ＡＵＲＡ〜魔竜院光牙最後の闘い〜

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内容も知らずタイトルでレンタルしました。
ファンタジーものかと思いきや・・・・
重症の中二病の女のコとそれを乗り越えた男のコの話でした。
こういう作品もあるんですね〜
ちとビックリしました。

ストーリーはまとまっておりそれなりに楽しめました。
ただキャラ設定が極端すぎて、現実味が無さすぎてファンタジー落ちかと思ったのですが、最後は高校生の小さなラブストーリーへと大団円を迎えます。

原作を知らなかったのが良かったのか？何とも言い難いところです。
これはこれでありですが、私的にはやはりファンタジーものが良かった。
もう少しキャラクターの設定にリアリティーがあると良かったのかも知れません。

楽しめましたが、消化不良感があります。

原作は、田中ロミオ先生による同名ライトノベルです。

異世界からやってきたリサーチャーと名乗る佐藤良子と
中学時代に中二病を患っていた自分を恥じ、
普通の高校生として高校デビューを果たした佐藤一郎との
悲しくも、淡く切ない関係を描いています。(*´∀`*)♪

オリジナルストーリーを知ってるワタシは、
どうしてもラストシーンを先に想像してしまい、
涙腺ゆるゆるで、始まって１０分くらいで、
すでに涙が止まらなくなってしまいました…。

これはもう、最後まで見る前に
涙が枯れてしまうのでは…？と、心配になりましたが、
周りの声援に後押しされて、良子の元にかけよる一郎を見送るシーンでは、
滝のような涙が溢れ出てきたので、どうやら杞憂だったようです。

誰しも忘れてしまいたい黒歴史の１個や２個や、５個や１０個はあると思いますが、
どうして自分は変わらないといけなかったのか、本当に変わらないといけなかったのか、
今一度、あの頃の自分の姿を脳裏に浮かべ、複雑な想いが去来してきます。

この作品をきっかけとして、以降、
中二病×ラブコメをテーマにした作品が次々と発表されたように、
（実際にブームを築いたのは別の作品のような気もしますが…）
新しいジャンルを開拓したパイオニア作であることは間違いありません。

わずか８０分と、かなり短い上映時間ですが、
ヘビーな描写は抑えめで、文字通り、ライトな内容へと。
よくまとまっていると思います。

タイトルコメントとレビューを見てレンタルしましたが、最初の１０分で見るのを止めました。
私には狭量過ぎるストーリーです。コアなファンのみが楽しめるのかも知れません。

　原作はもちろん読んでいるのですが、映像化されるとなかなか衝撃的だな。
　中二病をテーマとした作品は多々ありますが、直球でズドンと痛いとこにくるのはこれでしょ。
　かなりの暗部も描きますが、基本はライトな感じです。
　やっぱり、田中ロミオさんだな……という素晴らしさ。

　スタッフもすごいよね。このメンバーで作ったら、そりゃね。

　中二な恋をあまり明るくなく描いた今作、チェックしないなんてないだろ。

　あっちの世界で待ってるぜ。