ラムの大通り / リノ・バンチュラ
ラムの大通り
/ロベール・アンリコ
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(7 )
解説・ストーリー
時は1920年代、禁酒法真っ盛りの時代。ラム酒密輸のメッカであるカリブ海は通称“ラムの大通り”と呼ばれている。密輸船船長コルニーはぶらりと入った映画館で、上映中の映画の主演女優リンダ・ラルーに一目惚れ。クライマックスでフィルムが燃えたために、同じ映画を追いかけてカリブの島を駆けめぐる。やがて偶然にも本物のリンダと出会った船長は夢のようなひとときを過ごすのだが……。R・アンリコが“映画愛”を高らかに歌い上げた傑作コメディ。 JAN:4580363346725
時は1920年代、禁酒法真っ盛りの時代。ラム酒密輸のメッカであるカリブ海は通称“ラムの大通り”と呼ばれている。密輸船船長コルニーはぶらりと入った映画館で、上映中の映画の主演女優リンダ・ラルーに一目惚れ。クライマックスでフィルムが燃えたために、同じ映画を追いかけてカリブの島を駆けめぐる。やがて偶然にも本物のリンダと出会った船長は夢のようなひとときを過ごすのだが……。R・アンリコが“映画愛”を高らかに歌い上げた傑作コメディ。 JAN:4580363346725
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「ラムの大通り」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
時は1920年代、禁酒法真っ盛りの時代。ラム酒密輸のメッカであるカリブ海は通称“ラムの大通り”と呼ばれている。密輸船船長コルニーはぶらりと入った映画館で、上映中の映画の主演女優リンダ・ラルーに一目惚れ。クライマックスでフィルムが燃えたために、同じ映画を追いかけてカリブの島を駆けめぐる。やがて偶然にも本物のリンダと出会った船長は夢のようなひとときを過ごすのだが……。R・アンリコが“映画愛”を高らかに歌い上げた傑作コメディ。 JAN:4580363346725
「ラムの大通り」 の作品情報
「ラムの大通り」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ラムの大通り リストアHDマスター版の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
120分
日
仏:ドルビーデジタル
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
ORSR7094
2013年08月27日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
2枚
0人
0人
ラムの大通り リストアHDマスター版の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
120分
日
仏:ドルビーデジタル
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
ORSR7094
2013年08月27日
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ユーザーレビュー:7件
夢で逢いましょう
投稿日:2013/09/07
レビュアー:よふかし
