ネレトバの戦い / ゼンゲイ・ボンダルチュク
ネレトバの戦い
/ベリコ・ブライーチ
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全体の平均評価点: (5点満点)
(5)
解説・ストーリー
ユーゴスラビアが国家的規模で製作した戦争アクション。第2次大戦下のユーゴスラビア。パルチザンの抵抗に業を煮やしたヒトラーは、ユーゴ・パルチザンを壊滅すべく「ワイス作戦」を命じる。やがてパルチザンの主力は後退を余儀なくされるが…。
ユーゴスラビアが国家的規模で製作した戦争アクション。第2次大戦下のユーゴスラビア。パルチザンの抵抗に業を煮やしたヒトラーは、ユーゴ・パルチザンを壊滅すべく「ワイス作戦」を命じる。やがてパルチザンの主力は後退を余儀なくされるが…。
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「ネレトバの戦い」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ユーゴスラビアが国家的規模で製作した戦争アクション。第2次大戦下のユーゴスラビア。パルチザンの抵抗に業を煮やしたヒトラーは、ユーゴ・パルチザンを壊滅すべく「ワイス作戦」を命じる。やがてパルチザンの主力は後退を余儀なくされるが…。
「ネレトバの戦い」 の作品情報
「ネレトバの戦い」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ネレトバの戦いの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
144分 |
日本語 |
ドルビーデジタル・モノラル/セルビア・クロアチア語・イタリア語・ドイツ語 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ANRM12096 |
2013年09月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
0人
|
0人
|
ドルビーデジタル・モノラル/セルビア・クロアチア語・イタリア語・ドイツ語
ネレトバの戦いの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
144分 |
日本語 |
ドルビーデジタル・モノラル/セルビア・クロアチア語・イタリア語・ドイツ語 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ANRM12096 |
2013年09月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
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ユーザーレビュー:5件
ユーゴの魂
投稿日:2014/03/21
レビュアー:趣味は洋画
時代背景は第二次世界大戦さなかの1943年初頭で、連合軍がバルカン半島に上陸することを恐れたドイツ軍は、ユーゴスラビアの制圧が急務と判断、ところがユーゴではチトー率いるパルチザンが一致団結して激烈な抵抗をみせます。
この映画は、ドイツ軍に加え、イタリア軍、ウスタシャ軍(クロアチア独立国)、セルビア王統派のチェトニクからなる総勢15万の兵力に対抗し、避難民を加えた3万人のパルチザンの戦いを描いた戦争映画です。
予想外の抵抗をみせるパルチザンに対し、ヒトラーは、パルチザンの占領地域を全方位から攻撃する(ワイス作戦)という手段に出、ローリング将軍(クルト・ユルゲンス)とイタリアのモレリ将軍(アンソニー・ドーソン)に指揮を執らせます。
実戦の指揮を任されたクランツェ大佐(ハーディ・クリューガー)の巧みな戦術によって、パルチザンは徐々に後退を余儀なくされるのですが、砲兵軍のリーダーであるマルチン(セルゲイ・ボンダルチュク)や、工兵団のリーダー、ウラド(ユル・ブリンナー)、さらにはイタリア軍から寝返ったリバ(フランコ・ネロ)らの活躍によって、かろうじて壊滅は免れます。
避難民も含めたパルチザン3万の兵を指揮するのはイバン(ロイゼ・ローズマン)という実直な男で、彼に寄り添う女兵士ダニカ(シルヴァ・コシナ)との恋模様も少々描かれます。
やがて、厳しいユーゴの冬に閉ざされた避難民の中からチフスが発生、看護婦ナダ(ミレナ・ドラヴィッチ)の献身的な看護により、最悪の事態は免れますが、ナダ本人がその犠牲となります。
抵抗もむなしく、ネレトバ河流域に追い込まれたパルチザンですが、唯一残された退路の鉄橋を自ら爆破し、ドイツ軍を欺きます。
そして、一旦破壊した鉄橋に再び架橋を施し、ドイツ軍の隙をついて、一気に東岸に渡り、3万の人々は無事解放軍に迎え入れられるのです。
