風と共に去りぬ！？

文句なしに面白い、楽しい、痛快、後味が良い、といった次々にほめ言葉が湧き出てくる作品。
映画を観てどれだけ楽しい気分になれるかという点では、満点の出来。これぞエンタテインメント！
登場人物が最高。主人公と個性的な仲間たちのキャラクターが良い。
全員がそれぞれ、この映画に欠かせないキャラで、それを演じる俳優がピタリと役柄に嵌っています。
仲間たちが、全編を通じて終始明るさを忘れないのも良いです。
コメディなのですが、時代活劇としても面白く、話にぐいぐい引き込まれました。
一本調子にならず、緩急のつけ方が見事で、最後にハラハラさせられるといった計算されたストーリィ展開には、唸ってしまいます。
主人公が親指と人差し指をつなげてつくるOKサインが、やぼったいのですが、つい真似をしてしまうぐらいに影響されました。
万事オッケーな秀作。

史劇というよりエンターテイメント性が非常に高く　遊び心に富んでいる
実在した歴史上人物を絡ませてくるあたりに面白みを感じる。

フイにこの歌を思い出した。
PSYの江南スタイル　2012年に大ヒットした曲
その中の歌詞にこんな歌詞がある。

飛ぶヤツ 俺はそれを超えるヤツ　俺は知ってるヤツ

チャ・テヒョンの演じたキャラクター　ドンムが、まさにそんな感じイメージでした。

映画館で見るべきだ！！というように　ダイナミックさや躍動感を凄く強調してる作品
映画館で見てないのに・・映画館で観たというような・・感覚or錯覚が残りました　
なかなか粋な映画です

チャ・テヒョンssi初の時代劇主演で注目されましたが、脇を固めた曲者ぞろいの役者たちがそれぞれしっかりとキャラを立て、
いずれ劣らぬハマリ役として演じたものですから、流石のチャ・テヒョンssiもタジタジ、本来はコメディ作品として制作されたのでしょうが、
笑いはあるもののドタバタにはならず、痛快時代劇に仕上がっています。
加えて、当時は氷がとても貴重なものだったということを理解させるという意味では、歴史認識として教育的価値もある作品だと思います。
時代的には英祖王（イサンの祖父）の時代、氷というものがとても貴重で冬場に漢江で採氷した氷を管理する氷庫別監という役人までいたそうです。
確かに時代背景はその時代のものですが、内容的には現代劇そのもの、復讐と陰謀が融合したスパイ大作戦ですね。こんなに早くＤＶＤリリースされたことに感謝です。

おまけ：近年は漢江が凍るような状況はあまり見られませんが、実際私が４０年ほど前の２月に訪韓した際には漢江が凍っておりました。確実に地球温暖化が進んでいるということでしょうね。
　　　　　それにしてもミン・ヒョリンssiは美人だな。

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チャ・テヒョンさんを中心に個性派玄人が勢ぞろい。
本に囲まれ、気の合う仲間と、のほほんと暮らしていた庶子のトクム（チャ・テヒョン）
氷庫の管理をしていたが実直すぎて毛嫌いされるトンス（オ・ジホ）

氷の独占権を狙う左議政チョ・ミョンスによって師匠は殺され、トンスも流刑となってしまいます。
左議政に復讐するべく、同じ敵に恨みをもつ彼らは協力し氷庫に眠る氷と金塊を強奪する計画をたてます。
それを成し遂げるため集められた９人の玄人たち。それぞれが腕に技を持つつわものたちです。
さらに個性的で男臭い面々。
『サニー』で忘れられない印象強い演技を見せたミン・ヒョリンさんも潜水士として協力します。この時ばかりは強面たちの顔もほころびます。
ソン･ジュンギさんのカメオ出演もあり。

気軽に見れる映画ではあったけれど周りが相当個性的すぎてチャ・テヒョンさんも負けそうです。
笑いは終始小笑い止まりで期待しすぎないほうがいいかも。

ソン・ジョンホさんの変幻自在の変装が今までみたソン・ジョンホさんではない役柄で私的にはちょっとツボでした。
ジェジュン（ソン・ジョンホ）の姿を見ていつも誰だと驚く玄人たちにおいおいと突っ込みたくなったわ＾＾

チャテヒョン主演ならはずせないな！とレンタルしましたが周りの俳優の凄すぎること。
好きな人だらけでにこにこでした。
キャラ濃い人達ばかりでもったいないほどのキャスト。よくまとまったなぁ。おもしろすぎる。
1人別格になんでここにいるの？とオ　ジホさん。キャラもお顔も浮くほど美しすぎてなんでキャストされたのか謎・・
韓流にはまってしまったチャンチョルスからここまでずっと私の中でかっこいいままのジホさん。
新境地開拓でさらに活躍して欲しいです。
観て絶対に損は無い作品です。おすすめします。