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読売テレビ開局55周年記念ドラマ 怪物

読売テレビ開局55周年記念ドラマ 怪物の画像・ジャケット写真

読売テレビ開局55周年記念ドラマ 怪物 / 佐藤浩市

読売テレビ開局55周年記念ドラマ 怪物 /佐藤浩市

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DVD

旧作

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解説・ストーリー

佐藤浩市、向井理の共演で贈る社会派サスペンスドラマ。15年前の殺人事件の真犯人・堂島に真実を喋らせようと、左遷直前の刑事・香西は彼を罠に嵌める計画を立てていた。しかし、香西を手伝っていた里紗が堂島を正当防衛で死なせてしまい…。

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「読売テレビ開局55周年記念ドラマ 怪物」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

佐藤浩市、向井理の共演で贈る社会派サスペンスドラマ。15年前の殺人事件の真犯人・堂島に真実を喋らせようと、左遷直前の刑事・香西は彼を罠に嵌める計画を立てていた。しかし、香西を手伝っていた里紗が堂島を正当防衛で死なせてしまい…。

「読売テレビ開局55周年記念ドラマ 怪物」 の作品情報

作品情報

製作年:

2013年

製作国:

日本

「読売テレビ開局55周年記念ドラマ 怪物」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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R-18

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CD

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1〜 4件 / 全4件

怪物の定義 ネタバレ

投稿日:2013/10/31 レビュアー:夜子

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

ここだけの話、向井理が好きなのだ。
うっかり「ハングリー!」かなんか見ちゃってからというもの、妙に気になって仕方がないのだけれど、ホラー好きのサガ的にw黒向井を見たくて仕方がなくなってしまい。
ちょうど折良くTVでかかったのがこれ。黒向井でしかも落合監督だとぅ?!とがっつり食いついてみましたよ。

でも、ぶっちゃけ多部未華子ってドラマやたまーにバラエティーのゲストなんかで見るけどイイと思ったことがない。ってゆーか、大変申し訳ないことについチャンネル変えちゃう一人だったりするわけで。
佐藤浩市も長い分何回も感動してるはずなんですが、だからと言って見る俳優さんではなくて。
どちらもご本人のせいじゃないってことは重々承知してるんで、本当に申し訳ないんですが。

70年代の生き残り、正義漢で頑固、左遷すれすれのヤサグレ刑事香西(佐藤浩市)が、彼のこだわり続ける15年前の少女殺し事件の犯人の被害者だという里紗(田部未華子)の出現により、意図せぬ死体を抱えることとなり、あらゆる物を溶かすという”亜臨海水”の研究者であり、香西の特殊能力によって殺人者と確信している真崎(向井理)を頼るか頼らざるか、アチラ側に転ぶか転ばないか、究極の選択に悩むというお話。

香西は”死の臭い”が判るという特殊能力の持ち主で、そのことから15年前に香西が追っていた少女殺しの容疑者として疑われたものの罪を逃れ、いまや政界のホープに成り上がった堂島(要潤)が真犯人だと確信しているし、捜査線上で訪ねた亜臨海水の研究者真崎に興味を抱いたのも、彼から”死の臭い”を嗅ぎ取ったことから。

”死の臭い”とは、老衰や病死などの自然死ではなく、殺人に関わっている(つまり殺人犯)ときに残る臭いのことだというんだけど、線引きも曖昧だし、SFじみた土台がこれ以外全く無いので、ようするに裏付け捜査や聞き込みとかの手順を端折りたいだけ?と思えてしまったり。
刑事モノで”勘”以外の特殊能力を持ち込むのは、もっと低年齢向けとかアイドル系に限られると思うんだけど、ましてやどちらかといえば泥臭い佐藤浩市の刑事なら、一番付けて欲しくないオプションじゃないすか?

ちなみにこれで初めて聞いたほとんどの物質を溶かすという”亜臨海水”はもはやSFではなく、ググるとかなり実用化実験が進んでたりするんだなこれが。
ただ、ネットに流れてる画像を拝見するだけでは、黒向井がにやりと笑って使いこなす悪魔のマシーン的な感じではないけれど。

最後のどんでんが、あーやっちまったかーって感じでどうにも。
ネタバレになるけど、そもそもキャラ設定に白が一人もいないので、成り行き上結果がこうなるのは至極当然な感じがするわけで、田部ならやりそう、佐藤ならなりそう、この黒向井はクールでストイックなんだけど、オチのせいで魅力が一気に半減するのも残念。
2時間ドラマゆえか、結果を急ぎすぎててあまりに安直、それまでの善人が悪に転ぶって、もっと重たいものだろうと思うけど、どうなんでしょう。

冒頭、偏屈な香西にあてがわれる若くやはり正義漢の女刑事えみ(栗原千明)って周囲でもたついてるだけで特に役割は無く不要キャラと化してるのは本当に可哀想^^;
真崎の上司でありながら、彼の魔力に気おされなんも言えないまま消えてく斉藤役矢柴俊博は不気味でよかったし、真崎に仕事を依頼する主婦いしのようこもよかった。

