ゴア・ゴア・ガールズ

とても久しぶりにホラーを観ました。

冒頭から、タイトルを裏切らないザクザクと、チミドロ死体の顔登場で、
なんだか、心が酸素を供給されて躍りだしたような気がしました。

造りは、あからさまにツクリモノな出来ですが（笑）
時間が経った血液はそんな鮮やかな赤じゃなくなるはずですが（笑）
首切ってるわりに出血量が少ないのも気にはなりましたが（笑）
時代を考えれば文句などございません。
寧ろ、その時代にしてはよくぞここまで観せてくださったと感謝の意を表したいほどです。

ＢＧＭがノスタルジックと感じるのは、今観ているせいなのでしょうが、
恐怖を彩る効果を上げていたと思います。

ミステリー仕立てなのは、
観ている間は誰が犯人なのかとか考えて、楽しめましたが、
終わってみると、いらなかったかな
と思ってます。
探偵と女性新聞記者のオシャレっぽい会話とか
なぜか、新聞記者が探偵に恋心を抱いている設定も
なんとなく邪魔でした。
あれらは、ないと成立しなかったのでしょうか？

そんなこんなも、時代のわりにやってくれたゴア描写がありあまるほど補ってたと思います。

ホラーに対する私のハードルって結構高くなってた気がするのですが、
しばらく遠ざかっているうちにまた下がってたようです（笑）
そして、心は求めていたんだなーとしみじみしてしまいました。
私はホラーでなごむ自分が決して嫌いではない、というか好きです（笑）

最後に一言。ネタバレになってると思いますので、ご注意ください。







犯人の動機は、
ストリップダンスがやたら出てくることに整合性を持たせるために後付けられた気がします。

ストリップ劇場のダンサーが次々と残虐に殺されていく（ゴアされる）、、
という映画？です。

昔、ビデオテープで見た時の印象が酷かったのですが
クリヤーな画質で改めて見ると
やっぱり酷かったです。

顔をグチャグチャにして殺して、
乳首をハサミで切ってミルク？や血を出したり、
飛び降りて頭がグシャッとしてる所を
更に車に轢かせて完全にグシャグシャにしてみたり。

チープで明らかに作り物の顔や眼球をここまで執拗に
グチャグチャにされると異様な雰囲気を放ちますが
何かイミでもあったのでしょうか？

アフロの娘（黒人）が踊るシーンは好きです。
ただ映画の内容は酷くてオススメできません。

ひどい、ひどい、とエラそうに書いてますが
ある意味、凄い監督だと思っています。

助手の人が周りに比べ可愛すぎる
探偵の助手の扱いwひどい
一人演技がサイテーな奴がいる
ただうるさく見終わった後の
？？？感が半端ない作品w