風立ちぬ

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風立ちぬ / 庵野秀明

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映画賞受賞作品

旧作

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「風立ちぬ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

宮崎駿が月刊模型雑誌「モデルグラフィックス」に連載していた漫画を自らアニメ映画化。宮崎自身が監督を務めるのは2008年の「崖の上のポニョ」以来となる。零戦こと零式艦上戦闘機の設計者として知られる堀越二郎の半生を、堀辰雄の小説『風立ちぬ』のエピソードを盛り込みながら描く。音楽は「風の谷のナウシカ」以来すべての宮崎作品を手がけてきた久石譲が担当。主題歌として荒井由実(現・松任谷由実)の「ひこうき雲」が採用された。

「風立ちぬ」 の作品情報

作品情報

製作年:

2013年

製作国:

日本

原題:

THE WIND RISES

受賞記録:

2013年 NY批評家協会賞 アニメーション賞

「風立ちぬ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

脚本:

宮崎駿

原作:

宮崎駿

音楽:

久石譲

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「人間は何を食べてきたか」〜6 海と川の狩人たち 川編

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1〜 5件 / 全124件

棒立ちの主人公の脇を、生温い風がすりぬけていく。

投稿日:2014/06/27 レビュアー:ぴよさん


 待望の宮崎駿作品。以前なら、公開すると同時に劇場で観ていたものが、このところ足が向かなく
なってしまった。反比例するように興行記録は上がっているのだから、何と我が見る目の無いことか。
…というわけで見る目の無い男が書くレビューです。


 宮崎駿の素晴らしいところ…なんてのを今さら、考えてみる。それは 「突拍子の無い“わけじゃない”
ぎりぎりのイマジネーション」だと思う。ゆるやかな夢の世界、万人が無理なくついてこられるレベルで
巧みに再現されるイマジネーション。ナウシカもラピュタも、トトロも…想像もつかないとんでもない物語
というわけではない。どこかで語られてきた物語の世界をベースに、ほどよい頃合で展開させるのが
抜群に上手いのだ。

 さて『風立ちぬ』だが、主人公が夢に遊ぶシークエンスには、ワクワクさせられる。だが現実からひどく
逸脱は出来ないという縛りが、妄想の翼をいつもより小さくさせている。(あの“肉声”によるSE処理を
夢の世界にだけ、もっと露骨に使えばよかった。現実とのメリハリがついたろうに)

 元々が、宮崎の愛してやまないメカの世界で、アナログな製図場面であったり、模型工作的な視点は
完全に趣味の世界だし、そのシークエンスの熱は高い。上役の黒川は宮崎自身の投影だろう。
 だが肝心の主人公、堀越二郎に人間的魅力が乏しいため、どうしても作品自体の熱が上がってこない。
(それは、庵野氏の力量のせいでもある。朴訥とした技術者の声という意味で、最初はこれもアリなのか
と思ったが、やはりあまりにも一本調子過ぎた) 実在の人物をベースにしてしまったがゆえ、都合よく
崩すことができない。ただただ誠実で一途なだけキャラクターの物語、というのは見ていてツライ。
作画に力を入れるほどに、主人公の棒立ち加減が浮き上がって見えてしまった。

 堀辰雄に敬意を表して描かれているという恋愛シークエンスの、あまりの面白く無さに困惑させられる。
宮崎の「漫画映画」が持つ、リズム感やテンションが、こうまで落下するとは。 まるで新人のアマチュア
作家が描くような恋愛ドラマだ。いや、これも忠実に、あの頃の恋愛の空気を再現したのだ、というの
かもしれない。確かに堀辰雄の『菜穂子』や『風立ちぬ』に準じてはいる。でもそれを、宮崎世界の中で
展開させなくてはいけない理由が、私にはどうしても分からない。
「ジブリの商品価値を上げる世界戦略的狙い」が先行してのことじゃないか、と邪推してしまう。


