スティーヴン・キング 骨の袋 / ピアース・ブロスナン
スティーヴン・キング 骨の袋
/スティーヴン・キング
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(9)
解説・ストーリー
スティーヴン・キング原作、最愛の妻を亡くした小説家が怪奇現象の謎に挑むサスペンスホラーの前編。妻を亡くしてから、スランプに陥っていたベストセラー作家、マイク・ヌーナン。気持ちを整理するために彼は、人里離れた湖畔の別荘を訪れるが…。※一般告知解禁日:6月28日
スティーヴン・キング原作、最愛の妻を亡くした小説家が怪奇現象の謎に挑むサスペンスホラーの前編。妻を亡くしてから、スランプに陥っていたベストセラー作家、マイク・ヌーナン。気持ちを整理するために彼は、人里離れた湖畔の別荘を訪れるが…。※一般告知解禁日:6月28日
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「スティーヴン・キング 骨の袋」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
スティーヴン・キング原作、最愛の妻を亡くした小説家が怪奇現象の謎に挑むサスペンスホラーの前編。妻を亡くしてから、スランプに陥っていたベストセラー作家、マイク・ヌーナン。気持ちを整理するために彼は、人里離れた湖畔の別荘を訪れるが…。※一般告知解禁日:6月28日
「スティーヴン・キング 骨の袋」 の作品情報
「スティーヴン・キング 骨の袋」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
最新巻情報
スティーヴン・キング 骨の袋のシリーズ商品
スティーヴン・キング 骨の袋 (前編)
スティーヴン・キング原作、最愛の妻を亡くした小説家が怪奇現象の謎に挑むサスペンスホラーの前編。妻を亡くしてから、スランプに陥っていたベストセラー作家、マイク・ヌーナン。気持ちを整理するために彼は、人里離れた湖畔の別荘を訪れるが…。※一般告知解禁日:6月28日
収録時間: |
字幕: |
音声: |
80分 |
日英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
RDD80281 |
2013年09月11日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚 |
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スティーヴン・キング 骨の袋 (後編)
スティーヴン・キング原作、ピアース・ブロスナン主演によるサスペンスホラーの後編。妻の死から次第に立ち直り、書く力を取り戻しつつあるマイクだったが、かつてこの地で惨殺された歌手、セーラ・ティドウェルがたびたび悪夢に登場するようになり…。※一般告知解禁日:6月28日
収録時間: |
字幕: |
音声: |
83分 |
日英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
RDD80282 |
2013年09月11日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚 |
0人 |
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スティーヴン・キング 骨の袋のシリーズ商品
スティーヴン・キング 骨の袋 (前編)
作品詳細を開く
- 収録時間:
80分
- 字幕:
日英
- 音声:
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
- レイティング:
- 記番:
RDD80281
- レンタル開始日:
2013年09月11日
- 在庫枚数
9枚
- 1位登録者:
0人
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スティーヴン・キング原作、最愛の妻を亡くした小説家が怪奇現象の謎に挑むサスペンスホラーの前編。妻を亡くしてから、スランプに陥っていたベストセラー作家、マイク・ヌーナン。気持ちを整理するために彼は、人里離れた湖畔の別荘を訪れるが…。※一般告知解禁日:6月28日
スティーヴン・キング 骨の袋 (後編)
作品詳細を開く
- 収録時間:
83分
- 字幕:
日英
- 音声:
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
- レイティング:
- 記番:
RDD80282
- レンタル開始日:
2013年09月11日
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10枚
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スティーヴン・キング原作、ピアース・ブロスナン主演によるサスペンスホラーの後編。妻の死から次第に立ち直り、書く力を取り戻しつつあるマイクだったが、かつてこの地で惨殺された歌手、セーラ・ティドウェルがたびたび悪夢に登場するようになり…。※一般告知解禁日:6月28日
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ユーザーレビュー:9件
オープニングはクオリティ高いですが…
前・後編ともCSで見ました。ミック・ギャリス監督作だったんですね!
