ジャッキー・コーガン

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ジャッキー・コーガン / ブラッド・ピット

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「ジャッキー・コーガン」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

ジョージ・V・ヒギンズのクライム・ノベルを基に、主演のブラッド・ピットが皮肉屋のヒットマンをクールに演じて評判を呼んだノワール・ムービー。組織のカネを強奪した犯人を始末するために雇われた凄腕の殺し屋ジャッキー・コーガンの華麗な仕事ぶりを、ハードなバイオレンス描写を織り交ぜスタイリッシュに描き出す。ある日、チンピラ2人が犯罪組織の賭場を襲撃し、まんまと大金を奪うことに成功する。孤高の殺し屋ジャッキー・コーガンは、組織の連絡員“ドライバー”から事件の解決を依頼される。組織から真っ先に疑われたのは賭場の雇われオーナー、マーキーだった。しかしほどなく、実行犯と思われる男たちの情報を掴み、確実に迫っていくコーガンだったが…。

「ジャッキー・コーガン」 の作品情報

作品情報

製作年: 2012年
製作国: アメリカ
原題: KILLING THEM SOFTLY

「ジャッキー・コーガン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全45件

ブラピはクールな殺し屋と言うよりネジが外れた異常人格のよう

投稿日:2013/08/23 レビュアー:ミルクチョコ

ブラット・ピットが主演&プロデュースした犯罪映画。
舞台は、ニューオリンズ。裏組織が経営する賭場に押し入ったフランキーとラッセルはまんまと大金を奪い、賭場の支配人・マーキーの仕業と思わせます。
以前にも同じような手口があって、マーキー(レイ・リオッタ)が狂言強盗ではないか?と疑われたものの、闇の中に葬られます。けれど、今回のギャング組織は真相を探るため凄腕の殺し屋・コーガン(ブラッド・ピッド)を呼び寄せ、フランキーたちに迫っていきます。

内輪で開いている賭場を胴元がチンピラを使って、自らを襲撃し、お金を奪うという大胆な手口。企んだ本人は襲撃される側にいるので、アリバイは完璧なはず。でも、この手口を2度も使うなんて、アホですよね。1度しか通用しない手口だと思います。
スタイリッシュな殺し屋を演じたブラピは、頼まれた仕事を頼まれた以上に完璧にやり遂げる、冷酷人間というか、どこかネジが外れた異常人格のように思えました。
ターゲットは、うだつの上がらないチンピラで、ブラピの格好良さとのギャップが目立ちすぎです。
相棒のミッキー(ジェームズ・ガンドルフィーニ)もかつては、一流の殺し屋だったらしいですが、今はアルコール依存症で、使い物にならないし、依頼人は、ギャラを値切ったりと事件は、どうでもいい方向に転がってしまったような気がします。
舌戦を繰り広げる初めての大統領選を戦うオバマの演説のTV中継がBGMのように流れます。
原作は1974年の会話劇のノワールものらしいですが、ブッシュ政権末期の2008年に設定し、裏社会で起きた賭場荒しもウォール街で起きた金融危機もアメリカ経済とギャングのいざこざも似たようなものだと皮肉っているのでしょうか?
結局思わせぶりすぎて無駄な会話を楽しめた訳でもなく、どうでもいい会話の長さに何が言いたいのか伝わって来ませんでした。

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裏社会の描き方がとってもリアル

投稿日:2013/08/09 レビュアー:みなみ

映画館で見ました。
地味で、暴力シーンがかなり激しいせいか、世間の評価は悪いですが、私はなかなかよかったと思います。

賭博場での強盗事件をきっかけに始まる、ワルモノ達の騙し合い、殺し合いの物語。

見に行く前の日に「アウトレイジ ビヨンド」をDVD鑑賞したんですが、ちょうど同じような内容の話でしたね。
こんな世界に入ったからには、いつ命をなくしてもおかしくない…それは覚悟できているのでしょう。何かやったら報復されるし。そんなことの繰り返し。
酒、ドラッグ、女だけが楽しみの人生なんてあまりにも虚しい。

