じゃないのは二人とも似たようなもんですが(笑)。
で、本作のハナシですが、先日来「男のファンタジー」を続けて観てきたら、偶然ですがこれも「まんま」その類でした。先日観た「MI5;消された機密ファイル」のレビューに書いた通りの「職業CIA、仕事優先で家庭を顧みないから妻とは気まずいけど、愛する娘には慕われたい、典型的サラリーマン・タイプ」の主人公をケヴィンが熱演してます。ジョージが演ったら(きっと)カッコつけ過ぎてクサくなるところを、ケヴィンだから爽やかで許せる、って作品ですね(笑)。脚本、製作を「アメリカ人よりもあからさまにアメリカ大衆のウケ狙いが出来る」フランス人リュック・ベッソンが手掛けて、監督に「アメリカ的軽薄さの権化」マックGを起用して、「男の」、と言うより「アメリカ男の」ファンタジーに仕上げてます。「アメリカ男」の「理想のヒーロー」ってのは、恋愛にせよ暴力(アクション)にせよ「ヤル気」になったら強いけど、決して「自分からは仕掛けない」のがカッコいいんですね。「先に相手に撃たせる」けど「最後は勝つ」男にシビれるし、「女に惚れて口説く」んじゃ無く「女に惚れられて(モテて)」「…ったく困ったもんだ」って「ボヤく」男が大好きなんですね(笑)。そこがフランス男とは全然違う。まぁ「ファンタジー」というのは「現実は上手くいかない」コトが「上手くいく」フィクションですから、アメリカ男の現実はフランス男よりキビシイ、ってことでしょうか(笑)。最近亡くなった「健さん」こと高倉健も、若い頃「サラリーマン」モノや「チンピラ・ヤクザ(任侠)」モノでそんな役を散々演ってましたから、日本の男の「理想」はアメリカ男と似てるのかも知れませんね。私はどうもこの「アメリカ流」(日本流?)のカッコつけ方が好きじゃないんですがね(笑)。
しかしケヴィンの「ヤル気」の無さはちょっと「ヤリ過ぎ」でしょう。敵をコテンパンにやっつけても、イイ女にモテまくっても、ちっとも嬉しそうじゃない。ドヤ顔全然しない。「仕方無く」やってる感じが強過ぎて、観てて「面白くない」。「ファンタジー」には向かない俳優なんじゃないかなぁ。

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任務と家族と余命の狭間で戦うコスナー

投稿日

2014/11/13

レビュアー

ミルクチョコ

余命いくばくもないベテランCIAエージェントが、延命できるという薬を入手し、疎遠だった家族との関係を修復するべく危険な任務に挑みます。

スパイものかと思いきや結構コメディ色強かったです。
CIAのヴィヴィ(アンバー・ハード)に核兵器の売人ウルフ抹殺を依頼されます。一度は断るものの、余命が伸びるという試薬と大金を条件に承認。
ケビン・コスナー扮する主人公イーサン・レナーが最後の危機を回避しながら娘の信頼も勝ち取るという、同時進行の「ラストミッション」ですが、どちらかというと、テロリストを仕留めることよりも、疎遠だった家族の絆を取り戻すことに大きな比重が置かれていました。

ウルフに繋がる男を急襲するも、彼に娘のゾーイと同じ年頃の娘がいることを知り、複雑な気持ちに。
拷問をしようとした瞬間、レシピを教えてほしいとゾーイから電話が。イタリア人の帳簿係に娘にレシピを教えるように強要したり、家族の扱い方などを聞き、ゾーイの信頼を勝ち取って行くあたりは、娘と同じ年頃の家族を持つ父親として繋がる男達二人とイーサンとのやり取りは微笑ましいです。
パリを舞台に体力の衰えを隠しきれないコスナーが、頑張っていました。
スーツに着替えて一気に格好よくなり、「ボディガード」オマージュなお姫様抱っこも微笑ましかったです。
仕事と、家族と余命との狭間で戦うコスナーの背中が頼もしかったです。

意外と戦わない

投稿日

2014/11/21

レビュアー

QWERTY

舞台がパリ、主人公が中年のオッサンでCIAの暗殺者、しかも年頃の娘がいる
となれば、リーアム・ニーソンの「96時間」みたいな
ありがちだけど爽快なアクション映画なのかと思ったら・・・
こんなん違ーーーう!!

