ＬＥＧＯ（Ｒ）ムービー

「くもりときどきミートボール」＆「21ジャンプストリート」のフィル・ロード＆クリストファー・ミラー監督作品。

３Ｄ字幕で、まあレゴのバットマンかわいいし〜
なんて思いながら見てたけど
予想より全然良かったですよこれ。

まず、ＬＥＧＯで描く世界のクオリティがスゲー！！！
まあ、ハリウッドはＣＧ使って本気出せばこんなもんチョロイかもしれませんが、
実際に見ると、「おおおおお！！！ＬＥＧＯであんなの再現してるじゃん」
なんつって、
ＣＧだとしてもテンション上がっちゃいましたわ。

そして、キャラクターたち。

ワーナーキャラクターが多く出てきたけど
中でもバットマンの扱いに大満足。

あのキャラは大勢のうちの1人にしてしまうのは
もったいないもんなあ。

レゴのバットマン、観たことあるけど、
実際動く姿観てみると
もーーーーーーーーーのすごくかわいい！！！！

このレゴバットマンがツボってしまいましたよ。

小ネタもちょくちょく挟まれてて（笑

ブルースウェインのネタやら、
モーガンフリーマンが声やってたりとか。

こんだけキャラわんさか出てきてるけど
一応主人公はエメットという平凡な日常を送る作業員なんだけど
ひょんなことから
このキャラクターたちと世界を救うなんていう壮大な話になっちゃう。

どんだけ話広げるのか・・・？と思ったら
さほど散らからずにうまいことコンパクトにまとまってて
終盤にはちゃんとエメットの見せ場を用意、
そんで、父と息子の話に仕上げちゃうという・・・（笑

子供も大人も楽しめるんじゃないかなあ。

とくにね、バットマンのキャラが最高です♪
かわいい、ちょいマヌケ、そんでもって男らしいとこあるじゃん・・・っていう（笑

子供の頃、レゴたくさん持ってたなー。
この映画みたいなこと想像しながら、いっぱいくだらない物作ったし
同じ大きさの板状のをくっつけて二度ととれなくなったりとかあったわ
・・・なんてノスタルジックな気分になった。

一番の売りはやっぱり個性的な映像。
レゴで作った風ＣＧの建物とかキャラクターはとってもキュート
アクションシーンではゴチャゴチャするけど、観ていて楽しい。
キャラクターも、いろんな映画からパクってきて笑える。
バットマンも良いけど、お気に入りはユニキティ。
「そうそう、こういうの四角ブロックで無理やり作ったわ。」て感じで

ストーリーは、あまりにもテンションの高いキャラクターと
ものすごくガチャガチャした展開に最初は戸惑ったけど
慣れてきてからは、明るくユーモラスで楽しい。
さらに、終盤は単にワルモノを倒して終わり、ではない意外な展開に・・
これが結構心温まる感じで良かった。

ちなみに
この映画の世界全体の興収は４億６８００万ドルだけど
日本での興収は、わずか１億８０００万円
人気の偏りが・・

これ、声優陣がアツいので前から気にはなってたんですけど
お金払ってまでな〜・・・と思ってたところ、キャンペーンポイントで、ありがたく鑑賞♪

リーアム・ニーソン
モーガン・フリーマン
ウィル・フェレル
エリザベス・バンクス
などなど、声だけで判別できる人なら、楽しめますよ
特に、良い警官と悪い警官を一人二役で演じたリーアム・ニーソン、上手かったです☆
他にも
今をトキメク、クリス・プラットが主演の声
チャニング・テイタム、ジョナ・ヒルの「ジャンプストリート」コンビが
スーパーマンとグリーンランタンの声でちょこっと出てます♪

私的には、“声”が一番楽しみだったんですけど
この、レゴワールドの完成度にビックリ！

天空から海中から、すごいスケールの大きさで、ブロックによって構築された世界
水とか、炎とか、煙とか、そのプラスチックな感触がなんとも言えなくて
ＣＧなんですけど、あえてストップモーションちっくに撮ってるのが可愛い♪

ストーリーとしては、お子様向けのヒーローアクションなんですけど
アクションシーンのスピード感がこれまたすごいし
スターウォーズとかマトリックスとかのＳＦ映画から
トイストーリーなどなど

いろんな映画を連想させる楽しいシーンが豊富で、そういう意味では、大人でも充分楽しめます

ま、でも、あまりに風呂敷が大きすぎて
自分の立ち位置が分からなくなってはくるし（汗）
終盤の実写シーンも、果たしてこの展開で良かったのだろうか・・・っていう疑問は残るんですけど

レゴ好きの男の子なら、間違いなくハマるでしょうね

一緒に観る大人は、声優の演技と映像を楽しみましょう！って感じでしょうか♪

ＬＥＧＯで遊んだ事無いですが、評判がいいので借りてみました。

ＬＥＧＯのクオリティは凄いです。
カラフルで綺麗で、ＬＥＧＯに思い入れがある人なら、
映像だけで借りて良かったと思う（かもしれません）
炎や水、煙などもうまく再現されていて、立体感もありました。

ただ、キャラ達のノリが軽〜 い。
この軽いノリに、最後までついていけませんでした。

ストーリーもよく考えられているんだろうけど、ノリが軽いので
ドタバタ劇にしか見えませんでした。

終盤でまさかの展開になり、一気に面白くなった。
この終盤の展開が無ければ評価は上がらなかったと思います。

映像　　　　　　１００点
ストーリーその他　６５点
キャラ設定　　　　１０点　

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　レゴブロックがわちゃわちゃ動いていて、レゴが動くだけで楽しくなるという不思議。
　それが何百と同時に動いていて画面の情報量が凄いことになっていて何度も見直したくなる映像でした。
　
　ルールを決められた世界でマニュアルに従っていて自分で考えることを放棄している主人公が「選ばれし者」として世界を救おうと頑張る話。
　仲間たちはクリエイティブなことが大好きで何でも自分で作ってしまう。けれど、主人公はそれができない。

　気づかないうちに自分たちを支配する独裁者と戦うという王道の展開ですが、レゴブロックが動くという楽しさ。そして怒涛のごとくジョークが繰り広げられて、それが今までの映画のキャラクターだったり映画自体のパロディだったりしてニヤリとできる笑いで面白かったです。

　ただ110分とチト長く感じてしまって、主人公の日常がありヒロインに誘われて非日常に飛び出して、仲間たちと出会い、戦いへと向かう。思うにジョークやギャグが多くてなかなか転がらない印象でした。
　とはいえ、画面全体が動いていてわちゃわちゃしてて見るの大変ですが、ブロックたちを見てるだけで楽しい映画で面白かったです。