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ザック・エフロン、ニコール・キッドマン、マシュー・マコノヒー、ジョン・キューザックら豪華俳優陣による鬼気迫る怪演が話題を集めた異色ミステリー。ピート・デクスターの同名ベストセラーを「プレシャス」のリー・ダニエルズ監督が映画化。1960年代末期のアメリカ南部を舞台に、ひとつの冤罪疑惑を巡って、社会の闇と関係者たちの心に潜む狂気が露わとなっていくさまを、鬱屈した青春を送る青年の目を通して描き出す。1969年、真夏のフロリダ州モート郡。大学を中退し、退屈な毎日を送る孤独な青年、ジャック。ある日、大手新聞社に勤める兄ウォードが、4年前の殺人事件を再調査するため帰省する。ジャックは、運転手としてその取材を手伝うことになるが…。
製作年: |
2012年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE PAPERBOY |
監督: |
リー・ダニエルズ |
---|---|
製作: |
アヴィ・ラーナー 、 エド・カゼル三世 、 カシアン・エルウィズ 、 ヒラリー・ショー 、 リー・ダニエルズ |
製作総指揮: |
アヴィ・ラーナー 、 ダニー・ディンボート 、 トレヴァー・ショート 、 ボアズ・デビッドソン 、 ヤン・デ・ボン 、 ダニー・ディムボート 、 トレヴァー・ショート 、 マーク・ギル |
出演: |
ザック・エフロン 、 ニコール・キッドマン 、 マシュー・マコノヒー 、 ジョン・キューザック 、 メイシー・グレイ 、 デヴィッド・オイェロウォ 、 スコット・グレン 、 ニーラ・ゴードン |
脚本: |
ピート・デクスター 、 ピート・デクスター 、 リー・ダニエルズ |
原作: |
ピート・デクスター 、 ピート・デクスター |
撮影: |
ロベルト・シェイファー |
音楽: |
マリオ・グリゴロフ |
ザック・エフロン、ニコール・キッドマン、マシュー・マコノヒー、ジョン・キューザックら豪華俳優陣による鬼気迫る怪演が話題を集めた異色ミステリー。ピート・デクスターの同名ベストセラーを「プレシャス」のリー・ダニエルズ監督が映画化。1960年代末期のアメリカ南部を舞台に、ひとつの冤罪疑惑を巡って、社会の闇と関係者たちの心に潜む狂気が露わとなっていくさまを、鬱屈した青春を送る青年の目を通して描き出す。1969年、真夏のフロリダ州モート郡。大学を中退し、退屈な毎日を送る孤独な青年、ジャック。ある日、大手新聞社に勤める兄ウォードが、4年前の殺人事件を再調査するため帰省する。ジャックは、運転手としてその取材を手伝うことになるが…。
製作年: |
2012年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE PAPERBOY |
監督: |
リー・ダニエルズ |
---|---|
製作: |
アヴィ・ラーナー 、 エド・カゼル三世 、 カシアン・エルウィズ 、 ヒラリー・ショー 、 リー・ダニエルズ |
製作総指揮: |
アヴィ・ラーナー 、 ダニー・ディンボート 、 トレヴァー・ショート 、 ボアズ・デビッドソン 、 ヤン・デ・ボン 、 ダニー・ディムボート 、 トレヴァー・ショート 、 マーク・ギル |
出演: |
ザック・エフロン 、 ニコール・キッドマン 、 マシュー・マコノヒー 、 ジョン・キューザック 、 メイシー・グレイ 、 デヴィッド・オイェロウォ 、 スコット・グレン 、 ニーラ・ゴードン |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
107分 | 日・吹 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | 80DRN10158 | 2013年12月03日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
14枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
107分
字幕:
日・吹
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
レイティング:
R-15
記番:
80DRN10158
レンタル開始日:
2013年12月03日
在庫枚数
14枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
