世界にひとつのプレイブック / ブラッドリー・クーパー
世界にひとつのプレイブック
/デヴィッド・O・ラッセル
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(67)
解説・ストーリー
それぞれに最愛の人を失って心のバランスを崩したエキセントリックな男女が出会い、互いの目的のために協力し合う中で次第に希望を見出していくさまを、シリアスな状況の中にもユーモアを織り交ぜ感動的に描き出したヒューマン・ラブ・コメディ。主演はブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンス。監督は「ザ・ファイター」のデヴィッド・O・ラッセル。妻の浮気相手に暴行を働き、精神病院入りを余儀なくされたパット。ようやく退院したものの、妻ばかりか仕事も家も失ってしまい、実家に戻って社会復帰を図ることに。そんなある日、友人に誘われたディナーで若い未亡人ティファニーと出会う。彼女も心に問題を抱えており、そのエキセントリックな言動に振り回されるパットだったが…。
それぞれに最愛の人を失って心のバランスを崩したエキセントリックな男女が出会い、互いの目的のために協力し合う中で次第に希望を見出していくさまを、シリアスな状況の中にもユーモアを織り交ぜ感動的に描き出したヒューマン・ラブ・コメディ。主演はブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンス。監督は「ザ・ファイター」のデヴィッド・O・ラッセル。妻の浮気相手に暴行を働き、精神病院入りを余儀なくされたパット。ようやく退院したものの、妻ばかりか仕事も家も失ってしまい、実家に戻って社会復帰を図ることに。そんなある日、友人に誘われたディナーで若い未亡人ティファニーと出会う。彼女も心に問題を抱えており、そのエキセントリックな言動に振り回されるパットだったが…。
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「世界にひとつのプレイブック」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
それぞれに最愛の人を失って心のバランスを崩したエキセントリックな男女が出会い、互いの目的のために協力し合う中で次第に希望を見出していくさまを、シリアスな状況の中にもユーモアを織り交ぜ感動的に描き出したヒューマン・ラブ・コメディ。主演はブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンス。監督は「ザ・ファイター」のデヴィッド・O・ラッセル。妻の浮気相手に暴行を働き、精神病院入りを余儀なくされたパット。ようやく退院したものの、妻ばかりか仕事も家も失ってしまい、実家に戻って社会復帰を図ることに。そんなある日、友人に誘われたディナーで若い未亡人ティファニーと出会う。彼女も心に問題を抱えており、そのエキセントリックな言動に振り回されるパットだったが…。
「世界にひとつのプレイブック」 の作品情報
「世界にひとつのプレイブック」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
世界にひとつのプレイブックの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
122分 |
日吹 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV23228R |
2013年08月09日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
64枚
|
0人
|
3人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
【Blu-ray】世界にひとつのプレイブック(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
122分 |
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|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TBR23227R |
2013年08月09日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
28枚
|
0人
|
0人
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世界にひとつのプレイブックの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
122分 |
日吹 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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TDV23228R |
2013年08月09日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
64枚
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0人
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3人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
【Blu-ray】世界にひとつのプレイブック(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
122分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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TBR23227R |
2013年08月09日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
28枚
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ユーザーレビュー:67件
人生に打ち勝つってそういうことじゃないと思うんだけど。
(すみません、けなしてしまうので、この作品が好きな方はスルーしてください)
一人で飲んだくれてネットをふらふら見てたら、この映画の記事に出くわして、
映画館で観たときのイライラ感が蘇ってきたので、ちょっと書きたくなりました(苦笑)。
まずブラッドリー・クーパー演じるパットという男が「ウツ病」って設定だけど、
こんなウツ病患者がいるかいなっていうリアリティのなさ。
ウツの人は自罰傾向が強いので、他人に暴力なんか振るわないと思いますね。
相手役のジェニファー・ローレンスも、かなりイッちゃってる女性の役。
夫と死別したショックでやっぱり精神的に不安定になってしまったらしいのですが、
だからって同僚と寝まくるの?