スティーブン・キングに気に入られていて、「シャインニング」も
スタンリー・キューブリック監督の映画版はお気に召さなかったけど
ギャリス監督のテレビムービーは絶賛したとか…
(どう見てもキューブリック版の方が格段に面白かったですが^^;)
というわけで全然期待せずに見始めたのですが、
オープニングはかなりいい雰囲気で引き込まれます。
映像と音楽のクオリティの高さにびっくり!役者も魅力的。
内容は、主人公の作家が、死んだ妻からのメッセージのようなものを感じ取り
湖畔の別荘に行き、その町の忌まわしい出来事を知る…というお話。
最初の方で、作家がベッドの下をのぞくシーンは、かなりコワくてビビりました。
「ギャリス監督、今回はイケてる??」と期待したものの、
だんだんありきたりになっていき、肝心の過去の秘密は平凡すぎるし、
クライマックスも全然盛り上がらず。
主人公の作家を演じたのはピアース・ブロスナンですが、
驚いたりおびえたりする表情が似合わない人だなー^^;と思いました。
それにしてもあのオープニングはよかったなー。録画を消さずに
時々オープニングだけ見たい位でした。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
先祖の罪を鎮める「た/め」 この埋め立ては性急すぎる。
「スティーブン・キング 骨の袋」(2011分、米国、カラー、157分)。
この作家は、若い国・米国の神話を作ろうとしているのですが、ちょっと焦り過ぎです。
フォークナーが作ったあとの世界は、今は終わってしまった。
ヘミングウェイは、土俗的社会に何の興味もない。彼のキャラクターであろうが、熱狂と衰退を経た。彼は猟銃で自殺する。
キングが行おうとしているのは、自分が生まれた米国社会を、フォークナーより2世代後れて、神話化しようということだ。そのために、若い墓、浅い歴史の地層国に、フォークナー以前に、エドガー・アラン・ポーの細密な構築短編、アンブローズ・ビアスの南北戦争期の悪夢から出た墓が立った。キングの文学は、「ドラキュラ」「フランケンシュタイン」「狼男」を読書したあと、米国のポーやビアズを認め、先住民文化を学び、北米大陸での恐怖性を学ぶところから始まった。キングは、そんなに哲学的な作家ではないし、高校教師をしながら文筆で身を立ててきた苦労人であるが、彼は、最近、行き詰まりを感じているように思える。
JFK暗殺を描いた「11/22/63」を読むと、彼ははホラーの仮装を脱いで、
売れられた作家、売れているが壁に当たった作家が、辺境のホテルやハウスに閉じこもり、筆が快調に動き始めたとき、彼の時間的幸福を嫉妬する悪霊が、双子の少女を並べ、血の海を見せる、という映像があった。
この男は作家で、妻が代作しているのではないが、彼女の死後、小説が書けなくなった。妻が肩に手を掛けて「さあ」と言うと、彼は最終行を書き終えられた。その書物は出版され、彼は人気作家であったので、書店で購入者のためのサイン会が行われている。電話がかかってきた妻は、書店のある建物から向かいの魔界へ、信号のない車道を横切っていき、同じ直線を帰り際、危うく帰ってくる。「ああ」と思うた途端、彼女は数秒生きていて、次の「ああ」で死んでいる。この映画の表現は誠に姑息だ。キングとミック・ギャリスの盟友の表現だが、この二人は、スタンリー・キューブリックの「シャイニング」のような作家的デフォルメは行わず、ひたすら原作者の行をなぞるだけの映画に終始し、時間がのっぺりと長くなり、説明過剰になる。何と虚しいことだろう。これは、作家キングの限界点だが、彼はJFK暗殺を推定した「11/22/63」で社会派ではなく一作家としての見解を、示した。
スリラーは、状況提示、不安、安心、危険、回避、すぐあとの死、救いのためのも「もがき」、誰も求めていない復活。その男が歩き続ける。もがきで、表現されるでしょう。
女の子の顔を、ずぶずぶ水に窒息させる場面には、閉口した。なぜだ、と思う。こういう映像は人にトラウマを伝播する。この映画のつまらなさ、原作者キングの人間としての未熟度を示している。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
一般向けです(前編のレビュー)
投稿日:2014/04/14
レビュアー:ぽんぽん玉
スティーヴン・キングの作品は好きで、色々読みました。
でも彼の作品は、心温まる物ではなくて、人間の邪悪な部分を浮き彫りにしている物が多いのです。
フィクションである以上、最後は【救い】があるものなのだ。
たとえば、【シンデレラ】のように、どんなに不幸な目にあっても最後は王子様に出会えればハッピーエンドとなり、人の心を温かくする。
せめて、【マッチ売りの少女】。死んでしまう悲しいお話だけど、少女にとっては大好きなおばあちゃんの元に行けるので、本人にとってはハッピーエンドと言えなくもない。
