最終目的地

最終目的地の画像・ジャケット写真
最終目的地 / アンソニー・ホプキンス
全体の平均評価点:
(5点満点)

12

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「最終目的地」 の解説・あらすじ・ストーリー

日本でも評判を呼んだピーター・キャメロンの同名小説を名匠ジェームズ・アイヴォリー監督が、アンソニー・ホプキンス、ローラ・リニー、シャルロット・ゲンズブール、真田広之ら実力派俳優陣の共演で映画化した文芸ドラマ。自殺した作家が残したウルグアイの古い邸宅を舞台に、作家の伝記執筆の許可を求めて現われたアメリカ人青年と遺族たちが織りなす人間模様を繊細な筆致で描き出す。アメリカの大学院生オマーは、自殺した作家ユルスの伝記を執筆すべく遺族の公認を求めるも、あえなく拒絶されてしまう。そこで直接説得するため南米ウルグアイにある亡き作家の邸宅へと向かう。そこでは作家の妻、作家の愛人とその娘、作家の兄とそのゲイの恋人が奇妙な共同生活を送っていた。

「最終目的地」 の作品情報

製作年: 2009年
製作国: アメリカ
原題: THE CITY OF YOUR FINAL DESTINATION

「最終目的地」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

最終目的地の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
117分 日 吹 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語/(一部スペイン語)
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PDSZ300224 2013年04月12日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
17枚 3人 2人

【Blu-ray】最終目的地(ブルーレイ)の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
117分 日本語・日本語吹替え用字幕 1:リニアPCM/ステレオ/英語・スペイン語
2:リニアPCM/ステレオ/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PDBV300224 2013年04月12日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
17枚 2人 0人

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後からじわり

投稿日:2013/03/29 レビュアー:ミルクチョコ

ジェームズ・アイボリー監督が、傷ついた男女の心の再生を紡いだ少し奇妙な人間ドラマ。
アメリカの大学院生オマー(オマー・メトワリー)は、自殺した作家ユルス・グントの伝記を書く許可を得るために、遺族を説得すべく、南米ウルグアイの辺境の地にやって来ます。
ウルグアイの人里離れた邸宅では、自殺した作家の妻キャロライン(ローラ・リニー)、作家の愛人アーデン(シャルロット・ゲンズブール)とその娘、作家の兄アダム(アンソニー・ホプキンス)とアダムのパートナー、ピート(真田広之)とが、時が止まったかのような奇妙な共同生活を送っています。
共同生活を送る血の繋がらない人々を結びつけるのは、今は亡き作家の幻影。彼の記憶に支配されながら、漂うように生きる彼らの暮らしぶりは、ひどく現実離れしているように思えました。

ウルグアイという安住の地を主人公が踏み込むことで、彼らの日々にに大きな風穴を開けることになったのでしょう。それすら心地良い感じがしてしまいます。ゆっくりと、変わってゆく彼らの世界。
流れる時間は静かで、これでいいのだろうか、という思いはあったのだと思います。

真田広之は、ホプキンスの恋人役という驚きの役どころ。アメリカではまだ東洋人は認められないのかな〜?と思いきや、そうでもないですね。ホプキンスの器の大きさに、負けてないです。女性陣はローラ・リニーの気の強い美しさ、シャルロット・ゲンズブールの可愛さが対照的です。

物語自体は驚くようなものではないのですが、人生の深淵に触れたような思いが残ります。
全ては収まるべきところに収まって、ほっと一息が付けました。
後からじわりと効いてきます。

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それぞれのFINAL DESTINATIONネタバレ

投稿日:2013/04/22 レビュアー:casey25

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この映画はウルグアイの地を舞台に展開するがここをFINAL DESTINATIONとしない人物が少なくとも2人出てくる。ローラ・リニー演じる未亡人と作家志望の男をNYから追いかけてきたアメリカ人女性である。2人とも最後の都会のオペラ鑑賞の場では輝いていた。未亡人は元来オペラ好きであり知的かつ裕福な生活のなかでこそ光り輝く。もう一人のアメリカ人女性は頭脳明晰、なんでも
理性的、論理的に説明しつくべきと考え米国内でこそ本領を発揮する。
そしてこの地に残った作家志望の青年、死んだ作家の愛人とその子供、死んだ作家の兄とゲイのパートナーの日本人。彼らはウルグアイにいるべき理由がある。
老人のゲイパートーナーの真田広之の役は最初は屈辱的に思えたがもはや老人の望みは残った人々が幸福に生活するのをできるだけ長く見守ることである。
名優たちの持ち味を生かした小さな宝石箱のような作品。

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のんびりとしたゆるやかな時の流れ

投稿日:2013/06/08 レビュアー:Yohey

あんまり予備知識もなく観てみました。あらすじからみれば、「なんだ、よくある情念のドロドロした感じのものなんかいな」と思ってしまうのですが、かなりの拍子抜け。のんびりとしたゆるやかな時間の流れる南米の地で、ラテンのノリとかそういうのは全くなく、ゆるやかにゆるやかに時は流れるんだけど、少し外からの力で変わっていく、そんな感じを本当、ゆるやかに描いていっております。

アンソニー・ホプキンスと真田広之がカップルの役をやっていて、その取り合わせに「えっ?」と思ってしまうのですが、これがいい感じなんですね。いそうなんです。本当に。

全体的に無理をしていないあるだろうな、っていう話の流れでして、映画としてはどうかな、とは思うけど、まぁ、たまにはこういうのもいいかな、とゆっくりと観る作品かと思います。