アンドリュー・ドミニク監督×ブラピ主演の前作「ジェシー・ジェームスの暗殺」と同様、地味なんですが、こういう裏世界をリアルに描いているのはよかったです。
脚本書いた人は絶対この世界に身を置いていたに違いないと思えるほど、セリフや行動すべてが自然。

特に「人を殺す時の心得」は説得力がありました。殺し屋も人の子だもんね。
あと「いいか、何をやったかじゃない、何をやったように見えるか、だ」というセリフも印象的。この世界の処世術なのかなあ。

それからこの作品は2008年のアメリカ大統領選の時の出来事ということで、テレビやラジオでのオバマ氏の演説が所々に出てきます。
「もっともらしいことを演説しても、現実にはこんな裏社会が存在するのだ」と言いたかったのかな。
それとも「『みんなで立ち上がろう』とかきれいごとさ。結局は皆自分のことしか考えてなくて、どんな世界でも程度の差はあれ、こんなことが起こっているのだ」ということなのか…。

キャストでは、ブラピ、年とったけどやっぱりオーラがありました♪
ダメダメな殺し屋役のジェームズ・ガンドルフィーニもハマってましたが、6月に亡くなられたそうで、残念です。
レイ・リオッタは丸顔になったせいか(?)、今回はあまり怖い役ではありませんでしたね^^;

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ツライぞ!スカスカ会話劇!!

投稿日:2013/10/03 レビュアー:パンケーキレンズ

結局、ぶっちゃけ、何が残るって、ブラピの殺しのシーンだけなんですよね・・・
(原題のsoftlyっていうより、どっちか言うと、ひとおもい系)

それがやりたかっただけの映画なのか!?
って、思われても仕方が無いでしょ。ってな気持ちもするんですけど
レイ・リオッタVSブラピのシーンは
あんなスローじゃないほうが、逆に良かったような気も・・・

そして、これ、会話劇なんです・・・
スカスカ会話劇♪ツライっす・・・
つまらないセリフ
意味の無いセリフ
下品なだけのセリフ
の、存在意義について、な〜んか知らんけど
真剣に考えてしまったですよ・・・
つまらんまま終わるのか
つまらんまま終わることに、意味(メリット)はあるのか
キャラ付けの為だけのセリフにしちゃあ
あまりに比重が大き過ぎるしな・・・
映画的なセリフというよりも、世間話的な会話のリアルさを
追求したのかな・・・

ならば
一つだけ言えることは
ソノ世界の、ソレに手を染めてる人にとっては
“仁義なきマフィア闘争あるある”、なのか(!?)

「こんなこと言う奴、おるでなー!」みたいなwww

あれだけ、スカスカなセリフを、よく羅列できたもんだ(アッパレ♪)

大統領演説なんかを、クドい程挟み込んで
マフィアの世界も、いろいろ大変で
殺しの世界がビジネスならば
アメリカという国もビジネスで
政治家はキレイ事を並べてるだけ
っていう、風刺的なメッセージも、薄〜く分かるんですけど

ブラピは、冷徹な殺し屋のくせに、どこか紳士☆
ってか、あれで、3万ドルか・・・
もうちょっと欲しい気持ちは、私にも分かるw

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やさしく殺して

投稿日:2013/08/12 レビュアー:パープルローズ

賭場強盗に見事成功したチンピラ2人組。
話を持ちかけてきた男の、「胴元に罪をきせればいい」という提案に乗ったのだが、
殺し屋ジャッキー・コーガン(ブラッド・ピット)が彼らを探し始める。

ブラッド・ピット目当てで観た人には、辛かっただろうと思います。
実際、女性2人組が中盤あたりで退場してしまっていました。
暴力、流血、そして卑猥な言葉の数々。
「やさしく殺す」と言いながら、その殺し方は少しも優しくなんかありません。
一応ブラピが主役なのでしょうが、むしろ脇役の方が目立っています。
レイ・リオッタの殴られ方はすごかったし、ジェームズ・ガンドルフィーニもインパクトありました。