ところが、スティーヴン・キングの作品は、最後まで救いの手が差し伸べられない物が多いのだ。徹底的に叩きつぶす^^;
一般的に、青春と友情を描いたと認識されている【スタンド・バイ・ミー】も、実際のところは【死体を見つけて現実社会の醜い部分を見せ付けられ、子供ではいられなくなった少年の話】なのだ。
なので、私はスティーヴン・キングの作品は見る【時】を選びます。
心が沈んでいる時に見るとどん底まで打ちのめされる^^;
超ハッピーな時に見て丁度良いのだ 爆
そんな中、一般ウケする作品もある。
まさに今作品がそれ。
怖くもなく、悲しくもならず、適度に邪悪さに触れながらも、最後には救いがある。
ここでやっと作品のレビューに取りかかります^^;
妻を亡くした作家マイク。妻のいない喪失感からスランプに陥り、仕事が手につかなくなってしまいます。
そこで、妻がよく訪れていた湖畔の別荘にこもり、自分を見つめ直すのです。
亡き妻に話しかけ、【イエスなら1回。ノーなら2回】と合図を待つマイクが物悲しいです。
執筆意欲の源が妻であったマイクにとってはすがるような気持ちでしょう。
その喪失感はしっかりと伝わってきます。
ただし、前編だけでは、この物語がどこに向かうのかまだまだ謎です。
登場人物。
マイケル・ヌーナンは5代目ジェームズ・ボンド。
ジョー・ヌーナンは【ブリッジ〜国境に潜む闇】のシャーロット・ミルライト。
マッティは【エイリアス】のローレン・リード。
セーラは【グッド・ワイフ】のウェンディ・スコット=カー。
シドは【ユーリカ】のジム・タガート。
マーティーは【トゥルー・コーリング】のジャック・ハーパー。
ダーギンは【スーパー・ナチュラル】の死神。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
閉じた世界
スティーブン・キングのホラーって。
大当たりするのが稀なのに。
定期的になんとなく観たくなってしまいます。
そして、そのほとんどは中ヒットかトホホ。
今回は中ヒットです。
ホラーだけど。
観やすいんです。
怖くないし。
どちらかといえば死霊などの視覚的怖さというよりは。
地元ッティが作り出すスモールワールド。
閉鎖的なコミュニテイ。
描いているそのへんのほうが怖いです。
その小さな世界を描くパーツも。
これぞ王道というべきものばかり。
スティーブン・キングって。
そういうのが得意そう。
というか好きそう。
それほど彼の作品を観てきたわけではないですが。
イメージとしてそんな感じです。
だからそこ展開が読める。
それが安心感となって観やすくさせてるように感じます。
だもんで今回。
何が一番怖いってジジイとババア。
ゴーストではない。
ババアの石投げ。
あれぞホラーでしょう。
夢に出てきそうです。
久しぶりにお目にかかったピアースさん。
ボンドの頃より少しお腹周りがルーズになってきたような。
それでも渋みは相変わらずでした。
メリッサ・ジョージもカワイイですね。
それにしても外人って。
なんであんなに無防備に道路を渡ろうとするんだろうか・・・
安全大国日本でもあぶねーぜ。
あの手のシーンを何度映画で目にしてきたことか・・・
その辺の王道ってことです。
タイトルがイイですね。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ここにつながるのね(後編のレビュー)
投稿日:2014/04/14
レビュアー:ぽんぽん玉
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
行き先が見えぬまま後半戦へと突入し、すでに1時間。
ここに来てやっとこの物語の方向性が見えてきた。
残り30分ないんですけど^^;
妻の幽霊と語り、マッティと権力者マックスの問題に悩まされたマイク。
結局は祖父達の犯した罪が軸だったとは。。。
確かに、マックスやカイラに関係している。でも、こうくるかぁ。。。
スティーヴン・キングは人間の邪悪さを描く作家だが、今回は珍しく、愛情をテーマに持ってきている。
そこが【見やすい】要因となっているのでしょう。
もちろん、彼らしい【1番恐ろしいのは生きている人間】という概念もしっかりと表現できていて納得のいく作りでした。
個人的には、面白かったです。
ただ、これはあくまでも【スティーヴン・キングの作品としては面白い】と言う事であって、一般的にはどうでしょう。
ハッピーエンドの作りは、スティーヴン・キングらしくなく、あまりにもありきたりという見方も出来る。
どう捉えるかは人それぞれでしょう。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
オープニングはクオリティ高いですが…
投稿日
2014/05/11
レビュアー
みなみ
前・後編ともCSで見ました。ミック・ギャリス監督作だったんですね!