こういう風にわざとらしくセンセーショナルな人物造形にする“あざとさ“が気になったし、
センセーショナルにするために安易に「精神疾患」を持ってくる無神経な態度に
私はちょっと腹が立ちました。
そこを描くのなら、もう少し真面目にリサーチしてほしい。
本当にその病で苦しんでいる人たちに対して失礼だと思う。
他のサイトの映画評をつらつら見てて、映画評論家でもこのキャラの立ち具合を「抜群」と
称賛している人がいましたが・・・。そうなのかなぁ・・・。
せめてダンスをもっとちゃんとやって、それなりに成果を出してくれてれば、まだ納得がいったんだけど、
え、あの程度?そもそもクリア基準が10点満点で5点って、低くね?(笑)
そんで、もう一個の賭けがアメフトの試合なんだもん。こんなの運しかないじゃん。
誰も努力しない。ただ、じーっと試合の成り行きを見守るだけ。
そ、それでいいのか?
どんなにキャラクターが魅力的であっても(私はあまりそうは思わなかったけど)、
自分自身の努力で「何か」を成し遂げないで、賭けに勝てばOKって・・・。
人生に打ち勝つってそういうことじゃないと思うんだけど。
でも、映画界がこれを賞賛するってことは、世の中がそうってことなんだろうと思う。
結局、ちょこちょこっと上手いことやる人間が脚光を浴びる。
世の中とはそういうものなのだなぁと改めて思うのでした。
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37人の会員が気に入ったと投稿しています
普通じゃない人たちの再生物語
家も仕事も妻も失った元教師の男が、同じように問題を抱えた女性と出会い、再起に賭ける姿を描きます。
妻の浮気現場に出くわしたことで、咄嗟に理性を失い、浮気相手を殴り、うつ病になって、精神病院で8ヶ月の入院をしていた教師パット(ブラッドリー・クーパー)。
退院した彼は、何もかもやり直せると信じ、両親との生活を始めますが、精神状態がなかなか安定を見せず、問題なのは、未だに妻と復縁できると信じている事、失ったものを受け入れようとしません。
そんな時に現れた、ティファニー(ジェニファー・ローレンス)。彼女の心の傷も深刻で、ほとんどズタボロ状態に近く、言動もパットの理解の範囲を超えています。彼女のユニークな価値観にパットは翻弄されます。
普通じゃない人たちの再生の物語。かなりトリッキーな脚本だと思うけれど、はみ出しものたちに注がれた愛情が凄いです。
そんな2人の出会いは、普通ならもっと違うかたちで展開しそうなところ、思いがけない利害関係で結びつくことになります。
それぞれに、痛みがあったり無理したりしつつもお互いを必要とし、目的のために連日、共に過ごす時間が増えていきます。
本作の魅力は、抜群に立ったキャラにあるように思いました。何しろ誰もがイカれています。寝取られ男のパットは復縁を信じているし、鼻にうっすら付いている傷も怖しいです。ティファニーは夫と死別したショックで、会社の同僚11人と寝たという過激な女性。パットの父親は年金をフットボールの賭けにしてしまう超が付くアメフト狂だし、息子と夫を溺愛する母親はどこまでも天然です。「アニマル・キングダム」のお母さんなんですね。
“今度、飲みに行こうよ”とジェニファーを誘ったパトカーのお巡りさんまで、みんな、何とクレイジーなんでしょう!?
誰もがイタいキャラでありながら、集まると何とも愛おしいです。
前半、人生を見失った主人公の痛みも、腫れ物にさわるような周囲の反応もよくわかって、見ていて辛いところが多かった分、弱さを見つめて受け入れようとする後半の再生の話はまさに希望の光。
全体的にコミカルな演出が多いのでふんわり分からなくなっているけれども、ダンスコンテストも、実は不純な二重儲けをしているところがユニークです。
ブラッドリー・クーパーは、チャラチャラしたイケメンというイメージの役ばかりでしたが、「The Words〜」あたりから、彼の演技力が目立って来たように思えます。
今回は、特に前半の彼の目が凄いです。鬱陶しいくらいのイライラ狂気の目。その少し吊り上がり気味の目がすごく印象に残りました。
ゴミ袋を着てジョギングする姿もイカれていて、最初はどうなるかと思いましたが、素敵な結末で、希望や元気を感じました。
家族や地元愛も合わせて、どれも散漫になってないのが良かったです。
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23人の会員が気に入ったと投稿しています
痛々しく滑稽な人たち
デヴィット・O・ラッセル監督の前作「ザ・ファイター」は、相当変わった家族のお話でしたが、
