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ティモシーの小さな奇跡

ティモシーの小さな奇跡の画像・ジャケット写真

ティモシーの小さな奇跡 / ジョエル・エドガードン
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「ティモシーの小さな奇跡」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

『ギルバート・グレイプ』のピーターヘッジズが監督・脚本を担当し、家族をテーマにファンタジー要素をプラスした心温まる感動作。子供ができないことを宣告されたジムとシンディ夫婦の前に、ある晩、両足に葉っぱが生えた泥だらけの少年が現れる。

「ティモシーの小さな奇跡」 の作品情報

作品情報

製作年:

2012年

製作国:

アメリカ

原題:

THE ODD LIFE OF TIMOTHY GREEN

「ティモシーの小さな奇跡」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

グリンゴ/最強の悪運男

フォーリング・ダウン

エクソダス:神と王

アニマル・キングダム

ユーザーレビュー:20件

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1〜 5件 / 全20件

ハートフル

投稿日:2013/07/13 レビュアー:ミルクチョコ

劇場未公開映画。見終わって温かい気持ちになれるのに、もったいないですね。
子供のできないカップルが体験した不思議で心温まる話。

子供を産むことができないと告げられた夫婦ジム(ジョエル・エドガートン)とシンディ(ジェニファー・ガーナー)。
その夜、もし自分たちに子供が出来たらきっとこんな子供だと、熱烈に語り合います。もう、このシーンからウルウルしちゃいます。
そして子供への思いを断とうと理想の子供像を紙に書き出し、庭に埋めたところ、真夜中にくるぶしから葉っぱの生えた10歳の男の子ティモシーが出現します。

夫婦が迷いなくティモシーを受け入れるところや、奇跡という名で起こる良き出来事。
夫婦が紙に書いて埋めた事が、現実の事なって現れます。優しく音楽もアートの才能もあり、運動音痴だけど一度だけサッカーでゴールを決めるという、このゴールも面白かったです。
でも紙に書いたことが実行されるたびに、葉っぱが一枚ずつはがれていくんですね。

ティモシーが来てから、夫妻の周りの人間関係にも少しずつ変化が見られるようになります。
ずっと父親と打ち解ける事が出来なかった親子の和解や、上司にずっと不満を抱いていたシンディ。

最後の一葉のように、くるぶしの葉っぱが落ちていくたび、ティモシーとの別れの時が近づいていきます。
ティモシーがいなくなるとき、時間は有限ではないという意味も込められているのでしょうね。
このティモシー役の少年がとっても可愛らしかったです。
またジョニーと作った葉っぱの隠れ家の美しい事!
切ないし、見終わって心温まる映画でした。

このレビューは気に入りましたか? 21人の会員が気に入ったと投稿しています

ディズニーらしい心温まる童話

投稿日:2013/05/23 レビュアー:QWERTY

アメリカでは評論家受けが悪かったみたいだけど、「だろうな」て感じ。
彼らは基本的に“暗くて、遅くて、結果何も起こらない”映画が大好物。
僕の好みとは対極にあるので全く信用してません。今回も奴らの酷評は無視して正解でした。

子宝に恵まれなかったグリーン夫妻は、あきらめて前に進むため
「もし自分たちに子供がいれば、こんな子が良かったな」という願望を紙に書くことにします。
「バカ正直なくらい素直」とか「絵の才能がある」とか「運動音痴だけどサッカーで決勝ゴールを決める」とか
そういう他愛もないことです。
で、その紙を箱に入れ庭の家庭菜園に埋めました。
するとその日の晩、嵐が起こり、二人の家に突然「ハイ♪僕、ティモシー」と泥だらけの少年が現れます。
普通ならホラー映画並に怖いシチュエーションですが、そこはディズニー映画(笑)
夫妻は自分たちの子供として育てることにしました。

実はティモシー君、マジカルな子供とはいえ、何の魔法の力も持っていません。
脚に葉っぱが生えている以外、いたって普通の少年です。
そんなティモシー君は、グリーン夫妻の願望を一つずつ実現していきます。
が、二人の意図とはちょっと違う形で実現していくのがユーモラスです。心温まります。
そして、ティモシー君と暮らすうち、グリーン夫妻も親として成長していきます。
しかし・・・

その先は誰もが予想する展開になるわけだけど、こういう映画はそれでいいんです。
私のようなやさぐれた人間には心癒されるとても良い映画でした。

このレビューは気に入りましたか? 14人の会員が気に入ったと投稿しています

葉っぱとともにやってきた子♪ささやかな感動を〜

投稿日:2013/06/06 レビュアー:MM3

事前情報無しで見ましたが、
これが、小粒ながらなかなか温かい童話というかファンタジーというか。
なんかよかったですな〜。


子宝に恵まれない夫婦に起こった奇跡を
夫婦の回想形式で描いています。

この夫婦「子供ほしーなー」「こんな子がいいなー」なんて言いながら
その事を紙に書いて庭に埋める。

そしたら、ある嵐の夜、
男の子が現れた・・・・!?

