メモリーズ・コーナー / デボラ・フランソワ
メモリーズ・コーナー
/オドレイ・フーシェ
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全体の平均評価点: (5点満点)
(11)
解説・ストーリー
これが監督デビューとなるフランス人女性オドレイ・フーシェが、阪神・淡路大震災の被災者の孤独死を題材に、今も癒えることのない心の傷を見つめたドラマ。出演は「ある子供」のデボラ・フランソワと西島秀俊、阿部寛。フランス人ジャーナリストのアダは、阪神大震災の式典を取材するため神戸を訪れる。街の復興は進み、人々の暮らしぶりは、彼女の目にはかつての悲劇を乗り越えたかのように映った。そんな中、通訳の岡田を伴ってかつての被災者を訪ね歩くアダ。やがて、いまだに後遺症に苦しむ男性、石田と出会う。震災のことを語りたがらず、かたくなな態度を崩そうとしない石田に、どうにかして心を開いてもらおうと苦心するアダだったが…。
これが監督デビューとなるフランス人女性オドレイ・フーシェが、阪神・淡路大震災の被災者の孤独死を題材に、今も癒えることのない心の傷を見つめたドラマ。出演は「ある子供」のデボラ・フランソワと西島秀俊、阿部寛。フランス人ジャーナリストのアダは、阪神大震災の式典を取材するため神戸を訪れる。街の復興は進み、人々の暮らしぶりは、彼女の目にはかつての悲劇を乗り越えたかのように映った。そんな中、通訳の岡田を伴ってかつての被災者を訪ね歩くアダ。やがて、いまだに後遺症に苦しむ男性、石田と出会う。震災のことを語りたがらず、かたくなな態度を崩そうとしない石田に、どうにかして心を開いてもらおうと苦心するアダだったが…。
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「メモリーズ・コーナー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
これが監督デビューとなるフランス人女性オドレイ・フーシェが、阪神・淡路大震災の被災者の孤独死を題材に、今も癒えることのない心の傷を見つめたドラマ。出演は「ある子供」のデボラ・フランソワと西島秀俊、阿部寛。フランス人ジャーナリストのアダは、阪神大震災の式典を取材するため神戸を訪れる。街の復興は進み、人々の暮らしぶりは、彼女の目にはかつての悲劇を乗り越えたかのように映った。そんな中、通訳の岡田を伴ってかつての被災者を訪ね歩くアダ。やがて、いまだに後遺症に苦しむ男性、石田と出会う。震災のことを語りたがらず、かたくなな態度を崩そうとしない石田に、どうにかして心を開いてもらおうと苦心するアダだったが…。
「メモリーズ・コーナー」 の作品情報
「メモリーズ・コーナー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
メモリーズ・コーナーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
82分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語・英語・フランス語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PCBE74189 |
2013年07月17日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
19枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語・英語・フランス語
メモリーズ・コーナーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
82分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語・英語・フランス語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PCBE74189 |
2013年07月17日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語・英語・フランス語
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ユーザーレビュー:11件
震災の傷跡に寄り添う
フランスの新人監督オドレイ・フーシェが、大震災後の神戸と淡路島を舞台に、フランス人ジャーナリストの女性の視点を通して、喪失感に苦しむ人々とその先にある希望を見つめた人間ドラマ。
阪神・淡路大震災の式典をするために、神戸を訪れたフランス人ジャーナリストアダ(デボラ・フランシス)は、通訳の岡部(西島秀俊)を伴って、被災者住宅を訪ね歩く中で、未だに後遺症に苦しむ寡黙な石田(阿部寛)と出会います。
頑なに心を閉ざす石田に魅せられ、アダは取材にのめり込んで行きます。
途中から、ああそういうことだったのね、となるストーリー。
孤独死を巡って、そう来ましたか?