序盤は「これから悪人を殺りまくるぞー」と、イイ感じで始まったのに
主人公・イーサンがパリにやって来てからダダ下がり・・
ドSの女王な感じのエージェント・ヴィヴィとのコンビで悪者をバンバンぶっ殺すのかと思ったら
彼女は中盤以降パッタリと出番が減り、5年ぶりに会う娘とのふれあい話ばっかりに・・

で、そのふれあい話が超ありきたりで退屈
最初は反発しているけど徐々に和解、のパターンになるのはミエミエでダルい・・。
任務の方は、突然思い出したみたいに撃ち合ったりカーチェイスやったり
クライマックスは、いくら何でも偶然すぎ。
あんなところで悪の親玉とバッタリ会う確率は天文学的な低さだと思う。

それと
ガンで余命3か月と知ったイーサンは
実験段階の試薬と引き換えに最後のミッションを請け負うのだけど
この病気の設定が全然生かされていない。
単に娘に会いに行くための口実と
あとは肝心な時に発作が出てピンチを演出するための設定、て感じ。

悪者との絡みが妙にコミカルなのも調子狂う。
もっとジャック・バウアーみたいにハイテンションで拷問とかしようよ
スパゲティソースのレシピとか聞いてんじゃねえよ!!て感じ

セクシーガイが帰って来た。

投稿日

2015/01/25

レビュアー

カマンベール

ボディガードから22年。女性の愛と涙を独占したケビンコスナーが、
お疲れながらも、まだまだセクシーでカッコイイ。余命数ヶ月を宣告された
CIAエージェントのコスナーが、武器商人暗殺と、ないがしろにしてきた、
妻と娘との関係を修復する・・・というダブル・ミッションをいかに成功
させるか?
パリの街並み、美しいエージェントのヴィヴィ、美しい妻。
渋いコスナー。
眺めがイイですね。
悪役面の悪役、手下顔の手下。
長過ぎないカーチェイス。程良い撃ち合い。血もほとんど流れない。
留守中に住み着いた大家族への粋な計らい。

全てがあっさりとして過剰で無い。
楽しい時間でした!
それにしてもハリウッド!リタイア年齢のスターの活躍目覚ましいやん!
シニア向け市場はすっかり定着したみたい!

ベッソン製作のTVドラマ「ノーリミット」のリメイク?!

投稿日

2014/09/29

レビュアー

みなみ

映画館で見ました。
「リュック・ベッソン原作、脚本でマックG監督」と聞けば、薄っぺらく軽ーい娯楽作だと想像がつきますが、
実際、その通りでした^^;

余命数か月のCIAエージェントが、家族との絆を取り戻そうと家族の元へ戻る。
そこへCIAが延命の試薬をエサに、危険な仕事を持ちかけてくるが…

…って、これ、ベッソン製作のフランスのTVドラマ「ノー・リミット」(全6話)そのまんまじゃん!!
よほどこの設定がお好きなのね…と思ってたら、登場人物も展開もかなり似てる…^^;

ドラマの映画化って言ってたっけ…??まあ同じ人が作ってるんだからいいですけどね。

アクションシーンはド派手ですが、あまり緊迫感がなかったですね…
主演のケビン・コスナーが、凄腕のエージェントに見えなかったからかも。
屈強の男たちをバンバン倒すほど強そうじゃないもんね。
でも娘とのシーンや、家族との絆を取り戻そうと奮闘するあたりでは、いい味出してました。

ちょっとダレるけど、まあ笑えるし、ほろりとくるし、お気楽娯楽作としては合格点。
でも、製作者側の「すごいのつくるぞ〜」という意気込みは感じられない。無難なやっつけ仕事って感じ(>_<)

「ノー・リミット」を見てない夫は、まあ面白かったようですが、
「余計なシーンが多いな」と言ってました^^;

でもこの主人公、リーアム・ニーソンの役どころの気がしますが…。
もしかしたらオファーしたけど断られたのかも??
同じ時期に全米公開してた、ジャウマ・コレット=セラ監督の「フライトゲーム」に主演してたので
なんかそんな気がしました… どう考えても「フライトゲーム」の方が中味濃そうだし…

