後宮の秘密

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タイトルからすると、後宮バトルとか秘め事とか・・・そんなことを思い浮かべますが、そうではありません。
あらすじは作品紹介にあるので、ここでは書きません。

兄王は母のあくどい尽力によって王位に着き、
主人公ファヨンは息子を王位につけるために自分の夫とその弟王を殺し・・・
弟王に自分の母を殺させる。

いつの世も母は息子を王位につけるため、何でもするのかもしれません。
それが後宮の秘密？

それとも　産み月を待たずして生まれた子供は兄王の種ではなく、
実はファヨンの下男（劇中なかほどでは、内官として登場）の種だった？

それが後宮の秘密？

観るほうもあんまり哲学的なものを求めず、有名俳優さんが出てる「官能映画」っていうくくりで観ちゃっていいんじゃないんでしょうか？
ヨジョン嬢のスタイルのいいこと。。。ドラマでも官能的な役を演じていたので知ってはいましたが、ここまでとは。。。

そして、キム・ドンウク氏。。。私は彼が大好きで、「コヒプリ」で「マイチャン、マイチャン」と言っていたあの可愛い青年が、こんなに逞しい・・・とは。。。
「国家代表」も「ダブル捜査線」も彼の演技観たさに観た記憶があります。あと、彼の「美尻」も他の映画ですでに披露してたのを観た覚えがあります。「歌」もとっても上手でそんなマルチな俳優さんが、ここまで披露してくれるんだから、やっぱり「すごい」映画なんだと思います。

キム・ミンジョン氏も、正統派イケメン役のときは、あんまり好きじゃなかったのですが、こういう癖のある役や、最近はドラマでも面白い役を演ってくれるので、今の方が私は好きです。。。

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公開以前からチョ・ヨジョンさんの大胆な露出だけが一人歩き。
史劇に似つかわしくないほどの激しいベッドシーンが多く取り入れられ、それをやり遂げた彼女に驚かされました。
ま、前作でもかなりの脱ぎっぷりでしたけどね。
そればかり取り上げられたら可哀想だとは思うけどかなり激しくてちょっと・・・
こういう官能的要素を多く含む映画としては女性も多く足を運んだ結果、ヒットにも恵まれたようですね。

私もいやらしさだけではなく、愛するひとと無理やり引き離され、彼を守るために自ら王の妻となるファヨンの運命に悲劇を感じずにはいられなかったけど
ただの弱いだけの女ではなかった所が怖くもある。

宮中の権力争いに巻き込まれた形でその渦に飛び込むけれど、自分に思いを寄せる新王と昔恋仲だったクォニュに女の武器を使いながら
自分の子供を守るため、変わらざるを得なかったファヨンの運命。
女の恐ろしさも感じる映画でした。
『海雲台の恋人たち』ではキュートな魅力をみせてくれてたチョ・ヨジョンさん。
まったく違う雰囲気でした。とっても綺麗でした。
映像的に韓国映画らしい残酷なシーンもあり、つい目を背けてしまうこともありました。

ファヨンを愛するがゆえ、嫉妬に苦しみ狂気の果てまで追い込まれるソンウォン大君はキム・ドンウクさん。
親によって引き離された結果、復讐を胸にファヨンと再会するが結局また心揺れることになるクォニュはキム・ミンジュンさん。
愛する人を最後まで信じたのはやはり男の方だった・・・

エロティックな描写はすばらしい

話の内容がイマイチ分かりづらかった。内容が結構グロテスクだったので★ふたつです。