ティモシーと名乗ってる。

まー、ここで現実的なこと言っちゃうと
物語ぶち壊しなんで
ここは流れに任せて観てみましょう♪

その子を息子として育てる夫婦。
で、ティモシーは
夫婦が書いた「こんな子がいい」リストを
ちょっとだけ違う形だけど実現してくんですね。

で、夫婦も「親」として成長してくって話。

ただ、このティモシー君、
なんと足に葉っぱが生えてる。

何枚も。

その葉っぱが意味するものは何!?


ま、ベッタベタな展開ですが
それでもイイ。

わかてってても、終盤はグッとくるね。


当たり障りの無い物語だけど、これはそれでイイ!って感じ。

タイトルの「小さな奇跡」とはまさにそう。
ささやかな感動物語です。

この夫婦にとっては一生の思い出でしょうけどね♪

このレビューは気に入りましたか? 7人の会員が気に入ったと投稿しています

舞台設定が素敵

投稿日:2013/07/07 レビュアー:パープルローズ

長年の不妊治療の末子供を諦めた夫婦の元に、突然現れ、そして突然去って行った不思議な子供、ティモシー。
彼と過ごした時間は、ふたりにとって宝物のような時間だった。
ストーリー展開はちょっとファンタジックすぎるのですが、
子供を育てた経験のある人やこれから親になろうという人にとっては、心の琴線に触れる部分が必ずひとつやふたつはあるはず。
子供に過大な期待をしてしまったり、心配のあまり暴走したりする夫婦の姿には、
きっとどんな親も自分の経験を重ねてしまうだろうと思います。
そして、必ずしも血縁にこだわる必要はないということなんですね。

内容よりもさらに心ひかれたのは舞台設定。
Stanleyvilleという架空の町のセットをジョージアに作って撮影したのだそうですが、
街並みといい、風景といい、とても素敵。
夫の方は鉛筆工場に、妻の方は鉛筆ミュージアムに勤めているという設定ですが、
鉛筆の製造工程を見せてくれるシーンはとてもよかったです。
ティモシーが女友だちと落ち葉で作る秘密の場所も、本当に素敵でした。

暖かい気持ちになれる、良作でした。

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

桃太郎か力太郎

投稿日:2018/09/24 レビュアー:みなさん(退会)

こんな私でも、たまには優しい映画を観る。(笑)

いつも、ヌタヌタグチョグチョのスプラッタ・ホラーばかり観ているワケではない。『戦争と平和(56)』のような文芸大作だって観るし、メロドラマの頂点『風と共に去りぬ(39)』なんか好きな映画のベスト3に挙げている。フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのミュージカルは愛するあまりレビューすら書けない。ファミリー向けの『アニー(82)』は繰り返し観て涙するし、アニメだってそこそこ観ている。
ヴィスコンティだってベルイマンだって嫌いじゃない。中学生の時に観たきりってだけの話しだ。(いまさら観たいと思わないが……)
安っぽいインディーズなんか、何だかんだ言っても、よく観ている。(貶してはいても、観てるってことは、好きなんだよなぁ)

そんなワケで、本作品は、ディズニー映画らしい、ハートウォーミングな1本である。大作映画も良いが、作り手の個性が現れる小品の方が、個人的には好みだ。(笑)

――グリーン夫妻は子供に恵まれず、医者からも諦めるように宣告されてしまう。
その夜、二人は諦める決意をするが、最後に、持つことの出来なかった自分たちの子供をイメージする遊びに興じる。「音楽の才能がある」とか「サッカーで決勝ゴールを決める」とか、それは二人の願いでもあった。二人は、それを紙に書いて箱に入れると、木の根もとに埋めた。叶わなかった願いを自らの手で葬ったのだ。
ところが、その夜、二人の前に男の子が現れる。ティモシーと名乗った男の子は、まるで土の中から這い出てきたかのように泥だらけだった。そして、何故か両足に数枚の葉っぱが生えていた。
……というお話し。

