プリズナーズ

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プリズナーズ / ヒュー・ジャックマン
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「プリズナーズ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

「灼熱の魂」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、ヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホールを主演に迎えて贈る緊迫のクライム・サスペンス。アメリカの田舎町を舞台に、何者かに掠われた6歳の少女の捜索を巡って、警察への捜査に不満を募らせ、自ら我が子を見つけ出そうと暴走していく父親の姿をスリリングに描き出していく。感謝祭の日、工務店を営むケラーの6歳になる愛娘が、隣人の娘と一緒に忽然と姿を消してしまう。警察は現場近くで目撃された怪しげなRV車を手がかりに、乗っていた青年アレックスを逮捕する。しかしアレックスは10歳程度の知能しかなく、まともな証言も得られないまま釈放の期限を迎えてしまう。一向に進展を見せない捜査に、指揮を執るロキ刑事への不満を募らせるケラーだったが…。 JAN:4988013059580

「プリズナーズ」 の作品情報

作品情報

製作年: 2013年
製作国: アメリカ
原題: PRISONERS

「プリズナーズ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全51件

父親の狂気の行動

投稿日:2014/09/23 レビュアー:ミルクチョコ

「灼熱の魂」で高い評価を得たカナダ人監督ドゥニ・ビルヌーブのハリウッドデビュー作。娘を取り戻すため法をも犯す決意を固めた父親の姿を描いたサスペンススリラー。
家族で幸せなひと時を過ごすはずの感謝祭の日、平穏な田舎町で二人の少女が失踪します。ほどなく警察は、不審なアレックス(ポール・ダノ)を容疑者として拘束するものの、証拠を得られずに2日後に釈放。進展しないロキ刑事(ジェイク・ギレンホール)の捜査に苛立つケラーは(ヒュー・ジャックマン)は、犯人と確信するアレックスを拉致してしまいます。

娘を拉致された父がというストーリーなので、「96時間」のジャックマンを想像しましたが、物凄くダークでした。
家族を愛するが故に狂気を帯びてゆく父親を演じるヒュー・ジャックマンが怖いです。娘のためにどんどん狂っていく父。
その後の暴力描写はさらにヘビーでした。前のめりで無茶苦茶のジャックマンが暑苦しく感じてしまうほどで、地道な刑事役のギレンホールが逆に光りました。
二人の迫真演技バトルは中々良かったです。

想いが極限に達したとき父親が取る行動に戦慄してしまいます。感情移入を阻むほどに常軌を逸してしまいます。
ケラーの行為に否定的なのに、同じく行方不明になった娘を持つ友人は、見て見ぬふりをする中途半端な立ち位置です。
こんな暴力的犯罪を繰り返したケラーの断罪はなくても良いのでしょうか?と思ってしまったほどでした。ポール・ダノが気の毒でした。
エンディングのその後のケラーを見てみたい気がしました。

このレビューは気に入りましたか? 17人の会員が気に入ったと投稿しています

驚きの結末。でもちょっと長い。

投稿日:2014/08/31 レビュアー:パープルローズ

ペンシルバニアの静かな住宅街で暮らす仲の良いふたつの家族、
ドーヴァー家(ヒュー・ジャックマン&マリア・ベロ)とバーチ家(テレンス・ハワード&ヴィオラ・デイビス)。
感謝祭の合同パーティのさなか、娘たちが行方不明になる。
刑事のロキ(ジェイク・ギレンホール)が事件を担当するが、
容疑者として拘束されたアレックス(ポール・ダノ)は10歳程度の知能しかないことがわかり、釈放されてしまう。
納得できないケラー(ジャックマン)はアレックスを監禁し、拷問するのだが・・・。

監督はあの「灼熱の魂」のドゥニ・ヴィルヌーヴ。
この重苦しい雰囲気と宗教色が強いところはなるほどなという感じです。

赤いホイッスル、飲んだくれの神父、被害者宅への侵入者。 そして蛇、迷路。(これは宗教的な意味があるのかな?)
それらが最後につながっていき、驚きの結末を迎えます。
複数形になっているタイトルの「囚われた人」とは、
監禁されたアレックスのことなのか、誘拐された少女たちのことなのか?それとも?

