ＪＦＫ＜ディレクターズカット＞特別編集版

　このレビューは削除覚悟で書きますが、できれば削除しないでいただきたい。削除されれば自分のＨＰやブログ等で批判したくなってしまうでしょう。
　実は私自身はこの映画は画面が小さいタイプなので観ていない（字幕が画面の外に表示されるタイプなのでズームもできない）のですが、ケビンが好きなかみさんが観たのです。長尺作品を見続けて、ディスクを裏に返し、いよいよ裁判が始まる頃、3時間も過ぎたここら当りでＤＶＤ専用プレーヤーで再生できなくなりました。機械には問題なく、両面ディスクタイプですが、その両面とも細かい擦り傷だらけでした。
　それで一度はメール等で担当者とやりとりした結果、フリーチケット1枚付与するとのことで、もう一度借り直してくれとの話。ここで正常に再生できるものを確認した上で送付して欲しかった。
　別の日に借りたディスクは、勿論前のとは別のディスクで、裁判の15分ほどは見ることができましたが、ラストの5分か10分で、また画面がちらちらと始まって間も無く止まってしまいました。多分両面タイプは劣化しやすいのでしょう。
　もうメールする気も失せました。代わりのチケットなど要りません。TSUTAYAさんはこの「ＪＦＫ」を全部検品すべきです。そして他にも両面タイプがあるなら、それらも検品すべきで、同じような被害者を出さないように改善して欲しいと思います。

過去のレビューを見ても分かるように、このDVDは両面再生で
傷により再生不良が起こりやすくなっています。

TSUTAYAさんでもいくつも苦情が来ているはずです。そして、不良ディスクを送付しないチャンスが何度もあったはずです。
それなのに、私のところに不良ディスクをなぜ送るのでしょうか？傷を修復できないのであれば、破棄するべきです。ミスを分かっていてのアフターサービスはいりません。

オリバー・ストーン監督は、映画という媒体をつかった偉大なジャーナリストだと思った。
あくまでフィクションではあるが、その論述には確かなプロットがあるし、地方検事のジム・ギャリソンの足取りはまるで、真実への道しるべみたいだ。
私は”歴史の流れの真ん中にいるのだ”と感じさせてくれる。
いや、本当にそうなのかもしれない。
JFK暗殺の文書が公開される時を期待して待とう。

ＪＦＫの暗殺事件については、うっすらしか知らないので、
どこがどうとか詳しく突っ込めないけれど、
やっぱし、この題材。長尺にもかかわらず、飽きることなく見れます。

真相は未だに霧の中ですが、
こういうの観てると
フィクションの中でしか観ていない世界が
アメリカではありえるのかと思えて、
日本で起こり得る事件陰謀なんかよりも
はるかにスケールの大きさを見せ付けられた感じ。

ＪＦＫ暗殺場面が冒頭に流れ、
オズワルドはすぐに殺され・・・・
オズワルドの背後にあるものは・・・？
もっと巨大な陰謀・・・？

それを嗅ぎ取って１人立ち向かう検事、
その勇気はハンパ無いですね・・・。
証人は次々殺され、残っている証人も関わりたくないと
事件に関することを話したがらない中・・・。
敵が国家レベルでは、命さえ危ういのに。

ラスト付近の裁判シーンは、なかなか。
事件の真相に迫る検事の解説と参考映像。
もちろん実際の映像もちょくちょくでてきます。

ＪＦＫ暗殺事件の諸説の中で、もっとも荒唐無稽なものと
研究者かたは退けられてきたがこの映画によって一躍知名度を高めたそうです。
（wikiより）

たしかに、こうやって見せられると、説得力ありますね・・・・。

キャストもなかなかよく（シブいオヤジがいっぱい♪）
見ごたえありました。

ケネディー大統領暗殺をテーマにした作品だ。巨匠オリバーストーンの切り口が冴えている。カット割りも最高だ。
それで居て、「社会派」を崩さないストーリー展開。
200分と少々長いが、未だにミステリーとして語り継がれている暗殺を真正面から受け止め、しっかりと描いている。
ケビンコスナーも、この頃は素晴らしい演技をしていたｗ
陪審員に話しかける長台詞は圧巻。
この映画を作ることによってアメリカも動かした。
オリバーストーン監督に乾杯！