リンカーン / ダニエル・デイ=ルイス
リンカーン
/スティーブン・スピルバーグ
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(50)
解説・ストーリー
「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」の巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が、“アメリカ史上最も愛された大統領”エイブラハム・リンカーンの偉大な足跡を映画化した感動の伝記ドラマ。国が大きく分断された過酷な状況において、リンカーンはいかにして奴隷解放という大いなる目的を達成するに至ったのか、その知られざる政治の舞台裏を、理想のリーダー像という視点から丁寧に描き出していく。主演は本作の演技で「マイ・レフトフット」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」に続いて、みごと3度目のアカデミー主演男優賞に輝いた名優ダニエル・デイ=ルイス。共演はサリー・フィールド、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、トミー・リー・ジョーンズ。
「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」の巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が、“アメリカ史上最も愛された大統領”エイブラハム・リンカーンの偉大な足跡を映画化した感動の伝記ドラマ。国が大きく分断された過酷な状況において、リンカーンはいかにして奴隷解放という大いなる目的を達成するに至ったのか、その知られざる政治の舞台裏を、理想のリーダー像という視点から丁寧に描き出していく。主演は本作の演技で「マイ・レフトフット」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」に続いて、みごと3度目のアカデミー主演男優賞に輝いた名優ダニエル・デイ=ルイス。共演はサリー・フィールド、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、トミー・リー・ジョーンズ。
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「リンカーン」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」の巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が、“アメリカ史上最も愛された大統領”エイブラハム・リンカーンの偉大な足跡を映画化した感動の伝記ドラマ。国が大きく分断された過酷な状況において、リンカーンはいかにして奴隷解放という大いなる目的を達成するに至ったのか、その知られざる政治の舞台裏を、理想のリーダー像という視点から丁寧に描き出していく。主演は本作の演技で「マイ・レフトフット」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」に続いて、みごと3度目のアカデミー主演男優賞に輝いた名優ダニエル・デイ=ルイス。共演はサリー・フィールド、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、トミー・リー・ジョーンズ。
「リンカーン」 の作品情報
「リンカーン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
リンカーンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
151分 |
日・英 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FXBR55487 |
2013年09月13日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
95枚
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4人
|
3人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】リンカーン(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
151分 |
日本語・英語 |
1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語/(ロスレス) 2:DTS/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FXXR55487 |
2013年09月13日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
31枚
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0人
|
2人
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1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語/(ロスレス)
2:DTS/5.1chサラウンド/日本語
リンカーンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
151分 |
日・英 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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FXBR55487 |