この映画の登場人物たちもみんなかなり個性的。個性的すぎてちょっとひいてしまうくらいです。
まず主役の我らがブラッドリー・クーパー。
妻の浮気現場を目撃して、逆上のあまり浮気相手を暴行してしまい、接見禁止命令を出されている。
それにもかかわらず、妻と自分は今も愛し合っている、自分が変ればきっと妻は戻ってくると信じている姿は、あまりにも痛々しく滑稽。
ごみ袋をかぶってジョギングする姿には正直がっかりしてしまいました。
パットの父親はスポーツ賭博で生計をたてようなんて考えているし、
ジェニファー・ローレンス演じるティファニーは、元夫を亡くしたばかりとはいえ、あまりに行動が突飛で、一体何を考えてるの?と言いたくなります。
原題の「silver lining」とは、分厚い雲の隙間からさす一条の光のこと。
転じて、この映画の字幕にも使われている「希望の光」という意味に使われる言葉です。
どうしようもなく愚かで痛々しい主人公にかかる、分厚い雲。
その分厚い雲の隙間からわずかな光が差し、つき物が落ちたように晴れ渡る瞬間。過去の呪縛を捨て去る瞬間。
それは、妻が書いたものだと信じていた手紙を、本当は誰が書いたのかに気づいた瞬間だったんだね。
しかし、ティファニーにとっての「その瞬間」は一体どこだったのか、解せないのです。
一方、「playbook」とは、フットボールの作戦や戦術などを記録したファイルのことなのだそうで、
転じて「作戦、戦術」の意味でも使われるようです。
「ダイハード」(1988)では、ビルの電源を落とすシーンに、「They've got a universal terrorist playbook.」というせりふがありました。
しかし、スポーツ賭博のことやチームや選手名前に疎いので、後半の話についていけないところが大きなマイナス要因でした。
ラストシーンで、お互いの気持ちを確かめ合ったパットとティファニーが、
どこにでもいる恋人のように抱き合って、それですべての問題が解決したかのようなまとめ方だったのにも違和感がありました。
そもそも躁うつ病って恋愛で治るものなんでしょうか?
期待度が高かっただけに、なんだか肩透かしを食らった気分でしたが、控えめに息子を見守っていた母親役のジャッキー・ウィーヴァーは好演でした。
このレビューは気に入りましたか?
12人の会員が気に入ったと投稿しています
Where's the silver lining?
投稿日:2013/06/11
レビュアー:ガラリーナ
(結構けなしてます&ちょっとネタバレ)
小さい世界でいじいじ、ぐずぐずやってる人間模様を描いた邦画が大好きです。
そのグダグダした日常の中にはっと気づかされる物事の真理とか、人間の愛しさとか、
そういうものがキラッと光ったら、もうそれでいい。見てきた甲斐があったよ、と思う。
(こと映画鑑賞においては、マゾ体質なんだな。サービス過剰な作品は胸焼けしてくるし)
最近は、アメリカ映画でもこうしたちまちま系の作品が多いのだけど、本作もその一つ。
いつになったら、何がキラッと光るのだろうと思って見ていたのだけど、正直私には何も光らず終了という感じ。
皮肉にも原題に含まれる「silver lining」とは雲の縁が銀色に輝く様だそうだけど、
ストーリーでも、演出でも、この作品の中でsilver liningを見つけることはできなかったです。
別れた妻が忘れられない、事故で死んだ夫が忘れられない。
そもそも、このふたりのトラウマが似通っていること自体、設定的に広がりがないんだよね。
主要キャストはみんなご近所さん。で、そこに何か「異物」が絡んで来て、小さい世界が崩壊するのかというとそういうこともない。
一応、ご近所同士で賭博に絡んだケンカ沙汰は起きるんだけど、それは崩壊でも何でもないしさ。
閉ざされた心を解放する手段がこれまた社交ダンス。
しかも、ダンスコンテストの10点満点の5点が取れたらOKっていう、その中途半端さは何なんだ。
アメリカ映画ではよくあることなんだけど、最初から「心に病がある」と断定した上で物語が始まるでしょう?
どうして、いきなり物語を閉じるところから始めるんだと不可解に思う。
それは何でもかんでもカウンセリングに通っちゃうアメリカの文化があるから仕方ないのかも知れないんだけどさ、
「この人は病気ですよ」から始めたら、じゃあ「どうやって直るんでしょう?」しか、観客の見方はできないわけよ。
どうにもこうにも全てが想定内。「心に傷のある〜」を前に押し出されると、描き方が甘い。
むしろ、第一印象は最悪だったオトコとオンナが結ばれる、と言った方がよっぽど私にはフィットするんだけど。
このレビューは気に入りましたか?