冒頭が「映写トラブル?」と一瞬思ってしまったくらい変だったのですが、
その不協和音はずっと続きます。
でも最後まで観れてしまったのは、やっぱり「何かある」のかも。

オバマ大統領がまだ上院議員だった頃から、就任直後までのスピーチがさんざん織り込まれています。
ラストのブラピのせりふが、
「アメリカはもはや国家ではない、ビジネスだ。」
それはこの映画が、現代のアメリカ社会を風刺していることの現れで、
こんなことが実際にたくさん起こっているのだと言いたいのだと思います。

組織のトップ、ディロンなる人物が名前しか出てこないと思っていたのですが、
サム・シェパードがちょっとだけ出てたとか。ショック、見逃しました。

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知的だが刺激なし

投稿日:2013/08/19 レビュアー:よふかし

そりゃマフィアの世界もアメリカなんだよね。
賭場荒らしと犯人を始末しに来た最強の殺し屋という、『突破口』とか『トゥルーロマンス』でもいいんだけど、ベタなお話。
監督のアンドリュー・ドミニクとブラッド・ピットは、前作の『ジェシー・ジェームズの暗殺』でもよく知られたお話を読み換える試みをしていたよね。
それが成功していたとは僕は思わないけど、タランティーノ的に「よくあるお話をオレ的に楽しむぜ」という映画バカ的ノリとは違って、知性があるんだよな。
だからこの映画の場合も、誰にもタランティーノを彷彿とさせる下衆で饒舌な会話劇を面白くは撮らないから、ただうんざりさせるだけ。
邦題は『ジャッキー・ブラウン』から来てるんだろうけど、方向性は違う。材料は近いけど、料理の仕方でこんなにも違う味ができるよ、と。
たぶん、マフィアの殺し屋という映画的なキャラクターとベタなお話を、90分とか2時間で快く完結するような閉じた映画的な世界ではなくて、現実の世界に開いてみるとどういうモノが出来上がるかって試みだと受け取りました。
襲撃したり人が殺されたりするのに前置きがいろいろあるのも、そういうところから来ているんでしょうね。
文学ではすでにずっと試みられていることだと思うので、まあ娯楽映画だけがいつまでも、形式としても現実から遊離した特異な枠にとどまっていていいのかということでしょうか。
と考えてきて、一回しか観ていないのにうーんと考えちゃうんだけど。それなりに知的な作業だと思うけど、面白くないし刺激的でもなかったんだよね。
むしろ観たことを忘れちゃう程度の映画になっていた。映画って難しいですね。30点。

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ジャッキー・コーガン

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ブラピはクールな殺し屋と言うよりネジが外れた異常人格のよう

投稿日

2013/08/23

レビュアー

ミルクチョコ

ブラット・ピットが主演&プロデュースした犯罪映画。
舞台は、ニューオリンズ。裏組織が経営する賭場に押し入ったフランキーとラッセルはまんまと大金を奪い、賭場の支配人・マーキーの仕業と思わせます。
以前にも同じような手口があって、マーキー(レイ・リオッタ)が狂言強盗ではないか?と疑われたものの、闇の中に葬られます。けれど、今回のギャング組織は真相を探るため凄腕の殺し屋・コーガン(ブラッド・ピッド)を呼び寄せ、フランキーたちに迫っていきます。