ロベール・アンリコが『冒険者たち』から数年して、再び海を舞台にとったロマン。 とはいえ、リリカルでセンチメンタルな『冒険者たち』と違って、リノ・ヴァンチュラとブリジット・バルドーの濃い目の二人がドタバタと渡り合う狂騒的なコメディになっている。 好みの問題はあるだろうが、この映画は(完成度は低いと思うけど)楽しい。 カリブ海のご陽気な気候、音楽、禁酒法時代の密輸船船長とハリウッド女優の恋という筋立て。 密輸船と取締りの軍艦の海戦。そこに割り込んでくるイギリスの帆船。 ラスト近くの酒場の殴り合いのシーン含めて、思いがけないほど、サイレント映画へのオマージュがたっぷりとあって、ロベール・アンリコの意外なほどの映画愛を感じてしまう。 バルドーのノーブラでのアクション含めた大活躍、ホレたヴァンチュラの純情など、演出はすべてリアルではなくお約束めいて、作り物めいている。 それがいいのだ、そこから大きな幸福感が生まれてくるから。 すべてはあたかもうたかたのように消えて、ひとり映画館でスクリーンを見つめるヴァンチュラ。 そのラストは、幸福な夢を見た喜びと夢が冷めた後の切なさがないまぜになって、映画を観続ける僕の胸を打つ。70点。
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こういう名画を見逃していたとは……
「ラムの大通り」(1971、フランス/イタリア/スペイン、カラー、125分)。 「冒険者たち」(1967、ヴァンチュラ/ドロン/シムカス)、「オー! Ho!」(1968、ベルモンド)、「追想」(1975、R・シュナイダー/P・ノワレ)など、映画を寡作だが粒よりの名作を作ったロベール・アンリコ監督(1931〜2001)。 題名の「ラムの大通り(Boulevard du Rhum)」の「ラム」とは中南米の蒸留酒のことで、「大通り」とは街の街路のことでなく、海上の密輸ルートのことです。時代は1920代、米国本土では禁酒法が敷かれ、密造酒の摘発も厳しかったのですが、すぐ向こうのキューバやジャマイカ、メキシコから度数50度くらいのラムやテキーラが非常な高額で密輸されていました。 密輸船の雇われ船長「コルニー(コーネリアス)」を演じるのが、リノ・ヴァンチュラ(1919〜1987)。ある航海中に米国の沿岸警備隊に追跡され、船は沈没、メキシコに漂着。諦めない彼は、また船を手に入れて、さらに危ない仕事に手を染める。彼を利用しようとする密輸団の首領「サンダース」(ビル・トラバース)は、高額でもっと危ない仕事をさせ、彼を葬って、利益だけを取ろうとするが、さすがに「コルニー」が一枚上手だった。しかし、「コルニー」には金儲け以上に憑かれたことがあった。映画館で観た白黒作品の主役女優「リンダ」(ブリジット・バルドー)に一目惚れ。仕事を忘れ、彼女の出演映画を観に、船で港の映画小屋を探し歩く。そして……「リンダ」に逢えたが、気まぐれな彼女は「コルニー」を振り回す。が、次第に彼の真情にほだされ心を通わせるようになった。 こういう映画の約束上、ハッピーエンドにはならないとお思いのお方へ、どうぞ最後までお進みください。映画愛に貫かれていた映画であります。 若きバルドーが誠にうつくしく──アイシャドウ強めなのは変わりませんが──ヴァンチュラでなくても、男はメロメロになります。みんな彼女を抱いて通りを歩き、見せびらかしたいと思うでしょう。けれども、リノぐらいタフで格好いい男でなければ、できません。それが映画です。 フランソワ・ド・ルーペの音楽も素晴らしく。
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笑った後は、しみじみと
投稿日:2013/09/10
レビュアー:カプチーノ
ラムという町にある大通りを舞台にしたリノ・ヴァンチュラとブリジット・バルドーの楽しい話かなと思っていたら、 ラムの大通りとは1920年代のアメリカ禁酒法時代の「ラム酒を運ぶ海路」のことのようで、 内容は、ほろ苦くシリアスな面もあるコメディ。 ヤンキー(アメリカ人)、英国人、ジャマイカ人、キューバ人に、フランス人が出てきますが、 ここに出てくるフランス人はカリブ海のフランス領の国のどこかにいた人たちなのか、 酒の密輸のためにフランスから来ているのかよくわからず。 また、カリブ海の国々を舞台にしながらも冒頭ではメキシコかと思われる場所もあったり、 この映画の背景が不勉強ゆえによく把握できなかったのですが、 無国籍で展開の予想ができないストーリィが楽しめました。 