10人の会員が気に入ったと投稿しています
素敵なブラッドリーさまの奇態なお姿
この映画が日本に公開されたときのプレミア試写会の様子をネットで見ました。
ブラッドリーったら、本当におもてなしの心満載な人で
入場してから舞台に上がるまでに10分ぐらいかかったのではないでしょうか?
握手したり、ハグしたり、一緒に写真をとったり、
司会の人がもうこっちへ来て下さーい、と言ってもなかなか上がってこようとせず
お客様にいっぱいいっぱいサービスしている姿は
大物俳優になった今も、ファンサービスを忘れない優しい彼に、またまたメロメロになっている女性たちの目は完全にハートでした。
さて、さて本作、思っていたような内容とはちょっと違いました。
心を病んでしまった男と女の再生の物語なのですが、
出てくる人みんながどっかおかしくて、どっか病んでいるのですね。
現代社会、みんな大なり小なりおかしなところがあって当然。。ってわけですかね。
再生していく姿も、どこか出たとこ勝負みたいなところがあって、あまり共感は出来ませんでした。
なにより、主役の二人が次第にお互いに惹かれていくさまが、どうも曖昧なんですね。
だから最後に、あら、そうだったの?って感じで唐突な感じがするのです。
ま、素敵なブラッドリーがゴミ袋来て走ったり、痛々しいほどのおかしな行動をする姿は、おいそれとは見れないでしょうから
それはそれで貴重な機会だったってことで、満足です。
このレビューは気に入りましたか?
9人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
人生に打ち勝つってそういうことじゃないと思うんだけど。
投稿日
2013/07/26
レビュアー
ポッシュ(卒業)
(すみません、けなしてしまうので、この作品が好きな方はスルーしてください)
一人で飲んだくれてネットをふらふら見てたら、この映画の記事に出くわして、
映画館で観たときのイライラ感が蘇ってきたので、ちょっと書きたくなりました(苦笑)。
まずブラッドリー・クーパー演じるパットという男が「ウツ病」って設定だけど、
こんなウツ病患者がいるかいなっていうリアリティのなさ。
ウツの人は自罰傾向が強いので、他人に暴力なんか振るわないと思いますね。
相手役のジェニファー・ローレンスも、かなりイッちゃってる女性の役。
夫と死別したショックでやっぱり精神的に不安定になってしまったらしいのですが、
だからって同僚と寝まくるの?
こういう風にわざとらしくセンセーショナルな人物造形にする“あざとさ“が気になったし、
センセーショナルにするために安易に「精神疾患」を持ってくる無神経な態度に
私はちょっと腹が立ちました。
そこを描くのなら、もう少し真面目にリサーチしてほしい。
本当にその病で苦しんでいる人たちに対して失礼だと思う。
他のサイトの映画評をつらつら見てて、映画評論家でもこのキャラの立ち具合を「抜群」と
称賛している人がいましたが・・・。そうなのかなぁ・・・。
せめてダンスをもっとちゃんとやって、それなりに成果を出してくれてれば、まだ納得がいったんだけど、
え、あの程度?そもそもクリア基準が10点満点で5点って、低くね?(笑)
そんで、もう一個の賭けがアメフトの試合なんだもん。こんなの運しかないじゃん。
誰も努力しない。ただ、じーっと試合の成り行きを見守るだけ。
そ、それでいいのか?
