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鑑定士と顔のない依頼人

鑑定士と顔のない依頼人の画像・ジャケット写真

鑑定士と顔のない依頼人 / ジェフリー・ラッシュ

全体の平均評価点:(5点満点)

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旧作

ジャンル :

「鑑定士と顔のない依頼人」 の解説・あらすじ・ストーリー

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旧作

解説・ストーリー

「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が「シャイン」のジェフリー・ラッシュを主演に迎えて描く極上ミステリー。偏屈な天才オークション鑑定士が、姿を見せない女性からの謎めいた鑑定依頼に翻弄され、思いがけない運命を辿るさまをミステリアスに綴る。一流の美術鑑定士にして、カリスマ的オークショニアのヴァージル・オールドマン。極端に人間嫌いな彼は、独身を貫き、彼が愛する美術品に囲まれて孤独で偏屈な人生を送っていた。そんなある日、彼のもとに、両親が遺した美術品を鑑定してほしいという依頼が舞い込む。ところが依頼人の女性は、決してヴァージルの前に姿を見せようとはしなかった。憤慨し、一度は依頼を断ろうとするヴァージルだったが…。 JAN:4907953054509

「鑑定士と顔のない依頼人」 の作品情報

作品情報

製作年:

2013年

製作国:

イタリア

原題:

LA MIGLIORE OFFERTA/THE BEST OFFER

「鑑定士と顔のない依頼人」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

フェリーニ 大いなる嘘つき

ロング,ロングバケーション

レ・ミゼラブル

クリント・イーストウッド アウト・オブ・シャドー

ユーザーレビュー:70件

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1〜 5件 / 全70件

鑑定依頼人に翻弄された男

投稿日:2014/07/21 レビュアー:ミルクチョコ

「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督なので、ハードルをあげすぎたせいもあるでしょうが、ビターエンドすぎて辛かったです。
天才的な審美眼を誇る鑑定士ヴァージル・オドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、資産家の両親が残した絵画や家具を査定してほしいという依頼を受け、ある屋敷にやって来ます。しかし、依頼人の女性クレアは屋敷内のどこかにある隠し部屋にこもったまま姿を現しません。その場所を突き止めたヴァージルは我慢できずに部屋をのぞき見し、クレアの美しさに心を奪われます。

中盤までの細かな描写とミステリアスな展開はワクワクしましたが、そこからがちょっと残念でした。
美しい絵画に囲まれて孤独に生きてた美術鑑定士が、謎めいた依頼人の仕事を引き受けたことから、彼の人生が少しずつ狂わされていきます。
骨董品を引き取りに来たヴァージルは、ある屋敷に出向くと、何故か依頼人は顔を見せようとしません。依頼主が「広場恐怖症」であることを知り、ますます彼女の心のドアを開けることに執着していきます。
ヴァージルがやっと人間らしく、心を揺さぶられていくのに、なんとも哀しい結末を予感させます。
一流の鑑定眼を持っていても生身の女性には、かなわないのですね。美術品はできても、人の真贋を見抜くことの出来なかった主人公が哀しいです。
きっと彼は、クレアにコレクション以上の価値を持ってしまったのですよね。
「贋作の中にも本物がある」というセリフが、クレアとのつかの間の恋が彼にとっての真実なのかもしれません。


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衝撃のゼロサプライズミステリー!!

投稿日:2014/08/10 レビュアー:QWERTY

これは、あまりにも薄っぺらくてありがちなストーリーにビックリ!!
こんなペラい話が許されるのは「トランスフォーマー」とか「バイオハザード」みたいな
ストーリーなんかどうでもいいおバカアクション映画だけだよ・・

