シャークネード

突然、海辺に現れた鮫軍団。
大型ハリケーンの影響で鮫が逃げてきた設定になってます。
今までにない降雨量に押し流され道路が川になり鮫が悠々と泳いでいる。
人喰い鮫なのでしょうか、鮫に当たる＝喰われて死んでいる。
海辺でバーを経営していたサーファーフィンが主人公。彼の友人と、従業員の女性とフィンの別居中の家族がメイン。
別居中の妻と子を助けにカルフォニアからロサンゼルスまで助けに行く。その間にも鮫が降ってきたり、飛び込んできたりとヒヤヒヤもの。
やっとたどり着いた別居中の妻は恋人と同居中。恋人が居るから帰ってと言ってるそばから鮫が硝子戸を破って水と一緒に入ってきた。
憎ったらしい恋人のクリスは鮫に殺される。そこでやっと妻と娘はフィンの言うとおりに大人しく車に乗り、息子の居る飛行場まで出向く。
そして飛行場ではトルネードに襲われ、それと同時に鮫に襲われと、もう見ている方がジッとしていられない。
母なんか、「何をやってるのよ！ほら後ろも見なけりゃ…あ〜やられた！」とまるでプロレス中継を観ているよう。
皆さんの評価は悪いようですが、我が家では約１時間半、十分楽しませてもらったので★５つけました。

ネットで検索してみると、
“いまキーワード「シャークネード」が多く検索されている”そうで、
制作は安心の『アサイラム』、配給はみんなの希望『アルバトロス』となっていて、
もうそれだけで私は可笑しくて仕方がない。
アメリカのＴＶ映画だそうで、本作はシリーズの第1作目（2013年）。
『シャークネード　カテゴリー２（2014年）』
『シャークネード　エクストリーム・ミッション（2015年）』
『シャークネード　ザ・フォース・アウェイクンズ（2016年）』
『シャークネード　ワールド・タイフーン（2017年）』と続く。

メキシコ湾で発生した台風から３つの水柱が立つ。
水柱の中には海中から吸い上げられたシャーク（サメ）が大量に！
シャークを内包してやって来た竜巻は、ロサンゼルスに上陸し、
道路に、屋根に、車の上に、シャークがバサバサと落下する。
竜巻に巻き込まれても目が回らないのか、シャークは人々に咬みつくのだ。
海沿いでバーを経営する主人公のフィンは、離婚した妻や娘たちが心配で助けに向かう。
その際、店の常連客のジョージ（ジョン・ハード。ホーム・アローンの父親役の人）や、親友のバズ、店の従業員のノヴァも行動を共にする。
ノヴァは、幼い頃にシャークに襲われた経験があり、シャークを憎んでいる。
彼女は、ライフルを武器に飛んでくるシャークを打ち落とすのだが、その様が中々カッコイイ。
フィンは、もっぱら短銃とチェンソーを武器に戦う。
フィンがチェンソーを持ったまま巨大なシャークに飲み込まれるシーンがクライマックス（かな？）
とんでも映画とまで言うのは、酷というもの。
大勢で法螺話を笑い飛ばすように観るのが正解と思う。

オープニング、大海原で大量のサメがハリケーンに吸い込まれトルネード！！ギョギョギョ<゜)))彡。o.。o○
場面は変わりカリフォルニア・ビーチはおおぜいの海水浴客で賑わっている。
しかし、次第に波が高くなり同時にビーチにはサメが出没、逃げ惑う人々の腕や足を喰い千切り惨殺していく。
主人公のフィンは家族を助けるためサンタモニカの自宅に駆け付けるが「、あんたなんか知らない」と妻子に冷たく突き放される。
しかし、家の中に海水とサメが入り込みさぁ　大変！！「そんなバナナーーーー(;´∀｀)」状態がここからラストまで続く・・・。
緊迫感０（ゼロ）の有り得ないチャチな映像とストーリーにツッコミを入れながら観ていく。
ずいぶん小さなサメたちなのだが、ラストで登場するサメだけが大きかった。主人公がチェンソーを持って飲み込まれるがお腹を切り裂き出てきます。ぷっ(;^ω^)
こんな映画が最もアルバトロスらしい。久し振りに拍手を送りたい気分です(^-^;　アルバ　バンザーイ!(^^)!

サメが台風で吹き飛ばされ地上の人たちを襲ってくるという、アイデア勝ちの映画。
どういうわけか日本でヒットして、ついに最新作は日本限定で劇場公開まで決まったらしい。

だいたい台風で吹き飛ばされて海から切り離された時点でサメだってもうじき死亡確定なんだから、断末魔のサメによる道連れパニック映画というこの投げっぱなしのいい加減な設定がヒットの理由かもしれない。

とにかく設定と予告編だけはおもしろい。
映画そのものは絶望的につまらない。

『悪魔の毒毒モンスター』とかハーシェル・ゴードン・ルイスの映画とか『プラン9・フロム・アウタースペース』とか『妖怪巨大女』とか、数々のクズ映画を見て育った俺でも、流石にこれはつまらなかった。
『ミミズバーガー』『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』並みのつまらなさ。

CGがヘタすぎ。
というより、いい加減すぎる。
この映画を見て「チープである」ことと「手を抜いただけ」の違いを初めて認識した。
素人でもこれよりマシなCGやる人いそうだ。

この手のクズバカホラーとしては日本の『東京残酷警察』なんかの方がまだはるかにあの頃のトロマとかエド・ウッドなんかの精神を受け継いでいる気がする。

海外のレビュー見ると、この映画がウケてるの日本だけっぽいね。
こういうクズを前向きに楽しめる寛大な自分が好き、みたいな人が多いのかしら。

ルイスの『ゴア・ゴア・ガールズ』でも見て口直ししたい。

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　人食いサメと竜巻があわさった話。

　数多く作られてきた人食いサメとの戦いというなんら新鮮味のない設定ですが、それに竜巻を組み合わせて、空からサメが降ってきて人間を襲うというアイデア一本勝負の作品で、それで一点突破を突き進む内容でした。

　低予算映画ならではの浮いたCGとかもこの手のジャンル映画ならではだし、チェーンソーを持った主人公が無敵で、ラストシーンはなかなかの名シーンだったと思います。

　ただおバカ映画として見たら意外と言ったら失礼ですが、真面目な展開で笑えそうなのにあんまり笑えないシーンも多くて、特に中盤から息子を探すシークエンスからは冗長に感じてしまって90分足らずの映画だけど結構退屈に感じてしまう部分もありました。ヘリコプターの上から爆弾を落とすというクライマックスもそんなに盛り上がることはなかったです。

　そしていくら低予算映画だからと言っても雨なのに地面が乾いていたり、全く運転しているように見えない車内とか自主映画でももっと工夫しているカットもあったりしておバカ映画だからという前提で見ても首をかしげてしまって内容に入り込めない部分もある映画でした。冒頭でサメを密漁しているみたいな悪そうな人とアジア人との取引のシーンがありますが、あの人たち一体何者だったんだろう？　と疑問な映画でした。