ポゼッション

ポゼッションの画像・ジャケット写真

ポゼッション / ジェフリー・ディーン・モーガン

全体の平均評価点:(5点満点)

60

全体の平均評価点:

DVD

Blu-ray

TSUTAYA TV

見放題

動画ポイント利用可

ジャンル :

「ポゼッション」 の解説・あらすじ・ストーリー

DVD

Blu-ray

TSUTAYA TV

見放題

動画ポイント利用可

解説・ストーリー

「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ製作で贈る低予算オカルト・ホラー。所有者に災いをもたらす木箱としてアメリカのオークション・サイトで大きな話題となった“ディビュークの箱”をモチーフに、ガレージセールで古い木箱を手に入れた少女とその家族に訪れる戦慄の恐怖を描く。監督は「モルグ」のオーレ・ボールネダル。妻と離婚したばかりのクライドは、2人の娘たちと週末だけしか一緒に過ごすことができなかった。そんなある日、次女エミリーがガレージセールでアンティークの木箱を気に入り購入する。以来、エミリーはその箱にすっかり夢中になってしまい、時を同じくして人が変わったように暴力的になっていく。原因を調べ始めたクライドは、やがてその箱に秘められた衝撃の事実を知るのだったが…。

「ポゼッション」 の作品情報

作品情報

製作年: 2012年
製作国: アメリカ/カナダ
原題: THE POSSESSION

「ポゼッション」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

バッド・チェイサー

クローザー <フォース・シーズン>

トラックス

リアル・スピード

ユーザーレビュー:60件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全60件

実話が元ですか? ネタバレ

投稿日:2013/08/22 レビュアー:ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

サム・ライミがプロデューサーを務め、彼の恐怖映画専門レーベル“ゴースト・ハウス・ピクチャーズ“が製作を手がけたホラー。
妻と離婚したばかりの中年男が、ハンナとエミリーを連れガレージセールに出かけます。次女のエミリーがそこでアンティークの木箱を買ってから、箱の周りで不可解な事件が起き、そして凶暴になっていきます。

あの木箱は実在するのですね。 何年か前にオークションサイトに出品されたと聞いて、ビックリです。
物語は木箱の封印を解いたことから起きる、人間と悪魔の戦いを描きます。
そう言えば、最近ホラー好きな方と、たまたまエクソシストの話をしたのですが、エクソシストと似ていますね。
可愛い女の子が悪魔の住処にされて、エミリーの体内に巣食う悪魔。悪魔がMRIの画像に写るというのも新しいですよね。
エミリーが鏡を見て、口の中開けたら?!というのも、ビックリでした。
箱が周囲の人を巻き込む巻き込み方は、単なる悪魔としてとり憑く訳でもなく、学校の先生とか関わった人々に危害を加えます。

エミリーを演じたナターシャ・カリスがとにかく演技が上手く可愛いくて将来が楽しみです
見終わると、むしろ家族を思う父親の愛の深さが印象に残ってしまいました。
娘を守るお父さんは頼もしいです。
気持ちの悪いシーンは多いけど、一番気持ち悪いのは蛾。私は、虫が嫌いなので、かなりキツかったです。

このレビューは気に入りましたか? 28人の会員が気に入ったと投稿しています

70点(良作) ネタバレ

投稿日:2013/08/02 レビュアー:ホヨマックス

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

「ポゼッション」とは「占有」「憑依」の意味。
実話を題材にしたと宣伝してたけど、都市伝説ね。。。

妻と離婚中の夫は週末だけ愛娘と一緒に過ごせる。
だが、ノミ市場で買った「木箱」に愛娘が異様なまでの執着心を持つように。
その呪いの木箱を処分しようものなら愛娘が狂暴化して大騒ぎ?
どうやらユダヤ教に伝わる悪魔らしく、信者に悪魔払いを依頼。
すると愛娘が豹変し どえらい事にっ!

う〜ん・・また悪魔払いの話か・・
でも、愛娘の演技がチョ〜うまかった! 喉の奥でうごめく指がチョ〜リアルでビックリ?
役者達の体を這い回り乱舞する虫の「ガ」 2千匹が本物だった事には仰天!
悪魔払いの「やりかた」もおかしかったけど、悪魔の正体が「指輪」のアイツだったとはねぇ〜^^

悪魔つき家族愛の物語。ホラーと言うよりサスペンス・スリラー?