内輪で開いている賭場を胴元がチンピラを使って、自らを襲撃し、お金を奪うという大胆な手口。企んだ本人は襲撃される側にいるので、アリバイは完璧なはず。でも、この手口を2度も使うなんて、アホですよね。1度しか通用しない手口だと思います。
スタイリッシュな殺し屋を演じたブラピは、頼まれた仕事を頼まれた以上に完璧にやり遂げる、冷酷人間というか、どこかネジが外れた異常人格のように思えました。
ターゲットは、うだつの上がらないチンピラで、ブラピの格好良さとのギャップが目立ちすぎです。
相棒のミッキー(ジェームズ・ガンドルフィーニ)もかつては、一流の殺し屋だったらしいですが、今はアルコール依存症で、使い物にならないし、依頼人は、ギャラを値切ったりと事件は、どうでもいい方向に転がってしまったような気がします。
舌戦を繰り広げる初めての大統領選を戦うオバマの演説のTV中継がBGMのように流れます。
原作は1974年の会話劇のノワールものらしいですが、ブッシュ政権末期の2008年に設定し、裏社会で起きた賭場荒しもウォール街で起きた金融危機もアメリカ経済とギャングのいざこざも似たようなものだと皮肉っているのでしょうか?
結局思わせぶりすぎて無駄な会話を楽しめた訳でもなく、どうでもいい会話の長さに何が言いたいのか伝わって来ませんでした。

裏社会の描き方がとってもリアル

投稿日

2013/08/09

レビュアー

みなみ

映画館で見ました。
地味で、暴力シーンがかなり激しいせいか、世間の評価は悪いですが、私はなかなかよかったと思います。

賭博場での強盗事件をきっかけに始まる、ワルモノ達の騙し合い、殺し合いの物語。

見に行く前の日に「アウトレイジ ビヨンド」をDVD鑑賞したんですが、ちょうど同じような内容の話でしたね。
こんな世界に入ったからには、いつ命をなくしてもおかしくない…それは覚悟できているのでしょう。何かやったら報復されるし。そんなことの繰り返し。
酒、ドラッグ、女だけが楽しみの人生なんてあまりにも虚しい。

アンドリュー・ドミニク監督×ブラピ主演の前作「ジェシー・ジェームスの暗殺」と同様、地味なんですが、こういう裏世界をリアルに描いているのはよかったです。
脚本書いた人は絶対この世界に身を置いていたに違いないと思えるほど、セリフや行動すべてが自然。

特に「人を殺す時の心得」は説得力がありました。殺し屋も人の子だもんね。
あと「いいか、何をやったかじゃない、何をやったように見えるか、だ」というセリフも印象的。この世界の処世術なのかなあ。

それからこの作品は2008年のアメリカ大統領選の時の出来事ということで、テレビやラジオでのオバマ氏の演説が所々に出てきます。
「もっともらしいことを演説しても、現実にはこんな裏社会が存在するのだ」と言いたかったのかな。
それとも「『みんなで立ち上がろう』とかきれいごとさ。結局は皆自分のことしか考えてなくて、どんな世界でも程度の差はあれ、こんなことが起こっているのだ」ということなのか…。

キャストでは、ブラピ、年とったけどやっぱりオーラがありました♪
ダメダメな殺し屋役のジェームズ・ガンドルフィーニもハマってましたが、6月に亡くなられたそうで、残念です。
レイ・リオッタは丸顔になったせいか(?)、今回はあまり怖い役ではありませんでしたね^^;

ツライぞ!スカスカ会話劇!!

投稿日

2013/10/03

レビュアー

パンケーキレンズ

結局、ぶっちゃけ、何が残るって、ブラピの殺しのシーンだけなんですよね・・・
(原題のsoftlyっていうより、どっちか言うと、ひとおもい系)

それがやりたかっただけの映画なのか!?
って、思われても仕方が無いでしょ。ってな気持ちもするんですけど
レイ・リオッタVSブラピのシーンは
あんなスローじゃないほうが、逆に良かったような気も・・・

そして、これ、会話劇なんです・・・
スカスカ会話劇♪ツライっす・・・
つまらないセリフ
意味の無いセリフ
下品なだけのセリフ
の、存在意義について、な〜んか知らんけど
真剣に考えてしまったですよ・・・
つまらんまま終わるのか
つまらんまま終わることに、意味(メリット)はあるのか
キャラ付けの為だけのセリフにしちゃあ
あまりに比重が大き過ぎるしな・・・
映画的なセリフというよりも、世間話的な会話のリアルさを
追求したのかな・・・

ならば
一つだけ言えることは
ソノ世界の、ソレに手を染めてる人にとっては
“仁義なきマフィア闘争あるある”、なのか(!?)