民話によくあるパターンの出だしだった。子供が欲しいという願いは「洋の東西を問わないのだなぁ」と、ちょっと感心してしまった。「桃太郎」にしても「力太郎」にしても、子宝に恵まれなかった誠実な老夫婦のもとに突然、男の子が遣って来るお話しである。たいていは、男の子は早々に大きくなって鬼退治に出掛けてしまう。あくまでも、不思議な子供が物語の中心である。

けれど、本作品は、グリーン夫妻のお話し。二人は、ティモシーを通して親としての自覚に目覚めて行くことになる。その辺りが面白い。

妻役にジェニファー・ガードナー。『エレクトラ(05)』よりも遥かに良い。個人的には『エレクトラ』は好きな作品だが、女優としての彼女を見ると、本作品の方が輝いていた。

夫役には、『ザ・ギフト(15)』のジョエル・エドガートン。ちょっと地味目だが、いい雰囲気を醸し出していた。

ティモシーを演じた男の子が抜群に可愛らしくて、世の中ってのは「残酷だなぁ」とシミジミ思った。どんなに可愛いらしくても、いつかは大人になってしまうわけだし、その時、見た目のギャップに“殺されて”しまうのは目に見えている。(溜息)
彼の名前は、CJ・アダムズ。ギャレス・エドワーズが監督した『GODZILLA/ゴジラ(14)』で主人公フォードの子供の頃を演じていた。

ちなみに、脇を支える役者陣が豪華で、『死霊館(13)』のロン・リヴィングストンと『レイチェルの結婚(08)』のローズマリー・デウィット。この二人は実生活で夫婦である。
ウディ・アレン監督作品の常連でオスカー女優のダイアン・ウィースト。
ティモシーの女友達役で出演しているのが、『レディ・バード(17)』のオデイア・ラッシュ。
『モアナと伝説の海(16)』でオスカーの歌曲賞にノミネートされたアーティストのリン=マヌエル・ミランダ。
名バイプレイヤーのM.エメット・ウォルシュ、デヴィッド・モース。
『ツイスター(96)』のロイス・スミス!
これだけ揃ったら、顔を見ているだけで楽しい。(笑)

季節の移ろいとともに、ティモシーの葉っぱは落ちてしまい、その役目を終える。いつの世も別れは切なくて辛い。でも、あたたかくて優しい。
どんな別れも、優しくありたいものだ。

ところで、本作品は、日本では劇場未公開になっている。何で未公開なんだ? ホント、日本人ってのはバカばっかりだ。小さなシネコンで、マーベルの作品ばかり上映しないで、たった1スクリーンでもいいから、ちゃんとした映画を上映して下さい。(溜息)

オススメ!

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1〜 5件 / 全20件

ティモシーの小さな奇跡

ユーザーレビュー

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ハートフル

投稿日

2013/07/13

レビュアー

ミルクチョコ

劇場未公開映画。見終わって温かい気持ちになれるのに、もったいないですね。
子供のできないカップルが体験した不思議で心温まる話。

子供を産むことができないと告げられた夫婦ジム(ジョエル・エドガートン)とシンディ(ジェニファー・ガーナー)。
その夜、もし自分たちに子供が出来たらきっとこんな子供だと、熱烈に語り合います。もう、このシーンからウルウルしちゃいます。
そして子供への思いを断とうと理想の子供像を紙に書き出し、庭に埋めたところ、真夜中にくるぶしから葉っぱの生えた10歳の男の子ティモシーが出現します。

夫婦が迷いなくティモシーを受け入れるところや、奇跡という名で起こる良き出来事。
夫婦が紙に書いて埋めた事が、現実の事なって現れます。優しく音楽もアートの才能もあり、運動音痴だけど一度だけサッカーでゴールを決めるという、このゴールも面白かったです。
でも紙に書いたことが実行されるたびに、葉っぱが一枚ずつはがれていくんですね。

ティモシーが来てから、夫妻の周りの人間関係にも少しずつ変化が見られるようになります。
ずっと父親と打ち解ける事が出来なかった親子の和解や、上司にずっと不満を抱いていたシンディ。

最後の一葉のように、くるぶしの葉っぱが落ちていくたび、ティモシーとの別れの時が近づいていきます。
ティモシーがいなくなるとき、時間は有限ではないという意味も込められているのでしょうね。
このティモシー役の少年がとっても可愛らしかったです。
またジョニーと作った葉っぱの隠れ家の美しい事!
切ないし、見終わって心温まる映画でした。