どんなにキャラクターが魅力的であっても(私はあまりそうは思わなかったけど)、
自分自身の努力で「何か」を成し遂げないで、賭けに勝てばOKって・・・。
人生に打ち勝つってそういうことじゃないと思うんだけど。
でも、映画界がこれを賞賛するってことは、世の中がそうってことなんだろうと思う。
結局、ちょこちょこっと上手いことやる人間が脚光を浴びる。
世の中とはそういうものなのだなぁと改めて思うのでした。
普通じゃない人たちの再生物語
投稿日
2013/07/25
レビュアー
ミルクチョコ
家も仕事も妻も失った元教師の男が、同じように問題を抱えた女性と出会い、再起に賭ける姿を描きます。
妻の浮気現場に出くわしたことで、咄嗟に理性を失い、浮気相手を殴り、うつ病になって、精神病院で8ヶ月の入院をしていた教師パット(ブラッドリー・クーパー)。
退院した彼は、何もかもやり直せると信じ、両親との生活を始めますが、精神状態がなかなか安定を見せず、問題なのは、未だに妻と復縁できると信じている事、失ったものを受け入れようとしません。
そんな時に現れた、ティファニー(ジェニファー・ローレンス)。彼女の心の傷も深刻で、ほとんどズタボロ状態に近く、言動もパットの理解の範囲を超えています。彼女のユニークな価値観にパットは翻弄されます。
普通じゃない人たちの再生の物語。かなりトリッキーな脚本だと思うけれど、はみ出しものたちに注がれた愛情が凄いです。
そんな2人の出会いは、普通ならもっと違うかたちで展開しそうなところ、思いがけない利害関係で結びつくことになります。
それぞれに、痛みがあったり無理したりしつつもお互いを必要とし、目的のために連日、共に過ごす時間が増えていきます。
本作の魅力は、抜群に立ったキャラにあるように思いました。何しろ誰もがイカれています。寝取られ男のパットは復縁を信じているし、鼻にうっすら付いている傷も怖しいです。ティファニーは夫と死別したショックで、会社の同僚11人と寝たという過激な女性。パットの父親は年金をフットボールの賭けにしてしまう超が付くアメフト狂だし、息子と夫を溺愛する母親はどこまでも天然です。「アニマル・キングダム」のお母さんなんですね。
“今度、飲みに行こうよ”とジェニファーを誘ったパトカーのお巡りさんまで、みんな、何とクレイジーなんでしょう!?
誰もがイタいキャラでありながら、集まると何とも愛おしいです。
前半、人生を見失った主人公の痛みも、腫れ物にさわるような周囲の反応もよくわかって、見ていて辛いところが多かった分、弱さを見つめて受け入れようとする後半の再生の話はまさに希望の光。
全体的にコミカルな演出が多いのでふんわり分からなくなっているけれども、ダンスコンテストも、実は不純な二重儲けをしているところがユニークです。
ブラッドリー・クーパーは、チャラチャラしたイケメンというイメージの役ばかりでしたが、「The Words〜」あたりから、彼の演技力が目立って来たように思えます。
今回は、特に前半の彼の目が凄いです。鬱陶しいくらいのイライラ狂気の目。その少し吊り上がり気味の目がすごく印象に残りました。
ゴミ袋を着てジョギングする姿もイカれていて、最初はどうなるかと思いましたが、素敵な結末で、希望や元気を感じました。
家族や地元愛も合わせて、どれも散漫になってないのが良かったです。
痛々しく滑稽な人たち
投稿日
2013/06/25
レビュアー
パープルローズ
デヴィット・O・ラッセル監督の前作「ザ・ファイター」は、相当変わった家族のお話でしたが、
この映画の登場人物たちもみんなかなり個性的。個性的すぎてちょっとひいてしまうくらいです。
まず主役の我らがブラッドリー・クーパー。
妻の浮気現場を目撃して、逆上のあまり浮気相手を暴行してしまい、接見禁止命令を出されている。
それにもかかわらず、妻と自分は今も愛し合っている、自分が変ればきっと妻は戻ってくると信じている姿は、あまりにも痛々しく滑稽。
ごみ袋をかぶってジョギングする姿には正直がっかりしてしまいました。
パットの父親はスポーツ賭博で生計をたてようなんて考えているし、
ジェニファー・ローレンス演じるティファニーは、元夫を亡くしたばかりとはいえ、あまりに行動が突飛で、一体何を考えてるの?と言いたくなります。
原題の「silver lining」とは、分厚い雲の隙間からさす一条の光のこと。
転じて、この映画の字幕にも使われている「希望の光」という意味に使われる言葉です。
どうしようもなく愚かで痛々しい主人公にかかる、分厚い雲。
その分厚い雲の隙間からわずかな光が差し、つき物が落ちたように晴れ渡る瞬間。過去の呪縛を捨て去る瞬間。
それは、妻が書いたものだと信じていた手紙を、本当は誰が書いたのかに気づいた瞬間だったんだね。
しかし、ティファニーにとっての「その瞬間」は一体どこだったのか、解せないのです。
一方、「playbook」とは、フットボールの作戦や戦術などを記録したファイルのことなのだそうで、
転じて「作戦、戦術」の意味でも使われるようです。
「ダイハード」(1988)では、ビルの電源を落とすシーンに、「They've got a universal terrorist playbook.」というせりふがありました。
しかし、スポーツ賭博のことやチームや選手名前に疎いので、後半の話についていけないところが大きなマイナス要因でした。
ラストシーンで、お互いの気持ちを確かめ合ったパットとティファニーが、
どこにでもいる恋人のように抱き合って、それですべての問題が解決したかのようなまとめ方だったのにも違和感がありました。
そもそも躁うつ病って恋愛で治るものなんでしょうか?
