オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ

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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ / ティルダ・スウィントン
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「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

インディ映画界の巨匠ジム・ジャームッシュ監督がヴァンパイアを主人公に描く異色のラブ・ストーリー。何世紀も生き続けるエレガントなヴァンパイアたちが現代を舞台に織り成す愛と葛藤の物語をスタイリッシュに綴る。主演はトム・ヒドルストンとティルダ・スウィントン、共演にミア・ワシコウスカ、ジョン・ハート。デトロイトでカリスマ的な人気を誇る謎に包まれたミュージシャン、アダム。彼の正体は永遠の命を生きる吸血鬼だった。ある日、モロッコのタンジールに暮らす吸血鬼イヴがアダムのもとにやって来る。2人は何世紀も愛し合う恋人同士。久々の再会を喜び、2人で親密な時間を過ごす。ところがそこへ、イヴの妹で問題児のエヴァが突然転がり込み、彼らの運命は静かに狂い出す…。

「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」 の作品情報

作品情報

製作年: 2013年
製作国: アメリカ/イギリス/ドイツ
原題: ONLY LOVERS LEFT ALIVE

「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全13件

非ホラーなヴァンパイア

投稿日:2014/05/30 レビュアー:ミルクチョコ

ヴァンパイアでありながら、マルチミュージシャンとして活躍するアダム(トム・ヒドルストン)は、自己破滅的な人間たちの振る舞いを憂えています。そんなある日、何世紀にもわたり愛し合ってきた恋人で、ヴァンパイアのイヴ(ティルダ・スウィントン)と久しぶりに再会。しかし、イヴの妹エヴァ(ミアワシコウスカ)が2人のもとを訪れたことをきっかけに、3人の運命がゆっくりと変わっていきます。

独特な美意識あふれる作品を取り続けるジャームッシュ。見る人を選びそうですが、本作はさほど難解じゃないので見やすかったです。
荒廃の街と化したデトロイトとモロッコのタンジールを舞台に描かれるヴァンパイア・ストーリーはとても妖しくて美しい。
退廃のムードを呈している空気感はこの世を憂い愛し合う2人だけに流れる時間のようです。
かつて世界一のモータウンの発祥の地、デトロイト。ドライブで、ジャック・ホワイトの生家や、元ミシガン劇場の跡地などを巡って見せます。財政破綻した風景は、彼らの心象の如くでしょうか?
そして、現代のヴァンパイアはむやみに人間の血を求めないというのが鉄則なのでしょうか?輸血用の血液を病院からひそかに調達して生きています。

ヴァンパイアが人間をゾンビと呼ぶなど、決して人間と同化することのないシニカルな視点が面白いです。
老成した若者たちがハイテクの世に隠棲していて、緩いテンポのなかで繰り出される特有のブラックユーモアや絶妙な外し感面白いです。
それでもこの世で生き続けなければならない彼らの憂鬱、現代のバンパイアが抱える葛藤を退廃的な映像で見せます。
長生きゆえの退廃っぷりが、なんともで、時代や体制に逆らって、何かを生み出して来たエポックメイカーへの賞賛も感じられます。
衰弱していく彼らが選択するラストは、やっぱり?!な展開でした。
これほど血の出ないヴァンパイア映画も珍しいですね。

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Rhマイナスのアイスキャンディー。

投稿日:2014/06/11 レビュアー:ぴよさん


まず、これがジャームッシュの画面なのかと、目を疑う。闇の中から浮かび上がるのは、
耽美主義的な道具立ての洪水。ジャームッシュの画面は「雄弁な余白」だと思っていたが
このフィルムで、余白は全て埋め尽くされている。リンチ的な密度と色彩。余白があると
すれば「闇」の部分。アダムとイブが生きる夜の“黒”だ。