2013年09月13日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
95枚
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3人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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収録時間: |
字幕: |
音声: |
151分 |
日本語・英語 |
1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語/(ロスレス) 2:DTS/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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FXXR55487 |
2013年09月13日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
31枚
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0人
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2人
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1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語/(ロスレス)
2:DTS/5.1chサラウンド/日本語
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ユーザーレビュー:50件
かなり地味な展開
スピルバーグ監督が製作に12年を費やした本作。南北戦争が泥沼化した1865年1月。第16代合衆国大統領エイブラハム・リンカーンが奴隷制度を廃止を実現する憲法修正第13条を成立させるための苦悩の28日間を描いています。
ドラマテックなリンカーンの伝記を期待しましたが、奴隷廃止法案の憲法修正13条法案を通すための、国会駆け引きがメインの話で、かなり地味でした。
ストーリーは、南北戦争はほぼ大勢が北軍に有利になっている時点から始まり、冒頭の泥沼の中で南北両軍の戦士がもみ合い、殴り合う様が短いシーンなれど、迫真の戦場描写でした。
戦争終結の前に憲法上の奴隷制禁止条項を下院が可決しておくことが政治的課題になっていたという、その一点に絞ってドラマが進行していきます。
派手な見せ場は殆どないですが、政治的な駆け引きや妥協がメイン。ロビイストを使って民主党議員の切り崩しの駆け引きや、綺麗事だけではない部分も描いているところが面白いです。
話し合いが紛糾すると、ユーモラスなたとえ話を持ち出して、話題を自分の方に持って行ったり、とぼけた味わいなのに、したたかな政治家としての顔を覗かせ、物静かながら確固たる信念を持ったリンカーンの人物像は魅力的で、ダニエル・デイ・ルイスはリンカーンそのもの。
スティーブンスを演じたトミー・リー・ジョーンズの存在感も良かったです。
同時に妻とはすれ違い、息子と上手く向き合えずに北軍兵士に志願するのを制止できない普通の夫・父としての苦悩ものぞかせます。
採決方法が一人一人、名前を挙げて賛否もしくは棄権を宣言するのは興味深かったです。
共和党と民主党の立ち位置が現代とは正反対だったのが、ちょっとビックリでした。
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26人の会員が気に入ったと投稿しています
何度観てもどっかで寝てしまうと思う。
オバマ大統領だったか、夫人だったかが、
「大変素晴らしい映画なので、全ての学校にこの映画のDVDを置きましょう。」
と言っていたと聞いたので、小中学生でも理解できる内容なのかと思いきや、難しいです。
とくに最初の30分くらいが難しく、脱落しそうになりました。(理解という意味では脱落してたと思う・・・。)
歴史に疎い私のような者は、リンカーンって単純に奴隷解放のために尽力した英雄と思いがちですが、
この映画を観る限り、彼は白人と黒人が同じ権利を持つ人間と思っていたわけではなさそうです。
一家には黒人の使用人もいますし、この使用人に対して、「結局私はきみたちのことを本当に理解はできない。」というようなことを言っていました。
憲法13条の修正は、戦争を終結させるためにどうしても必要だった。
さらに、リンカーンと夫人の関係や、軍隊に志願しようとしていた息子の存在など
、個人的な事情も大きくて、必ずしも彼の信条に基づいたものではなかったわけですね。
一方で、生粋の平等主義者が、この法案を通すために自分の信念を否定するはめになったり、要は政治のかけひきのお話なのです。
そういえば、今年のNHKの大河「八重の桜」の第1回目の始まりがアメリカの南北戦争でした。
大河の方も政治のかけひきに興味が持てなくて脱落してしまったのですが、時を同じくしてアメリカも日本もおんなじようなことをしてたってわけですね。
パワーゲームにあまり興味の持てない私には、おもしろい映画ではなかったし、
何回チャレンジして、絶対どこかで寝てしまう自信があります(笑)。画面も暗いしね。
そっくりだと評判のダニエル・デイ・ルイス。
でも、実際にリンカーンが動く映像もみたことはないし、そっくりなのかどうか判断材料なし。
ラストシーンの血の気が失せてベットに横たわる姿は、ワシントンDCの巨大モニュメントにそっくりだとは思いました。
このまま、「声をかくす人」に繋がりますといっても全く違和感のない終わり方です。
あれもそれほどおもしろいと思えなかったし、リンカーンは当分いいです。
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11人の会員が気に入ったと投稿しています
先人たちの望んだ国に成れたのか?