実際、「フライトゲーム」もこの前見てきましたが、やっぱりかなり面白かったです。

アメリカ流のカッコ良さ

投稿日

2014/12/23

レビュアー

忙中有閑

ケヴィン・コスナーとジョージ・クルーニーはワタクシ的に「姿の良い」現役男優の双璧ですが、かなりタイプは違う。ケヴィンは「シルバラード」(1985年、ローレンス・カスダン監督)以来贔屓にしていて、1987年の「追いつめられて」と「アンタッチャブル」、1990年の「リベンジ」の3本が特に良かった。しかし、あらためて思い返すと彼自身の「演技」が特に良かったというワケでは無く、「シルバラード」では兄役のスコット・グレン、「追いつめられて」では敵役のジーン・ハックマンと恋人役のショーン・ヤング、「アンタッチャブル」では相棒役のショーン・コネリー、「リベンジ」では不倫相手の人妻マデリーン・ストウとその夫のアンソニー・クィンという、いずれも強烈な魅力を発散した好演技に喰われて、ケヴィンは「姿(見た目)の良さ」のみで存在感を出していた気がします。無論「見た目」だけで存在感を出せる、というのは俳優としての才能に恵まれている証拠だし、そういう俳優はザラにはいない。ジョージ(クルーニー)も「見た目」だけで十分存在感のある俳優ですが、ケヴィンとの大きな違いはアクション(暴力)にせよ恋愛にせよ「ヤル気」が表に出る点です。所謂「積極性」「山っ気」がある(と私には見える)。ケヴィンというヒトはそれが無い、と言うかそれを出さない方が自分はウケるということを自ら理解している、良く言えば「賢い」、しかし私の言う「イイ役者」では無い。決して「上手い」役者じゃないのは二人とも似たようなもんですが(笑)。
で、本作のハナシですが、先日来「男のファンタジー」を続けて観てきたら、偶然ですがこれも「まんま」その類でした。先日観た「MI5;消された機密ファイル」のレビューに書いた通りの「職業CIA、仕事優先で家庭を顧みないから妻とは気まずいけど、愛する娘には慕われたい、典型的サラリーマン・タイプ」の主人公をケヴィンが熱演してます。ジョージが演ったら(きっと)カッコつけ過ぎてクサくなるところを、ケヴィンだから爽やかで許せる、って作品ですね(笑)。脚本、製作を「アメリカ人よりもあからさまにアメリカ大衆のウケ狙いが出来る」フランス人リュック・ベッソンが手掛けて、監督に「アメリカ的軽薄さの権化」マックGを起用して、「男の」、と言うより「アメリカ男の」ファンタジーに仕上げてます。「アメリカ男」の「理想のヒーロー」ってのは、恋愛にせよ暴力(アクション)にせよ「ヤル気」になったら強いけど、決して「自分からは仕掛けない」のがカッコいいんですね。「先に相手に撃たせる」けど「最後は勝つ」男にシビれるし、「女に惚れて口説く」んじゃ無く「女に惚れられて(モテて)」「…ったく困ったもんだ」って「ボヤく」男が大好きなんですね(笑)。そこがフランス男とは全然違う。まぁ「ファンタジー」というのは「現実は上手くいかない」コトが「上手くいく」フィクションですから、アメリカ男の現実はフランス男よりキビシイ、ってことでしょうか(笑)。最近亡くなった「健さん」こと高倉健も、若い頃「サラリーマン」モノや「チンピラ・ヤクザ(任侠)」モノでそんな役を散々演ってましたから、日本の男の「理想」はアメリカ男と似てるのかも知れませんね。私はどうもこの「アメリカ流」(日本流?)のカッコつけ方が好きじゃないんですがね(笑)。
しかしケヴィンの「ヤル気」の無さはちょっと「ヤリ過ぎ」でしょう。敵をコテンパンにやっつけても、イイ女にモテまくっても、ちっとも嬉しそうじゃない。ドヤ顔全然しない。「仕方無く」やってる感じが強過ぎて、観てて「面白くない」。「ファンタジー」には向かない俳優なんじゃないかなぁ。

1〜 5件 / 全35件