 これだけ飛行機がメインの物語で、飛翔シーンには定評のあるはずの宮崎演出が、いまひとつ冴えない。
メーヴェがふわりと浮き上がるあの一瞬。フラップターがシータを救い出す、あのシークエンス。ルパンが
屋根と屋根の間を滑空する、まるで一緒に宙を飛んでいるような感覚… あの興奮が、この映画では再現
されていない。これだけたくさんの飛翔シーンがあるというのに!
 「うつくしい飛行機だ」のセリフは何度も繰り返されるが、セリフの前に動画で表現しなければいけない
だろうに。九試単戦の女性的なフォルムをたっぷり見せておいて、ラストに集大成として零式を見せられ
ちゃうと、美しいという言葉がすべってしまう。 あそこはもう、九試単戦のままでもよかったんじゃない?

 そもそも無理があるのは、戦闘機を設計するのだから、戦闘能力を念頭に置いて設計しているはずなのに
その描写が一切無いということ。 これは本当に異常なことだと思う。『紅の豚』のようにドッグ・ファイトを存分
に描きたかったろうに、反戦と堀越二郎への配慮から、それを省略せざるをえなかった。そんな条件下で
戦闘機を魅力的に描けるはずなんてない。
 無類のミリタリーヲタの駿氏が「戦闘機が主人公になりうる物語で、戦闘シーンを省かざるをえなかった」のだ。
それって、村西とおるがセックスシーンの無いAVを撮るようなものじゃないか!(なんじゃこの例え)


 恋愛物が苦手で見る目の無い男の感想は…「退屈することはないが、とことん趣味的でもなく、アニメー
ション作品としての意味も薄い、ひじょうに高レベルで中途半端な作品」という感じ。

 ま、戯れ言につきご勘弁。






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生きねば!

投稿日:2014/06/10 レビュアー:ミルクチョコ

宮崎監督が模型雑誌「月刊モデルグラフィックス」で連載していた漫画を基に、航空技術者として活躍し零式艦上戦闘機の設計などを手がけた堀越二郎の10歳からの30年間のドラマと、映画オリジナルのヒロイン菜穂子との恋模様を描きます。

宮崎駿監督がずっと描きたかった作品なのでしょうね。長い時間をかけて作り上げたであろうその愛情が伝わって来る作品でした。
飛行機への愛と夢を追いかけながらも時代に翻弄される二郎は、どこか監督自身と重なるような気がしました。
メガネをかけ、飛行機に憧れ、仕事とタバコから離れられない二郎。

ただ美しい飛行機を作りたいと願う二郎が、ゼロ戦を作り上げることになります。
自分の仕事が、結局は殺戮のために使われることが分かっていたのかもしれません。敢えてここでは二郎の苦悩は描かれていません。
むしろ、葛藤や苦悩は省略の中にあるような気がしました。
婚約者の菜穂子との悲恋もまた、美しい部分だけを切り取ったような描き方をしています。

婚約者の奈緒子が吐血して、入院先に向かう途中、二郎の涙が落ちた先は、何と戦闘機の設計のノートの上でした。
病状を気遣いながらも、 家を出るときに設計のノートを忘れなかったのは、流石仕事人間ですね。
まるで奈緒子に胸の内を悟らせないかのような単調な話し方も相手を思っての事なのかもしれません。

震災、不況、そういった現在の日本の姿とも重なる部分を垣間見せた演出。
ラストがちょうど3・11後の日本にも重なるように感じました。
そこに込められたメッセージは、人はどんなときでもどんなことがあっても「生きねば!」
そのシンプルで力強いメッセージが伝わって来ました。

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びっくりするほどつまらなかった

投稿日:2014/06/29 レビュアー:GREEN LEMONADE

劇場で見なくてよかったと思う。びっくりするほど、つまらなかった。。。。

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病的につまらない

投稿日:2014/09/08 レビュアー:綾部まりな

ゼロ戦を設計した堀越二郎とロマン派の文豪堀辰雄を統合させた失調症のような話です(笑)

だからエンジニアの堀越二郎とロマン派の堀辰雄の分裂した人格がでてきて、さらに妄想で外人の飛行機のエンジニアと話を展開したりと

支離滅裂です。

まったく主人公に感情移入できないし、堀辰雄の矢野綾子との純愛(これが本当の【風立ちぬ】)をぱくって、安物のメロドラマに仕上げる始末。

結局ゼロ戦を作ったのも「僕の純粋な平和の飛行機の夢」みたいな寝言で責任回避をするとは、実際の堀越二郎は戦後防衛大学教授で

自衛隊の空軍を指導した事実とも全然違いますから!