噂には聞いていたが、想像以上にセリフ劇。延々と誰かが喋っている。
ビジュアルで見せる作品を作り続けてきたスピルバーグにとっては、新しいスタイルへの挑戦とも言えそうで、60代半ばという年齢を考えれば、それだけで頭が下がる。
正直、このスタイルのお陰でダイナミックさはなく、退屈ギリギリの仕上がりになっているのだが、僕は意外に見入ってしまった。
セリフは随分と練りこまれているのだろう。わずかなシーンしか登場しない人物も、断片的な言葉から政治的な信条や信念が読み取れる。それぞれのバックグラウンドを想像しながら観ると、没入感は一層高まると思う。
比較的書き込まれた人物の中で、特に印象に残るのはトミー・リー・ジョーンズ演じるスティーブンス議員。リンカーンよりもむしろ人物象が分かりやすく描かれており、それだけに感情移入しやすい。信念を成すために信念を曲げる姿には、ストレートに感動的させられた。
作品としてのトピックは、リンカーンが第13条の修正案を成立させるために演述を行うシーンというより、実は南部連合副大統領に対して語るシーンではないだろうか。
あのセリフは決してアメリカを誇っているわけではなく、リンカーンをはじめとする先人たちが大きな犠牲を払って目指した国に、現実には成れていないことへの懺悔であり、スピルバーグの祈りのように感じる。
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9人の会員が気に入ったと投稿しています
自由になるのが先でしょ
ああ 旬は過ぎてるねと 冒頭の泥んこ場面で あ 駄目とわかるのだがしかし
ダニエルディルイスはすごいではないか 勿論「リンカーン」の演技がではないよ! マイケルマンの「ラストオブモヒカン」の
ルイス インディアン役のダニエルがです! 「リンカーン」前にアリバイ作りかよと思えるほど お利口さんなのである
何故ならリンカーンなんて 黒人の権利なんてどうでもよく 悪く言えば 南北戦争終結のために黒人差別撤廃を利用したわけで
どうでもよいインディアンは虫けらのように殺戮した歴史的人物なのである<そこまで言う
ダブルスタンダードのスピルバグの「リンカン」は 「戦火の馬」の冒険とうって変ってアカデミー賞獲りの もう一人のスピルバグの
シネマである 何の刺激もない物語と画面があるのだ ディルイスから脇役の皆様までが 黒沢明の演出を受けてるような制度的な
演技をしている
いかにもなリンカーンを コロッケのような物真似演技する ルイスはなかなかのタヌキだ 楽屋に来るダニエルはリンカンになりきって
いるよと言うスタッフは バカヤローおまえは本物のリンカンを知ってるのかよww
撮影・照明はボクの見る限りは駄目で とゆうか映画館の上映環境が悪かったんだけど ちなみに勝王さんと話したとき
彼は良かったと言われていて?だったんだけど BLで見直すと さすがはカミンスキーでレベルは高いものでした
がやはりむらがある 法廷の場面など肝心のシーンでは外光のコントロルなど照明に失敗しているのでした
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
奴隷制度廃止を盛り込む「修正案」を通すためのリンカーンの努力
投稿日:2022/01/25
レビュアー:アーモンド
奴隷解放の修正案を通すためには、議員の多数派工作!!
2012年(アメリカ)監督:スティーブン・スピルバーグ。
1865年には、アメリカの議会民主主議は、既に現在と同じ完成形を成していた。
その事を、知る映画でした。
ポリティカル・サスペンス的映画。
興味深く面白かったです。
1865年でもう既に「ロビイスト」がいて、票集めは、金による買収ではなくて、
ポスト(地位や役職)だった。
口利きのようなものですね。
郵便局長とか税務官とか、失職しても食べるのに困らないようなポスト。
一時金(買収)より、長期に渡って収入が約束される職種です。
南北戦争が4年も続くなか、エイブラハム・リンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)は、
再選されて2ヶ月。
リンカーンの悲願は、奴隷制度廃止を盛り込んだ、「アメリカ合衆国憲法法修正第13条」
これを通過させて成立する事。
これが奴隷解放に繋がるのです。
リンカーンの共和党だけでは「修正第13条」を可決するには、
3分の2に20票足りないのです。
正義の人「リンカーン大統領」でも、すら、ですよ・・・
議会の多数派工作に本当に苦労したのですね。
この映画は奴隷解放に繋がる修正案を可決する一点に特化した作品に見えます。
しかし、リンカーンの人となり、妻の人となり→つまり家庭人リンカーンがくっきりと浮かんでくる
優れた人物伝でもあります。
有名人の悪妻としての呼び声の高いメアリー(サリー・フィールド)と、リンカーンが並ぶ肖像写真を見ると
ダニエル・デイ=ルイスとサリー・フィールドが、ご本人たちとあまりにも似ているのに驚かされます。
リンカーンの身長は公称193センチの偉丈夫です。
ダニエル・デイ=ルイスは187センチなのでまあまあほぼ同じとしましょう。
妻役サリー・フィールドは159センチ。
ずんぐりむっくりのふくれっ面、太っててコロンと小さいところまで、そっくり。
長男のジョセフ・ゴードン=レビットは、
小柄で176センチです。
リンカーンの大きさを目立つようにキャスティングされてますね。
そして悪妻メアリー。
大変なあげまんで、リンカーンが合衆国大統領になる事を、至極当然だと確信して、
社交面で後押し、「奴隷制度肯定派」だったリンカーンを、「奴隷制度廃止派」に
変えるほど、世相や世論を読み切った才女だそうです。
(これって、眉唾??)