多数の犠牲者を出したパルチザンですが、逃げ延びた後は勢力を伸ばし、戦後、チトーは大統領となります。
チトーが死去した1980年以降、クロアチア紛争、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争、コソボ紛争など紛争が続き、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国は、現在はスロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、モンテネグロ、マケドニアとなっています。 また、セルビアの自治州のコソボは2008年に独立を宣言しています。
それにしても大半を占める戦闘シーンは圧巻で、丘陵での戦車を交えた銃撃戦はものすごい迫力です。 (確かに戦車の偽造は目立ちますが、この際、製作国数と製作年を鑑みOKとしましょう)
キャストの豪華さも特筆もので、ドイツの将軍役をやらせたら右に出る者のいないC・ユルゲンス、中間管理職的な役柄は、これまたH・クリューガーの得意技です。 (ともに最もドイツ人俳優らしい)
Y・ブリンナーも爆破のプロで存在感をみせていますし、S・コシナは当時としては、出演時36歳とは思えない若々しさです。
また、65年「戦争と平和」、70年「ワーテルロー」の監督として名を馳せたS・ボンダルチュクもいい味をだしています。
そうそう、イタリアのモレリ将軍を演じたA・ドーソン、どこかで見た顔だな...と思いきや、54年「ダイヤルMを廻せ!」で殺人犯役を演じていました。
時間を忘れる144分でした。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
旧ユーゴスラビアの国威高揚戦争大作です。
幾つかの国に分裂して2003年に消滅してしまったユーゴスラビア。
このユーゴスラビアを舞台に
第二次世界大戦中にナチスドイツを筆頭とするファシスト勢力とパルチザンの戦闘を描いた戦記映画です。
子供の時分にテレビで見た記憶があり、長らくリリースされていなかった作品でしたが、
新しくリリースされたので久々に見る事が出来ました。
まあ2時間以上の作品で、戦闘シーンが中心なので、見る人によっては凄く退屈な映画になります。
特に日本人である私たちが見て、余り感銘を受ける事は少ないのかも知れないですね。
(欧米の人が、日本の映画「二百三高地」を見る様な感覚です。)
当時、戦車のプラモデルが好きだったので、この作品出てくるドイツ軍のティーガー、パンター戦車等の兵器を興味深く見ていました。
今見直すと、ティーガー、パンター戦車ですが、「なんか、実物写真と違うぞ!!」事に気が付きます。
よくよく調べると、このティーガー、パンター戦車はソビエト製戦車のT-34/85に鉄板のボディを被せて作られたレプリカだったんですね。
このレプリカ、ミリタリーファンから言わせると「微妙」なんですが、アメリカの戦車にドイツのマークを付けて出ていた映画なんかあった事から見ると
「よくがんばったで賞」を与えたいくらいには努力しているのが分かります。
作るのに費用掛ったのか、炎上爆発する際はアメリカ製のシャーマン戦車に差し替えられます。
映画の内容ですが、まずこの国が置かれているややこしい内情が関って来ます。
状況が複雑なので纏めると、以下の様な経緯があります。
ナチスドイツがユーゴスラビアを占領した後、その反抗勢力であるチトー率いるユーゴスラビア共産党のパルチザンに対して
ドイツとイタリアの枢軸側と、元々はドイツへの反抗勢力であったが、反共でパルチザンを敵としていた事から、
枢軸連合軍へ加担する事になったチェトニックや、ナチスドイツの支援を受けていたクロアチア独立国など、
元ユーゴスラビア内の勢力が対峙します。
元々民族間の対立があり、ナチスドイツ進行で、内戦状態になり、打倒パルチザンと言った利害が一致した枢軸側連合が出来あがった
様な状態であり、パルチザンのこの様な厳しい状況を打破したのがこのネレトバの戦いです。
この様な内戦状態は、1991年のユーゴスラビア紛争でも再燃し、他民族国家運営の難しさを感じさせます。
この映画を製作したのはユーゴスラビア、ドイツ(当時の西ドイツ)、イタリアであり、基本的には旧ユーゴスラビアのプロパガンダ映画では
あるが、敵対勢力の悪行を誇張したりせずに政治色とか個人崇拝等の色合いは少ない。
でも、国家プロジェクト的な感覚で映画を作っているので、エキストラの人数など半端無く大規模で、
共産主義国家ならではのストレートな国威高揚映画の印象を受けます。
俳優も豪華で、ドイツではクルト・ユルゲンス(ドイツ軍人将校と言えばこの人!!)やハーディ・クリューガー(「遠すぎた橋」でも同じ様な役!)