とにかく、老害監督がふたりの人のいいとこどりをしようとして、分裂した人格のキャラクターに気持ち悪いメッセージ「生きねば」?をシュプレヒコール

させる極めてお下品な作品ですね。

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全力疾走

投稿日:2014/05/07 レビュアー:パンケーキレンズ

実在の人物をモデルにした作品
しかも、その半生を描くという、今までにないスタイル

ただ
己の信念を貫き通し
目の前にあるものを追い続ける少年
宮崎アニメの永久にして普遍のテーマである
“生きる”ということを描く
少年の夢と、大人の情熱が入り混じった
やさしくも、力強い物語
そう

命を吹き込まれた主人公は、いつだって

全力疾走

懸命に生きるという事
命ある限り自分を高めるということ
それは、何よりも気高く尊い・・・

愛する人は病に倒れ
飛行機は一機も還ってこない
それでも
風は吹くし
“夢”がまた生まれてゆく

物作りを極めようとする生き方が
同じく、映画という物作りに邁進する宮崎監督の目を通して描かれる
美しいものを追求した産物が
後に、零戦と呼ばれる戦争の道具となった事実
その影の部分を併せ持ちながら
善か悪かを判断しない
ただ、一つの事を全うする
その純粋すぎる生き方に、心打たれる・・・


風が立つ

髪が膨らむ

その度に

「力を尽くしているかね・・・?」

そう自分に尋ねることにしよう


飛行機に関する知識がなくても
飛行機に何の興味がなくても
何も臆することはありません
潔いほどに、ズバッと切り取られていますからw
技術や機械に関することの説明は
大胆なほど、端折られていますからw
そこにまた
何を描くのかという
確固たる熱を感じるわけで・・・

何度も胸がカーっと熱くなりました

背筋がシャンとなりました

監督の「喝!」をいただきました

かつて子供だった、全ての大人に捧げるメッセージです♪

時にはロマンティック
時にはダイナミック
ノスタルジーとファンタジーが交錯する、“生きる”人を描いた集大成

飛行物体の造形美は、もはや極致☆
今回は、SE(効果音)も人の声で表現するというこだわり(これが地味だけどスゴイ!!)

ぜひぜひ、大音量でご覧ください!
(残念ながら、お子様には不向きwww)

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風立ちぬ

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棒立ちの主人公の脇を、生温い風がすりぬけていく。

投稿日

2014/06/27

レビュアー

ぴよさん


 待望の宮崎駿作品。以前なら、公開すると同時に劇場で観ていたものが、このところ足が向かなく
なってしまった。反比例するように興行記録は上がっているのだから、何と我が見る目の無いことか。
…というわけで見る目の無い男が書くレビューです。


 宮崎駿の素晴らしいところ…なんてのを今さら、考えてみる。それは 「突拍子の無い“わけじゃない”
ぎりぎりのイマジネーション」だと思う。ゆるやかな夢の世界、万人が無理なくついてこられるレベルで
巧みに再現されるイマジネーション。ナウシカもラピュタも、トトロも…想像もつかないとんでもない物語
というわけではない。どこかで語られてきた物語の世界をベースに、ほどよい頃合で展開させるのが
抜群に上手いのだ。

 さて『風立ちぬ』だが、主人公が夢に遊ぶシークエンスには、ワクワクさせられる。だが現実からひどく
逸脱は出来ないという縛りが、妄想の翼をいつもより小さくさせている。(あの“肉声”によるSE処理を
夢の世界にだけ、もっと露骨に使えばよかった。現実とのメリハリがついたろうに)

