ＦＲＩＮＧＥ／フリンジ＜ファイナル・シーズン＞

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舞台は2036年、世界は冷酷で非情な監視人の支配下にあった。
20年間アンバー（琥珀）に閉じ込められようやく救出されたウォルター博士、ピーター、アストリッド、そして、そこには21年ぶりに再会したピーターとオリビアの娘エッタの姿があった。
しかし、オリビアの行方がわからなかったが捜索したところアンバーの中から救出され、美しく成長した娘エッタと涙の再会をする
そして、フリンジチームは監視人から逃亡者として追われる中、人類を助け明るい未来をつくるため立ち上がる。エッタとエッタの仲間でアニルも頼もしい助っ人として協力します。
それにはウォルター博士がアンバーに閉じ込められる前にセプテンバー（善良な元監視人）と協力し監視人反撃計画を立てたテープを探さなくてはならないのです。
そこで、あの旧ハーバード大学のラボにあるのでは・・・と秘密の通路から侵入する。テープは見つかったが監視人に知られるのを恐れアンバーで覆い隠し一本ずつ取り出し解読をしていきます。
そして得た手がかり通り色々な場所に向います。街中はもちろんそこら中に見張りの監視人や警備隊がいるのでなかなか容易ではありません。
4話「ネックレス」でとても悲しいことがおきてしまいます。そして5話「復讐」で、ピーターは監視人の装置を抜き取り自分の首の後ろに挿入します。
そして、監視人の情報や特殊な能力が備わりピーターは復讐への執念を燃やすのです。しかし、脳に悪い影響を与え危険だし無感情な人間になってしまうとウォルターは心配する。
そこで、オリビアは取り出すよう説得をしますが・・・。途中からドナルド探しに執着するフリンジチームだが、キーマンであるマイケルという少年と出会う。
このファイナルは、ハラハラするシーンがとても多く心臓がバクバクし通しでした。博士自らあの水槽に入ったり、オリビアも時空移動したりと気が抜けません。
この他に登場する人物はブロイルズ、電動車イスのニーナ、マイケル（監視人として生まれたが少年のまま成長がストップ。口が利けないが頭脳明晰。監視人打倒計画のキーマン！？）
セプテンバーは監視人の時の容姿と違い髪がフサフサとあり意外とイケメンになっていました。そうそう、あのペットの乳牛ジーンもいました。
でも、泣くと監視人に見つかると言うのでアンバーの中に閉じ込められていました。ウォルターがアンバーの上から愛しそうに撫でていました。
最終13話「絆」で、クライマックスに突入しますがハラハラ・ドキドキ最高の盛り上がりを見せます。人類を救うためにフリンジチームとセプテンバーが命を懸けて挑みます。
そして、ラストシーンでは人類を助ける為に重大な決意をした人との悲しい別れもありましたが、20年前の世界に戻った幸せそうな一家の姿も・・・・・・。

毎回とても楽しみにしていたのでここで終わるのは淋しいのですが、始まりがあれば終わりは必ずやって来るのですよね。
フリンジチームの俳優さんたちに映画やドラマでまたお会いしたいと思いました。。。

過去、未来、別次元だけなら良かったが、タイムパラドックスまで出てきた事により、何でもありのやりたい放題になってしまった今作品。
元々、全４シーズンという触れ込みで始まったのだからあそこでエンディングにしておけば良かったのに。
シーズン４のラストは、それだけで十分完成されていたから。。。
これ以上、何を描くのだろう。
結局は、過去に戻ってすべて丸く収まるんでしょ？
↑と思いながら、不平タラタラで見始めた今シーズン。（途中リタイヤはいやなので）
ところが、ＶＯＬ５あたりから一気に面白くなってきたのです。
シーズン１でそのままになっていた謎が解明されたり、監視人達の変化が描かれたり、一気に色々なシーンが甦ってきたのだ。
そうかぁ。ここにつながるのか！と目から鱗の連続。
そして、最終的に、今作品は【家族の愛】へと行き着いている。
アクションでもない。ＳＦでもない。恋愛物でもない。それらすべてを飲み込むほど大きな愛。
【愛】がすべての答えなのだ。
今にしてみれば、ピーターを助ける為に時空を越えたウォルターの【愛】から始まった今物語。
最後もまた、大きな【愛】によって見事なラストを飾ったのです。
【タイムパラドックスを繰り返すならシーズン４がラストで良い】と思っていましたが、全然違う物語でした。
全１００話すべてを見て、初めて理解できる奥深いストーリーです。
途中、中だるみもありますが、ぜひ最後まで見ていただきたい。
子を持つ方には特にオススメしたい作品です。