最初の20分か30分くらいを観れば、誰でも最後のオチまで完全に予測できる内容(断言!!)
その後は全部早送りして最後だけ確認すれば時間の節約になるかも。

最初の30分で大体の設定の説明が終わると、そこから先は
鑑定士の色ボケ爺さんと引きこもりのツンデレ美女との“ありえねー恋愛話”が延々1時間は続く・・

爺さんが「チョッとポイント稼いだな♪」と思ったら、いきなり冷たくされて
仕事仲間の修理屋に相談。恋のアドバイスをもらうと再アタック!!
で、またちょっと仲良くなったと思ったら、再び肘鉄くらってアワワワワ・・・
で、また修理屋に相談して・・・
このパターンを何度も繰り返す。ダルすぎ・・
それに、これってキャバ嬢に金を巻き上げられてるバカなオヤジと同じパターン。
「偽物の中の真実」・・て、キャバクラやホストクラブが客に期待を持たせるための常套手段やん(笑)

で、いよいよ残り30分くらいになって「やっぱりね」て感じの展開に。
怪しい奴は、やっぱり全員悪い奴・・
あまりにもベタすぎる展開に「いや、絶対にこのままで終わるはずはない。
最後の最後で必ず何か起こるはず!!」と信じて見続けたが
結局何もなかった・・・トホホ

鑑賞時間の2時間を返してほしいよ、マジで。

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生身の女性に、素手で触れる

投稿日:2014/08/04 レビュアー:パンケーキレンズ

ジェフリー・ラッシュ主演の極上サスペンスって触れ込みでしたけど
これは、なんとも切ないラブストーリーですね〜♪

謎の女性に、謎のゼンマイ

謎が謎を呼んで、前半は凄く引き込まれていくんです

ただ、登場人物が少ないってのもあって
中盤辺りから、「これって、もしかしてっ!」っと
殆どの人は、大体オチが予想できるんですよね
っていうか、予想できるようにヒントが散りばめられてるんですね

「おいおい、爺さん、ヤバイよ・・・」と・・・www
そういうソワソワ感、手に汗感が半端ないんですけど
その種明かしがどうのこうのというよりも
その後の主人公の選択
あの束の間の愛に満ちた(はずの)日々
その真偽を観客に考えさせようとしてるんでしょうね

自分の殻に閉じこもっていたのは、実は鑑定士の方で
手袋によって外の世界と自分とを遮断する
絵画に描かれた女性の真偽は判別できても
生身の女性(=愛)に、素手で触れることを恐れた人生

そんな主人公が、最終的にどん底に突き落とされた後の行為

最後のレストランなんて
彼をそこまで突き動かしてる時点で、私的にはハッピーエンドです
一生絵画に囲まれてるほうが不幸ですよ
ドナルド・サザーランドと共謀したって
どんなに大金を積んだって手に入らない
そしてどんなに待っても手に入らない、極上の一品なんですけど
そこが切ない!

その切なさ、その苦しみ、それこそ生きてる証なのかもしれないですね

愛に触れるということなのかもしれないですね

それにしても、こんなに老いぼれてからのあんな初体験
ほんと、気の毒(爆)
もうちょっと若けりゃね・・・
こんなに突き落とすかーーー!つぅ・・・w

美術ものにしちゃ堅苦しくなく、なかなか楽しめたサスペンスフル・ラブストーリでした♪

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生きる痛みを知れ! ネタバレ

投稿日:2014/07/11 レビュアー:Bikke兄

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

作品案内にもある通り、『ニュー・シネマ・パラダイス』、『海の上のピアニスト』のトルナトーレとエンニオ・モリコーネのコンビによる作品。
再見割引なんかもついてミステリー色もアピールしたりと、気になる作品ではありました。

内容は全く知らない方がよいので、未見で観る予定の方は絶対に読まないでください。

突然話は変わりますが、先日、自分の殻に閉じこもり、人間的な生活を回避していた主人公が、大事にしていたものを無くした事をきっかけに外界の喧騒に触れ、生きる意味を知る、取り戻すという作品を観ました。
形は違いますが、この『鑑定士と〜』もある意味、殻に閉じこもっていた偏屈ジジィが、特別な事情を持った依頼人の魅力に触れ、生きる意味を知るという物語。
ただ、前出が大事にしていたものを無くしてから生きる意味を手にするのと逆で、この『鑑定士と〜』は生きる意味を手にしてから、大事にしていたもの全てを無くすという順番で、かなり痛くて気の毒な話になっています。

