ヴァンパイア・ダイアリーズ　＜フィフス・シーズン＞

ここにきて、【オーガスティンの研究】なる物が浮上する。
ヴァンパイアの血を吸うヴァンパイアを作ろうとした研究。
確かにヴァンパイアを絶滅させる為には有効な方法かもしれないけど、とってつけたようなエピソードなのは否めない。
エンゾも今ひとつ魅力に欠ける。。。

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とうとうキャサリンが死んでしまいました。
どんなピンチも必ず切り抜け、しぶとく生き残ってきたキャサリン。
まぁ、あまり良い事はしなかったけど、なくてはならないキャラだったかも。
キャサリンとの駆け引きはいつも巧妙でぞくぞくする楽しみがあった。
それがなくなってしまうのかと思うと少し残念。。。
とはいえ、ただでは死なないのも彼女らしい^^;
でも、煉獄に行けず吸い込まれて行ったキャサリン。
その先はどこにつながっているのだろう？
地獄？
あ、でも、地獄に行くのは人間だけだっけ？

ドラマの設定を作るに当たり、必ずあるのが【ゴール】。
シーズン１は様子見。
視聴率が良ければシーズン２から本始動。
とはいえ、シーズン３辺りで【ゴール】に辿り着かないと視聴者が飽きる。
今作もシーズン３で、【女子高生とヴァンパイアの切ない恋】というスタートから【ヴァンパイア同士の恋】という【ゴール】に辿り着いた。
そういう意味では一応の終結を見せたのだ。
それでも視聴率が良い場合、新たな【ゴール】が必要になる。
当然、それの下準備の為にシーズン４は中だるみした内容でお茶を濁す事となり、下手をするとそのまま打ち切りの危険にさらされるのです。
それを生き抜いた今作は、シーズン５で新たな方向性を見せる事になる。
（前置きが長いが^^;）今シーズンでは、今まで広げに広げすぎた風呂敷をたたみ、新たな【ゴール】に向けての基盤作りに取り掛かったところ、と言えば良いでしょうか。
まぁ、正直、何でもアリのたたみ方をしてくれました^^;
そもそも、この世界観は正に【何でもアリ】ですから。
死人とも話せるし、 死んだ者は生き返るし。
結果的に、【必要なかった設定は都合良く消滅し、必要な者は生き返り、不必要な者は死ぬ】シーズンです。
当然、その設定変更の上で矛盾も生じており、首をひねる事もあります。
とはいえ、大がかりな軌道修正は終わったので、シーズン６に期待したいところです。

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エンゾによって殺されてしまったステファンを助ける為、煉獄へと向かったデイモンとエレナ。
もう、何でもアリです。。。
当然レクシーが助けにくるのは想定済み。（レクシー好き♪）
でも広げすぎた風呂敷を無理矢理たたんだ感が否めない。
それも都合良く。。。
なにせ、必要な者は生き返らせ、不必要な者は煉獄に居残り。
トラベラーズに乗っ取られていたタイラーは戻る。。。どころか狼人間に逆戻り。
まぁ、オリジナルズエピは終了した事だし、ハイブリッドでいる必要はなくなったもんね^^;
収拾をつける大人が必要って事でアラリックも生還。
そしてそろそろ邪魔者になってきたデイモンが煉獄居残り決定！
ここまで都合良く軌道修正されたら怒る気も失せるわ。。。
もうひとつ気になったのは、煉獄で散髪したのか、スッキリとしたアラリック^^;

エレナを愛するがあまり遠ざけたデイモン。
それを知りつつ離れられないエレナ。そしてデイモン。
２人の恋愛模様がＭＡＸのエピソードが続きます。
正直、それどころではないんですけど^^;
訳のわからない（言動に説得力がない）トラベラーズの攻撃にさらされるエレナとステファン。
もうこの２人がヨリを戻す事はないんだろうなぁ。
今となってはステファンよりもデイモンとの方がお似合いなのかも。
エレナが人間だった頃は優しいステファンがお似合いだったけど、窮地に立たされれば立たされるほど、グイグイ引っ張って行ってくれるデイモンの方が頼りがいがある。
まぁ、どちらにしても三角関係でゴタゴタするよりは良いか。。。