ディラン・ドッグ　デッド・オブ・ナイト

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

それなりに楽しめました。
狼男、吸血鬼、ゾンビなどが人間世界に紛れている社会。
もっといろいろなモンスターがいるだろう！
なぜか限定的なのは、おいておきます（笑

コミックのような作品でした。
映画では無く、テレビドラマ的な作りの方が良かったと思います。
あと、ストーリーや設定が中途半端だったのも残念。

人間の探偵なのに、モンスターたちと生身で殴り合うとか？？？でした。
ストーリー展開も、ディラン・ドッグが何でも知っていて、サクサクと進んでしまいます。
ドキドキもハラハラもあったもんじゃない！

観る側がおいて行かれている感が否めませんでした。
監督の頭の中に、好きなコミックがあって、それを映像化した感じ。
だからそのコミックを知らない人が観ると物足りないと思います。
かくいう私もそのコミック？を知りませんので、イマイチ感があります。

世界観はありきたりですが、ストーリー次第ではもっと面白くなったと思います。
相棒がゾンビになり、苦悩する姿はなんとも苦笑いでした。

惜しい作品だと思いました。

ストーリーも出てくる役者も漫画だね。

途中ウトウトしてしまって内容が飛んでしまったにも拘らず途中からでもまた入って行けるのが漫画だね。

費用かけて映画にするんじゃなく5作シリーズくらいのTVドラマでいいのかも。

最後でてくるバンパイア？はスターウォーズにもでてたよね？？？色は赤くなく黒かったけど・・・

フィルム・ノワールをヒーローものとホラーで味付けして現代風に作ってみましたといった作品。
才能のある人が関わっていれば、これらの要素がうまく組み合わさって面白い作品ができるのでしょうが、本作は、つまらない。
ストーリィは、恥ずかしくないかなと思うぐらいに、ノワールものの典型パターンで、先もオチも読めてしまって、新味なし。
そして、役者がダメ。語りを使ったハードボイルドものなのに、主人公については、どこから見てもタフで優しさを隠し持つハードボイルドな探偵には見えませんでした。
そして、ファム・ファタール役にも、お嬢さん役不足ですよと言いたくなるぐらいに色気がありません。
映像的にも印象に残るシーンは皆無。ストーリィ、役者、映像のすべてがダメ。
過去の作品に頼っただけで、制作者に才能のカケラもないことを露呈しています。
唯一の救いは、コミカルな役回りの主人公の相棒。彼の存在で、かろうじてプロの作った映画らしくはなっていて、なんとか最後まで観ることはできます。
こういうつまらない映画を観ると、クラシック映画の偉大さが再確認できます。
過去の作品を真似ることは決して悪いことではなく良いことだと思います。
そして、それを生かすことに制作者の才能が発揮されるわけですが、本作はダメな模倣に終わっている凡作。

　イタリアのコミックの映画化。うーん面白くなりそうなんだけど……。
　吸血鬼や狼男など魔物が人間に化けて隠れ住んでいるという設定の世界。
　唯一、私立探偵ディランドッグ（ブランドン・ラウス）だけがその実態を知り、人間社会と魔物の世界を行ったり来たりしながら、事件を解決していく――。
　読んだことないけど、たぶん原作は50年代ミステリ・ハードボイルドにホラーアクションを足したものなってるんじゃないですかね。
　映画のほうはディランの事務所の50年代な感じとか、父親を殺された美しい女性の依頼という私立探偵ものの定石を踏んだストーリーで嬉しいところもあります。
　しかし『スーパーマン　リターンズ』のラウス演じるディランがどうもつるんと軽く、その辺のあんちゃんにしか見えないのが残念です。
　彼の軽い存在感で、せっかくの異世界感が邪魔されているような気もします。
　また彼の愛車がＶＷのビートルであるというのが（車自体は好きですけど）、クラシックなのかどうなのか微妙な感じで、この映画を象徴しているような気がします。
　そしてコミカルな演出（ディランの相棒のゾンビ化など）が多いのも、予想外。
　闇がなく怖くなく、軽く薄く明るく。グラフィック・ノベルという言葉からする重いイメージよりも、少年漫画を映画化して高校生くらいがターゲットというジュブナイル作品というほうが近いかな。
　真相というかオチも定石を踏んでいますが……あまり面白いものとは言えなかったですね。お暇ならの30点。

冒頭３分間はこれからどんな展開になるんだろうとワクワクドキドキさせるスピィーディーでいい感じの滑り出し。
ところが、主人公の私立探偵が出て来たとたんに急激に物語は失速。
ヴァンパイアや狼男、ゾンビが人間社会に紛れ込んで生活しているという面白そうな設定なので、
ホラーかホラーコメディを想像していたのですが、
淡々と退屈なシーンが続く…。
登場人物たちのほとんどはモンスターという設定だけど、
ゾンビもただの汚い人という感じで人を喰ったりしないし、
ヴァンパイアも、狼男も戦闘時以外は人間と同じ外見なので、
一部のアクションシーン以外は、だらだら面白く無い火曜サスペンス劇場を観てる感じ。
なんのカタルシスも無いままラスボス戦に突入しエンディング。
B級ホラーとか大好きな私たち夫婦が二人とも途中で寝てしまった映画はこれが初めてです。
ひたすらダラダラと退屈で108分が180分くらいに感じられる映画でした。