や、イタリアを裏切ってパルチザンに加わるフランコ・ネロ(ミスターマカロニウェスタン)
チェトニックの政治家としてオーソン・ウェルズ(相変わらず、濃い顔!!)
何やらしても相変わらずプロフェッショナルな役割のユル・ブリンナー(今回は、発破職人)
シルヴァ・コシナ(彼女はユーゴスラビア出身だそうです。)
等等です。
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人間の演技もいいけど お馬さんがかわいそ
昔テレビで観たはずだよなぁ・・・ と思いつつ鑑賞。もっとも、観た記憶のある場面はついになかった。
この時代の手作り感満載の迫力の戦闘シーン。
寒さと敵弾と病気 悲惨だわ
あんなキレイなおねーさんも泥まみれ。おねーさんが倒れた所では、ついウルウルしてしまいました
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パルチザンな作品
パルチザンの国によるパルチザンな映画は珍しい。たいがいドイツが敵な映画でちょい役で出ている程度ですから。
最近やっとDVD化したらしく昔の超大作的だったら観ないわけにはいかないでしょ。
この時代のスターがちらほら出てたり、スケールがでかい(もちCGなしのすべてガチ撮影)!
で、でも、これまたこの戦い周りの前提知識がないので堪能しきれていない部分は多々ありです。。
パルチザンもさておき、イタリア軍が描かれるのも珍しいかも。
イタリア軍の制服がドイツ軍の厳格さとは逆な洒落っ気があってカッコいいところがあったり、将軍は伊達男的で優柔不断な感じで意外と目立ったダメキャラだったりとか。
正規軍に立ち向かったパルチザンの栄光!ってな感じな映画でしたが、古い戦争映画の傑作に入るのではないでしょうか。
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ユーゴスラビア学習
投稿日:2014/01/14
レビュアー:くにひこ
戦いのリアルな表現に感心。日本人には中々理解出来ない国情の学習になった。チトーのカリスマ性はこうした戦いを背景に持っていたことも理解出来た。ナチスや枢軸連合軍を単なる悪に位置づけず、それぞれの戦いの事情がよく表現されていて、先頭シーンが殆どだったのも気にならず、最後まで緊張してみることが出来た。オーソンウェルズ、ユルブリンナーがなぜちょい役で出ていたのかは、理解出来なかった。
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0人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ユーゴの魂
投稿日
2014/03/21
レビュアー
趣味は洋画
時代背景は第二次世界大戦さなかの1943年初頭で、連合軍がバルカン半島に上陸することを恐れたドイツ軍は、ユーゴスラビアの制圧が急務と判断、ところがユーゴではチトー率いるパルチザンが一致団結して激烈な抵抗をみせます。
この映画は、ドイツ軍に加え、イタリア軍、ウスタシャ軍(クロアチア独立国)、セルビア王統派のチェトニクからなる総勢15万の兵力に対抗し、避難民を加えた3万人のパルチザンの戦いを描いた戦争映画です。
予想外の抵抗をみせるパルチザンに対し、ヒトラーは、パルチザンの占領地域を全方位から攻撃する(ワイス作戦)という手段に出、ローリング将軍(クルト・ユルゲンス)とイタリアのモレリ将軍(アンソニー・ドーソン)に指揮を執らせます。
実戦の指揮を任されたクランツェ大佐(ハーディ・クリューガー)の巧みな戦術によって、パルチザンは徐々に後退を余儀なくされるのですが、砲兵軍のリーダーであるマルチン(セルゲイ・ボンダルチュク)や、工兵団のリーダー、ウラド(ユル・ブリンナー)、さらにはイタリア軍から寝返ったリバ(フランコ・ネロ)らの活躍によって、かろうじて壊滅は免れます。