時には熱いコーヒーをぶっかけるほどの、癇癪を起こすDV妻だったとは、
まったく驚きですね。
この映画を観ると、1865年当時とアメリカの議会民主主義が、150年を経て
格段に進歩したとはとても思えないのです。
エイブラハム・リンカーンという巨人をいとも容易く暗殺して葬り去る国ですから。
議会民主主義の以前に、人権の尊重をお願いしたいものです。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
かなり地味な展開
投稿日
2013/08/20
レビュアー
ミルクチョコ
スピルバーグ監督が製作に12年を費やした本作。南北戦争が泥沼化した1865年1月。第16代合衆国大統領エイブラハム・リンカーンが奴隷制度を廃止を実現する憲法修正第13条を成立させるための苦悩の28日間を描いています。
ドラマテックなリンカーンの伝記を期待しましたが、奴隷廃止法案の憲法修正13条法案を通すための、国会駆け引きがメインの話で、かなり地味でした。
ストーリーは、南北戦争はほぼ大勢が北軍に有利になっている時点から始まり、冒頭の泥沼の中で南北両軍の戦士がもみ合い、殴り合う様が短いシーンなれど、迫真の戦場描写でした。
戦争終結の前に憲法上の奴隷制禁止条項を下院が可決しておくことが政治的課題になっていたという、その一点に絞ってドラマが進行していきます。
派手な見せ場は殆どないですが、政治的な駆け引きや妥協がメイン。ロビイストを使って民主党議員の切り崩しの駆け引きや、綺麗事だけではない部分も描いているところが面白いです。
話し合いが紛糾すると、ユーモラスなたとえ話を持ち出して、話題を自分の方に持って行ったり、とぼけた味わいなのに、したたかな政治家としての顔を覗かせ、物静かながら確固たる信念を持ったリンカーンの人物像は魅力的で、ダニエル・デイ・ルイスはリンカーンそのもの。
スティーブンスを演じたトミー・リー・ジョーンズの存在感も良かったです。
同時に妻とはすれ違い、息子と上手く向き合えずに北軍兵士に志願するのを制止できない普通の夫・父としての苦悩ものぞかせます。
採決方法が一人一人、名前を挙げて賛否もしくは棄権を宣言するのは興味深かったです。
共和党と民主党の立ち位置が現代とは正反対だったのが、ちょっとビックリでした。
何度観てもどっかで寝てしまうと思う。
投稿日
2013/09/13
レビュアー
パープルローズ
オバマ大統領だったか、夫人だったかが、
「大変素晴らしい映画なので、全ての学校にこの映画のDVDを置きましょう。」
と言っていたと聞いたので、小中学生でも理解できる内容なのかと思いきや、難しいです。
とくに最初の30分くらいが難しく、脱落しそうになりました。(理解という意味では脱落してたと思う・・・。)
歴史に疎い私のような者は、リンカーンって単純に奴隷解放のために尽力した英雄と思いがちですが、
この映画を観る限り、彼は白人と黒人が同じ権利を持つ人間と思っていたわけではなさそうです。
一家には黒人の使用人もいますし、この使用人に対して、「結局私はきみたちのことを本当に理解はできない。」というようなことを言っていました。
憲法13条の修正は、戦争を終結させるためにどうしても必要だった。
さらに、リンカーンと夫人の関係や、軍隊に志願しようとしていた息子の存在など
、個人的な事情も大きくて、必ずしも彼の信条に基づいたものではなかったわけですね。
一方で、生粋の平等主義者が、この法案を通すために自分の信念を否定するはめになったり、要は政治のかけひきのお話なのです。
そういえば、今年のNHKの大河「八重の桜」の第1回目の始まりがアメリカの南北戦争でした。
大河の方も政治のかけひきに興味が持てなくて脱落してしまったのですが、時を同じくしてアメリカも日本もおんなじようなことをしてたってわけですね。