 画面だけではなく、ヴァン・ヴィッセムのスコアが、その空気をさらに濃く、塗りこめる。
古楽器のリュートとノイジーなギター。何百年もの間、「音楽を作る者」として生きてきた
アダムと、遠く離れたタンジールに暮らす妻、イブ。ヴァンパイアなんて今さらのネタを
なぜ、ジャムおじさんは使おうとしたか。
  生き過ぎたゆえの怠惰に、アダムとイヴは包まれている。ビザールギターを愛でながら
「ゾンビ」と呼ぶ人間たちの所業を嫌悪し、稀有な才能達を懐かしみつつ生きている。
ジャムおじさんは、自分もヴァンパイアだと言いたいのかもしれない。人間どもとは付き
合いきれない。同族の冷たい連携がかすかにあればいい、という。ならばゾンビも
ヴァンパイアも、単純なメタファーということ。

 陰鬱でネガティブな画面。だが、そこここにジャムおじさん一流の「笑い」が散りばめられ
ているのが分かる。イブの妹、エヴァが訪れるにいたって、その傾向は強まる。 (これは
『ストレンジャー・ザン・パラダイス』へのセルフ・オマージュだ。ジョン・ルーリーの元に
やってくる少女の名前もエヴァだった。エヴァが現れると生活が乱れるとの示唆だ)
 イアンが「あんな目」にあって、イブーイアンーアダムでソファに座るカットに、じわじわ
と笑いがこみ上げる。

 ジョン・ハートの正体が“クリストファー・マーロウ”(≒シェイクスピア)だったり、アダムが
医師になった時の名前が“ドクター・ファウスト”だったり。イブのi-Phoneのアップルマークを
あえて写してみたり(リンゴをかじってるマーク) 明け透けにも見える小ネタのいちいちに
ニヤリとしてしまう。これは初期に立ち戻ったようなテイストで、『パーマネント・バケーション』
『ストレンジャ・ザン・パラダイス』『ダウン・バイ・ロー』に洗礼をウケた世代にとっては
ちょっと恥ずかしいけれども、嬉しい感覚になる。

 夜の街のドライブシーン、そして唐突なヤスミン・ハムダンの挿入と、ジャームッシュの趣味性
が強調されていて、作品としてはどこか緩い。ラストカットのある意味ベタオチを見ても、これは
思いつめて作られたものではないと分かる。

 これはジャームッシュの娯楽コメディ映画だ。限りなく、そうは見えないけれど(笑)








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恋人たちだけが生き残る

投稿日:2014/06/08 レビュアー:カマンベール

とても素敵です。ジム・ジャームッシュがヴァンパイアを撮影すると
こんなにも大人で、おしゃれなテイストに、なるのですね。

主役のおふたり、アダム(トム・匕ドルストン)とイヴ(ティルダ・スウィントン)は
身長187センチと180センチ。33歳と53歳。おふたりとも超エリート。

イヴの長い脚がソファーになげだされると、ファッション誌のグラビアみたいです。
財政破たんしたデトロイトの荒廃したさまは、人間(ゾンビ?)にもヴァンパイアにも
生きにくいという現生を象徴するかのようです。

恋人たちだけが生き残る・・・・ほ題名の日本語訳です。


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相思相愛ユニバース

投稿日:2014/06/12 レビュアー:パンケーキレンズ

美しい・・・美しい映画だったな〜・・・

何世紀も生き続けるヴァンパイアの愛の物語
人目を避けて、夜に行動し、ボヘミアンスタイルで血の杯
動物的な本能を覗かせながら
排他的で死の香りが常に付きまとう冷気、それでも

何もかも全てを美に変換してしまう

それは、二人が最後に決意した行動までも・・・

ティルダ・スウィントンの肌
トム・ヒドルストンの瞳
ギターの曲線
寄り添って眠る姿
どこを切り取ってもキレイだ
でも、特に、夜のドライブシーンは大好きだ
どこまでも行けそうな二人を乗せた車は
今後、何世紀もまた生き続けるであろう事を連想させる

