紳士の品格

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チャン・ドンゴンssiは「イブのすべて」（2000年MBC）以来のドラマ出演ではないかと思います。
久々とはいえ、チャン・ドンゴンssiを主演としてキャスティングした訳ですから、いかにラブコメとはいえドタバタにはできません。
まあそのあたりは「シティーホール」など、大人の恋を巧みに描くことで定評のあるキム・ウンスクssiの脚本ですから心配ありませんし、コミカルな部分もしっかりと計算されていて、本線のラブラインを邪魔しない程度の演出に抑えられていますので、大人のラブコメとしてお楽しみいただけると思います。

ドラマは、41歳の男性（チャン・ドンゴンssiは実年齢40歳）４人×年代の異なる４人の女性とのお話で、チャン・ドンゴンssiとキム・はヌルssiが演じるキム・ドジンとソ・イスのエピソードから入ります。ドジンは、建築事務所の所長で容姿端麗なれど性格的に問題のある独身主義者という設定で、高校の倫理教諭をしているイス先生と恋に落ちるという流れです。
ドジン以外の男性役3人を演じるのはキム・スロssi、キム•ミンジョンssi、イ•ジョンヒョクssiという豪華キャストです。
一方、イス先生以外の女優陣は、キム・スロssiと絡むプロゴルファー役のユン・セアssi、イ・ジョンヒョクssiの妻役でキム・ジョンナンssi、キム・ミンジョンssiと絡むのはキム・スロssiの妹役のユン・ジニssiというバラエティー豊かなメンバーとなっています。

男性4人には年齢的な共通点はあるものの、彼らが抱えている問題はそれぞれ異なっていますし、カップルとの間の問題もそれぞれ異なります。三角関係とか四角関係というのではなく、どのカップルも1対1の関係で描かれているのがいつもの韓ドラらしくなくて逆に新鮮で、幅広い年齢層に共感されるのではないかと思います。

　このシリーズの展開というか、言葉使いや話の流れやエピソード、まさに部活の延長って感じ。気のあう友達ができれば、男女関係なく、あるある・・・でも、男の方がその関係から離れられないのかもしれない。

キム・ハヌルさんのかわいさは、出したいけど抑える愛情表現の仕方が品があって好きです。グンちゃんとの恋愛コメディーも悪くないけど、チャン・ドンゴンさんとのほうが落ち着いて見れる感じ。
でも、見ようと思ったのは、コリン役の、ジョンシンが出てたからで、結婚式のシーンで歌った曲が、ジュ二エルの曲なのに、すごくよかった。全体と通して、笑える・泣ける。

中年と言われる人たちだから、経験からわかる暗黙の了解・・こんな部分が多くて、歯がゆいけど理解できる。
一つだけ、キム・ハヌルさんのせりふで、「会った瞬間に、負けたと思った」と、ドンゴンさんの初恋の人と顔を合わしたあと、彼女がそう言うシーンに、一番納得しました。
これこそ、経験しないと、そのせりふのニュアンスというか、重みはわからないだろうな・・という感想です。

期待通りの内容でした。私の韓流ブームはチャンドンゴン様が原点です！イヴのすべて・・・で惚れこんでしまって、今のドンゴン様は紳士的な感じで素敵に歳を重ねておられるな〜と思います。ハヌル姉さんはとてもキュートで仕草がとても可愛くて、あんな恋をもう一度してみたいな〜なんて思わせてくれるような内容でした。他の俳優さんもとても素敵であんな４０代いないよな〜て（笑）微笑ましい大人のラブコメ・・・おすすめです☆

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（本文中にラストに関する内容があります）
韓国ではなかなか人気があったドラマだったようで４人の大人の恋愛事情がコミカルに描かれています。
しかし、チャン・ドンゴンさんが惜しい。。。
二枚目なのは認めるが、私にはカッコ良く見えなくてコメディを演じるにはちょっと中途半端でした。
それを補うのは、もちろんその他のおじさんコンビ。
容姿では到底ドンゴンさんには叶いませんがコメディ演技のセンスはピカイチで、メインのラブストーリーよりもイ・ジョンヒョクさん、キム・スロさん、キム・ミンジョンさんらの癖のある男たちに爆笑させられました。
だから前半のハヌル＆ドンゴンカップルよりも後半のサブストーリーの方が断然楽しめたのよね。私だけかしら？