パワーゲームにあまり興味の持てない私には、おもしろい映画ではなかったし、
何回チャレンジして、絶対どこかで寝てしまう自信があります(笑)。画面も暗いしね。
そっくりだと評判のダニエル・デイ・ルイス。
でも、実際にリンカーンが動く映像もみたことはないし、そっくりなのかどうか判断材料なし。
ラストシーンの血の気が失せてベットに横たわる姿は、ワシントンDCの巨大モニュメントにそっくりだとは思いました。
このまま、「声をかくす人」に繋がりますといっても全く違和感のない終わり方です。
あれもそれほどおもしろいと思えなかったし、リンカーンは当分いいです。
先人たちの望んだ国に成れたのか?
投稿日
2013/11/27
レビュアー
ゆういちろう
噂には聞いていたが、想像以上にセリフ劇。延々と誰かが喋っている。
ビジュアルで見せる作品を作り続けてきたスピルバーグにとっては、新しいスタイルへの挑戦とも言えそうで、60代半ばという年齢を考えれば、それだけで頭が下がる。
正直、このスタイルのお陰でダイナミックさはなく、退屈ギリギリの仕上がりになっているのだが、僕は意外に見入ってしまった。
セリフは随分と練りこまれているのだろう。わずかなシーンしか登場しない人物も、断片的な言葉から政治的な信条や信念が読み取れる。それぞれのバックグラウンドを想像しながら観ると、没入感は一層高まると思う。
比較的書き込まれた人物の中で、特に印象に残るのはトミー・リー・ジョーンズ演じるスティーブンス議員。リンカーンよりもむしろ人物象が分かりやすく描かれており、それだけに感情移入しやすい。信念を成すために信念を曲げる姿には、ストレートに感動的させられた。
作品としてのトピックは、リンカーンが第13条の修正案を成立させるために演述を行うシーンというより、実は南部連合副大統領に対して語るシーンではないだろうか。
あのセリフは決してアメリカを誇っているわけではなく、リンカーンをはじめとする先人たちが大きな犠牲を払って目指した国に、現実には成れていないことへの懺悔であり、スピルバーグの祈りのように感じる。
自由になるのが先でしょ
投稿日
2014/11/10
レビュアー
裸足のラヴァース
ああ 旬は過ぎてるねと 冒頭の泥んこ場面で あ 駄目とわかるのだがしかし
ダニエルディルイスはすごいではないか 勿論「リンカーン」の演技がではないよ! マイケルマンの「ラストオブモヒカン」の
ルイス インディアン役のダニエルがです! 「リンカーン」前にアリバイ作りかよと思えるほど お利口さんなのである
何故ならリンカーンなんて 黒人の権利なんてどうでもよく 悪く言えば 南北戦争終結のために黒人差別撤廃を利用したわけで
どうでもよいインディアンは虫けらのように殺戮した歴史的人物なのである<そこまで言う
ダブルスタンダードのスピルバグの「リンカン」は 「戦火の馬」の冒険とうって変ってアカデミー賞獲りの もう一人のスピルバグの
シネマである 何の刺激もない物語と画面があるのだ ディルイスから脇役の皆様までが 黒沢明の演出を受けてるような制度的な
演技をしている
いかにもなリンカーンを コロッケのような物真似演技する ルイスはなかなかのタヌキだ 楽屋に来るダニエルはリンカンになりきって
いるよと言うスタッフは バカヤローおまえは本物のリンカンを知ってるのかよww
撮影・照明はボクの見る限りは駄目で とゆうか映画館の上映環境が悪かったんだけど ちなみに勝王さんと話したとき
彼は良かったと言われていて?だったんだけど BLで見直すと さすがはカミンスキーでレベルは高いものでした
がやはりむらがある 法廷の場面など肝心のシーンでは外光のコントロルなど照明に失敗しているのでした
奴隷制度廃止を盛り込む「修正案」を通すためのリンカーンの努力
投稿日
2022/01/25
レビュアー
アーモンド
奴隷解放の修正案を通すためには、議員の多数派工作!!