避難民も含めたパルチザン3万の兵を指揮するのはイバン(ロイゼ・ローズマン)という実直な男で、彼に寄り添う女兵士ダニカ(シルヴァ・コシナ)との恋模様も少々描かれます。
やがて、厳しいユーゴの冬に閉ざされた避難民の中からチフスが発生、看護婦ナダ(ミレナ・ドラヴィッチ)の献身的な看護により、最悪の事態は免れますが、ナダ本人がその犠牲となります。
抵抗もむなしく、ネレトバ河流域に追い込まれたパルチザンですが、唯一残された退路の鉄橋を自ら爆破し、ドイツ軍を欺きます。
そして、一旦破壊した鉄橋に再び架橋を施し、ドイツ軍の隙をついて、一気に東岸に渡り、3万の人々は無事解放軍に迎え入れられるのです。
多数の犠牲者を出したパルチザンですが、逃げ延びた後は勢力を伸ばし、戦後、チトーは大統領となります。
チトーが死去した1980年以降、クロアチア紛争、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争、コソボ紛争など紛争が続き、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国は、現在はスロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、モンテネグロ、マケドニアとなっています。 また、セルビアの自治州のコソボは2008年に独立を宣言しています。
それにしても大半を占める戦闘シーンは圧巻で、丘陵での戦車を交えた銃撃戦はものすごい迫力です。 (確かに戦車の偽造は目立ちますが、この際、製作国数と製作年を鑑みOKとしましょう)
キャストの豪華さも特筆もので、ドイツの将軍役をやらせたら右に出る者のいないC・ユルゲンス、中間管理職的な役柄は、これまたH・クリューガーの得意技です。 (ともに最もドイツ人俳優らしい)
Y・ブリンナーも爆破のプロで存在感をみせていますし、S・コシナは当時としては、出演時36歳とは思えない若々しさです。
また、65年「戦争と平和」、70年「ワーテルロー」の監督として名を馳せたS・ボンダルチュクもいい味をだしています。
そうそう、イタリアのモレリ将軍を演じたA・ドーソン、どこかで見た顔だな...と思いきや、54年「ダイヤルMを廻せ!」で殺人犯役を演じていました。
時間を忘れる144分でした。
旧ユーゴスラビアの国威高揚戦争大作です。
投稿日
2013/09/12
レビュアー
土豆
幾つかの国に分裂して2003年に消滅してしまったユーゴスラビア。
このユーゴスラビアを舞台に
第二次世界大戦中にナチスドイツを筆頭とするファシスト勢力とパルチザンの戦闘を描いた戦記映画です。
子供の時分にテレビで見た記憶があり、長らくリリースされていなかった作品でしたが、
新しくリリースされたので久々に見る事が出来ました。
まあ2時間以上の作品で、戦闘シーンが中心なので、見る人によっては凄く退屈な映画になります。
特に日本人である私たちが見て、余り感銘を受ける事は少ないのかも知れないですね。
(欧米の人が、日本の映画「二百三高地」を見る様な感覚です。)
当時、戦車のプラモデルが好きだったので、この作品出てくるドイツ軍のティーガー、パンター戦車等の兵器を興味深く見ていました。
今見直すと、ティーガー、パンター戦車ですが、「なんか、実物写真と違うぞ!!」事に気が付きます。
よくよく調べると、このティーガー、パンター戦車はソビエト製戦車のT-34/85に鉄板のボディを被せて作られたレプリカだったんですね。
このレプリカ、ミリタリーファンから言わせると「微妙」なんですが、アメリカの戦車にドイツのマークを付けて出ていた映画なんかあった事から見ると
「よくがんばったで賞」を与えたいくらいには努力しているのが分かります。
作るのに費用掛ったのか、炎上爆発する際はアメリカ製のシャーマン戦車に差し替えられます。