そしてなんと言っても黒向井。
ここは落合監督らしくばっちり押さえが利いてて、アヤシイ亜臨海水設備もよかったし(用途込みで鋭意開発中の方々に申し訳なさすぎ^^;)、作業中は不気味でクールだし、香西から深夜マンションの外へ呼び出され、私服で鬱陶しがる様子もなかなか美味しかったですw
「SPEC〜結」が楽しみですねぇ。

原作は、もっと登場人物もいるみたいだし、過去の事件とかも掘り下げてるみたいだし、もっと人間関係が複雑そうなので、刑事ものとして面白いのかも。

このレビューは気に入りましたか? 8人の会員が気に入ったと投稿しています

新世界の神になった夜神さんを思い出しました

投稿日:2014/04/14 レビュアー:さるこ

このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています

見ていて引き込まれました

投稿日:2014/07/27 レビュアー:スヌーピー

このレビューは気に入りましたか? 2人の会員が気に入ったと投稿しています

善から悪への変貌 ネタバレ

投稿日:2014/02/24 レビュアー:土豆

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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犯人を追いつめる、サスペンスドラマかと思いきや、人間の善悪に取り組んだ作品。
刑事の香西(佐藤浩市)、彼は殺人現場に赴くと”死の臭い”を感じ取る特殊能力の持ち主。
でも職場の誰もが、そんな能力を信用していないし、どちらかというと厄介者扱いになっている。
なので犯人と感じとっていながら、逮捕できなった容疑者に対して、やり場の無い憎悪を抱いている。
要潤扮する過去の事件の容疑者・堂島を、被害者の里紗(多部未華子)と共謀して、陥れる筈が、
誤って、というか事故なんだが殺してしまう。
ここから、向井理扮する、研究者・真崎の力を借りる事を思いつく...。
タイトルの怪物の意味は、怪物を成敗する為に、自らが怪物に成ってしまった事を指していて、
最初の善の正義感に燃える佐藤浩市が、いったいどの時点で悪の怪物に変貌してしまうのかが
このドラマを面白く見るポイントでは無いかと思います。
通常なら、堂島が死んだ時点で、全て警察行ってって流れになるんでしょうが、
里紗を思う下心(?)からか、警察でありながら警察を信用していないのか、亜臨界施設で
死体を消し去ってしまうのだが...ここから香西の悪が目覚めて行く。
この亜臨界施設なんだが、まるで鍋に具材を入れるようにスルスル人間を放り込んで、スープの様なものが
ジャーっと排出される様は、テレビドラマなのでグロい描写は無いが、考えると凄くエグイ話である。
真崎は登場時点から悪の存在、向井理が少し突っ込んだ演技で、この人物の悪魔性を上手に演じています。
良く分からないのは、多部未華子ですが、悪だ!悪だ!と言われながら、やっぱり悪に見えない。
終盤で香西を裏切る場面でも、「やっぱ!騙されているよ!」としか思えない。
エンディングではこの怪物3人組が、ザ・ハングマンになって、悪人成敗を実施しようとするのと、
同時に栗山千明が検挙に動く場面で終わるが...。
果たしてこの後、どうなるのかを考えるのかが非常に面白いと感じられる。
香西、里紗はやっぱり怪物に成り切れない、最後に笑ってそうなのは真崎だけだとしたら、彼こそ本当の怪物かも知れない。

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ユーザーレビュー

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怪物の定義

投稿日

2013/10/31

レビュアー

夜子

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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ここだけの話、向井理が好きなのだ。
うっかり「ハングリー!」かなんか見ちゃってからというもの、妙に気になって仕方がないのだけれど、ホラー好きのサガ的にw黒向井を見たくて仕方がなくなってしまい。
ちょうど折良くTVでかかったのがこれ。黒向井でしかも落合監督だとぅ?!とがっつり食いついてみましたよ。

でも、ぶっちゃけ多部未華子ってドラマやたまーにバラエティーのゲストなんかで見るけどイイと思ったことがない。ってゆーか、大変申し訳ないことについチャンネル変えちゃう一人だったりするわけで。
佐藤浩市も長い分何回も感動してるはずなんですが、だからと言って見る俳優さんではなくて。
どちらもご本人のせいじゃないってことは重々承知してるんで、本当に申し訳ないんですが。

70年代の生き残り、正義漢で頑固、左遷すれすれのヤサグレ刑事香西(佐藤浩市)が、彼のこだわり続ける15年前の少女殺し事件の犯人の被害者だという里紗(田部未華子)の出現により、意図せぬ死体を抱えることとなり、あらゆる物を溶かすという”亜臨海水”の研究者であり、香西の特殊能力によって殺人者と確信している真崎(向井理)を頼るか頼らざるか、アチラ側に転ぶか転ばないか、究極の選択に悩むというお話。

香西は”死の臭い”が判るという特殊能力の持ち主で、そのことから15年前に香西が追っていた少女殺しの容疑者として疑われたものの罪を逃れ、いまや政界のホープに成り上がった堂島(要潤)が真犯人だと確信しているし、捜査線上で訪ねた亜臨海水の研究者真崎に興味を抱いたのも、彼から”死の臭い”を嗅ぎ取ったことから。