2012年(アメリカ)監督:スティーブン・スピルバーグ。
1865年には、アメリカの議会民主主議は、既に現在と同じ完成形を成していた。
その事を、知る映画でした。
ポリティカル・サスペンス的映画。
興味深く面白かったです。
1865年でもう既に「ロビイスト」がいて、票集めは、金による買収ではなくて、
ポスト(地位や役職)だった。
口利きのようなものですね。
郵便局長とか税務官とか、失職しても食べるのに困らないようなポスト。
一時金(買収)より、長期に渡って収入が約束される職種です。
南北戦争が4年も続くなか、エイブラハム・リンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)は、
再選されて2ヶ月。
リンカーンの悲願は、奴隷制度廃止を盛り込んだ、「アメリカ合衆国憲法法修正第13条」
これを通過させて成立する事。
これが奴隷解放に繋がるのです。
リンカーンの共和党だけでは「修正第13条」を可決するには、
3分の2に20票足りないのです。
正義の人「リンカーン大統領」でも、すら、ですよ・・・
議会の多数派工作に本当に苦労したのですね。
この映画は奴隷解放に繋がる修正案を可決する一点に特化した作品に見えます。
しかし、リンカーンの人となり、妻の人となり→つまり家庭人リンカーンがくっきりと浮かんでくる
優れた人物伝でもあります。
有名人の悪妻としての呼び声の高いメアリー(サリー・フィールド)と、リンカーンが並ぶ肖像写真を見ると
ダニエル・デイ=ルイスとサリー・フィールドが、ご本人たちとあまりにも似ているのに驚かされます。
リンカーンの身長は公称193センチの偉丈夫です。
ダニエル・デイ=ルイスは187センチなのでまあまあほぼ同じとしましょう。
妻役サリー・フィールドは159センチ。
ずんぐりむっくりのふくれっ面、太っててコロンと小さいところまで、そっくり。
長男のジョセフ・ゴードン=レビットは、
小柄で176センチです。
リンカーンの大きさを目立つようにキャスティングされてますね。
そして悪妻メアリー。
大変なあげまんで、リンカーンが合衆国大統領になる事を、至極当然だと確信して、
社交面で後押し、「奴隷制度肯定派」だったリンカーンを、「奴隷制度廃止派」に
変えるほど、世相や世論を読み切った才女だそうです。
(これって、眉唾??)
時には熱いコーヒーをぶっかけるほどの、癇癪を起こすDV妻だったとは、
まったく驚きですね。
この映画を観ると、1865年当時とアメリカの議会民主主義が、150年を経て
格段に進歩したとはとても思えないのです。
エイブラハム・リンカーンという巨人をいとも容易く暗殺して葬り去る国ですから。
議会民主主義の以前に、人権の尊重をお願いしたいものです。
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リンカーン