期待度が高かっただけに、なんだか肩透かしを食らった気分でしたが、控えめに息子を見守っていた母親役のジャッキー・ウィーヴァーは好演でした。
Where's the silver lining?
投稿日
2013/06/11
レビュアー
ガラリーナ
(結構けなしてます&ちょっとネタバレ)
小さい世界でいじいじ、ぐずぐずやってる人間模様を描いた邦画が大好きです。
そのグダグダした日常の中にはっと気づかされる物事の真理とか、人間の愛しさとか、
そういうものがキラッと光ったら、もうそれでいい。見てきた甲斐があったよ、と思う。
(こと映画鑑賞においては、マゾ体質なんだな。サービス過剰な作品は胸焼けしてくるし)
最近は、アメリカ映画でもこうしたちまちま系の作品が多いのだけど、本作もその一つ。
いつになったら、何がキラッと光るのだろうと思って見ていたのだけど、正直私には何も光らず終了という感じ。
皮肉にも原題に含まれる「silver lining」とは雲の縁が銀色に輝く様だそうだけど、
ストーリーでも、演出でも、この作品の中でsilver liningを見つけることはできなかったです。
別れた妻が忘れられない、事故で死んだ夫が忘れられない。
そもそも、このふたりのトラウマが似通っていること自体、設定的に広がりがないんだよね。
主要キャストはみんなご近所さん。で、そこに何か「異物」が絡んで来て、小さい世界が崩壊するのかというとそういうこともない。
一応、ご近所同士で賭博に絡んだケンカ沙汰は起きるんだけど、それは崩壊でも何でもないしさ。
閉ざされた心を解放する手段がこれまた社交ダンス。
しかも、ダンスコンテストの10点満点の5点が取れたらOKっていう、その中途半端さは何なんだ。
アメリカ映画ではよくあることなんだけど、最初から「心に病がある」と断定した上で物語が始まるでしょう?
どうして、いきなり物語を閉じるところから始めるんだと不可解に思う。
それは何でもかんでもカウンセリングに通っちゃうアメリカの文化があるから仕方ないのかも知れないんだけどさ、
「この人は病気ですよ」から始めたら、じゃあ「どうやって直るんでしょう?」しか、観客の見方はできないわけよ。
どうにもこうにも全てが想定内。「心に傷のある〜」を前に押し出されると、描き方が甘い。
むしろ、第一印象は最悪だったオトコとオンナが結ばれる、と言った方がよっぽど私にはフィットするんだけど。
素敵なブラッドリーさまの奇態なお姿
投稿日
2013/08/16
レビュアー
飛べない魔女
この映画が日本に公開されたときのプレミア試写会の様子をネットで見ました。
ブラッドリーったら、本当におもてなしの心満載な人で
入場してから舞台に上がるまでに10分ぐらいかかったのではないでしょうか?
握手したり、ハグしたり、一緒に写真をとったり、
司会の人がもうこっちへ来て下さーい、と言ってもなかなか上がってこようとせず
お客様にいっぱいいっぱいサービスしている姿は
大物俳優になった今も、ファンサービスを忘れない優しい彼に、またまたメロメロになっている女性たちの目は完全にハートでした。
さて、さて本作、思っていたような内容とはちょっと違いました。
心を病んでしまった男と女の再生の物語なのですが、
出てくる人みんながどっかおかしくて、どっか病んでいるのですね。
現代社会、みんな大なり小なりおかしなところがあって当然。。ってわけですかね。
再生していく姿も、どこか出たとこ勝負みたいなところがあって、あまり共感は出来ませんでした。
なにより、主役の二人が次第にお互いに惹かれていくさまが、どうも曖昧なんですね。
だから最後に、あら、そうだったの?って感じで唐突な感じがするのです。
ま、素敵なブラッドリーがゴミ袋来て走ったり、痛々しいほどのおかしな行動をする姿は、おいそれとは見れないでしょうから
それはそれで貴重な機会だったってことで、満足です。
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