スティーブン・キングに気に入られていて、「シャインニング」も
スタンリー・キューブリック監督の映画版はお気に召さなかったけど
ギャリス監督のテレビムービーは絶賛したとか…
(どう見てもキューブリック版の方が格段に面白かったですが^^;)
というわけで全然期待せずに見始めたのですが、
オープニングはかなりいい雰囲気で引き込まれます。
映像と音楽のクオリティの高さにびっくり!役者も魅力的。
内容は、主人公の作家が、死んだ妻からのメッセージのようなものを感じ取り
湖畔の別荘に行き、その町の忌まわしい出来事を知る…というお話。
最初の方で、作家がベッドの下をのぞくシーンは、かなりコワくてビビりました。
「ギャリス監督、今回はイケてる??」と期待したものの、
だんだんありきたりになっていき、肝心の過去の秘密は平凡すぎるし、
クライマックスも全然盛り上がらず。
主人公の作家を演じたのはピアース・ブロスナンですが、
驚いたりおびえたりする表情が似合わない人だなー^^;と思いました。
それにしてもあのオープニングはよかったなー。録画を消さずに
時々オープニングだけ見たい位でした。
先祖の罪を鎮める「た/め」 この埋め立ては性急すぎる。
投稿日
2019/11/19
レビュアー
ちゅく
「スティーブン・キング 骨の袋」(2011分、米国、カラー、157分)。
この作家は、若い国・米国の神話を作ろうとしているのですが、ちょっと焦り過ぎです。
フォークナーが作ったあとの世界は、今は終わってしまった。
ヘミングウェイは、土俗的社会に何の興味もない。彼のキャラクターであろうが、熱狂と衰退を経た。彼は猟銃で自殺する。
キングが行おうとしているのは、自分が生まれた米国社会を、フォークナーより2世代後れて、神話化しようということだ。そのために、若い墓、浅い歴史の地層国に、フォークナー以前に、エドガー・アラン・ポーの細密な構築短編、アンブローズ・ビアスの南北戦争期の悪夢から出た墓が立った。キングの文学は、「ドラキュラ」「フランケンシュタイン」「狼男」を読書したあと、米国のポーやビアズを認め、先住民文化を学び、北米大陸での恐怖性を学ぶところから始まった。キングは、そんなに哲学的な作家ではないし、高校教師をしながら文筆で身を立ててきた苦労人であるが、彼は、最近、行き詰まりを感じているように思える。
JFK暗殺を描いた「11/22/63」を読むと、彼ははホラーの仮装を脱いで、
売れられた作家、売れているが壁に当たった作家が、辺境のホテルやハウスに閉じこもり、筆が快調に動き始めたとき、彼の時間的幸福を嫉妬する悪霊が、双子の少女を並べ、血の海を見せる、という映像があった。
この男は作家で、妻が代作しているのではないが、彼女の死後、小説が書けなくなった。妻が肩に手を掛けて「さあ」と言うと、彼は最終行を書き終えられた。その書物は出版され、彼は人気作家であったので、書店で購入者のためのサイン会が行われている。電話がかかってきた妻は、書店のある建物から向かいの魔界へ、信号のない車道を横切っていき、同じ直線を帰り際、危うく帰ってくる。「ああ」と思うた途端、彼女は数秒生きていて、次の「ああ」で死んでいる。この映画の表現は誠に姑息だ。キングとミック・ギャリスの盟友の表現だが、この二人は、スタンリー・キューブリックの「シャイニング」のような作家的デフォルメは行わず、ひたすら原作者の行をなぞるだけの映画に終始し、時間がのっぺりと長くなり、説明過剰になる。何と虚しいことだろう。これは、作家キングの限界点だが、彼はJFK暗殺を推定した「11/22/63」で社会派ではなく一作家としての見解を、示した。
スリラーは、状況提示、不安、安心、危険、回避、すぐあとの死、救いのためのも「もがき」、誰も求めていない復活。その男が歩き続ける。もがきで、表現されるでしょう。
女の子の顔を、ずぶずぶ水に窒息させる場面には、閉口した。なぜだ、と思う。こういう映像は人にトラウマを伝播する。この映画のつまらなさ、原作者キングの人間としての未熟度を示している。
一般向けです(前編のレビュー)
投稿日
2014/04/14
レビュアー
ぽんぽん玉
スティーヴン・キングの作品は好きで、色々読みました。
でも彼の作品は、心温まる物ではなくて、人間の邪悪な部分を浮き彫りにしている物が多いのです。
フィクションである以上、最後は【救い】があるものなのだ。
たとえば、【シンデレラ】のように、どんなに不幸な目にあっても最後は王子様に出会えればハッピーエンドとなり、人の心を温かくする。
せめて、【マッチ売りの少女】。死んでしまう悲しいお話だけど、少女にとっては大好きなおばあちゃんの元に行けるので、本人にとってはハッピーエンドと言えなくもない。
