ひだまりスケッチ×ハニカム

というのは最近、アニメのレヴューを書こうとすると誰もまだ書いていなくて、なんとなく心細いというか、先走り過ぎるのかなぁと不安になっていたためです。（その割には『ガールズ＆パンツァー』を３回も書いていて図太いみたいで恥ずかしいのですが）
　このシリーズはいつ頃から観はじめたのか記憶も曖昧なのですが、ひだまり荘に集まった、やまぶき高校美術科の先輩、後輩たちの日常をほんわか描いた作品の雰囲気が気に入って、つかず離れずというスタンスで観ておりました。最初、「ハニカム」というのは蜂の巣の意味かと思って、「何故？」と首をかしげていましたが、どうも、これは、恥じらうという意味の「はにかむ」だと気づいて納得した次第です（違っていたら恥ずかしいですが）。
　この作品は時間の経過とともに登場人物も進級し、このシーズンでヒロと沙英の二人が卒業することになります。彼女たちは一抹の不安を抱えながらも、新しい道へ進んでいく。その決意が爽やかに伝わってきて感動しました。日常の中にも、それぞれの個人が持つ感情や希望、人間関係など細やかな視点で捉えることにより豊かなドラマがあることが分かる。これはそういうアニメだと思います。監督も様々な作品で少女の魅力を引き出すのに長けた新房昭之さんですから、本作でも、っその真骨頂が発揮されております。しばしの時間ほんわかした雰囲気で心穏やかに過ごせる作品だと思います。

ども、毎度の湊です。

このシリーズも随分長くなりましたが、毎回楽しく見れてます。
今さらですけど、これって４コマが元ネタなんですよね。

４コマを３０分のアニメにする時って色々制約が入ると思うんですが、
このアニメと「生徒会役員共」はホントお手本のようなアニメだと思います。

長く続いている作品なだけあって、昔のシリーズを見てないと分からないネタがちょこちょこ出てきます。
それは仕方ない事ですが、ここから見てしまってもそれなりには楽しめると思います。
安定していて、しっかり楽しめるアニメですが、やっぱりシリーズを重ねる毎に前作以前のネタが元になって・・ってのが増えてきます。
こればっかりは続編モノの仕方のないとこではありますが、そうなると一見さんにお薦めするのが難しくなってくる。
それが残念で仕方ないです。

パッケージを見てもらえば気付かれると思いますが、出てくるキャラはほぼ女の子です。
ですがこれは安易な萌えアニメではありません。前作のレビューにも書いたと思いますが出てくるキャラは全て「いい子」これに尽きる（笑）

万人受けするアニメではありませんが、ＯＰ・ＥＤ共に力が入っており、またシャフトの表現の仕方も面白い。
バトルもなきゃ、謎解きもない、寮暮らしの女の子達の日常を描いただけの作品ですが、見ていて心がほっこりします。
そんなのんびりなアニメが好きで、さらにまだ見た事ない人がいるのなら、全力でお薦めさせていただきます。
しかしもちろん、先にも述べたとおり、全てを楽しみたいなら最初のシリーズから見る事をお薦めさせていただきます！！

ＰＳ
お風呂シーンいつもありますが・・・うん、成長してないね（笑）

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

美術科に通う女子高生があつまるアパート、
ひだまり荘を舞台にした、女子高生日常系アニメ。
その第４期。

基本、これまでとかわらず、
まったりと、物語りが進む。

のんびり、ひまつぶしに見るのに、適した、
アニメ。

全体的にのんびりしている作品と言っていいだろう。これは今までの作品にもいえる。続編が出るのが待ち遠しい。

レンタル版にはコメンタリありませんでした。残念無念。