このレビューは気に入りましたか? 16人の会員が気に入ったと投稿しています

正統派の悪魔祓い映画。

投稿日:2013/12/14 レビュアー:ゆういちろう

ひと言で言えば現代版『エクソシスト』!以上!!
で終わっても充分なくらいの作品です。すでにフォーマット化されたジャンルですので、こっち系が好きな自分としては、問題なく楽しめました。

作風はけっこう品が良くて、最近の映画だと大きな音で観客を驚かせがちなシーンでも、その手法は使いません。目を背けたくなるほどのエグい描写も皆無。このへんも、エクソシストの正当な系譜という印象です。ホラーとしてのパンチは弱いですが、ジワジワと怖がらせる演出は、今となっては逆にちょっと新鮮かもしれません。

本作は実話をもとに作られたらしいです(笑)。まぁこのジャンルの作品の常套句といいますか、着想となった出来事を100倍くらいに膨らませた豊かなイマジネーションの産物ですので、あまり深く考えずに楽しむのが「吉」だと思います。

ところで、この手の作品を観るたびに思うのですが、悪魔って殺傷能力がとっても低いですよね。時間がかかる割には、1人か2人殺せたら良いほうですもん。その効率の悪さを考えると、悪魔が世界を支配することはなさそうだなぁと安心できます。

このレビューは気に入りましたか? 11人の会員が気に入ったと投稿しています

前半は結構怖い ネタバレ

投稿日:2013/09/30 レビュアー:みなみ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

全米で大ヒットしていただけあって、面白かったです。
実話が元になっているといっても、ほとんど脚色かな…と思いますけどね。先日テレビで高橋ジョージさんが
「宇宙人にUFOに乗せられた」と言ってましたが、本人がホントだと言えば実話になるんですから
何でもアリですよね…^^;

恐ろしいことが細切れに次々おこっていく…木箱に呪いがかけられているのだろうか??
でも娘の変化も、両親の離婚による心理的なダメージが原因かと思われてしまう。
(それにしてもこの子の母親、ちょっとピントずれてたような…)

前半は結構怖かったのですが、とうとう虫が娘の中に入り、MRI検査で
体内にいる悪魔の顔がうつる…というシーンで興ざめ。
やはり悪魔って姿がわかるまでが怖いのね。

悪魔を追い出すには悪魔の名前を呼ぶことが必須だということは、
A・ホプキンスの「ザ・ライト -エクソシストの真実-」で知ったけど、本作でも「名前を呼んで箱に戻ってもらえばOK」らしい。

名前を知るのが大変なはずなんだけど、ちゃんと箱に書いてあったし…。
そのあとの、病院での悪魔祓いのシーンはちょっと笑っちゃいました。
いくら人が来ない理学療法室を使うったって、あれだけ大騒ぎしたら気づかれそうだし、
出てきた悪魔の姿がしょぼすぎる…
それに母親の新恋人の、あのウザい男はどうなったの?…等々、後半はツッコミどころあったけど
前半はそこそこ怖かったです。

あと、ヒロインの少女の演技がすばらしかったです♪

このレビューは気に入りましたか? 10人の会員が気に入ったと投稿しています

木になるもの以外は食べさせちゃだめ ネタバレ

投稿日:2013/09/26 レビュアー:夜子

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

晴天の郊外、閑静な住宅地。
壁に丁寧に飾られた何枚もの家族写真。家具調度のセンスも穏やかな中流家庭。

その老婦人は暖炉の上にある古びた箱をじっと見つめ、眉をひそめた。
彼女が触れようとすると、微かに動き、唸りにも似た不気味な声がする。

婦人は何某かを決意したように、小ぶりのハンマーを手に箱に近づいていく。
が、箱と対峙した瞬間、婦人の顔は無惨に変形し始め、体ごと吹っ飛び壁に激突、体中がボキボキとありえない方向に捻じ曲がっていく・・・。

中年で優秀なバスケのコーチ、クライド(ジェフリー・ディーン・モーガン)は、3ヶ月前、妻のステファニー(キーラ・セジウィック)と離婚した。
彼女は、美しいがかなりの自然派志向で、家の中は土足厳禁、子供のアレルギーなどもあり、ピザやファストフードはもってのほかと食事にも神経質なタイプ。

娘は2人。姉のハンナ(マディソン・ダヴェンポート)は、ダンスに夢中の明るく健康的な高校生。
妹のエミリー(ナターシャ・カリス)は、絵を描くのが好きな中学生。
二人は賢くそれなりに平和に暮らしていた。両親の離婚までは。