主人公の鑑定士がかなりの敏腕であり、絵画の贋作を全て見抜いてしまう事ができるという点、また贋作でもかなりの価値はあり、贋作作家なりの痕跡を必ず残している点、主人公が自身が裁くオークションにて不正を行っている点、その不正は自身の歪んだ癖が要因である点等が話の展開に大きく影響してきます。
そこに不正の片棒を担ぐ男、機械に強いイケ面、オートマタなる世紀の発見的カラクリ人形、そして顔のない美女依頼人が絡んで、大きな贋作ならぬカラクリ劇が繰り広げられます。

ジェフリー・ラッシュがまさにハマリ役!!
監督が脚本を書く上で、ジェフリー・ラッシュを思い浮かべながら書いたというのだから間違いないでしょう。
厳格で生身の女性を拒絶する主人公が、依頼人クレアに翻弄されながらも惹かれていき、全てを許していく様は痛々しくも爽快。流石です。
そして、その魅惑の依頼人クレア役のシルヴィア・ホークスがイイ!
ミステリアスでキュートでセクシーで、裸体も惜しげなく披露して、こちらも痛々しくも可憐。私も虜になりました(^^;

尊大で人嫌いの主人公、巨額の富を注ぎ込んではいますが、不正で手にした嗜好は闇の産物。
因果応報ではありませんが、心の幸せを手にするか物質の幸せを手にするか、全てが上手く歯車は回らないのが人生の常ですね。

ハッピーエンドなのか否なのか、賛否両論分かれる結論ですが、私はどちらも兼ねているという判定で間違っていないと思ってます。
生きる痛みを知ることを幸せと捉えるならば…

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男に救いの手を! ネタバレ

投稿日:2014/09/11 レビュアー:bell

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 タイトルの長さから受ける印象とはうらはらに 鑑定士と依頼人である女性との恋愛物語という設定はシンプルで判りやすかった。途中、なにか急転直下の展開が起こりそうな予感を匂わせて、淡々と進行する辺りは、鑑賞者の心理を巧みに操って、さすがに手の込んだ作りだと思う。二時間を食い入るように観ることができた。
 ヴァージル(ジェフリー・ラッシュ)は鑑定士、オークショニアとしても一流であるが、”悪徳”と形容されてもいいような男だった。さらに60歳にもなろうかというのに、恋愛は肖像画の女性たちだけという、変わった性癖を持っている。しかし、これは彼にしてみれば単なる女性に臆病だっただけで、外見とは異なって小心者だったということになるのだろう。
 そんな彼にわたしは観ているうちにちょっと同情してしまった。
 そこへ現れた若くて美しい女性依頼人クレア(シルヴィア・ホークス)。お互いに臆病だという点で共感を覚え、似たもの同士が意気投合、恋愛に発展するというところまではロマンスがあって美しいと思ったが、世の中そんなに甘い話が映画の中でもあるはずはなかった。
 けっきょく、なんだ、これは女に恵まれない男の弱みに付け込んだ、単なる結婚詐欺じゃないか。残念だなと思う。哀れ、絶望、裏切り、無慈悲。なんと言っていいか判らない結末に、なんだか気分が落ち込んでしまった。
 しかしヴァージルの行動にも疑問に思うところはあった。それはクレアに肖像画のすべてを見せてしまったことである。男にとっては自慢のつもりだったかも知れないが、いくら絵画とはいえ、エロ本収集やラブドール人形と同じだと思うし、おそらくあれを見た女は芸術品として眺めるより、肖像画と同等かと思われて、決して気分は良くなかったはずだ。女の気持ちを考えれば軽率だったと思う。しかし有頂天になった男は、こういうことはやりそうなんだよな。女の屋敷の名品を処分する前に、自分の肖像画を処分するべきだった。
 もっともクレアの狙っていたのはこの肖像画だったのだから、してやったりという気分だったろう。
 ヴァージルにとっては詐欺に遭ったとはいえ、純愛だったのだから、人生で一度も経験しないよりは、良かったのではないだろうか。本作のテーマでもある、贋作にも真実はたしかにあったのだから…。その見返りに肖像画を与えたと思えば良いのである。これもどうせ詐欺同然で入手したものだろうから、自業自得だと割り切れば良いのだ。
 老いぼれて老人ホームへと末路を辿る落ちぶれようには目を覆いたくなるが、人生長いので、これをきっかけに次の恋愛に期待すれば良いのである。ラストはそういう風に解釈しなければ、なんだか救われない。しかし歳の離れた若い女だけは、いろいろな意味でやめておいた方がいいのではないだろうか…。★★★★ 

