平成ライダー対昭和ライダー　仮面ライダー大戦　ｆｅａｔ．スーパー戦隊

既に映画の評価欄でも出ている通り、戦隊が突然現れたりしてストーリーは行き当たりばったりなものです。
昭和と平成ライダーが戦う理由もこれまた？な理由であり、特に昭和ファンからのブーイングが出そうな内容です。
何故か神敬介と乾巧の出会いや絡みが、この作品の数少ない見所になってます。
終盤戦隊メンバーが中途半端に登場し、そこに適当に電王が絡んでラスボスを倒したりしますが、恐らくクライマックスであろうこの場面が一番白けます。
本郷猛こと藤岡弘、さんの気合の入った変身やセリフが場を盛り上げますが、その後の平成ライダーVS昭和ライダーの戦いは全く見所も無く前フリ扱いと化してます。
所でこの作品の話題にもなった平成と昭和のどちらが勝つか？という投票結果による「平成勝利バージョン」と「昭和勝利バージョン」は、セル版(限定版にも通常版にも収録)のみの映像特典の為、レンタル版では劇場公開された「平成勝利バージョン」のみしか収録されてません。
どうしても昭和勝利バージョンを見たい人は、レンタルを諦めて市販のソフトを買いましょう。

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　ライダーシリーズの劇場版ですが……平成ライダーと昭和ライダーの対決ですよ。
　というわけで、オールライダーなので、必然的に豪華です。

　時期的に鎧武が中心に活躍するのはわかりますし、世界を移動するディケイドもわかるのですが……意外だったのが５５５。どうして今回は５５５なのか。いいんですけどね。

　で、どうやらこれは平成ライダー勝利バージョンらしいですね。どこがどうなって勝利なのかわからないんですけど。勝敗があったのか謎ですね。


　キョウリュウレッド、トッキュウジャー、敵にはシュバルツも登場。もうわけのわからん内容になってます。

　トッキュウオーと合体しまくるのは……どうかな。デンライナーはともかく、キョウリュウジャーレッシャーはどうなのか。


　まあ無駄に盛りだくさんなのかな。

板尾創路が出た瞬間、画面がコントになるね。

　ディケイド辺りから活発になってきた、昭和ライダーから当年度のライダーまで大集結しての、お祭りムービーも、大ショッカーとかスペースショッカーとか、戦隊とライダーの敵組織が結託したりと、とにかく、最初は対立していたヒーロー同士が最後は大同団結して、巨悪に立ち向かう、という、このパターン、そろそろ、理由付けが息切れしてきたかな・・・・という印象の作品。
　藤岡弘まで引っ張り出してきたのはともかく、菅田俊に暗闇大使と村雨良の二役という、ディパーテッドみたいな役柄、必要あったんかな。確かに、平成ライダーと昭和ライダーが戦ってる前半部に、あれ？なんでZXがいないの？と気づいた人は、オチを読んだ人もいたかもしれませんが、でも別にどんでん返しというほどの仕掛けでもなく。

　コレと同じような、同じ展開を目先と理屈付けだけ変えて、結局、同じパターンの劇場作品を乱発して、最後には、創業者一族が追放された、某特撮作品製作会社が有りましたが、あれと同じことにどうかどうかなりませんように。