少し予想外でしたが、東洋と西洋の死生観の違いとして面白い視点だと思います。
最後に愛を与えられずに死んだ人は、誰かに一番大切な想いを託す。
男性は、フランス人記者にそれを託します。
「あなたが記憶してくれれば良い」。全くの他人に託す、あの関係性も何だか新鮮でした。
監督は『雨月物語』あたりに影響を受けたようですが、リアルな再現ドラマじゃなく小泉八雲を思わせる幻想世界に普遍性をも感じました。
時間が経つと忘れがちですが、忘れないでいることは本当に大切なのだと改めて思いました
心の弦をかき鳴らす場面がラストに。静かな会話が胸にしみました。
このレビューは気に入りましたか?
16人の会員が気に入ったと投稿しています
この問いかけに 日本は答えられるのだろうか
自然のもたらした 大いなる変動 災害
その 直接の被害だけではなく
のちに現れる 痛みと そして 死
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
生き残った者への 慰撫
死者への 鎮魂は
何をもってなされるべきか
・・・・・・・・・・・・・・
この
海外からの問いかけに
わが日本は はたして答えられるのだろうか
・・・・・・・・・・
その答えを見つけられぬまま
何年かののちには
さらなる出来事が…
・・・・・・
わが日本は
いつの日からか
被害者のみを演じて来はしなかったろうか
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自らを 被害者としてしか見られぬものに
慰撫も 鎮魂も
永遠に 出来はしまい
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
終盤の展開が・・・。
阪神大震災から15年後の神戸を舞台に、フランス人監督が撮った作品。
女性ジャーナリストのアダ(デボラ・フランソワ)は、元記者で被災者の石田(阿部寛)へのインタビューをきっかけに、
仮説住宅での「孤独死」に興味を持ち、通訳(西島秀俊)の反対を押し切って石田への取材を進める。
「餓死や病死ならともかく、孤独で人は死ぬものなのか?」
と、別のフランス人ジャーナリストが言っているように、フランス人にとっては日本人の死者に対する考え方はかなり奇異に映るようです。
震災そのものを描いたというよりは、日本人の死生観に焦点をあてている点はそれはそれで評価したいと思います。
しかし、火葬の説明が「遺骨」ではなく「遺灰」となっていたあたりには、限界を感じてしまいました。
(火災の犠牲者の遺灰の話は本当なんでしょうか?)
さらに終盤の展開にはちょっと唖然としてしまいました。こんなんでいいのかな?
主役のデボラ・フランソワは、「ある子供」で若い母親役をやってた人ですね。
来月公開の「タイピスト」の予告編が楽しかったので、観たいと思ってます。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
石田さーーーん!!!
西島秀俊がフランス語を話して、阿部ちゃんが英語を話してる予告編を観て、これはっ!
と思ったんですけど・・・
阪神・淡路大震災という、日本人にとってはデリケートな題材を
フランス人女性監督が、なかなか大胆な切り口と視点で描いています
死(死後)という価値観の違いが、まず大前提にあるので
終始、この映画が、誰(日本人かフランス人か)に向けて発せられてるのか
ちょっと気になるところです
フランス人はコレを観てどう思うのでしょうか・・・
震災後の“孤独死”
震災では助かった命にも関わらず
その後の生活で、辛い運命を辿ることになってしまった命
孤独死というテーマに焦点を絞って
少し、トワイライトゾーンのような形相でもあり
「あ・・・そういう考え方もあるんだな」
という、結論にしか達せませんでしたが
監督自身が、日本について、日本人の死に対する考え方について
理解し伝えたいという思いが、すごく感じられたのも事実です
ならば、こちらも受け入れようと・・・
こういうのも、あり、だろうと・・・
予想外の着地に戸惑いましたが
案外、拒否反応をおこさなかったのが、不思議なくらいですw
とりあえず
「石田さーーーん!」って叫びたくなるのと
「だんそうです」の下りで、ふぁ〜〜っとなりました