シリアスに沿岸警備隊の銃撃から始まり、ハードな殺人ゲームがあったかと思うと、 スラップスティックに大騒ぎとコメディの要素もたっぷり。 そして最後は、ジーンと余韻の残るラストで締めくくり。堪能しました。 いろいろな要素を詰め込んだ展開の予測できない話をまとめたロベール・アンリコ監督の手腕が素晴らしい。 役者では、密輸酒を運ぶ船の持ち主であり船長役のヴァンチュラが圧倒的。 バルドーはケセラセラと奔放すぎて、損な役のように思いました。 観ている時は、この役は他の役者の方がよかったと感じていました。 が、場当たり的に振舞っても悪いようにとられないのは、やっぱり彼女でないとできない役柄だと、 最後のヴァンチュラの哀愁いっぱいの表情を見て思い直しました。 後から多くのシーンが頭に浮かんでくる秀作。
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恋する女豹
投稿日:2022/11/22
レビュアー:趣味は洋画
ラムの大通り(1971年、フランス・イタリア・スペイン、カラー、120分) ラムの大通り = ラム酒密造のメッカであるカリブ海の密売ルートのことを総称してこう呼ぶ。 「映画」という夢と、人々をそこへ浸り込ませる現実とを、優しく厳しく描いたロベール・アンリコの傑作。 アメリカに禁酒法が敷かれていたのは1920年代だが、カリブ海にはジャマイカからニューオリンズへラム酒を密売するルートがあった。 カリブ海でラム酒を密売する船員コーネリアス(リノ・ヴァンチュラ)は、米国沿岸警備隊に襲撃され、メキシコの海岸に漂着する。やっとの思いで近くの宿屋に辿り着いたコーネリアスは、主人から ‘暗闇撃ち’ の賭けを勧められる。弾丸を一発500ドルで買った町の荒くれ者たち10人が、暗闇に立つコーネリアスに拳銃をぶっ放す。灯りを点けてコーネリアスが生きていると、4500ドルが彼のものになるのだ。そして店の主人が審判料として500ドルを手にする。コーネリアスは船を買うため、それを10回繰り返して連続勝利し、4万5千ドルを手に入れた。そして半年が経った。ジャマイカ・キングストンに ‘我が心のレディー号’ が入港した。船長はコーネリアスである。一方 ‘ラムの大通り’ を仕切るサンダース(ビル・トラヴァース)はコーネリアスに仕事を依頼したが、気乗りしないコーネリアスは映画館に入った。「恋する女豹」が上映されているが、美しい肢体にセクシーな瞳のリンダ・ラルー(ブリジット・バルドー)に、コーネリアスはすっかり魅了されてしまう。 フランスを代表するセックス・シンボルと云われた「BB」こと、ブリジット・バルドー。 彼女の情熱的な瞳と唇、そしてダイナマイト・ボディがスクリーンのところ狭しと迫ってくる。 対するリノ・ヴァンチュラは、野性的な海の男として登場。「死刑台のエレベーター」(57年)や「シシリアン」(69年)で演じた警部の面影は微塵も感じられない。2人のドタバタ喜劇が楽しいが、好みでない方は退屈かもしれない。 監督は「冒険者たち」(67年)、「追想」(75年)のロベール・アンリコで、リノ・ヴァンチュラは前者にも起用されている。 又、脚本、音楽、撮影などのスタッフも「冒険者たち」で組んだメンバーが再結集している。 シリアス路線からまったく離れたリノ・ヴァンチュラも、また人間臭い味わいがある。
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禁酒法時代を舞台にしたラブコメ
投稿日:2023/09/16
レビュアー:モモイチゴ
リノ・ヴァンチュラの男臭さもいいが、B.B.のために作られた映画。ドタバタが鼻につく。
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ユーザーレビュー
夢で逢いましょう
投稿日
2013/09/07