離婚を機にステファニーは自宅で宝石デザイナーの仕事に復帰、新しい恋人歯科医のブレッドは既に我が家のように振る舞い、娘たちの歯列矯正をしたりと再婚準備に余念がない。

クライドが娘たちと過ごせるのは週末だけ。
森の近くに建てた広くプチリッチな新居で預かる約束になっている。

ある日、娘たちを乗せてドライブに行った先で、ガレージセールを見かけ立ち寄ることに。
エミリーは、古びた箱を購入するが、隣家で介護を受けている包帯だらけの人が「それはだめ!」と必死に訴えるのを目撃。
しかし箱は既に彼女の物だし、返す気も無ければ、当然父親にも報告せずにやり過ごす。

頑丈な古い木製のその箱は、小脇に抱えられる程の大きさで外側にはなにやら文字が刻まれている。
だが、細工箱のようで開け方が解らない。
が、深夜、ふと目を覚ましたエミリーが触ると、かちりとキーパーツが外れ、ゆっくりと開いたのだ。

エミリーの異変は次の日の朝食に始まった。
ダンスコンテストが間近なハンナが夢中で父親に語っている最中、空虚な目をしてガツガツとフレンチトーストを頬張るエミリーを嗜めようとしたクライドの手を、フォークでいきなり突き刺したのだ。
けれど、エミリーはすぐに泣いて詫びたし、父親宅での事件なので、母親は彼女に変化が無いかと父親に聞かれても離婚絡みで取りつく島もなく、時が過ぎ、ついには学校で暴力沙汰を起こしてしまう・・・。

1981年イザベル・アジャーニの「ポゼッション」のリメイクだと勘違いしてたんですが、ぜんぜん別物なんですね。
元ネタになったのは実際にイーベイに出品された箱だとか(2013年9月現在公式からのリンクも公式での邦訳も生きてるようです)。

最近珍しい正統派オカルトで、実際出品された箱そのものに相当数のオカルティストが食いついているためか、公証にはかなり説得力があります。
ただ、出来のいいSFXの割には死人も少ないし、少女も取り返しがつかないほどの無惨な状況にはなりません。

離婚後の夫婦のありようとか、その場合の子供らの身の置き所とか、加齢臭漂い始めるオヤジとティーンの娘たちとの軋轢だとか、いろいろ考えさせられてるうち、箱はせっせとオカルトテイストを醸し出し、実はユダヤ教の・・・というあたりでは新鮮さもあります。

少女2人は可愛いし、特にエミリー役のナターシャ・カリスが悪魔の目の時は、美しい分じっと見つめられるとぞっともするし、瞬きが一切ないのでかなり胸に迫ります。
父親もいろいろあるけどいいやつで、中でもこれからかなりオファーがありそうなのが、ユダヤ教のザデック神父役マティスヤフですかね。
最後までじっくり楽しませてくれるし、マニア的な小難しい理屈もないので、かなりオススメかと。

歯医者さんがかなり悲惨なことになっちゃうんだけど歯医者さんだから大丈夫か^^; お大事に。

このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています

1〜 5件 / 全60件

ポゼッション

ユーザーレビュー

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

ユーザーレビュー:60件

実話が元ですか?

投稿日

2013/08/22

レビュアー

ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

サム・ライミがプロデューサーを務め、彼の恐怖映画専門レーベル“ゴースト・ハウス・ピクチャーズ“が製作を手がけたホラー。
妻と離婚したばかりの中年男が、ハンナとエミリーを連れガレージセールに出かけます。次女のエミリーがそこでアンティークの木箱を買ってから、箱の周りで不可解な事件が起き、そして凶暴になっていきます。

あの木箱は実在するのですね。 何年か前にオークションサイトに出品されたと聞いて、ビックリです。
物語は木箱の封印を解いたことから起きる、人間と悪魔の戦いを描きます。
そう言えば、最近ホラー好きな方と、たまたまエクソシストの話をしたのですが、エクソシストと似ていますね。
可愛い女の子が悪魔の住処にされて、エミリーの体内に巣食う悪魔。悪魔がMRIの画像に写るというのも新しいですよね。
エミリーが鏡を見て、口の中開けたら?!というのも、ビックリでした。
箱が周囲の人を巻き込む巻き込み方は、単なる悪魔としてとり憑く訳でもなく、学校の先生とか関わった人々に危害を加えます。