”死の臭い”とは、老衰や病死などの自然死ではなく、殺人に関わっている(つまり殺人犯)ときに残る臭いのことだというんだけど、線引きも曖昧だし、SFじみた土台がこれ以外全く無いので、ようするに裏付け捜査や聞き込みとかの手順を端折りたいだけ?と思えてしまったり。
刑事モノで”勘”以外の特殊能力を持ち込むのは、もっと低年齢向けとかアイドル系に限られると思うんだけど、ましてやどちらかといえば泥臭い佐藤浩市の刑事なら、一番付けて欲しくないオプションじゃないすか?

ちなみにこれで初めて聞いたほとんどの物質を溶かすという”亜臨海水”はもはやSFではなく、ググるとかなり実用化実験が進んでたりするんだなこれが。
ただ、ネットに流れてる画像を拝見するだけでは、黒向井がにやりと笑って使いこなす悪魔のマシーン的な感じではないけれど。

最後のどんでんが、あーやっちまったかーって感じでどうにも。
ネタバレになるけど、そもそもキャラ設定に白が一人もいないので、成り行き上結果がこうなるのは至極当然な感じがするわけで、田部ならやりそう、佐藤ならなりそう、この黒向井はクールでストイックなんだけど、オチのせいで魅力が一気に半減するのも残念。
2時間ドラマゆえか、結果を急ぎすぎててあまりに安直、それまでの善人が悪に転ぶって、もっと重たいものだろうと思うけど、どうなんでしょう。

冒頭、偏屈な香西にあてがわれる若くやはり正義漢の女刑事えみ(栗原千明)って周囲でもたついてるだけで特に役割は無く不要キャラと化してるのは本当に可哀想^^;
真崎の上司でありながら、彼の魔力に気おされなんも言えないまま消えてく斉藤役矢柴俊博は不気味でよかったし、真崎に仕事を依頼する主婦いしのようこもよかった。

そしてなんと言っても黒向井。
ここは落合監督らしくばっちり押さえが利いてて、アヤシイ亜臨海水設備もよかったし(用途込みで鋭意開発中の方々に申し訳なさすぎ^^;)、作業中は不気味でクールだし、香西から深夜マンションの外へ呼び出され、私服で鬱陶しがる様子もなかなか美味しかったですw
「SPEC〜結」が楽しみですねぇ。

原作は、もっと登場人物もいるみたいだし、過去の事件とかも掘り下げてるみたいだし、もっと人間関係が複雑そうなので、刑事ものとして面白いのかも。

新世界の神になった夜神さんを思い出しました

投稿日

2014/04/14

レビュアー

さるこ

見ていて引き込まれました

投稿日

2014/07/27

レビュアー

スヌーピー

善から悪への変貌

投稿日

2014/02/24

レビュアー

土豆

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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犯人を追いつめる、サスペンスドラマかと思いきや、人間の善悪に取り組んだ作品。
刑事の香西(佐藤浩市)、彼は殺人現場に赴くと”死の臭い”を感じ取る特殊能力の持ち主。
でも職場の誰もが、そんな能力を信用していないし、どちらかというと厄介者扱いになっている。
なので犯人と感じとっていながら、逮捕できなった容疑者に対して、やり場の無い憎悪を抱いている。
要潤扮する過去の事件の容疑者・堂島を、被害者の里紗(多部未華子)と共謀して、陥れる筈が、
誤って、というか事故なんだが殺してしまう。
ここから、向井理扮する、研究者・真崎の力を借りる事を思いつく...。
タイトルの怪物の意味は、怪物を成敗する為に、自らが怪物に成ってしまった事を指していて、
最初の善の正義感に燃える佐藤浩市が、いったいどの時点で悪の怪物に変貌してしまうのかが
このドラマを面白く見るポイントでは無いかと思います。
通常なら、堂島が死んだ時点で、全て警察行ってって流れになるんでしょうが、
里紗を思う下心(?)からか、警察でありながら警察を信用していないのか、亜臨界施設で
死体を消し去ってしまうのだが...ここから香西の悪が目覚めて行く。
この亜臨界施設なんだが、まるで鍋に具材を入れるようにスルスル人間を放り込んで、スープの様なものが
ジャーっと排出される様は、テレビドラマなのでグロい描写は無いが、考えると凄くエグイ話である。
真崎は登場時点から悪の存在、向井理が少し突っ込んだ演技で、この人物の悪魔性を上手に演じています。
良く分からないのは、多部未華子ですが、悪だ!悪だ!と言われながら、やっぱり悪に見えない。
終盤で香西を裏切る場面でも、「やっぱ!騙されているよ!」としか思えない。
エンディングではこの怪物3人組が、ザ・ハングマンになって、悪人成敗を実施しようとするのと、
同時に栗山千明が検挙に動く場面で終わるが...。
果たしてこの後、どうなるのかを考えるのかが非常に面白いと感じられる。
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