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真田広之とアンソニーホプキンスのキス。

投稿日:2013/05/29 レビュアー:みむさん

「眺めのいい部屋」「ハワーズエンド」のジェームズ・アイヴォリー 監督作。

見てなるほどです。
「ハワーズエンド」観たときと似た感覚。

本作は
自殺した作家ユングの妻、愛人、兄、兄の愛人が暮らすウルグアイの邸宅に
その作家の伝記を書く承諾を得るためにやってきたオマーが、
その遺族達の生活にあらたな風を吹き込む、といった感じ?
イイ感じに風穴があいた、とでもいうのかな。

とにかく、この遺族の方々、
喪失した悲しみは乗り越えたかのように見えますが、
なにか、影がある感じ。
そして、どうも、良くも悪くもユングの思い出や記憶に縛られてる。

ユングをなくしてから、あえて生活を変えずに、
かつ波風をたてずに、
そのまま暮らしていくのが暗黙の了解なのか、
それとも、そうしようと決めたのか。

そこへ、異色の人間がやってくる。

それで、この遺族達が
徐々に変わっていくのが良いです。


いかにも文芸ドラマな、
ゆったり、上質な感じの映画。

しかし、ビックリしたのは
真田広之の役どころ。
事前情報なしでみたのでまさかゲイだとは(笑


そして!


まさかのアンソニーホプキンスとのキスシーン!!!!


ディカプリオとアーニーハマー
マットデイモンとマイケルダグラス
これは最近話題になった男同士のキスだけど、
この真田×ホプキンス のペア話題になってた????

方やハリウッド進出の日本人俳優、
方や誰もが知る名俳優

なのに、あまり話題になってなかったような。


まあ・・・・それはいいとして・・・(笑


紆余曲折あったそれぞれが行き着く場所
そんな意味をこめての「最終目的地」っていうタイトルなのかな。


じっくり楽しめるドラマです♪

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過去に封じ込められた世界ネタバレ

投稿日:2013/07/05 レビュアー:ポッシュ

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 ジェームズ・アイヴォリーらしい耽美主義的な物語。この「たゆたう」雰囲気に浸れると、たいへん心地がよい作品です。

 レビューはまだ少ないながら、この映画の美点と世界観を端的に言い当てているものが既に並んでいますので、自分は少し違う観点から感想を。

 自殺した作家の周囲に集う人々の物語なのですが、そもそもこのベストセラー作家が書いた唯一の著書『ゴンドラ』は、裕福なユダヤ人がナチスの迫害を逃れてヨーロッパから南米ウルグアイに流れ着いたという、彼の両親のことを描いた物語らしいです。西欧から第三世界へという「貴種流離譚」的なこの作家の出自も魅惑的なら、死してなお妻も愛人もその場所に留まって彼の幻影とともに暮らしているという、時間のエアポケットのような瀟洒なお屋敷での生活ぶりに、見ているこちらも旅気分で癒されてしまう(笑)。

 誤解を恐れずに言えば、後進国に留まることは「過去」に生きるというニュアンスが含まれている気がする。エキゾティシズム(異国情緒)にはそういう「現実逃避」的な、後ろ向きの嗜好性が感じられるのだ。さらに、ここで暮らす遺族たちは身内の遺産で食いつないでいる訳で、それは「過去」にしがみついて生きているということ。作家の親がイタリアのベネツィアから運んできた“ゴンドラ”が物語の随所に出てくるが、イタリアという国もまた過去の遺産で生き延びてる国って気がして、こういう作品世界の創り上げ方がとても上手いと思う。これは原作の力でしょうかね。そして、それが善いとか悪いとかいうのではなく、そういう「過去に封じ込められた世界」に調和する者と、そうでない者がいるということ。危ういながら均衡を保っていた集団に異分子が入り込むことで変化が生じて、それぞれが「最終目的地」をリセットして留まる者は留まり、出て行く者は出て行ったという、ダイナミクス(力動)のドラマなんですね。その静かな地殻変動を、情緒豊かで優美な画(え)で魅せてくれる。う〜ん、“極上”とはこういうことだよなぁと思う。


 で、ここからは個人的趣味の感想。

 亡き作家の妻を演じたローラ・リニーが、やっぱりイイ!いつもシャツの襟を立てている着こなしが、頑なな未亡人らしい。作家の愛人シャルロット・ゲンズブールがアメリカ人青年を意識してちょっとオシャレしてるのを見て、自分もネックレスを選んでみたりしてるところが、お、なんか可愛いなって思ったのに次のシーンで結局つけてないじゃん!きっとアホらしくなって止めたんだな、あ〜、この女性らしい〜って、小っさいシーンで面白がってしまう自分なのでした(笑)。
 アンソニー・ホプキンスの家で一緒にお酒を飲むシーンも、すごい好き。鮮やかな光沢のあるブルーのシャツ姿でカクテルを作ってるリニー。外のテラスにいるホプキンス爺はブルージーンズを履いていて、ここの色彩の調和具合がハンパなく美しい。窓の内側と外側っていう奥行きのある人物配置、薄暗い室内でリニーの顔は陰り、窓外のホプキンス爺は光を浴びている。運命を動かすのがどっちかが分かる。
 ・・・こんな勝手なおしゃべりをしてると止め処なくなってしまうので、この辺で。

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