エミリーを演じたナターシャ・カリスがとにかく演技が上手く可愛いくて将来が楽しみです
見終わると、むしろ家族を思う父親の愛の深さが印象に残ってしまいました。
娘を守るお父さんは頼もしいです。
気持ちの悪いシーンは多いけど、一番気持ち悪いのは蛾。私は、虫が嫌いなので、かなりキツかったです。

70点(良作)

投稿日

2013/08/02

レビュアー

ホヨマックス

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

「ポゼッション」とは「占有」「憑依」の意味。
実話を題材にしたと宣伝してたけど、都市伝説ね。。。

妻と離婚中の夫は週末だけ愛娘と一緒に過ごせる。
だが、ノミ市場で買った「木箱」に愛娘が異様なまでの執着心を持つように。
その呪いの木箱を処分しようものなら愛娘が狂暴化して大騒ぎ?
どうやらユダヤ教に伝わる悪魔らしく、信者に悪魔払いを依頼。
すると愛娘が豹変し どえらい事にっ!

う〜ん・・また悪魔払いの話か・・
でも、愛娘の演技がチョ〜うまかった! 喉の奥でうごめく指がチョ〜リアルでビックリ?
役者達の体を這い回り乱舞する虫の「ガ」 2千匹が本物だった事には仰天!
悪魔払いの「やりかた」もおかしかったけど、悪魔の正体が「指輪」のアイツだったとはねぇ〜^^

悪魔つき家族愛の物語。ホラーと言うよりサスペンス・スリラー?

正統派の悪魔祓い映画。

投稿日

2013/12/14

レビュアー

ゆういちろう

ひと言で言えば現代版『エクソシスト』!以上!!
で終わっても充分なくらいの作品です。すでにフォーマット化されたジャンルですので、こっち系が好きな自分としては、問題なく楽しめました。

作風はけっこう品が良くて、最近の映画だと大きな音で観客を驚かせがちなシーンでも、その手法は使いません。目を背けたくなるほどのエグい描写も皆無。このへんも、エクソシストの正当な系譜という印象です。ホラーとしてのパンチは弱いですが、ジワジワと怖がらせる演出は、今となっては逆にちょっと新鮮かもしれません。

本作は実話をもとに作られたらしいです(笑)。まぁこのジャンルの作品の常套句といいますか、着想となった出来事を100倍くらいに膨らませた豊かなイマジネーションの産物ですので、あまり深く考えずに楽しむのが「吉」だと思います。

ところで、この手の作品を観るたびに思うのですが、悪魔って殺傷能力がとっても低いですよね。時間がかかる割には、1人か2人殺せたら良いほうですもん。その効率の悪さを考えると、悪魔が世界を支配することはなさそうだなぁと安心できます。

前半は結構怖い

投稿日

2013/09/30

レビュアー

みなみ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

全米で大ヒットしていただけあって、面白かったです。
実話が元になっているといっても、ほとんど脚色かな…と思いますけどね。先日テレビで高橋ジョージさんが
「宇宙人にUFOに乗せられた」と言ってましたが、本人がホントだと言えば実話になるんですから
何でもアリですよね…^^;

恐ろしいことが細切れに次々おこっていく…木箱に呪いがかけられているのだろうか??
でも娘の変化も、両親の離婚による心理的なダメージが原因かと思われてしまう。
(それにしてもこの子の母親、ちょっとピントずれてたような…)

前半は結構怖かったのですが、とうとう虫が娘の中に入り、MRI検査で
体内にいる悪魔の顔がうつる…というシーンで興ざめ。
やはり悪魔って姿がわかるまでが怖いのね。

悪魔を追い出すには悪魔の名前を呼ぶことが必須だということは、
A・ホプキンスの「ザ・ライト -エクソシストの真実-」で知ったけど、本作でも「名前を呼んで箱に戻ってもらえばOK」らしい。

名前を知るのが大変なはずなんだけど、ちゃんと箱に書いてあったし…。
そのあとの、病院での悪魔祓いのシーンはちょっと笑っちゃいました。
いくら人が来ない理学療法室を使うったって、あれだけ大騒ぎしたら気づかれそうだし、
出てきた悪魔の姿がしょぼすぎる…
それに母親の新恋人の、あのウザい男はどうなったの?…等々、後半はツッコミどころあったけど
前半はそこそこ怖かったです。