ディズニーらしい心温まる童話

投稿日

2013/05/23

レビュアー

QWERTY

アメリカでは評論家受けが悪かったみたいだけど、「だろうな」て感じ。
彼らは基本的に“暗くて、遅くて、結果何も起こらない”映画が大好物。
僕の好みとは対極にあるので全く信用してません。今回も奴らの酷評は無視して正解でした。

子宝に恵まれなかったグリーン夫妻は、あきらめて前に進むため
「もし自分たちに子供がいれば、こんな子が良かったな」という願望を紙に書くことにします。
「バカ正直なくらい素直」とか「絵の才能がある」とか「運動音痴だけどサッカーで決勝ゴールを決める」とか
そういう他愛もないことです。
で、その紙を箱に入れ庭の家庭菜園に埋めました。
するとその日の晩、嵐が起こり、二人の家に突然「ハイ♪僕、ティモシー」と泥だらけの少年が現れます。
普通ならホラー映画並に怖いシチュエーションですが、そこはディズニー映画(笑)
夫妻は自分たちの子供として育てることにしました。

実はティモシー君、マジカルな子供とはいえ、何の魔法の力も持っていません。
脚に葉っぱが生えている以外、いたって普通の少年です。
そんなティモシー君は、グリーン夫妻の願望を一つずつ実現していきます。
が、二人の意図とはちょっと違う形で実現していくのがユーモラスです。心温まります。
そして、ティモシー君と暮らすうち、グリーン夫妻も親として成長していきます。
しかし・・・

その先は誰もが予想する展開になるわけだけど、こういう映画はそれでいいんです。
私のようなやさぐれた人間には心癒されるとても良い映画でした。

葉っぱとともにやってきた子♪ささやかな感動を〜

投稿日

2013/06/06

レビュアー

MM3

事前情報無しで見ましたが、
これが、小粒ながらなかなか温かい童話というかファンタジーというか。
なんかよかったですな〜。


子宝に恵まれない夫婦に起こった奇跡を
夫婦の回想形式で描いています。

この夫婦「子供ほしーなー」「こんな子がいいなー」なんて言いながら
その事を紙に書いて庭に埋める。

そしたら、ある嵐の夜、
男の子が現れた・・・・!?

ティモシーと名乗ってる。

まー、ここで現実的なこと言っちゃうと
物語ぶち壊しなんで
ここは流れに任せて観てみましょう♪

その子を息子として育てる夫婦。
で、ティモシーは
夫婦が書いた「こんな子がいい」リストを
ちょっとだけ違う形だけど実現してくんですね。

で、夫婦も「親」として成長してくって話。

ただ、このティモシー君、
なんと足に葉っぱが生えてる。

何枚も。

その葉っぱが意味するものは何!?


ま、ベッタベタな展開ですが
それでもイイ。

わかてってても、終盤はグッとくるね。


当たり障りの無い物語だけど、これはそれでイイ!って感じ。

タイトルの「小さな奇跡」とはまさにそう。
ささやかな感動物語です。

この夫婦にとっては一生の思い出でしょうけどね♪

舞台設定が素敵

投稿日

2013/07/07

レビュアー

パープルローズ

長年の不妊治療の末子供を諦めた夫婦の元に、突然現れ、そして突然去って行った不思議な子供、ティモシー。
彼と過ごした時間は、ふたりにとって宝物のような時間だった。
ストーリー展開はちょっとファンタジックすぎるのですが、
子供を育てた経験のある人やこれから親になろうという人にとっては、心の琴線に触れる部分が必ずひとつやふたつはあるはず。
子供に過大な期待をしてしまったり、心配のあまり暴走したりする夫婦の姿には、
きっとどんな親も自分の経験を重ねてしまうだろうと思います。
そして、必ずしも血縁にこだわる必要はないということなんですね。

内容よりもさらに心ひかれたのは舞台設定。
Stanleyvilleという架空の町のセットをジョージアに作って撮影したのだそうですが、
街並みといい、風景といい、とても素敵。
夫の方は鉛筆工場に、妻の方は鉛筆ミュージアムに勤めているという設定ですが、
鉛筆の製造工程を見せてくれるシーンはとてもよかったです。
ティモシーが女友だちと落ち葉で作る秘密の場所も、本当に素敵でした。

暖かい気持ちになれる、良作でした。

桃太郎か力太郎

投稿日

2018/09/24

レビュアー

みなさん(退会)