さらに、この物語の特徴は、ドラマが始まる前に昔のいろいろな彼らのエピソードが描かれていてまるでショートコントのよう（笑）
昔のエピソードを演じるのですから、それはそれは無理なくらい若作りでの登場に噴出してしまいますよ。
そこではたくさんのパロディもあって、過去のドンゴンさん主演の映画などもパロディされてます。有名な人気ドラマも登場しますよ。
画面から４人のおじさんたちが楽しそうに演技してるのが感じられます。
学生時代、つまらなーい事から一生続く友情を得た彼ら、１番大切なのは仲間であり、恋愛に関してはなかなかの肉食系。
過去に純粋な恋愛経験もありますが女性には目がないんですよね。
そんな彼らがそれぞれ愛する女性と出会い、恋愛本気モードになっていきます。
彼らはどうやって彼女らの心を得ることができるんでしょうか。。。

そんななか唯一の既婚者ジョンロクはイ・ジョンヒョクさんで、最強の妻がいるのにかかわらず、女性問題を起こしてばかり・・・
イ・ジョンヒョクさんといえばこんな軽い役は珍しいですよね。
私は昔観た『グリーンローズ』での役柄が怖くてそのイメージがなかなか消えずにいるのでこれはインパクト強かったな〜

会社経営よりも野球に重きを置き、美しきプロゴルファー、セラにゾッコン。結婚願望への温度差が感じられます。
テサン（キム・スロ）はかなりの熱血漢で熱い男、これも笑っちゃうんです。

エリート弁護士であるチェ・ユン役キム・ミンジョンさん。昔と違って、最近二枚目役が多いですね。
このユンとテサンの１７歳違いの天真爛漫な妹メアリとの恋にも涙します。

そしてそして、私的にもうひとつ楽しみにしてたのはコリン役のイ･ジョンヒョン♪
母に黙って、昔愛した母の恋人を探しにきます。それが実の父だと知りながら、彼は４人の中で誰なのか知ろうとするのですが。。。
どー見たって、彼のアジア離れのあの西欧風の顔立ちはドンゴンさんしか考えられないでしょーーーーーまったく！
ほかの３人が自分かもしれないとドキドキする所は、もしもし・・・と突っ込みたくなりました。

声もルックスもいい彼は劇中に歌うシーンがあったのが嬉しくて。ソウル歌謡大賞で、イ・ジョンヒョンさんはOST賞を受賞したよねーー
ヘアカラーがもうブラックに戻ってて、あー茶髪のコリンではなかったのが残念だったわ。

最後まで楽しく見ていたのですが、ラストの愛の告白はもう残念ー
あんな告白最高に素敵だったのだけど、あれはyou tubeにアップされている実際にあった告白シーンのパクリです！！！
以前テレビで紹介されてるのをみてすっごく感動したものなのに、まさかここで出てくるとは。。。
実際には、車の荷台に座った彼女が車が動き出した途端、まるでミュージカルのように、友人たちが音楽にのせて突然現れ歌って踊ってくれるんです。
彼女にとってはみんな知ってる顔ばかりです。
恋人が友人に出演依頼して、自分のプロポーズをプロデュースしたものでした。
しゃれてるよね＾＾

だから、それをまんま、パクルなんてと、がっかりしたんです。
ドラマにおけるストーリーとしては素敵だったけど、『紳士の品格』より、本家の方が完成度が素晴らしかった。。。

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　スタードラマなので「顔ぶれを楽しむ」と割り切ってご覧になるとよいでしょう。

「キム・ハヌル」が「チャン・ドンゴン」と！！どんな出会いがあるのかしらん？
これが、この上なく素敵な滑り出し。非常にテンポよく序盤楽しめるでしょう。

「チャン・ドンゴン」が昔からの大親友「キム・スロ」「キム・ミンジョン」「イ・ジョンヒョク」らと、仕事する時間もないくらい（笑）しょっちゅう会って。
中盤から恋模様が沈滞気味でアレレ？と思いますが、まあ野郎４人組が健在だから、いいやって。
主演の二人は人気者過ぎて制約が多いのか、私にはキャラクターが魅力的に見えなかったですが、脇の「イ・ジョンヒョク」や「ユン・セア」の弾けっぷりが非常に楽しかったです。
「チャン・ドンゴン」はカッコいいけれど痩せすぎ。
「キム・ハヌル」のドラマの中では、あんまり出来はよくないように感じますが、序盤の楽しさと面々を見るだけで楽しかったので星３つ半。