 元々が、宮崎の愛してやまないメカの世界で、アナログな製図場面であったり、模型工作的な視点は
完全に趣味の世界だし、そのシークエンスの熱は高い。上役の黒川は宮崎自身の投影だろう。
 だが肝心の主人公、堀越二郎に人間的魅力が乏しいため、どうしても作品自体の熱が上がってこない。
(それは、庵野氏の力量のせいでもある。朴訥とした技術者の声という意味で、最初はこれもアリなのか
と思ったが、やはりあまりにも一本調子過ぎた) 実在の人物をベースにしてしまったがゆえ、都合よく
崩すことができない。ただただ誠実で一途なだけキャラクターの物語、というのは見ていてツライ。
作画に力を入れるほどに、主人公の棒立ち加減が浮き上がって見えてしまった。

 堀辰雄に敬意を表して描かれているという恋愛シークエンスの、あまりの面白く無さに困惑させられる。
宮崎の「漫画映画」が持つ、リズム感やテンションが、こうまで落下するとは。 まるで新人のアマチュア
作家が描くような恋愛ドラマだ。いや、これも忠実に、あの頃の恋愛の空気を再現したのだ、というの
かもしれない。確かに堀辰雄の『菜穂子』や『風立ちぬ』に準じてはいる。でもそれを、宮崎世界の中で
展開させなくてはいけない理由が、私にはどうしても分からない。
「ジブリの商品価値を上げる世界戦略的狙い」が先行してのことじゃないか、と邪推してしまう。


 これだけ飛行機がメインの物語で、飛翔シーンには定評のあるはずの宮崎演出が、いまひとつ冴えない。
メーヴェがふわりと浮き上がるあの一瞬。フラップターがシータを救い出す、あのシークエンス。ルパンが
屋根と屋根の間を滑空する、まるで一緒に宙を飛んでいるような感覚… あの興奮が、この映画では再現
されていない。これだけたくさんの飛翔シーンがあるというのに!
 「うつくしい飛行機だ」のセリフは何度も繰り返されるが、セリフの前に動画で表現しなければいけない
だろうに。九試単戦の女性的なフォルムをたっぷり見せておいて、ラストに集大成として零式を見せられ
ちゃうと、美しいという言葉がすべってしまう。 あそこはもう、九試単戦のままでもよかったんじゃない?

 そもそも無理があるのは、戦闘機を設計するのだから、戦闘能力を念頭に置いて設計しているはずなのに
その描写が一切無いということ。 これは本当に異常なことだと思う。『紅の豚』のようにドッグ・ファイトを存分
に描きたかったろうに、反戦と堀越二郎への配慮から、それを省略せざるをえなかった。そんな条件下で
戦闘機を魅力的に描けるはずなんてない。
 無類のミリタリーヲタの駿氏が「戦闘機が主人公になりうる物語で、戦闘シーンを省かざるをえなかった」のだ。
それって、村西とおるがセックスシーンの無いAVを撮るようなものじゃないか!(なんじゃこの例え)


 恋愛物が苦手で見る目の無い男の感想は…「退屈することはないが、とことん趣味的でもなく、アニメー
ション作品としての意味も薄い、ひじょうに高レベルで中途半端な作品」という感じ。

 ま、戯れ言につきご勘弁。






生きねば!

投稿日

2014/06/10

レビュアー

ミルクチョコ

宮崎監督が模型雑誌「月刊モデルグラフィックス」で連載していた漫画を基に、航空技術者として活躍し零式艦上戦闘機の設計などを手がけた堀越二郎の10歳からの30年間のドラマと、映画オリジナルのヒロイン菜穂子との恋模様を描きます。

宮崎駿監督がずっと描きたかった作品なのでしょうね。長い時間をかけて作り上げたであろうその愛情が伝わって来る作品でした。
飛行機への愛と夢を追いかけながらも時代に翻弄される二郎は、どこか監督自身と重なるような気がしました。
メガネをかけ、飛行機に憧れ、仕事とタバコから離れられない二郎。

ただ美しい飛行機を作りたいと願う二郎が、ゼロ戦を作り上げることになります。
自分の仕事が、結局は殺戮のために使われることが分かっていたのかもしれません。敢えてここでは二郎の苦悩は描かれていません。
むしろ、葛藤や苦悩は省略の中にあるような気がしました。
婚約者の菜穂子との悲恋もまた、美しい部分だけを切り取ったような描き方をしています。