地震のメカニズムを、あんなに大胆にキッパリ、ファンタジー化できてしまうのは
フランス人だからこそと言った感じですし
「成仏する」という概念とか、やっぱり西洋の人には、難しいのでしょうな
主人公のフランス人記者が、何かと感情をあらわにするのが
これがまた、東洋人の私には、「?」な部分が多かったのですがw
その、感情の起伏という点に関してだけ言えば
主役のデボラ・フランソワは上手かったと思います♪
西島さんのフランス語は、たいへん美しかったですし
阿部ちゃんの英語も、ナチュラルでした
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
美しい映像と役者陣の好演が見どころ。 内容は散漫で残念。
投稿日:2013/08/30
レビュアー:シグムンド
1995年に起きた阪神・淡路大震災と、震災後に仮設住宅などで相次いだ孤独死を主なテーマとしています。
2011年2月にクランクアップしてフランスでは2012年5月に公開されたものの、日本での公開は東日本大震災での被災者などの心情に配慮して延期され、今年2月に漸く封切られた作品。
不思議な雰囲気と哲学的な台詞のやり取りに満ちていて、劇場で初見した後、「これは何度か観ないとよく分からない映画だ」 と感じてさらに2回劇場に足を運び、BDも購入して何度も観ました。
正直いって内容的には散漫で、「震災」 「孤独死」 「日本人と西洋人の死生観の違い」 「死者の魂や幽霊の存在」 といったテーマがごっちゃになっていて、ピンボケした曖昧な印象が残ります。
「なぜいきなりそうなる…?」 的な唐突な展開もあって、違和感は否めません。
インタビューで西島秀俊が、「説明的な台詞などは排されているので、何度も観て欲しい」と言っていました。たしかにその通りで、一度観ただけではよく分からないのでは。
観れば観るほど理解度も味わいも深まるタイプの、「スルメ」作品です。じわじわ胸に染み入ってきます。 それにしても、何度観ても納得しがたい部分は残ります。
ただ、個人的には静かで独特な空気感が好きだし、西島秀俊と阿部寛がそれぞれに素敵なので飽きもせずに繰り返し観ています。
また、全編を通じて色彩や構図にこだわりの感じられる幻想的な映像美は素晴らしいです。
夜間のシーンでは街の灯りやルームライトをうまく生かした陰影が印象的。 ふりそそぐ柔らかな光線が希望を感じさせるラストシーンが特に美しい。
西島秀俊と阿部寛は好演していて、それぞれに静かな佇まいが心に残りました。
通訳の岡部を演じた西島秀俊は、アダを心配して寄り添い、控えめながらも助言をする優しいまなざしが魅力的。フランス語の猛特訓をしたそうで、監督曰く発音はネイティブなみに完璧だそう。
彼は 「一人の観客として観た時に、アダと石田が国も性別も年齢も超え、悲しみを共有して再生していくシーンにすごく感動した。」 と話していました。自分は作品を観て、この言葉に共感しました。
阿部寛は陰のある雰囲気がいいです。石田は伏し目がちでぼそぼそ話す寡黙な男ですが、時折アダを真正面から見据えて、静かに、でも鋭い言葉を放ちます。
被災者の想いを理解して欲しい… という、内に秘めた気持ちの強さが伝わってきました。
西島さんも阿部さんも、歳を重ねるごとに味がでて、どんどん魅力的な役者さんになっていきますね。
正直、このお二人がこの役で出ていなかったら、★2にしていました。西島さん・阿部さん・映像美で各★0.5×3増やして、この評価です。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
震災の傷跡に寄り添う
投稿日
2013/07/19
レビュアー
ミルクチョコ
フランスの新人監督オドレイ・フーシェが、大震災後の神戸と淡路島を舞台に、フランス人ジャーナリストの女性の視点を通して、喪失感に苦しむ人々とその先にある希望を見つめた人間ドラマ。
阪神・淡路大震災の式典をするために、神戸を訪れたフランス人ジャーナリストアダ(デボラ・フランシス)は、通訳の岡部(西島秀俊)を伴って、被災者住宅を訪ね歩く中で、未だに後遺症に苦しむ寡黙な石田(阿部寛)と出会います。
頑なに心を閉ざす石田に魅せられ、アダは取材にのめり込んで行きます。
途中から、ああそういうことだったのね、となるストーリー。
孤独死を巡って、そう来ましたか?