血の調達の仕方
妹とのあれこれ
なるほど、人間がゾンビに見えてくる奇妙さ
ユニークな視点が散りばめられている
同時に、過去の偉人たちへの称賛も・・・

永遠に愛し合う二人

彼らは生き残っているのではない、生かされているんだ

この世の終わりが来ようとも

ユニバースを越えて、永遠に・・・

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気だるさ全開のなか1人異彩を放つミアワシコウスカ。

投稿日:2014/05/06 レビュアー:MM3

トムヒドルストン、ティルダウィンストン共演で
現代に生きるヴァンパイアカップルを描く。

ジムジャームッシュの作品はあまり得意なほうではないけれど、
これは、闇と退廃的な雰囲気に
ティルダとトムがバッチリはまってて
ストーリー云々よりも雰囲気で楽しめた映画でした。

トムが演じるアダムはミュージシャンとして活躍するアーティストであり吸血鬼。
彼の元にかつての恋人イヴがやってきて、さらにその妹エヴァもやってくる。

自身のペースで吸血鬼生活とミュージシャン生活を送っていたアダムだが
2人の登場で運命が変わっていく・・・・

トムヒドルストンは少し苦手な俳優だったんだけど、
このミュージシャンヴァンパイアはものすごい似合ってる!!!!
あの気だるさ出せるのは彼しかいない気がする!!!
覇気のない表情のなかに、なんとも言えない魅力がある。
ほんとにハマり役だと思う。

あと、ティルダとミアが姉妹っていうのも、
最初はなんとも思わなかったんですが
この2人顔の系統が同じですね!
姉妹役にしたのも納得です。

そして、この気だるさ全開カップル、この雰囲気の中
1人キャッキャはしゃぎ、ニカーっ!!!って笑うミアがカワイイ。
この雰囲気の中完全に「異物感」が拭えないんだけど、それがかえっていいのかも。

役名がそれぞれ、アダム、イヴ、エヴァと
否応にもアダムとイヴを連想させ、
もしかして、ものすごく宗教的だったり、難しかったりするのか?
と構えていましたが、その心配は無用です。

ところどころ、それを匂わすアイテム(りんごとかね)も出てきますが
基本難しくはないと思う。

ただ、これいろいろ深く考えてみるともっといろいろあるかもしれませんね。

とりあえずはこの独特の雰囲気と音楽、
主役2人の吸血鬼のどハマりっぷり、
異彩をはなつミアを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ

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非ホラーなヴァンパイア

投稿日

2014/05/30

レビュアー

ミルクチョコ

ヴァンパイアでありながら、マルチミュージシャンとして活躍するアダム(トム・ヒドルストン)は、自己破滅的な人間たちの振る舞いを憂えています。そんなある日、何世紀にもわたり愛し合ってきた恋人で、ヴァンパイアのイヴ(ティルダ・スウィントン)と久しぶりに再会。しかし、イヴの妹エヴァ(ミアワシコウスカ)が2人のもとを訪れたことをきっかけに、3人の運命がゆっくりと変わっていきます。

独特な美意識あふれる作品を取り続けるジャームッシュ。見る人を選びそうですが、本作はさほど難解じゃないので見やすかったです。
荒廃の街と化したデトロイトとモロッコのタンジールを舞台に描かれるヴァンパイア・ストーリーはとても妖しくて美しい。
退廃のムードを呈している空気感はこの世を憂い愛し合う2人だけに流れる時間のようです。
かつて世界一のモータウンの発祥の地、デトロイト。ドライブで、ジャック・ホワイトの生家や、元ミシガン劇場の跡地などを巡って見せます。財政破綻した風景は、彼らの心象の如くでしょうか?
そして、現代のヴァンパイアはむやみに人間の血を求めないというのが鉄則なのでしょうか?輸血用の血液を病院からひそかに調達して生きています。