興味をひかれる話ではあったんですが、2時間半もあって長い。
もう少し短くまとめて、途中間延びするところをなくしてほしかった。
その点、同じ監督の「複製された男」は短くまとまっててよかったな。

あと、キャッチコピーが「この映画、ひと事じゃない。」なんですが、 あまりに特異な話すぎて、ひと事にしか思えませんでした。

ポール・ダノの顔がひどいことになってしまって、かわいそうでした。

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 割と面白かった

投稿日:2014/10/05 レビュアー:QWERTY

2時間半の上映時間が示す通り、超スローペースで長〜い映画。
ほぼ全編を1.5倍速の早見再生で観たので、自動的に星一つ減点(笑)
ホント、1.5倍速で普通に感じます、それくらいノロいです。

でも、内容自体は結構面白かった。
ありがち子供誘拐系サスペンスなんだけど、なかなかスリリングな展開。
ラストもオシャレな感じの終わり方だったし。

ツッコミどころも結構笑えた。
父親役のヒュー・ジャックマンは途中から完全にジャック・バウアー化。
異様にテンション高い絶叫系のセリフ回し、肝心な時にうかつなところもバウアーっぽい(笑)
ジェイク・ギレンホールも優秀なのかポンコツなのかよく分かんない刑事
ただ、ご都合主義の女神から祝福を受けているのは確かだ。
手がかりを見つけるときは、たまたま偶然ばっかりだから。

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見ごたえあるサスペンスであり、人間ドラマ。

投稿日:2014/08/27 レビュアー:みなみ

映画館で見ました。ネタバレしてないとは思うのですが、サスペンスなので、
心配な方は見てから読んでくださいね♪

宗教色が濃い作品でした。
冒頭エピソードから、主人公のケナー・ドーヴァー(ヒュー・ジャックマン)は信心深く、
「物事に備える」という意識が強く、家族思いだけどひとりよがりなところがあり、
視野が広いとは言えない、がんこ父さん…というような印象を受けます。

そしてバーチ家とドーヴァー家の感謝祭のホームパーティーで、
両家の少女2人が失踪。
ケナーは近所に停車していたRV車の男が犯人だと思い込み
常軌を逸した行為に出てしまう…

「警察に任せてはおけない」というケナーの気持ちもわかるんですよね。
近所の人や警察の人は、一生懸命に探してくれてると言っても所詮「他人事」。
刻一刻と助かる可能性が減っていくわけだし、「自分が助けなければ!!」
とあせる気持ちはよくわかる…