映画の内容ですが、まずこの国が置かれているややこしい内情が関って来ます。
状況が複雑なので纏めると、以下の様な経緯があります。
ナチスドイツがユーゴスラビアを占領した後、その反抗勢力であるチトー率いるユーゴスラビア共産党のパルチザンに対して
ドイツとイタリアの枢軸側と、元々はドイツへの反抗勢力であったが、反共でパルチザンを敵としていた事から、
枢軸連合軍へ加担する事になったチェトニックや、ナチスドイツの支援を受けていたクロアチア独立国など、
元ユーゴスラビア内の勢力が対峙します。
元々民族間の対立があり、ナチスドイツ進行で、内戦状態になり、打倒パルチザンと言った利害が一致した枢軸側連合が出来あがった
様な状態であり、パルチザンのこの様な厳しい状況を打破したのがこのネレトバの戦いです。
この様な内戦状態は、1991年のユーゴスラビア紛争でも再燃し、他民族国家運営の難しさを感じさせます。
この映画を製作したのはユーゴスラビア、ドイツ(当時の西ドイツ)、イタリアであり、基本的には旧ユーゴスラビアのプロパガンダ映画では
あるが、敵対勢力の悪行を誇張したりせずに政治色とか個人崇拝等の色合いは少ない。
でも、国家プロジェクト的な感覚で映画を作っているので、エキストラの人数など半端無く大規模で、
共産主義国家ならではのストレートな国威高揚映画の印象を受けます。
俳優も豪華で、ドイツではクルト・ユルゲンス(ドイツ軍人将校と言えばこの人!!)やハーディ・クリューガー(「遠すぎた橋」でも同じ様な役!)
や、イタリアを裏切ってパルチザンに加わるフランコ・ネロ(ミスターマカロニウェスタン)
チェトニックの政治家としてオーソン・ウェルズ(相変わらず、濃い顔!!)
何やらしても相変わらずプロフェッショナルな役割のユル・ブリンナー(今回は、発破職人)
シルヴァ・コシナ(彼女はユーゴスラビア出身だそうです。)
等等です。
人間の演技もいいけど お馬さんがかわいそ
投稿日
2015/04/09
レビュアー
ひとこと言いたい
昔テレビで観たはずだよなぁ・・・ と思いつつ鑑賞。もっとも、観た記憶のある場面はついになかった。
この時代の手作り感満載の迫力の戦闘シーン。
寒さと敵弾と病気 悲惨だわ
あんなキレイなおねーさんも泥まみれ。おねーさんが倒れた所では、ついウルウルしてしまいました
パルチザンな作品
投稿日
2014/03/18
レビュアー
m-style
パルチザンの国によるパルチザンな映画は珍しい。たいがいドイツが敵な映画でちょい役で出ている程度ですから。
最近やっとDVD化したらしく昔の超大作的だったら観ないわけにはいかないでしょ。
この時代のスターがちらほら出てたり、スケールがでかい(もちCGなしのすべてガチ撮影)!
で、でも、これまたこの戦い周りの前提知識がないので堪能しきれていない部分は多々ありです。。
パルチザンもさておき、イタリア軍が描かれるのも珍しいかも。
イタリア軍の制服がドイツ軍の厳格さとは逆な洒落っ気があってカッコいいところがあったり、将軍は伊達男的で優柔不断な感じで意外と目立ったダメキャラだったりとか。
正規軍に立ち向かったパルチザンの栄光!ってな感じな映画でしたが、古い戦争映画の傑作に入るのではないでしょうか。
ユーゴスラビア学習
投稿日
2014/01/14
レビュアー
くにひこ
戦いのリアルな表現に感心。日本人には中々理解出来ない国情の学習になった。チトーのカリスマ性はこうした戦いを背景に持っていたことも理解出来た。ナチスや枢軸連合軍を単なる悪に位置づけず、それぞれの戦いの事情がよく表現されていて、先頭シーンが殆どだったのも気にならず、最後まで緊張してみることが出来た。オーソンウェルズ、ユルブリンナーがなぜちょい役で出ていたのかは、理解出来なかった。
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