ヴァンパイアが人間をゾンビと呼ぶなど、決して人間と同化することのないシニカルな視点が面白いです。
老成した若者たちがハイテクの世に隠棲していて、緩いテンポのなかで繰り出される特有のブラックユーモアや絶妙な外し感面白いです。
それでもこの世で生き続けなければならない彼らの憂鬱、現代のバンパイアが抱える葛藤を退廃的な映像で見せます。
長生きゆえの退廃っぷりが、なんともで、時代や体制に逆らって、何かを生み出して来たエポックメイカーへの賞賛も感じられます。
衰弱していく彼らが選択するラストは、やっぱり?!な展開でした。
これほど血の出ないヴァンパイア映画も珍しいですね。

Rhマイナスのアイスキャンディー。

投稿日

2014/06/11

レビュアー

ぴよさん


まず、これがジャームッシュの画面なのかと、目を疑う。闇の中から浮かび上がるのは、
耽美主義的な道具立ての洪水。ジャームッシュの画面は「雄弁な余白」だと思っていたが
このフィルムで、余白は全て埋め尽くされている。リンチ的な密度と色彩。余白があると
すれば「闇」の部分。アダムとイブが生きる夜の“黒”だ。

 画面だけではなく、ヴァン・ヴィッセムのスコアが、その空気をさらに濃く、塗りこめる。
古楽器のリュートとノイジーなギター。何百年もの間、「音楽を作る者」として生きてきた
アダムと、遠く離れたタンジールに暮らす妻、イブ。ヴァンパイアなんて今さらのネタを
なぜ、ジャムおじさんは使おうとしたか。
  生き過ぎたゆえの怠惰に、アダムとイヴは包まれている。ビザールギターを愛でながら
「ゾンビ」と呼ぶ人間たちの所業を嫌悪し、稀有な才能達を懐かしみつつ生きている。
ジャムおじさんは、自分もヴァンパイアだと言いたいのかもしれない。人間どもとは付き
合いきれない。同族の冷たい連携がかすかにあればいい、という。ならばゾンビも
ヴァンパイアも、単純なメタファーということ。

 陰鬱でネガティブな画面。だが、そこここにジャムおじさん一流の「笑い」が散りばめられ
ているのが分かる。イブの妹、エヴァが訪れるにいたって、その傾向は強まる。 (これは
『ストレンジャー・ザン・パラダイス』へのセルフ・オマージュだ。ジョン・ルーリーの元に
やってくる少女の名前もエヴァだった。エヴァが現れると生活が乱れるとの示唆だ)
 イアンが「あんな目」にあって、イブーイアンーアダムでソファに座るカットに、じわじわ
と笑いがこみ上げる。

 ジョン・ハートの正体が“クリストファー・マーロウ”(≒シェイクスピア)だったり、アダムが
医師になった時の名前が“ドクター・ファウスト”だったり。イブのi-Phoneのアップルマークを
あえて写してみたり(リンゴをかじってるマーク) 明け透けにも見える小ネタのいちいちに
ニヤリとしてしまう。これは初期に立ち戻ったようなテイストで、『パーマネント・バケーション』
『ストレンジャ・ザン・パラダイス』『ダウン・バイ・ロー』に洗礼をウケた世代にとっては
ちょっと恥ずかしいけれども、嬉しい感覚になる。

 夜の街のドライブシーン、そして唐突なヤスミン・ハムダンの挿入と、ジャームッシュの趣味性
が強調されていて、作品としてはどこか緩い。ラストカットのある意味ベタオチを見ても、これは
思いつめて作られたものではないと分かる。

 これはジャームッシュの娯楽コメディ映画だ。限りなく、そうは見えないけれど(笑)