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1〜 5件 / 全70件

鑑定士と顔のない依頼人

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鑑定依頼人に翻弄された男

投稿日

2014/07/21

レビュアー

ミルクチョコ

「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督なので、ハードルをあげすぎたせいもあるでしょうが、ビターエンドすぎて辛かったです。
天才的な審美眼を誇る鑑定士ヴァージル・オドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、資産家の両親が残した絵画や家具を査定してほしいという依頼を受け、ある屋敷にやって来ます。しかし、依頼人の女性クレアは屋敷内のどこかにある隠し部屋にこもったまま姿を現しません。その場所を突き止めたヴァージルは我慢できずに部屋をのぞき見し、クレアの美しさに心を奪われます。

中盤までの細かな描写とミステリアスな展開はワクワクしましたが、そこからがちょっと残念でした。
美しい絵画に囲まれて孤独に生きてた美術鑑定士が、謎めいた依頼人の仕事を引き受けたことから、彼の人生が少しずつ狂わされていきます。
骨董品を引き取りに来たヴァージルは、ある屋敷に出向くと、何故か依頼人は顔を見せようとしません。依頼主が「広場恐怖症」であることを知り、ますます彼女の心のドアを開けることに執着していきます。
ヴァージルがやっと人間らしく、心を揺さぶられていくのに、なんとも哀しい結末を予感させます。
一流の鑑定眼を持っていても生身の女性には、かなわないのですね。美術品はできても、人の真贋を見抜くことの出来なかった主人公が哀しいです。
きっと彼は、クレアにコレクション以上の価値を持ってしまったのですよね。
「贋作の中にも本物がある」というセリフが、クレアとのつかの間の恋が彼にとっての真実なのかもしれません。


衝撃のゼロサプライズミステリー!!

投稿日

2014/08/10

レビュアー

QWERTY

これは、あまりにも薄っぺらくてありがちなストーリーにビックリ!!
こんなペラい話が許されるのは「トランスフォーマー」とか「バイオハザード」みたいな
ストーリーなんかどうでもいいおバカアクション映画だけだよ・・

最初の20分か30分くらいを観れば、誰でも最後のオチまで完全に予測できる内容(断言!!)
その後は全部早送りして最後だけ確認すれば時間の節約になるかも。

最初の30分で大体の設定の説明が終わると、そこから先は
鑑定士の色ボケ爺さんと引きこもりのツンデレ美女との“ありえねー恋愛話”が延々1時間は続く・・

爺さんが「チョッとポイント稼いだな♪」と思ったら、いきなり冷たくされて
仕事仲間の修理屋に相談。恋のアドバイスをもらうと再アタック!!
で、またちょっと仲良くなったと思ったら、再び肘鉄くらってアワワワワ・・・
で、また修理屋に相談して・・・
このパターンを何度も繰り返す。ダルすぎ・・
それに、これってキャバ嬢に金を巻き上げられてるバカなオヤジと同じパターン。
「偽物の中の真実」・・て、キャバクラやホストクラブが客に期待を持たせるための常套手段やん(笑)