少し予想外でしたが、東洋と西洋の死生観の違いとして面白い視点だと思います。
最後に愛を与えられずに死んだ人は、誰かに一番大切な想いを託す。
男性は、フランス人記者にそれを託します。
「あなたが記憶してくれれば良い」。全くの他人に託す、あの関係性も何だか新鮮でした。
監督は『雨月物語』あたりに影響を受けたようですが、リアルな再現ドラマじゃなく小泉八雲を思わせる幻想世界に普遍性をも感じました。
時間が経つと忘れがちですが、忘れないでいることは本当に大切なのだと改めて思いました
心の弦をかき鳴らす場面がラストに。静かな会話が胸にしみました。
この問いかけに 日本は答えられるのだろうか
投稿日
2014/04/22
レビュアー
ちびた
自然のもたらした 大いなる変動 災害
その 直接の被害だけではなく
のちに現れる 痛みと そして 死
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
生き残った者への 慰撫
死者への 鎮魂は
何をもってなされるべきか
・・・・・・・・・・・・・・
この
海外からの問いかけに
わが日本は はたして答えられるのだろうか
・・・・・・・・・・
その答えを見つけられぬまま
何年かののちには
さらなる出来事が…
・・・・・・
わが日本は
いつの日からか
被害者のみを演じて来はしなかったろうか
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自らを 被害者としてしか見られぬものに
慰撫も 鎮魂も
永遠に 出来はしまい
終盤の展開が・・・。
投稿日
2013/07/25
レビュアー
パープルローズ
阪神大震災から15年後の神戸を舞台に、フランス人監督が撮った作品。
女性ジャーナリストのアダ(デボラ・フランソワ)は、元記者で被災者の石田(阿部寛)へのインタビューをきっかけに、
仮説住宅での「孤独死」に興味を持ち、通訳(西島秀俊)の反対を押し切って石田への取材を進める。
「餓死や病死ならともかく、孤独で人は死ぬものなのか?」
と、別のフランス人ジャーナリストが言っているように、フランス人にとっては日本人の死者に対する考え方はかなり奇異に映るようです。
震災そのものを描いたというよりは、日本人の死生観に焦点をあてている点はそれはそれで評価したいと思います。
しかし、火葬の説明が「遺骨」ではなく「遺灰」となっていたあたりには、限界を感じてしまいました。
(火災の犠牲者の遺灰の話は本当なんでしょうか?)
さらに終盤の展開にはちょっと唖然としてしまいました。こんなんでいいのかな?
主役のデボラ・フランソワは、「ある子供」で若い母親役をやってた人ですね。
来月公開の「タイピスト」の予告編が楽しかったので、観たいと思ってます。
石田さーーーん!!!
投稿日
2013/09/24
レビュアー
パンケーキレンズ
西島秀俊がフランス語を話して、阿部ちゃんが英語を話してる予告編を観て、これはっ!