恋人たちだけが生き残る

投稿日

2014/06/08

レビュアー

カマンベール

とても素敵です。ジム・ジャームッシュがヴァンパイアを撮影すると
こんなにも大人で、おしゃれなテイストに、なるのですね。

主役のおふたり、アダム(トム・匕ドルストン)とイヴ(ティルダ・スウィントン)は
身長187センチと180センチ。33歳と53歳。おふたりとも超エリート。

イヴの長い脚がソファーになげだされると、ファッション誌のグラビアみたいです。
財政破たんしたデトロイトの荒廃したさまは、人間(ゾンビ?)にもヴァンパイアにも
生きにくいという現生を象徴するかのようです。

恋人たちだけが生き残る・・・・ほ題名の日本語訳です。


相思相愛ユニバース

投稿日

2014/06/12

レビュアー

パンケーキレンズ

美しい・・・美しい映画だったな〜・・・

何世紀も生き続けるヴァンパイアの愛の物語
人目を避けて、夜に行動し、ボヘミアンスタイルで血の杯
動物的な本能を覗かせながら
排他的で死の香りが常に付きまとう冷気、それでも

何もかも全てを美に変換してしまう

それは、二人が最後に決意した行動までも・・・

ティルダ・スウィントンの肌
トム・ヒドルストンの瞳
ギターの曲線
寄り添って眠る姿
どこを切り取ってもキレイだ
でも、特に、夜のドライブシーンは大好きだ
どこまでも行けそうな二人を乗せた車は
今後、何世紀もまた生き続けるであろう事を連想させる

血の調達の仕方
妹とのあれこれ
なるほど、人間がゾンビに見えてくる奇妙さ
ユニークな視点が散りばめられている
同時に、過去の偉人たちへの称賛も・・・

永遠に愛し合う二人

彼らは生き残っているのではない、生かされているんだ

この世の終わりが来ようとも

ユニバースを越えて、永遠に・・・

気だるさ全開のなか1人異彩を放つミアワシコウスカ。

投稿日

2014/05/06

レビュアー

MM3

トムヒドルストン、ティルダウィンストン共演で
現代に生きるヴァンパイアカップルを描く。

ジムジャームッシュの作品はあまり得意なほうではないけれど、
これは、闇と退廃的な雰囲気に
ティルダとトムがバッチリはまってて
ストーリー云々よりも雰囲気で楽しめた映画でした。

トムが演じるアダムはミュージシャンとして活躍するアーティストであり吸血鬼。
彼の元にかつての恋人イヴがやってきて、さらにその妹エヴァもやってくる。

自身のペースで吸血鬼生活とミュージシャン生活を送っていたアダムだが
2人の登場で運命が変わっていく・・・・

トムヒドルストンは少し苦手な俳優だったんだけど、
このミュージシャンヴァンパイアはものすごい似合ってる!!!!
あの気だるさ出せるのは彼しかいない気がする!!!
覇気のない表情のなかに、なんとも言えない魅力がある。
ほんとにハマり役だと思う。

あと、ティルダとミアが姉妹っていうのも、
最初はなんとも思わなかったんですが
この2人顔の系統が同じですね!
姉妹役にしたのも納得です。

そして、この気だるさ全開カップル、この雰囲気の中
1人キャッキャはしゃぎ、ニカーっ!!!って笑うミアがカワイイ。
この雰囲気の中完全に「異物感」が拭えないんだけど、それがかえっていいのかも。

役名がそれぞれ、アダム、イヴ、エヴァと
否応にもアダムとイヴを連想させ、
もしかして、ものすごく宗教的だったり、難しかったりするのか?
と構えていましたが、その心配は無用です。

ところどころ、それを匂わすアイテム(りんごとかね)も出てきますが
基本難しくはないと思う。

ただ、これいろいろ深く考えてみるともっといろいろあるかもしれませんね。

とりあえずはこの独特の雰囲気と音楽、
主役2人の吸血鬼のどハマりっぷり、
異彩をはなつミアを楽しんでみてはいかがでしょうか。

1〜 5件 / 全13件