で、いよいよ残り30分くらいになって「やっぱりね」て感じの展開に。
怪しい奴は、やっぱり全員悪い奴・・
あまりにもベタすぎる展開に「いや、絶対にこのままで終わるはずはない。
最後の最後で必ず何か起こるはず!!」と信じて見続けたが
結局何もなかった・・・トホホ

鑑賞時間の2時間を返してほしいよ、マジで。

生身の女性に、素手で触れる

投稿日

2014/08/04

レビュアー

パンケーキレンズ

ジェフリー・ラッシュ主演の極上サスペンスって触れ込みでしたけど
これは、なんとも切ないラブストーリーですね〜♪

謎の女性に、謎のゼンマイ

謎が謎を呼んで、前半は凄く引き込まれていくんです

ただ、登場人物が少ないってのもあって
中盤辺りから、「これって、もしかしてっ!」っと
殆どの人は、大体オチが予想できるんですよね
っていうか、予想できるようにヒントが散りばめられてるんですね

「おいおい、爺さん、ヤバイよ・・・」と・・・www
そういうソワソワ感、手に汗感が半端ないんですけど
その種明かしがどうのこうのというよりも
その後の主人公の選択
あの束の間の愛に満ちた(はずの)日々
その真偽を観客に考えさせようとしてるんでしょうね

自分の殻に閉じこもっていたのは、実は鑑定士の方で
手袋によって外の世界と自分とを遮断する
絵画に描かれた女性の真偽は判別できても
生身の女性(=愛)に、素手で触れることを恐れた人生

そんな主人公が、最終的にどん底に突き落とされた後の行為

最後のレストランなんて
彼をそこまで突き動かしてる時点で、私的にはハッピーエンドです
一生絵画に囲まれてるほうが不幸ですよ
ドナルド・サザーランドと共謀したって
どんなに大金を積んだって手に入らない
そしてどんなに待っても手に入らない、極上の一品なんですけど
そこが切ない!

その切なさ、その苦しみ、それこそ生きてる証なのかもしれないですね

愛に触れるということなのかもしれないですね

それにしても、こんなに老いぼれてからのあんな初体験
ほんと、気の毒(爆)
もうちょっと若けりゃね・・・
こんなに突き落とすかーーー!つぅ・・・w

美術ものにしちゃ堅苦しくなく、なかなか楽しめたサスペンスフル・ラブストーリでした♪

生きる痛みを知れ!

投稿日

2014/07/11

レビュアー

Bikke兄

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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作品案内にもある通り、『ニュー・シネマ・パラダイス』、『海の上のピアニスト』のトルナトーレとエンニオ・モリコーネのコンビによる作品。
再見割引なんかもついてミステリー色もアピールしたりと、気になる作品ではありました。

内容は全く知らない方がよいので、未見で観る予定の方は絶対に読まないでください。

突然話は変わりますが、先日、自分の殻に閉じこもり、人間的な生活を回避していた主人公が、大事にしていたものを無くした事をきっかけに外界の喧騒に触れ、生きる意味を知る、取り戻すという作品を観ました。
形は違いますが、この『鑑定士と〜』もある意味、殻に閉じこもっていた偏屈ジジィが、特別な事情を持った依頼人の魅力に触れ、生きる意味を知るという物語。
ただ、前出が大事にしていたものを無くしてから生きる意味を手にするのと逆で、この『鑑定士と〜』は生きる意味を手にしてから、大事にしていたもの全てを無くすという順番で、かなり痛くて気の毒な話になっています。

主人公の鑑定士がかなりの敏腕であり、絵画の贋作を全て見抜いてしまう事ができるという点、また贋作でもかなりの価値はあり、贋作作家なりの痕跡を必ず残している点、主人公が自身が裁くオークションにて不正を行っている点、その不正は自身の歪んだ癖が要因である点等が話の展開に大きく影響してきます。
そこに不正の片棒を担ぐ男、機械に強いイケ面、オートマタなる世紀の発見的カラクリ人形、そして顔のない美女依頼人が絡んで、大きな贋作ならぬカラクリ劇が繰り広げられます。