父親の強い思いが引き起こす直感は、真実に結びついているのか?
それとも単なる思い込みなのか??
どちらにもとれるので、ハラハラしながら物語に引き込まれました。

とにかくケナー役のヒュー・ジャックマンの勢いがすごい!!
かなりの熱演でした。

物語は二転三転して、衝撃のラストへ…。

終始重苦しい雰囲気で、ちょっと長すぎる気もしましたが
なかなか見ごたえのあるサスペンスであり、人間ドラマだったと思います。

タイトルの「プリズナーズ」は囚われた二人の少女のことかと思ってたけど
見終わってみたらそれだけの意味じゃなかった…深いです。

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斬新なクライム・サスペンス

投稿日:2014/10/09 レビュアー:忙中有閑

ジェイク・ギレンホールが出ているのに惹かれて借りました。私は決して彼を贔屓にしてるんじゃ無いんですが、何故か彼の出演作には「ハズレ」が無い、ということに気が付いて、取り敢えず彼の名前を見掛けると借りてみてるんです。先週観た「エンド・オブ・ウォッチ」って何てこと無いポリス・ストーリーも割と面白かったなぁ。やっぱり彼は演技上手い、ってことなんでしょうね。
ヒュー・ジャックマンのほうがワタクシ的には贔屓のタイプなんですが、どうも彼はあまり役に恵まれてない気がする。これまで「女優の引き立て役」または「女性ファンの引き寄せ役」で起用されることが多過ぎたんじゃないか?でも本作ではなかなかイイです。こういう「キレるとコワい」キャラが結構ハマるし、元々演技はかなり上手い男優だと思います。
この映画「ミステリー」としてもなかなかヒネリが効いてて面白いんですが、私が引き込まれたのは従来の「クライム・サスペンス」に多用されて来た「犯人」目線、または「捜査者(刑事、探偵)」目線では無く、「被害者」目線での描写をかなり大胆且つ丁寧に取り入れた演出が(私には)結構新鮮に感じられたからです。いや、正確には「被害者」では無く「被害者の関係者」と言うべきですかね。「殺人事件」なら「愛する人を殺されてしまった家族や恋人」、「誘拐事件」で「愛する子供や恋人を拉致されてしまった親や恋人」の目線。
偶々「御嶽山噴火」事件の映像をテレビで見ていて最も胸を衝かれたのは、突然の不幸に見舞われた遺族の方々が悲しみや憤りをぶつける相手がいない、ということに思い至った時でした。考えてみれば(当たり前のことですが)犯罪捜査の「過程」においては(犯人が特定され、「動機」や「手口」が解明されるまでは)「残された者たち」は「ただ」喪失感、焦燥、怒り、悲しみが募るだけでその「捌け口」が無い、という正に「地獄の苦しみ」に突き落とされることになります。この映画は主人公ドーヴァー(ジャックマン)を始め、誘拐された(と推定される)子供たちの家族全員が突然閉じ込められてしまった「地獄」に焦点を当てている、大変「珍しい」ミステリー、サスペンスなんですね。タイトルの「Prisoners (囚われし者たち)」はそういう意味です。
もう一人の主人公ロキ(ギレンホール)は「担当した事件は全て解決した」優秀な刑事、という触れ込みの割には冴えた推理も素早い行動も見せないので、ドーヴァーも我々観客もかなりイライラする。しかし彼は犯罪を解明し犯人を挙げることが「残された者たち」を「地獄」から解放する唯一の「救い」であることを理解しているから「優秀」なのだ、ということが徐々に分かって来る(ように演出されている)。これも従来のポリス・サスペンスには登場しなかったタイプですね。ラスト・シーンは初め「何だ、この『尻切れトンボ』は!」って思いかけたんですが、すぐに思い当たって巻き戻して音量を上げて(私、耳も良くないもんで)見直して納得しました。微かに「ホイッスル」が聞こえます。「伏線」の回収も手抜かりが無いんですね。なかなか良く出来た作品だと感心しました。ギレンホール君、贔屓男優リスト入りが決定です(笑)。

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プリズナーズ

ユーザーレビュー

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父親の狂気の行動

投稿日

2014/09/23

レビュアー

ミルクチョコ

「灼熱の魂」で高い評価を得たカナダ人監督ドゥニ・ビルヌーブのハリウッドデビュー作。娘を取り戻すため法をも犯す決意を固めた父親の姿を描いたサスペンススリラー。
家族で幸せなひと時を過ごすはずの感謝祭の日、平穏な田舎町で二人の少女が失踪します。ほどなく警察は、不審なアレックス(ポール・ダノ)を容疑者として拘束するものの、証拠を得られずに2日後に釈放。進展しないロキ刑事(ジェイク・ギレンホール)の捜査に苛立つケラーは(ヒュー・ジャックマン)は、犯人と確信するアレックスを拉致してしまいます。

娘を拉致された父がというストーリーなので、「96時間」のジャックマンを想像しましたが、物凄くダークでした。
家族を愛するが故に狂気を帯びてゆく父親を演じるヒュー・ジャックマンが怖いです。娘のためにどんどん狂っていく父。
その後の暴力描写はさらにヘビーでした。前のめりで無茶苦茶のジャックマンが暑苦しく感じてしまうほどで、地道な刑事役のギレンホールが逆に光りました。
二人の迫真演技バトルは中々良かったです。