ところが、スティーヴン・キングの作品は、最後まで救いの手が差し伸べられない物が多いのだ。徹底的に叩きつぶす^^;
一般的に、青春と友情を描いたと認識されている【スタンド・バイ・ミー】も、実際のところは【死体を見つけて現実社会の醜い部分を見せ付けられ、子供ではいられなくなった少年の話】なのだ。
なので、私はスティーヴン・キングの作品は見る【時】を選びます。
心が沈んでいる時に見るとどん底まで打ちのめされる^^;
超ハッピーな時に見て丁度良いのだ 爆
そんな中、一般ウケする作品もある。
まさに今作品がそれ。
怖くもなく、悲しくもならず、適度に邪悪さに触れながらも、最後には救いがある。
ここでやっと作品のレビューに取りかかります^^;
妻を亡くした作家マイク。妻のいない喪失感からスランプに陥り、仕事が手につかなくなってしまいます。
そこで、妻がよく訪れていた湖畔の別荘にこもり、自分を見つめ直すのです。
亡き妻に話しかけ、【イエスなら1回。ノーなら2回】と合図を待つマイクが物悲しいです。
執筆意欲の源が妻であったマイクにとってはすがるような気持ちでしょう。
その喪失感はしっかりと伝わってきます。
ただし、前編だけでは、この物語がどこに向かうのかまだまだ謎です。
登場人物。
マイケル・ヌーナンは5代目ジェームズ・ボンド。
ジョー・ヌーナンは【ブリッジ〜国境に潜む闇】のシャーロット・ミルライト。
マッティは【エイリアス】のローレン・リード。
セーラは【グッド・ワイフ】のウェンディ・スコット=カー。
シドは【ユーリカ】のジム・タガート。
マーティーは【トゥルー・コーリング】のジャック・ハーパー。
ダーギンは【スーパー・ナチュラル】の死神。
閉じた世界
投稿日
2013/09/03
レビュアー
ビンス
スティーブン・キングのホラーって。
大当たりするのが稀なのに。
定期的になんとなく観たくなってしまいます。
そして、そのほとんどは中ヒットかトホホ。
今回は中ヒットです。
ホラーだけど。
観やすいんです。
怖くないし。
どちらかといえば死霊などの視覚的怖さというよりは。
地元ッティが作り出すスモールワールド。
閉鎖的なコミュニテイ。
描いているそのへんのほうが怖いです。
その小さな世界を描くパーツも。
これぞ王道というべきものばかり。
スティーブン・キングって。
そういうのが得意そう。
というか好きそう。
それほど彼の作品を観てきたわけではないですが。
イメージとしてそんな感じです。
だからそこ展開が読める。
それが安心感となって観やすくさせてるように感じます。
だもんで今回。
何が一番怖いってジジイとババア。
ゴーストではない。
ババアの石投げ。
あれぞホラーでしょう。
夢に出てきそうです。
久しぶりにお目にかかったピアースさん。
ボンドの頃より少しお腹周りがルーズになってきたような。
それでも渋みは相変わらずでした。
メリッサ・ジョージもカワイイですね。
それにしても外人って。
なんであんなに無防備に道路を渡ろうとするんだろうか・・・
安全大国日本でもあぶねーぜ。
あの手のシーンを何度映画で目にしてきたことか・・・
その辺の王道ってことです。
タイトルがイイですね。
ここにつながるのね(後編のレビュー)
投稿日
2014/04/14
レビュアー
ぽんぽん玉
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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行き先が見えぬまま後半戦へと突入し、すでに1時間。
ここに来てやっとこの物語の方向性が見えてきた。
残り30分ないんですけど^^;
妻の幽霊と語り、マッティと権力者マックスの問題に悩まされたマイク。
結局は祖父達の犯した罪が軸だったとは。。。
確かに、マックスやカイラに関係している。でも、こうくるかぁ。。。
スティーヴン・キングは人間の邪悪さを描く作家だが、今回は珍しく、愛情をテーマに持ってきている。
そこが【見やすい】要因となっているのでしょう。
もちろん、彼らしい【1番恐ろしいのは生きている人間】という概念もしっかりと表現できていて納得のいく作りでした。
個人的には、面白かったです。
ただ、これはあくまでも【スティーヴン・キングの作品としては面白い】と言う事であって、一般的にはどうでしょう。
ハッピーエンドの作りは、スティーヴン・キングらしくなく、あまりにもありきたりという見方も出来る。
どう捉えるかは人それぞれでしょう。
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