ジェフリー・ラッシュがまさにハマリ役!!
監督が脚本を書く上で、ジェフリー・ラッシュを思い浮かべながら書いたというのだから間違いないでしょう。
厳格で生身の女性を拒絶する主人公が、依頼人クレアに翻弄されながらも惹かれていき、全てを許していく様は痛々しくも爽快。流石です。
そして、その魅惑の依頼人クレア役のシルヴィア・ホークスがイイ!
ミステリアスでキュートでセクシーで、裸体も惜しげなく披露して、こちらも痛々しくも可憐。私も虜になりました(^^;

尊大で人嫌いの主人公、巨額の富を注ぎ込んではいますが、不正で手にした嗜好は闇の産物。
因果応報ではありませんが、心の幸せを手にするか物質の幸せを手にするか、全てが上手く歯車は回らないのが人生の常ですね。

ハッピーエンドなのか否なのか、賛否両論分かれる結論ですが、私はどちらも兼ねているという判定で間違っていないと思ってます。
生きる痛みを知ることを幸せと捉えるならば…

男に救いの手を!

投稿日

2014/09/11

レビュアー

bell

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 タイトルの長さから受ける印象とはうらはらに 鑑定士と依頼人である女性との恋愛物語という設定はシンプルで判りやすかった。途中、なにか急転直下の展開が起こりそうな予感を匂わせて、淡々と進行する辺りは、鑑賞者の心理を巧みに操って、さすがに手の込んだ作りだと思う。二時間を食い入るように観ることができた。
 ヴァージル(ジェフリー・ラッシュ)は鑑定士、オークショニアとしても一流であるが、”悪徳”と形容されてもいいような男だった。さらに60歳にもなろうかというのに、恋愛は肖像画の女性たちだけという、変わった性癖を持っている。しかし、これは彼にしてみれば単なる女性に臆病だっただけで、外見とは異なって小心者だったということになるのだろう。
 そんな彼にわたしは観ているうちにちょっと同情してしまった。
 そこへ現れた若くて美しい女性依頼人クレア(シルヴィア・ホークス)。お互いに臆病だという点で共感を覚え、似たもの同士が意気投合、恋愛に発展するというところまではロマンスがあって美しいと思ったが、世の中そんなに甘い話が映画の中でもあるはずはなかった。
 けっきょく、なんだ、これは女に恵まれない男の弱みに付け込んだ、単なる結婚詐欺じゃないか。残念だなと思う。哀れ、絶望、裏切り、無慈悲。なんと言っていいか判らない結末に、なんだか気分が落ち込んでしまった。
 しかしヴァージルの行動にも疑問に思うところはあった。それはクレアに肖像画のすべてを見せてしまったことである。男にとっては自慢のつもりだったかも知れないが、いくら絵画とはいえ、エロ本収集やラブドール人形と同じだと思うし、おそらくあれを見た女は芸術品として眺めるより、肖像画と同等かと思われて、決して気分は良くなかったはずだ。女の気持ちを考えれば軽率だったと思う。しかし有頂天になった男は、こういうことはやりそうなんだよな。女の屋敷の名品を処分する前に、自分の肖像画を処分するべきだった。
 もっともクレアの狙っていたのはこの肖像画だったのだから、してやったりという気分だったろう。
 ヴァージルにとっては詐欺に遭ったとはいえ、純愛だったのだから、人生で一度も経験しないよりは、良かったのではないだろうか。本作のテーマでもある、贋作にも真実はたしかにあったのだから…。その見返りに肖像画を与えたと思えば良いのである。これもどうせ詐欺同然で入手したものだろうから、自業自得だと割り切れば良いのだ。
 老いぼれて老人ホームへと末路を辿る落ちぶれようには目を覆いたくなるが、人生長いので、これをきっかけに次の恋愛に期待すれば良いのである。ラストはそういう風に解釈しなければ、なんだか救われない。しかし歳の離れた若い女だけは、いろいろな意味でやめておいた方がいいのではないだろうか…。★★★★ 

1〜 5件 / 全70件