想いが極限に達したとき父親が取る行動に戦慄してしまいます。感情移入を阻むほどに常軌を逸してしまいます。
ケラーの行為に否定的なのに、同じく行方不明になった娘を持つ友人は、見て見ぬふりをする中途半端な立ち位置です。
こんな暴力的犯罪を繰り返したケラーの断罪はなくても良いのでしょうか?と思ってしまったほどでした。ポール・ダノが気の毒でした。
エンディングのその後のケラーを見てみたい気がしました。

驚きの結末。でもちょっと長い。

投稿日

2014/08/31

レビュアー

パープルローズ

ペンシルバニアの静かな住宅街で暮らす仲の良いふたつの家族、
ドーヴァー家(ヒュー・ジャックマン&マリア・ベロ)とバーチ家(テレンス・ハワード&ヴィオラ・デイビス)。
感謝祭の合同パーティのさなか、娘たちが行方不明になる。
刑事のロキ(ジェイク・ギレンホール)が事件を担当するが、
容疑者として拘束されたアレックス(ポール・ダノ)は10歳程度の知能しかないことがわかり、釈放されてしまう。
納得できないケラー(ジャックマン)はアレックスを監禁し、拷問するのだが・・・。

監督はあの「灼熱の魂」のドゥニ・ヴィルヌーヴ。
この重苦しい雰囲気と宗教色が強いところはなるほどなという感じです。

赤いホイッスル、飲んだくれの神父、被害者宅への侵入者。 そして蛇、迷路。(これは宗教的な意味があるのかな?)
それらが最後につながっていき、驚きの結末を迎えます。
複数形になっているタイトルの「囚われた人」とは、
監禁されたアレックスのことなのか、誘拐された少女たちのことなのか?それとも?

興味をひかれる話ではあったんですが、2時間半もあって長い。
もう少し短くまとめて、途中間延びするところをなくしてほしかった。
その点、同じ監督の「複製された男」は短くまとまっててよかったな。

あと、キャッチコピーが「この映画、ひと事じゃない。」なんですが、 あまりに特異な話すぎて、ひと事にしか思えませんでした。

ポール・ダノの顔がひどいことになってしまって、かわいそうでした。

 割と面白かった

投稿日

2014/10/05

レビュアー

QWERTY

2時間半の上映時間が示す通り、超スローペースで長〜い映画。
ほぼ全編を1.5倍速の早見再生で観たので、自動的に星一つ減点(笑)
ホント、1.5倍速で普通に感じます、それくらいノロいです。

でも、内容自体は結構面白かった。
ありがち子供誘拐系サスペンスなんだけど、なかなかスリリングな展開。
ラストもオシャレな感じの終わり方だったし。

ツッコミどころも結構笑えた。
父親役のヒュー・ジャックマンは途中から完全にジャック・バウアー化。
異様にテンション高い絶叫系のセリフ回し、肝心な時にうかつなところもバウアーっぽい(笑)
ジェイク・ギレンホールも優秀なのかポンコツなのかよく分かんない刑事
ただ、ご都合主義の女神から祝福を受けているのは確かだ。
手がかりを見つけるときは、たまたま偶然ばっかりだから。

見ごたえあるサスペンスであり、人間ドラマ。

投稿日

2014/08/27

レビュアー

みなみ

映画館で見ました。ネタバレしてないとは思うのですが、サスペンスなので、
心配な方は見てから読んでくださいね♪

宗教色が濃い作品でした。
冒頭エピソードから、主人公のケナー・ドーヴァー(ヒュー・ジャックマン)は信心深く、
「物事に備える」という意識が強く、家族思いだけどひとりよがりなところがあり、
視野が広いとは言えない、がんこ父さん…というような印象を受けます。

そしてバーチ家とドーヴァー家の感謝祭のホームパーティーで、
両家の少女2人が失踪。
ケナーは近所に停車していたRV車の男が犯人だと思い込み
常軌を逸した行為に出てしまう…

「警察に任せてはおけない」というケナーの気持ちもわかるんですよね。
近所の人や警察の人は、一生懸命に探してくれてると言っても所詮「他人事」。
刻一刻と助かる可能性が減っていくわけだし、「自分が助けなければ!!」
とあせる気持ちはよくわかる…

