恋に至る病

性器を交換したことによるエピソードが特に面白くも無く、必然性が感じられない。

登場人物の意味不明な行動が目立つ。
（変人という事でつじつまは合う？）


男と女が入れ替わる話はよくあるが、面白いものが多いので借りたが、
性器だけが入れ替わった、この映画はイマイチでした。
たいしてエロいシーンがある訳でもなく、かといって下品でもなく。
ただ、不思議と退屈はしなかった。
これからどうなるんだろうという気持ちだけで引っ張っていかれた感がある。

３５点

　下ネタがらみで、パンチラがあったりして、でも激しいラブシーンはなく、ちょっとエッチっぽいという程度の雰囲気です。だから誰にも薦められる映画ではないけれど、かといって不真面目な映画でもなく、怖いものみたさで観たら、けっこう楽しめたという映画です。
　私も人間関係が希薄でそれでいて人恋しさもあるせいか、やたらと妄想が膨らんでしまい、ツブラ(我妻三輪子)のように二人で溶け合ってしまいたい、そうすれば離れることもなく寂しくなんかないと、極端に思うこともあります。そんな変態チックな発想を作品にしてしまうという思い切りの良さに、けっこう好感を持ちました。　
　登場する二組の男女（計四人）の関係は何がなんだか、わけが分からないという展開なのですが、メチャクチャに見えてもそれぞれの悩みが見えてきます。主人公を中心に何かが伝わってくるメッセージものではなく、観る側によって、それぞれの４人のだれかに共感できれば、この映画は楽しめるのではないでしょうか。
　キャストを観ると監督は新人女性らしいですが、こういうアブノーマルで甘美な発想はいかにも女性らしいと納得しました。やっぱり人間の基本は変態だと思いました。
　一つだけ気になったのは、サプリメントだけで生きているツブラ役にしては、我妻三輪子の肢体はちょっとふくよか過ぎないかと、ちょっと思ったのでした。でも見ている分には良いですね。なかなかユニークな女優さんです。土手を走るシーンは既視感あるので、やや工夫が欲しいところです。
　いやあ、面白かったですよ。★★★☆

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期待するほどはないですが、いい意味で裏切られるシーンがいくつかあったので救われました。

我妻三輪子は独特の存在感があって今後が楽しみですな。
染谷将太と佐津川愛美は言うことなしです。

それにしても…確かに突飛だな。(笑)
もし、自分の立場に考えても、やっぱり気持ち悪いもの。(笑)
どんなに好きな人のものだって…ね？

で、結局、ツブラは満足したのか、ひと夏のアブノーマルな経験を経て、すっかりと大人になってマドカのことなんて興味なし？！みたいなエンディングです。
…思春期の少女の妄想は理解できない。(汗)

まぁ、ところどころにある、しょうもないシモネタには笑かしてもらいましたが。

配役によってはきっと観ることのなかった作品だと思います。(笑)