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ネタバレ満載で。
以下、ご注意ください。



最初からブロイルズのことは信頼していなかった。
・・・LOSTの印象で。
最後の最後まで信用していなかったよ。
まんまと騙されたというか、自分から騙されに行ったというか。
ホント、ごめんなさい。

Xファイルみたいな、奇々怪々な事件で始まったフリンジ。
ところが意味不明な事件ばかりが起こるのは、最初ばかり、
早々に謎解きに入り（とはいえ、長い長い謎解きだったね）、もう一つの世界、監視人、そして最後は人類を救うという壮大な結末。
どのシーズンも「不要」なものがなく、ファイナルシーズンにすべてが活かされたと思う。
全100話が長いのか、短いのか・・・

特に、シーズン1でのフリンジ事件で出てきた、「不可解な殺人事件」の寄生虫っぽいものからはじまり、
あちらの世界のこと、すっかり忘れていた、ブロイルズ、ニーナ、リンカーン（名前すら思い出せなかったよ！！）、タンクに入って瞑想すること、牝牛のジーン、そしてコーテキシファン・・・

あぁ、あったね！と、懐かしいやら、終わってしまうのが残念なような。

髪の毛のあるセプテンバー、雰囲気変わる！！！
彼の最後は、なんかこう、もうちょっとあってもよかったのでは？
犬死っぽくて可哀想・・・

シーズン５で圧巻だったのが、監視人の変異体である「マイケル」
一言もしゃべらないけれど、すごい演技力でした。

シーズン2の（白い）チューリップ同様、またまた登場したチューリップには泣けた。


落ち着いていろいろ考えてみると、20年前にリセットされるわけで、そうしたら、20年後のあの戦い（？）で死んでしまった人たちは、死なない？
いや、リセットだから、ニーナも元気ってこと？


時間を含めた物理的なゆがみを作ってしまった天才物理学者が、結局尻拭い（自己責任だけど）をしたということなのだろうか。
20年前の侵略前の時点までリセットしたのだから・・・ウォルターはやっぱり健在ってことだよね。
ということを、ピーター宛のビデオで語っていたのか・・・
あまり賢くない私にはやはり難しいドラマでした。
でも、最後の最後に、★５つの評価をします！！

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今ディスクは本当に見応え十分！
別次元の２０年後も見られたし、監視人の謎も明かされた。
すべての謎は解明されていると言って良いでしょう。
ただし、基本はタイムパラドックス物なので矛盾したまま、いや、こんがらがったままの事も多い。あれ？私が理解できていないだけか？
マイケルを未来に送る事に成功した事により、時間は監視人が侵略してくる前の２０１５年に戻った。
でも、何で２０１５年に戻るんだろう？
ウォルターとマイケルが消去されるという下りはそれなりに納得できた。
でも、そもそも監視人がいなかったら２０１５年どころかそれ以前に、ピーターはいなくなるはずでは？
セプテンバーはピーターを湖から引き上げないから。いや、時間軸が変わったんだったか。
という事は、どちらのピーターも死ぬ事に変わりなく、今のピーターはどこからともなく降って湧いた事になるのだろうか。
でも、セプテンバーがウォルターネイトのラボをのぞく事もないから、薬は完成して別次元のピーターは助かる。。。。でも、それだとピーターは別次元のままか。
うーーーーん。。。。プシュ〜〜〜
タイムパラドックスは考えるだけ無駄かぁ。。。

ファーストシーズンから見ています。続きは毎回楽しみ、期待もしていたが、ファイナルシーズンはちょっと思ったより。。。あれ？？？あの終わり方では、次のシーズンは絶対ない！あの監視人って一体なんだったのかしら？？？