婚約者の奈緒子が吐血して、入院先に向かう途中、二郎の涙が落ちた先は、何と戦闘機の設計のノートの上でした。
病状を気遣いながらも、 家を出るときに設計のノートを忘れなかったのは、流石仕事人間ですね。
まるで奈緒子に胸の内を悟らせないかのような単調な話し方も相手を思っての事なのかもしれません。

震災、不況、そういった現在の日本の姿とも重なる部分を垣間見せた演出。
ラストがちょうど3・11後の日本にも重なるように感じました。
そこに込められたメッセージは、人はどんなときでもどんなことがあっても「生きねば!」
そのシンプルで力強いメッセージが伝わって来ました。

びっくりするほどつまらなかった

投稿日

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GREEN LEMONADE

劇場で見なくてよかったと思う。びっくりするほど、つまらなかった。。。。

病的につまらない

投稿日

2014/09/08

レビュアー

綾部まりな

ゼロ戦を設計した堀越二郎とロマン派の文豪堀辰雄を統合させた失調症のような話です(笑)

だからエンジニアの堀越二郎とロマン派の堀辰雄の分裂した人格がでてきて、さらに妄想で外人の飛行機のエンジニアと話を展開したりと

支離滅裂です。

まったく主人公に感情移入できないし、堀辰雄の矢野綾子との純愛(これが本当の【風立ちぬ】)をぱくって、安物のメロドラマに仕上げる始末。

結局ゼロ戦を作ったのも「僕の純粋な平和の飛行機の夢」みたいな寝言で責任回避をするとは、実際の堀越二郎は戦後防衛大学教授で

自衛隊の空軍を指導した事実とも全然違いますから!

とにかく、老害監督がふたりの人のいいとこどりをしようとして、分裂した人格のキャラクターに気持ち悪いメッセージ「生きねば」?をシュプレヒコール

させる極めてお下品な作品ですね。

全力疾走

投稿日

2014/05/07

レビュアー

パンケーキレンズ

実在の人物をモデルにした作品
しかも、その半生を描くという、今までにないスタイル

ただ
己の信念を貫き通し
目の前にあるものを追い続ける少年
宮崎アニメの永久にして普遍のテーマである
“生きる”ということを描く
少年の夢と、大人の情熱が入り混じった
やさしくも、力強い物語
そう

命を吹き込まれた主人公は、いつだって

全力疾走

懸命に生きるという事
命ある限り自分を高めるということ
それは、何よりも気高く尊い・・・

愛する人は病に倒れ
飛行機は一機も還ってこない
それでも
風は吹くし
“夢”がまた生まれてゆく

物作りを極めようとする生き方が
同じく、映画という物作りに邁進する宮崎監督の目を通して描かれる
美しいものを追求した産物が
後に、零戦と呼ばれる戦争の道具となった事実
その影の部分を併せ持ちながら
善か悪かを判断しない
ただ、一つの事を全うする
その純粋すぎる生き方に、心打たれる・・・


風が立つ

髪が膨らむ

その度に

「力を尽くしているかね・・・?」

そう自分に尋ねることにしよう


飛行機に関する知識がなくても
飛行機に何の興味がなくても
何も臆することはありません
潔いほどに、ズバッと切り取られていますからw
技術や機械に関することの説明は
大胆なほど、端折られていますからw
そこにまた
何を描くのかという
確固たる熱を感じるわけで・・・

何度も胸がカーっと熱くなりました

背筋がシャンとなりました

監督の「喝!」をいただきました

かつて子供だった、全ての大人に捧げるメッセージです♪

時にはロマンティック
時にはダイナミック
ノスタルジーとファンタジーが交錯する、“生きる”人を描いた集大成

飛行物体の造形美は、もはや極致☆
今回は、SE(効果音)も人の声で表現するというこだわり(これが地味だけどスゴイ!!)

ぜひぜひ、大音量でご覧ください!
(残念ながら、お子様には不向きwww)

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