レビュアー
よふかし
ロベール・アンリコが『冒険者たち』から数年して、再び海を舞台にとったロマン。 とはいえ、リリカルでセンチメンタルな『冒険者たち』と違って、リノ・ヴァンチュラとブリジット・バルドーの濃い目の二人がドタバタと渡り合う狂騒的なコメディになっている。 好みの問題はあるだろうが、この映画は(完成度は低いと思うけど)楽しい。 カリブ海のご陽気な気候、音楽、禁酒法時代の密輸船船長とハリウッド女優の恋という筋立て。 密輸船と取締りの軍艦の海戦。そこに割り込んでくるイギリスの帆船。 ラスト近くの酒場の殴り合いのシーン含めて、思いがけないほど、サイレント映画へのオマージュがたっぷりとあって、ロベール・アンリコの意外なほどの映画愛を感じてしまう。 バルドーのノーブラでのアクション含めた大活躍、ホレたヴァンチュラの純情など、演出はすべてリアルではなくお約束めいて、作り物めいている。 それがいいのだ、そこから大きな幸福感が生まれてくるから。 すべてはあたかもうたかたのように消えて、ひとり映画館でスクリーンを見つめるヴァンチュラ。 そのラストは、幸福な夢を見た喜びと夢が冷めた後の切なさがないまぜになって、映画を観続ける僕の胸を打つ。70点。
こういう名画を見逃していたとは……
投稿日
2021/11/10
レビュアー
ちゅく
「ラムの大通り」(1971、フランス/イタリア/スペイン、カラー、125分)。 「冒険者たち」(1967、ヴァンチュラ/ドロン/シムカス)、「オー! Ho!」(1968、ベルモンド)、「追想」(1975、R・シュナイダー/P・ノワレ)など、映画を寡作だが粒よりの名作を作ったロベール・アンリコ監督(1931〜2001)。 題名の「ラムの大通り(Boulevard du Rhum)」の「ラム」とは中南米の蒸留酒のことで、「大通り」とは街の街路のことでなく、海上の密輸ルートのことです。時代は1920代、米国本土では禁酒法が敷かれ、密造酒の摘発も厳しかったのですが、すぐ向こうのキューバやジャマイカ、メキシコから度数50度くらいのラムやテキーラが非常な高額で密輸されていました。 密輸船の雇われ船長「コルニー(コーネリアス)」を演じるのが、リノ・ヴァンチュラ(1919〜1987)。ある航海中に米国の沿岸警備隊に追跡され、船は沈没、メキシコに漂着。諦めない彼は、また船を手に入れて、さらに危ない仕事に手を染める。彼を利用しようとする密輸団の首領「サンダース」(ビル・トラバース)は、高額でもっと危ない仕事をさせ、彼を葬って、利益だけを取ろうとするが、さすがに「コルニー」が一枚上手だった。しかし、「コルニー」には金儲け以上に憑かれたことがあった。映画館で観た白黒作品の主役女優「リンダ」(ブリジット・バルドー)に一目惚れ。仕事を忘れ、彼女の出演映画を観に、船で港の映画小屋を探し歩く。そして……「リンダ」に逢えたが、気まぐれな彼女は「コルニー」を振り回す。が、次第に彼の真情にほだされ心を通わせるようになった。 こういう映画の約束上、ハッピーエンドにはならないとお思いのお方へ、どうぞ最後までお進みください。映画愛に貫かれていた映画であります。 若きバルドーが誠にうつくしく──アイシャドウ強めなのは変わりませんが──ヴァンチュラでなくても、男はメロメロになります。みんな彼女を抱いて通りを歩き、見せびらかしたいと思うでしょう。けれども、リノぐらいタフで格好いい男でなければ、できません。それが映画です。 フランソワ・ド・ルーペの音楽も素晴らしく。
笑った後は、しみじみと
投稿日
2013/09/10
レビュアー
カプチーノ