107分 | 日本語 | 1:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | 80XRN10157 | 2013年12月03日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
9枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
107分
字幕:
日本語
音声:
1:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/英語
レイティング:
R-15
記番:
80XRN10157
レンタル開始日:
2013年12月03日
在庫枚数
9枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
107分 | 日・吹 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | 80DRN10158 | 2013年12月03日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
14枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
107分
字幕:
日・吹
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
レイティング:
R-15
記番:
80DRN10158
レンタル開始日:
2013年12月03日
在庫枚数
14枚
1位登録者:
0人
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収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
107分 | 日本語 | 1:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | 80XRN10157 | 2013年12月03日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
9枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
107分
字幕:
日本語
音声:
1:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/英語
レイティング:
R-15
記番:
80XRN10157
レンタル開始日:
2013年12月03日
在庫枚数
9枚
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NYタイムズに掲載されたベストセラー小説を「プレシャス」のリー・ダニエルズ監督が映画化したスリラー。
60年代末期のフロリダ。謎の女シャーロット(ニコール・キッドマン)と出会った青年ジャック(ザック・エフロン)。彼はシャーロットの獄中の婚約者ヒラリー(ジョン・キューザック)の冤罪を証明するよう調査を依頼された兄ウォード(マシュー・マコノヒー)の取材助手となり、容疑者に接触したことを機に始まる奇妙な出来事に巻き込まれていきます。
シャーロットは、獄中のヒラリーと文通をしただけで婚約したという変わり者。けれど、ジャックはシャーロットに心を奪われます。
死刑囚の冤罪疑惑を巡るミステリーと、無垢な若者の苦い青春物語が絡み合います。
60年代の南部という土地柄や、エロス、暴力など閉鎖的でじっとりした空気が漂い、見終わった後は、どっと疲れが出ました。
ニコール・キッドマンの今までの美女役を封印して、淫らで下品なあばずれぶりは、本当に目を見張るものがありました。
あまりにも、ビッチな役にあっけを取られました。それも女優魂でしょうか?ウブなザック君との差が怖い程凄かったです。
登場人物の個性が皆強烈すぎです。マシュー・マコノヒーは期待通りの怪演ぶりです。
ジョン・キューザックが中々の怪演。最近彼は狂気殺人犯の役とか多くなって来ましたね。主役のザック君は白いブリーフで頑張っていたけれども、曲者役者たちの中で、影が薄かったです。
警官殺しのえん罪疑惑をサスペンスでひっぱるかと思いきや、ヒラリーが無実かどうかなどの謎は脇に放りっぱなしで、社会の闇を炙り出すスキャンダラスなシーンがいっぱいで、ミステリーとしての楽しみは半減でした。