こんな私でも、たまには優しい映画を観る。(笑)

いつも、ヌタヌタグチョグチョのスプラッタ・ホラーばかり観ているワケではない。『戦争と平和(56)』のような文芸大作だって観るし、メロドラマの頂点『風と共に去りぬ(39)』なんか好きな映画のベスト3に挙げている。フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのミュージカルは愛するあまりレビューすら書けない。ファミリー向けの『アニー(82)』は繰り返し観て涙するし、アニメだってそこそこ観ている。
ヴィスコンティだってベルイマンだって嫌いじゃない。中学生の時に観たきりってだけの話しだ。(いまさら観たいと思わないが……)
安っぽいインディーズなんか、何だかんだ言っても、よく観ている。(貶してはいても、観てるってことは、好きなんだよなぁ)

そんなワケで、本作品は、ディズニー映画らしい、ハートウォーミングな1本である。大作映画も良いが、作り手の個性が現れる小品の方が、個人的には好みだ。(笑)

――グリーン夫妻は子供に恵まれず、医者からも諦めるように宣告されてしまう。
その夜、二人は諦める決意をするが、最後に、持つことの出来なかった自分たちの子供をイメージする遊びに興じる。「音楽の才能がある」とか「サッカーで決勝ゴールを決める」とか、それは二人の願いでもあった。二人は、それを紙に書いて箱に入れると、木の根もとに埋めた。叶わなかった願いを自らの手で葬ったのだ。
ところが、その夜、二人の前に男の子が現れる。ティモシーと名乗った男の子は、まるで土の中から這い出てきたかのように泥だらけだった。そして、何故か両足に数枚の葉っぱが生えていた。
……というお話し。

民話によくあるパターンの出だしだった。子供が欲しいという願いは「洋の東西を問わないのだなぁ」と、ちょっと感心してしまった。「桃太郎」にしても「力太郎」にしても、子宝に恵まれなかった誠実な老夫婦のもとに突然、男の子が遣って来るお話しである。たいていは、男の子は早々に大きくなって鬼退治に出掛けてしまう。あくまでも、不思議な子供が物語の中心である。

けれど、本作品は、グリーン夫妻のお話し。二人は、ティモシーを通して親としての自覚に目覚めて行くことになる。その辺りが面白い。

妻役にジェニファー・ガードナー。『エレクトラ(05)』よりも遥かに良い。個人的には『エレクトラ』は好きな作品だが、女優としての彼女を見ると、本作品の方が輝いていた。

夫役には、『ザ・ギフト(15)』のジョエル・エドガートン。ちょっと地味目だが、いい雰囲気を醸し出していた。

ティモシーを演じた男の子が抜群に可愛らしくて、世の中ってのは「残酷だなぁ」とシミジミ思った。どんなに可愛いらしくても、いつかは大人になってしまうわけだし、その時、見た目のギャップに“殺されて”しまうのは目に見えている。(溜息)
彼の名前は、CJ・アダムズ。ギャレス・エドワーズが監督した『GODZILLA/ゴジラ(14)』で主人公フォードの子供の頃を演じていた。

ちなみに、脇を支える役者陣が豪華で、『死霊館(13)』のロン・リヴィングストンと『レイチェルの結婚(08)』のローズマリー・デウィット。この二人は実生活で夫婦である。
ウディ・アレン監督作品の常連でオスカー女優のダイアン・ウィースト。
ティモシーの女友達役で出演しているのが、『レディ・バード(17)』のオデイア・ラッシュ。
『モアナと伝説の海(16)』でオスカーの歌曲賞にノミネートされたアーティストのリン=マヌエル・ミランダ。
名バイプレイヤーのM.エメット・ウォルシュ、デヴィッド・モース。
『ツイスター(96)』のロイス・スミス!
これだけ揃ったら、顔を見ているだけで楽しい。(笑)

季節の移ろいとともに、ティモシーの葉っぱは落ちてしまい、その役目を終える。いつの世も別れは切なくて辛い。でも、あたたかくて優しい。
どんな別れも、優しくありたいものだ。

ところで、本作品は、日本では劇場未公開になっている。何で未公開なんだ? ホント、日本人ってのはバカばっかりだ。小さなシネコンで、マーベルの作品ばかり上映しないで、たった1スクリーンでもいいから、ちゃんとした映画を上映して下さい。(溜息)

オススメ!

1〜 5件 / 全20件