ラムという町にある大通りを舞台にしたリノ・ヴァンチュラとブリジット・バルドーの楽しい話かなと思っていたら、 ラムの大通りとは1920年代のアメリカ禁酒法時代の「ラム酒を運ぶ海路」のことのようで、 内容は、ほろ苦くシリアスな面もあるコメディ。 ヤンキー(アメリカ人)、英国人、ジャマイカ人、キューバ人に、フランス人が出てきますが、 ここに出てくるフランス人はカリブ海のフランス領の国のどこかにいた人たちなのか、 酒の密輸のためにフランスから来ているのかよくわからず。 また、カリブ海の国々を舞台にしながらも冒頭ではメキシコかと思われる場所もあったり、 この映画の背景が不勉強ゆえによく把握できなかったのですが、 無国籍で展開の予想ができないストーリィが楽しめました。 シリアスに沿岸警備隊の銃撃から始まり、ハードな殺人ゲームがあったかと思うと、 スラップスティックに大騒ぎとコメディの要素もたっぷり。 そして最後は、ジーンと余韻の残るラストで締めくくり。堪能しました。 いろいろな要素を詰め込んだ展開の予測できない話をまとめたロベール・アンリコ監督の手腕が素晴らしい。 役者では、密輸酒を運ぶ船の持ち主であり船長役のヴァンチュラが圧倒的。 バルドーはケセラセラと奔放すぎて、損な役のように思いました。 観ている時は、この役は他の役者の方がよかったと感じていました。 が、場当たり的に振舞っても悪いようにとられないのは、やっぱり彼女でないとできない役柄だと、 最後のヴァンチュラの哀愁いっぱいの表情を見て思い直しました。 後から多くのシーンが頭に浮かんでくる秀作。
恋する女豹
投稿日
2022/11/22
レビュアー
趣味は洋画
ラムの大通り(1971年、フランス・イタリア・スペイン、カラー、120分) ラムの大通り = ラム酒密造のメッカであるカリブ海の密売ルートのことを総称してこう呼ぶ。 「映画」という夢と、人々をそこへ浸り込ませる現実とを、優しく厳しく描いたロベール・アンリコの傑作。 アメリカに禁酒法が敷かれていたのは1920年代だが、カリブ海にはジャマイカからニューオリンズへラム酒を密売するルートがあった。 カリブ海でラム酒を密売する船員コーネリアス(リノ・ヴァンチュラ)は、米国沿岸警備隊に襲撃され、メキシコの海岸に漂着する。やっとの思いで近くの宿屋に辿り着いたコーネリアスは、主人から ‘暗闇撃ち’ の賭けを勧められる。弾丸を一発500ドルで買った町の荒くれ者たち10人が、暗闇に立つコーネリアスに拳銃をぶっ放す。灯りを点けてコーネリアスが生きていると、4500ドルが彼のものになるのだ。そして店の主人が審判料として500ドルを手にする。コーネリアスは船を買うため、それを10回繰り返して連続勝利し、4万5千ドルを手に入れた。そして半年が経った。ジャマイカ・キングストンに ‘我が心のレディー号’ が入港した。船長はコーネリアスである。一方 ‘ラムの大通り’ を仕切るサンダース(ビル・トラヴァース)はコーネリアスに仕事を依頼したが、気乗りしないコーネリアスは映画館に入った。「恋する女豹」が上映されているが、美しい肢体にセクシーな瞳のリンダ・ラルー(ブリジット・バルドー)に、コーネリアスはすっかり魅了されてしまう。 フランスを代表するセックス・シンボルと云われた「BB」こと、ブリジット・バルドー。 彼女の情熱的な瞳と唇、そしてダイナマイト・ボディがスクリーンのところ狭しと迫ってくる。 対するリノ・ヴァンチュラは、野性的な海の男として登場。「死刑台のエレベーター」(57年)や「シシリアン」(69年)で演じた警部の面影は微塵も感じられない。2人のドタバタ喜劇が楽しいが、好みでない方は退屈かもしれない。 監督は「冒険者たち」(67年)、「追想」(75年)のロベール・アンリコで、リノ・ヴァンチュラは前者にも起用されている。 又、脚本、音楽、撮影などのスタッフも「冒険者たち」で組んだメンバーが再結集している。 シリアス路線からまったく離れたリノ・ヴァンチュラも、また人間臭い味わいがある。
禁酒法時代を舞台にしたラブコメ
投稿日
2023/09/16
レビュアー
モモイチゴ
リノ・ヴァンチュラの男臭さもいいが、B.B.のために作られた映画。ドタバタが鼻につく。
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