あと、ヒロインの少女の演技がすばらしかったです♪

木になるもの以外は食べさせちゃだめ

投稿日

2013/09/26

レビュアー

夜子

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

晴天の郊外、閑静な住宅地。
壁に丁寧に飾られた何枚もの家族写真。家具調度のセンスも穏やかな中流家庭。

その老婦人は暖炉の上にある古びた箱をじっと見つめ、眉をひそめた。
彼女が触れようとすると、微かに動き、唸りにも似た不気味な声がする。

婦人は何某かを決意したように、小ぶりのハンマーを手に箱に近づいていく。
が、箱と対峙した瞬間、婦人の顔は無惨に変形し始め、体ごと吹っ飛び壁に激突、体中がボキボキとありえない方向に捻じ曲がっていく・・・。

中年で優秀なバスケのコーチ、クライド(ジェフリー・ディーン・モーガン)は、3ヶ月前、妻のステファニー(キーラ・セジウィック)と離婚した。
彼女は、美しいがかなりの自然派志向で、家の中は土足厳禁、子供のアレルギーなどもあり、ピザやファストフードはもってのほかと食事にも神経質なタイプ。

娘は2人。姉のハンナ(マディソン・ダヴェンポート)は、ダンスに夢中の明るく健康的な高校生。
妹のエミリー(ナターシャ・カリス)は、絵を描くのが好きな中学生。
二人は賢くそれなりに平和に暮らしていた。両親の離婚までは。

離婚を機にステファニーは自宅で宝石デザイナーの仕事に復帰、新しい恋人歯科医のブレッドは既に我が家のように振る舞い、娘たちの歯列矯正をしたりと再婚準備に余念がない。

クライドが娘たちと過ごせるのは週末だけ。
森の近くに建てた広くプチリッチな新居で預かる約束になっている。

ある日、娘たちを乗せてドライブに行った先で、ガレージセールを見かけ立ち寄ることに。
エミリーは、古びた箱を購入するが、隣家で介護を受けている包帯だらけの人が「それはだめ!」と必死に訴えるのを目撃。
しかし箱は既に彼女の物だし、返す気も無ければ、当然父親にも報告せずにやり過ごす。

頑丈な古い木製のその箱は、小脇に抱えられる程の大きさで外側にはなにやら文字が刻まれている。
だが、細工箱のようで開け方が解らない。
が、深夜、ふと目を覚ましたエミリーが触ると、かちりとキーパーツが外れ、ゆっくりと開いたのだ。

エミリーの異変は次の日の朝食に始まった。
ダンスコンテストが間近なハンナが夢中で父親に語っている最中、空虚な目をしてガツガツとフレンチトーストを頬張るエミリーを嗜めようとしたクライドの手を、フォークでいきなり突き刺したのだ。
けれど、エミリーはすぐに泣いて詫びたし、父親宅での事件なので、母親は彼女に変化が無いかと父親に聞かれても離婚絡みで取りつく島もなく、時が過ぎ、ついには学校で暴力沙汰を起こしてしまう・・・。

1981年イザベル・アジャーニの「ポゼッション」のリメイクだと勘違いしてたんですが、ぜんぜん別物なんですね。
元ネタになったのは実際にイーベイに出品された箱だとか(2013年9月現在公式からのリンクも公式での邦訳も生きてるようです)。

最近珍しい正統派オカルトで、実際出品された箱そのものに相当数のオカルティストが食いついているためか、公証にはかなり説得力があります。
ただ、出来のいいSFXの割には死人も少ないし、少女も取り返しがつかないほどの無惨な状況にはなりません。

離婚後の夫婦のありようとか、その場合の子供らの身の置き所とか、加齢臭漂い始めるオヤジとティーンの娘たちとの軋轢だとか、いろいろ考えさせられてるうち、箱はせっせとオカルトテイストを醸し出し、実はユダヤ教の・・・というあたりでは新鮮さもあります。

少女2人は可愛いし、特にエミリー役のナターシャ・カリスが悪魔の目の時は、美しい分じっと見つめられるとぞっともするし、瞬きが一切ないのでかなり胸に迫ります。
父親もいろいろあるけどいいやつで、中でもこれからかなりオファーがありそうなのが、ユダヤ教のザデック神父役マティスヤフですかね。
最後までじっくり楽しませてくれるし、マニア的な小難しい理屈もないので、かなりオススメかと。

歯医者さんがかなり悲惨なことになっちゃうんだけど歯医者さんだから大丈夫か^^; お大事に。

1〜 5件 / 全60件