と思ったんですけど・・・
阪神・淡路大震災という、日本人にとってはデリケートな題材を
フランス人女性監督が、なかなか大胆な切り口と視点で描いています
死(死後)という価値観の違いが、まず大前提にあるので
終始、この映画が、誰(日本人かフランス人か)に向けて発せられてるのか
ちょっと気になるところです
フランス人はコレを観てどう思うのでしょうか・・・
震災後の“孤独死”
震災では助かった命にも関わらず
その後の生活で、辛い運命を辿ることになってしまった命
孤独死というテーマに焦点を絞って
少し、トワイライトゾーンのような形相でもあり
「あ・・・そういう考え方もあるんだな」
という、結論にしか達せませんでしたが
監督自身が、日本について、日本人の死に対する考え方について
理解し伝えたいという思いが、すごく感じられたのも事実です
ならば、こちらも受け入れようと・・・
こういうのも、あり、だろうと・・・
予想外の着地に戸惑いましたが
案外、拒否反応をおこさなかったのが、不思議なくらいですw
とりあえず
「石田さーーーん!」って叫びたくなるのと
「だんそうです」の下りで、ふぁ〜〜っとなりました
地震のメカニズムを、あんなに大胆にキッパリ、ファンタジー化できてしまうのは
フランス人だからこそと言った感じですし
「成仏する」という概念とか、やっぱり西洋の人には、難しいのでしょうな
主人公のフランス人記者が、何かと感情をあらわにするのが
これがまた、東洋人の私には、「?」な部分が多かったのですがw
その、感情の起伏という点に関してだけ言えば
主役のデボラ・フランソワは上手かったと思います♪
西島さんのフランス語は、たいへん美しかったですし
阿部ちゃんの英語も、ナチュラルでした
美しい映像と役者陣の好演が見どころ。 内容は散漫で残念。
投稿日
2013/08/30
レビュアー
シグムンド
1995年に起きた阪神・淡路大震災と、震災後に仮設住宅などで相次いだ孤独死を主なテーマとしています。
2011年2月にクランクアップしてフランスでは2012年5月に公開されたものの、日本での公開は東日本大震災での被災者などの心情に配慮して延期され、今年2月に漸く封切られた作品。
不思議な雰囲気と哲学的な台詞のやり取りに満ちていて、劇場で初見した後、「これは何度か観ないとよく分からない映画だ」 と感じてさらに2回劇場に足を運び、BDも購入して何度も観ました。
正直いって内容的には散漫で、「震災」 「孤独死」 「日本人と西洋人の死生観の違い」 「死者の魂や幽霊の存在」 といったテーマがごっちゃになっていて、ピンボケした曖昧な印象が残ります。
「なぜいきなりそうなる…?」 的な唐突な展開もあって、違和感は否めません。
インタビューで西島秀俊が、「説明的な台詞などは排されているので、何度も観て欲しい」と言っていました。たしかにその通りで、一度観ただけではよく分からないのでは。
観れば観るほど理解度も味わいも深まるタイプの、「スルメ」作品です。じわじわ胸に染み入ってきます。 それにしても、何度観ても納得しがたい部分は残ります。
ただ、個人的には静かで独特な空気感が好きだし、西島秀俊と阿部寛がそれぞれに素敵なので飽きもせずに繰り返し観ています。
また、全編を通じて色彩や構図にこだわりの感じられる幻想的な映像美は素晴らしいです。
夜間のシーンでは街の灯りやルームライトをうまく生かした陰影が印象的。 ふりそそぐ柔らかな光線が希望を感じさせるラストシーンが特に美しい。
西島秀俊と阿部寛は好演していて、それぞれに静かな佇まいが心に残りました。
通訳の岡部を演じた西島秀俊は、アダを心配して寄り添い、控えめながらも助言をする優しいまなざしが魅力的。フランス語の猛特訓をしたそうで、監督曰く発音はネイティブなみに完璧だそう。
彼は 「一人の観客として観た時に、アダと石田が国も性別も年齢も超え、悲しみを共有して再生していくシーンにすごく感動した。」 と話していました。自分は作品を観て、この言葉に共感しました。
阿部寛は陰のある雰囲気がいいです。石田は伏し目がちでぼそぼそ話す寡黙な男ですが、時折アダを真正面から見据えて、静かに、でも鋭い言葉を放ちます。
被災者の想いを理解して欲しい… という、内に秘めた気持ちの強さが伝わってきました。
西島さんも阿部さんも、歳を重ねるごとに味がでて、どんどん魅力的な役者さんになっていきますね。
正直、このお二人がこの役で出ていなかったら、★2にしていました。西島さん・阿部さん・映像美で各★0.5×3増やして、この評価です。
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(C)NOODLES PRODUCTION, FILM ZINGARO 2 INC., FRANCE 3 CINEMA, 2011 ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。