フロリダの沼地の湿気がまとわりつくようなジトーッとした湿気が伝わってくる息苦しい世界観の映画でした。見終わった後はどうしようもなく救われない気分になってしまいました。
このレビューは気に入りましたか? 17人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
1969年のフロリダ。あるじめつく夏の出来事。
大学を追われて、故郷の町に戻ってきた元水泳選手のジャック(ザック・エフロン)は、父親の会社の新聞配達を手伝うだけの退屈な日々を送っていた。
そんな時マイアミで記者をしている兄ウォード(マシュー・マコノヒー)が、ある殺人事件を調べるために戻ってくる。
運転手として兄の取材を手伝い始めたジャックは、事件の犯人として服役中の死刑囚ヒラリー(ジョン・キューザック)の婚約者シャーロット(ニコール・キッドマン)に心を奪われる。
なにがすごいってニコール・キッドマンのビッチぶりには度肝を抜かれました。
「誘う女」以上のビッチぶり、しかもはまっています。
どぎつい化粧に派手な服装。
服役中の囚人にめぼしをつけて、片っ端から手紙を送り、気にいった男と婚約してしまう。
ジャックが自分を見つめる視線に気づいていながら、それを挑発するかのような言動を繰り返す。
クラゲに刺されたジャックにまたがっての放尿。
きわめつけは、刑務所でヒラリーと面会するシーン。
女性経験のないジャックは、一体どんな気持ちでシャーロットを見ていたことか。
さわやか青年役からの脱皮を図りたいザック・エフロンにとっては、大転機の作品ではありますが、
こんなじっとりした重い映画の中にいても、いやだからこそこそ、彼の美しさが際立ってしまいます。
白いブリーフ姿のシーンが多いのも嬉しい。
ブリーフが水に濡れて肌に張り付くシーンなんて、「もっとちゃんと見せてくれんか!」と思ってしまいました。
死刑囚役のジョン・キューザックもちょっと今までにみたことのない感じでした。
役者たちの熱演の一方、内容はじめじめと重いです。
まだまだ黒人差別の激しかった頃の南部の町。
しかし、それとは別に貧しく教育のない白人への差別もあったという現実。
シャーロットが釈放された夫と共に住むことになった場所の劣悪さといったら。
自ら選んだこととはいえ、まさかこんな結果が待ち受けているとは、彼女にとって本当に予定外だったことでしょう。
監督は「プレシャス」のリー・ダニエルズなんだけど、この感じ何か納得。
このレビューは気に入りましたか? 10人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
監督リー・ダニエルズの作品ではアカデミー作品賞にノミネートされた「プレシャス」(2009年)が有名ですが、私は2005年の「サイレンサー」(ヘレン・ミレン、キューバ・グッディングJr主演。ヘレンが「殺し屋」演るってのに惹かれて観ました)で初めて観てレビューも書きましたが、正直「テイスト」があまり好きじゃなかった。2001年にハル・ベリーが大胆なセックス演技で話題になり、黒人女性初のアカデミー主演女優賞を獲った「チョコレート」も彼のプロデュースだそうですが、これも「話題性」に惹かれて(笑)観ましたが気持ち良く無い映画でしたねぇ。で、「プレシャス」は観てません。予告編でも解説でも「惹かれる」ものが何も無かったし。
本作は「ニコール・キッドマンの『ビッチ』、ジョン・キューザックの『極悪人』、、ザック・エフロンの『ブリーフ』、マシュー・マコノヒーの『マゾ』、と「話題性」は十分過ぎるほどだし(個人的にはどれも「惹かれる」話題では無いけど)レビュアー諸氏の評価も割と良いんで観てみました。
アメリカ南部独特の「熱気と湿気と黒人差別」の濃密な雰囲気の中で起こる「猟奇殺人事件」に、「保安官」や「刑務官」に代表される「司法権力の胡散臭さ」が絡む、という設定はアメリカン・フィクション(小説、映画)の「定番」の一つで、最近でも「ジャスティス」(2002年、ビリー・ボブ・ソーントン主演)、「エレクトリック・ミスト」(2009年、トミー・リー・ジョーンズ)などの佳作があり、これらとの比較において本作はプロットの組み立て、人物のキャラ造型とそれに合った役者の起用、どれを取っても2〜3段落ちの凡作(だと私は思う)。