「こんなこと言う奴、おるでなー!」みたいなwww

あれだけ、スカスカなセリフを、よく羅列できたもんだ(アッパレ♪)

大統領演説なんかを、クドい程挟み込んで
マフィアの世界も、いろいろ大変で
殺しの世界がビジネスならば
アメリカという国もビジネスで
政治家はキレイ事を並べてるだけ
っていう、風刺的なメッセージも、薄〜く分かるんですけど

ブラピは、冷徹な殺し屋のくせに、どこか紳士☆
ってか、あれで、3万ドルか・・・
もうちょっと欲しい気持ちは、私にも分かるw

やさしく殺して

投稿日

2013/08/12

レビュアー

パープルローズ

賭場強盗に見事成功したチンピラ2人組。
話を持ちかけてきた男の、「胴元に罪をきせればいい」という提案に乗ったのだが、
殺し屋ジャッキー・コーガン(ブラッド・ピット)が彼らを探し始める。

ブラッド・ピット目当てで観た人には、辛かっただろうと思います。
実際、女性2人組が中盤あたりで退場してしまっていました。
暴力、流血、そして卑猥な言葉の数々。
「やさしく殺す」と言いながら、その殺し方は少しも優しくなんかありません。
一応ブラピが主役なのでしょうが、むしろ脇役の方が目立っています。
レイ・リオッタの殴られ方はすごかったし、ジェームズ・ガンドルフィーニもインパクトありました。

冒頭が「映写トラブル?」と一瞬思ってしまったくらい変だったのですが、
その不協和音はずっと続きます。
でも最後まで観れてしまったのは、やっぱり「何かある」のかも。

オバマ大統領がまだ上院議員だった頃から、就任直後までのスピーチがさんざん織り込まれています。
ラストのブラピのせりふが、
「アメリカはもはや国家ではない、ビジネスだ。」
それはこの映画が、現代のアメリカ社会を風刺していることの現れで、
こんなことが実際にたくさん起こっているのだと言いたいのだと思います。

組織のトップ、ディロンなる人物が名前しか出てこないと思っていたのですが、
サム・シェパードがちょっとだけ出てたとか。ショック、見逃しました。

知的だが刺激なし

投稿日

2013/08/19

レビュアー

よふかし

そりゃマフィアの世界もアメリカなんだよね。
賭場荒らしと犯人を始末しに来た最強の殺し屋という、『突破口』とか『トゥルーロマンス』でもいいんだけど、ベタなお話。
監督のアンドリュー・ドミニクとブラッド・ピットは、前作の『ジェシー・ジェームズの暗殺』でもよく知られたお話を読み換える試みをしていたよね。
それが成功していたとは僕は思わないけど、タランティーノ的に「よくあるお話をオレ的に楽しむぜ」という映画バカ的ノリとは違って、知性があるんだよな。
だからこの映画の場合も、誰にもタランティーノを彷彿とさせる下衆で饒舌な会話劇を面白くは撮らないから、ただうんざりさせるだけ。
邦題は『ジャッキー・ブラウン』から来てるんだろうけど、方向性は違う。材料は近いけど、料理の仕方でこんなにも違う味ができるよ、と。
たぶん、マフィアの殺し屋という映画的なキャラクターとベタなお話を、90分とか2時間で快く完結するような閉じた映画的な世界ではなくて、現実の世界に開いてみるとどういうモノが出来上がるかって試みだと受け取りました。
襲撃したり人が殺されたりするのに前置きがいろいろあるのも、そういうところから来ているんでしょうね。
文学ではすでにずっと試みられていることだと思うので、まあ娯楽映画だけがいつまでも、形式としても現実から遊離した特異な枠にとどまっていていいのかということでしょうか。
と考えてきて、一回しか観ていないのにうーんと考えちゃうんだけど。それなりに知的な作業だと思うけど、面白くないし刺激的でもなかったんだよね。
むしろ観たことを忘れちゃう程度の映画になっていた。映画って難しいですね。30点。

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