父親の強い思いが引き起こす直感は、真実に結びついているのか?
それとも単なる思い込みなのか??
どちらにもとれるので、ハラハラしながら物語に引き込まれました。

とにかくケナー役のヒュー・ジャックマンの勢いがすごい!!
かなりの熱演でした。

物語は二転三転して、衝撃のラストへ…。

終始重苦しい雰囲気で、ちょっと長すぎる気もしましたが
なかなか見ごたえのあるサスペンスであり、人間ドラマだったと思います。

タイトルの「プリズナーズ」は囚われた二人の少女のことかと思ってたけど
見終わってみたらそれだけの意味じゃなかった…深いです。

斬新なクライム・サスペンス

投稿日

2014/10/09

レビュアー

忙中有閑

ジェイク・ギレンホールが出ているのに惹かれて借りました。私は決して彼を贔屓にしてるんじゃ無いんですが、何故か彼の出演作には「ハズレ」が無い、ということに気が付いて、取り敢えず彼の名前を見掛けると借りてみてるんです。先週観た「エンド・オブ・ウォッチ」って何てこと無いポリス・ストーリーも割と面白かったなぁ。やっぱり彼は演技上手い、ってことなんでしょうね。
ヒュー・ジャックマンのほうがワタクシ的には贔屓のタイプなんですが、どうも彼はあまり役に恵まれてない気がする。これまで「女優の引き立て役」または「女性ファンの引き寄せ役」で起用されることが多過ぎたんじゃないか?でも本作ではなかなかイイです。こういう「キレるとコワい」キャラが結構ハマるし、元々演技はかなり上手い男優だと思います。
この映画「ミステリー」としてもなかなかヒネリが効いてて面白いんですが、私が引き込まれたのは従来の「クライム・サスペンス」に多用されて来た「犯人」目線、または「捜査者(刑事、探偵)」目線では無く、「被害者」目線での描写をかなり大胆且つ丁寧に取り入れた演出が(私には)結構新鮮に感じられたからです。いや、正確には「被害者」では無く「被害者の関係者」と言うべきですかね。「殺人事件」なら「愛する人を殺されてしまった家族や恋人」、「誘拐事件」で「愛する子供や恋人を拉致されてしまった親や恋人」の目線。
偶々「御嶽山噴火」事件の映像をテレビで見ていて最も胸を衝かれたのは、突然の不幸に見舞われた遺族の方々が悲しみや憤りをぶつける相手がいない、ということに思い至った時でした。考えてみれば(当たり前のことですが)犯罪捜査の「過程」においては(犯人が特定され、「動機」や「手口」が解明されるまでは)「残された者たち」は「ただ」喪失感、焦燥、怒り、悲しみが募るだけでその「捌け口」が無い、という正に「地獄の苦しみ」に突き落とされることになります。この映画は主人公ドーヴァー(ジャックマン)を始め、誘拐された(と推定される)子供たちの家族全員が突然閉じ込められてしまった「地獄」に焦点を当てている、大変「珍しい」ミステリー、サスペンスなんですね。タイトルの「Prisoners (囚われし者たち)」はそういう意味です。
もう一人の主人公ロキ(ギレンホール)は「担当した事件は全て解決した」優秀な刑事、という触れ込みの割には冴えた推理も素早い行動も見せないので、ドーヴァーも我々観客もかなりイライラする。しかし彼は犯罪を解明し犯人を挙げることが「残された者たち」を「地獄」から解放する唯一の「救い」であることを理解しているから「優秀」なのだ、ということが徐々に分かって来る(ように演出されている)。これも従来のポリス・サスペンスには登場しなかったタイプですね。ラスト・シーンは初め「何だ、この『尻切れトンボ』は!」って思いかけたんですが、すぐに思い当たって巻き戻して音量を上げて(私、耳も良くないもんで)見直して納得しました。微かに「ホイッスル」が聞こえます。「伏線」の回収も手抜かりが無いんですね。なかなか良く出来た作品だと感心しました。ギレンホール君、贔屓男優リスト入りが決定です(笑)。

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