ところで本作には「原作」があって1995年の米国ベストセラー小説だそうですが、作者のピート・デクスターは本作の脚本をダニエルズと共同執筆しているらしい。ネットに原作を読んだ人がかなり詳しい「比較」をしているビューが載っていて、これはかなり面白かったです。原作ではニコール演ずるシャーロットは全然「ビッチ」じゃなくて話題になった「放尿」は側にいたナースが「応急治療」するだけだそうで、死刑囚に片っ端から手紙を書く「奇癖」も場くて、新聞でヒラリー(キューザック)を知って最初から彼にお熱を上げてしまう、ただのミーハー中年女だそうです。物語はジャック(ザッくん)の完全一人称で書かれてるそうですから、「ブリーフいっちょで」ウロついてたかどうか記述は無いし、ウォード(マコノヒー)はマゾだけどホモかどうかは不明で、ウォードの同僚ヤードリーは白人だそうですから「差別問題」はほとんど前面に出て来ないらしい。
脚色、演出による原作の改変は映画製作の常ですし、原作者が共同脚色してるんだから文句は無いんだけど、どうも本作は、ダニエルズ監督自身が「売り」にしている「黒人でホモ」を前面に出して「話題作り、ウケ狙い」するために原作者の「名前を借りた」んじゃないか?と邪推してしまいますねぇ。だってそれじゃほとんど「別物」ですもんねぇ。金払ったのか?それとも原作者と「仲良し」になっちゃった、とか?(笑)
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入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:27件
投稿日
2013/11/21
レビュアー
ミルクチョコ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
NYタイムズに掲載されたベストセラー小説を「プレシャス」のリー・ダニエルズ監督が映画化したスリラー。
60年代末期のフロリダ。謎の女シャーロット(ニコール・キッドマン)と出会った青年ジャック(ザック・エフロン)。彼はシャーロットの獄中の婚約者ヒラリー(ジョン・キューザック)の冤罪を証明するよう調査を依頼された兄ウォード(マシュー・マコノヒー)の取材助手となり、容疑者に接触したことを機に始まる奇妙な出来事に巻き込まれていきます。
シャーロットは、獄中のヒラリーと文通をしただけで婚約したという変わり者。けれど、ジャックはシャーロットに心を奪われます。
死刑囚の冤罪疑惑を巡るミステリーと、無垢な若者の苦い青春物語が絡み合います。
60年代の南部という土地柄や、エロス、暴力など閉鎖的でじっとりした空気が漂い、見終わった後は、どっと疲れが出ました。
ニコール・キッドマンの今までの美女役を封印して、淫らで下品なあばずれぶりは、本当に目を見張るものがありました。
あまりにも、ビッチな役にあっけを取られました。それも女優魂でしょうか?ウブなザック君との差が怖い程凄かったです。
登場人物の個性が皆強烈すぎです。マシュー・マコノヒーは期待通りの怪演ぶりです。
ジョン・キューザックが中々の怪演。最近彼は狂気殺人犯の役とか多くなって来ましたね。主役のザック君は白いブリーフで頑張っていたけれども、曲者役者たちの中で、影が薄かったです。
警官殺しのえん罪疑惑をサスペンスでひっぱるかと思いきや、ヒラリーが無実かどうかなどの謎は脇に放りっぱなしで、社会の闇を炙り出すスキャンダラスなシーンがいっぱいで、ミステリーとしての楽しみは半減でした。
フロリダの沼地の湿気がまとわりつくようなジトーッとした湿気が伝わってくる息苦しい世界観の映画でした。見終わった後はどうしようもなく救われない気分になってしまいました。
投稿日
2013/10/13
レビュアー
パープルローズ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
1969年のフロリダ。あるじめつく夏の出来事。
大学を追われて、故郷の町に戻ってきた元水泳選手のジャック(ザック・エフロン)は、父親の会社の新聞配達を手伝うだけの退屈な日々を送っていた。
そんな時マイアミで記者をしている兄ウォード(マシュー・マコノヒー)が、ある殺人事件を調べるために戻ってくる。
運転手として兄の取材を手伝い始めたジャックは、事件の犯人として服役中の死刑囚ヒラリー(ジョン・キューザック)の婚約者シャーロット(ニコール・キッドマン)に心を奪われる。
なにがすごいってニコール・キッドマンのビッチぶりには度肝を抜かれました。
「誘う女」以上のビッチぶり、しかもはまっています。
どぎつい化粧に派手な服装。
服役中の囚人にめぼしをつけて、片っ端から手紙を送り、気にいった男と婚約してしまう。
ジャックが自分を見つめる視線に気づいていながら、それを挑発するかのような言動を繰り返す。
クラゲに刺されたジャックにまたがっての放尿。
きわめつけは、刑務所でヒラリーと面会するシーン。
女性経験のないジャックは、一体どんな気持ちでシャーロットを見ていたことか。
さわやか青年役からの脱皮を図りたいザック・エフロンにとっては、大転機の作品ではありますが、
こんなじっとりした重い映画の中にいても、いやだからこそこそ、彼の美しさが際立ってしまいます。
白いブリーフ姿のシーンが多いのも嬉しい。
ブリーフが水に濡れて肌に張り付くシーンなんて、「もっとちゃんと見せてくれんか!」と思ってしまいました。
死刑囚役のジョン・キューザックもちょっと今までにみたことのない感じでした。
役者たちの熱演の一方、内容はじめじめと重いです。
まだまだ黒人差別の激しかった頃の南部の町。
しかし、それとは別に貧しく教育のない白人への差別もあったという現実。
シャーロットが釈放された夫と共に住むことになった場所の劣悪さといったら。
自ら選んだこととはいえ、まさかこんな結果が待ち受けているとは、彼女にとって本当に予定外だったことでしょう。
監督は「プレシャス」のリー・ダニエルズなんだけど、この感じ何か納得。
投稿日
2014/01/24
レビュアー
忙中有閑※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
監督リー・ダニエルズの作品ではアカデミー作品賞にノミネートされた「プレシャス」(2009年)が有名ですが、私は2005年の「サイレンサー」(ヘレン・ミレン、キューバ・グッディングJr主演。ヘレンが「殺し屋」演るってのに惹かれて観ました)で初めて観てレビューも書きましたが、正直「テイスト」があまり好きじゃなかった。2001年にハル・ベリーが大胆なセックス演技で話題になり、黒人女性初のアカデミー主演女優賞を獲った「チョコレート」も彼のプロデュースだそうですが、これも「話題性」に惹かれて(笑)観ましたが気持ち良く無い映画でしたねぇ。で、「プレシャス」は観てません。予告編でも解説でも「惹かれる」ものが何も無かったし。
本作は「ニコール・キッドマンの『ビッチ』、ジョン・キューザックの『極悪人』、、ザック・エフロンの『ブリーフ』、マシュー・マコノヒーの『マゾ』、と「話題性」は十分過ぎるほどだし(個人的にはどれも「惹かれる」話題では無いけど)レビュアー諸氏の評価も割と良いんで観てみました。
アメリカ南部独特の「熱気と湿気と黒人差別」の濃密な雰囲気の中で起こる「猟奇殺人事件」に、「保安官」や「刑務官」に代表される「司法権力の胡散臭さ」が絡む、という設定はアメリカン・フィクション(小説、映画)の「定番」の一つで、最近でも「ジャスティス」(2002年、ビリー・ボブ・ソーントン主演)、「エレクトリック・ミスト」(2009年、トミー・リー・ジョーンズ)などの佳作があり、これらとの比較において本作はプロットの組み立て、人物のキャラ造型とそれに合った役者の起用、どれを取っても2〜3段落ちの凡作(だと私は思う)。
ところで本作には「原作」があって1995年の米国ベストセラー小説だそうですが、作者のピート・デクスターは本作の脚本をダニエルズと共同執筆しているらしい。ネットに原作を読んだ人がかなり詳しい「比較」をしているビューが載っていて、これはかなり面白かったです。原作ではニコール演ずるシャーロットは全然「ビッチ」じゃなくて話題になった「放尿」は側にいたナースが「応急治療」するだけだそうで、死刑囚に片っ端から手紙を書く「奇癖」も場くて、新聞でヒラリー(キューザック)を知って最初から彼にお熱を上げてしまう、ただのミーハー中年女だそうです。物語はジャック(ザッくん)の完全一人称で書かれてるそうですから、「ブリーフいっちょで」ウロついてたかどうか記述は無いし、ウォード(マコノヒー)はマゾだけどホモかどうかは不明で、ウォードの同僚ヤードリーは白人だそうですから「差別問題」はほとんど前面に出て来ないらしい。
脚色、演出による原作の改変は映画製作の常ですし、原作者が共同脚色してるんだから文句は無いんだけど、どうも本作は、ダニエルズ監督自身が「売り」にしている「黒人でホモ」を前面に出して「話題作り、ウケ狙い」するために原作者の「名前を借りた」んじゃないか?と邪推してしまいますねぇ。だってそれじゃほとんど「別物」ですもんねぇ。金払ったのか?それとも原作者と「仲良し」になっちゃった、とか?(笑)
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